線維筋痛症の定義

線維筋痛症の定義はないに等しい

病名には定義があるのが当たり前と思われていますが、定義が事実上ない病名が多く存在します。その理由は

  1. 定義が各国、各学会、各年度で異なる。例:慢性関節リウマチ
  2. 病名を定義したはずだがそれが不適切→解釈が変わり続ける。例:線維筋痛症
  3. もともと病名ではなく症状を病名にした。例:腰痛症

 

これらの病名には定義があるように見えて実際はありません。定義がない病名は毎年新しい説で定義らしきものが変化していきますので病名が信用度の低いものとなります。が、定義づけした世界の著名な教授先生たちは自分の名誉にかけて、推論や仮説で病態生理を証明しようとします。そこには真実からかけ離れた矛盾が生じるので医学の最新理論には嘘が発生するという仕組みがあります。科学というものは常に仮説から生まれるため、新説に嘘が発生してしまうことは避け難いものなのです。


学説の中には常に嘘と真実が混在し、矛盾があり、全ての理論が一つにつながることはありません。よって各自が自分に都合のいい学説を信じ、その信念を元に患者を治療するので混乱が発生するという仕組みがあります。


その中で線維筋痛症は現代医学の中でもっとも混乱している病名であると言えます。混乱している病名は医学の中で主流になることはなく、亜流として放置されることがしきたりであり、そのため医学の典型的な教科書には掲載されることはなく、国家試験にも亜流の医学は採用されません。


よって線維筋痛症はその病態生理が解明されているかのようにアメリカ合衆国では紹介されていますが、一般的な医師には信用されておらず、米国線維筋痛症学会での研究論文は日本には普及していません。日本に普及しない理由は線維筋痛症が亜流であり、信用度が低いからであり、日本人が勉強不足だからではないのです。


逆に線維筋痛症をシステマチックに説明しようとすればするほど、その医師は異端児的に見られてしまうのが現状です。ただし、新説には無限の可能性があります。患者はその可能性を求め、治療実績のある医師の元を訪れ診療してもらえばよいことです(ただし、実績にはマスコミが作り上げた嘘が存在します)。


線維筋痛症はドル箱

痛みのシステムがまだまだ現医学では解明に至っていませんから、研究を進めれば進めるほど仮説・推測で理論を構築していかなければなりませんのでますます医学の本流から孤立していきます。しかしながらそこはまたドル箱であり、商業主義に走りたい医療従事者の蜜の山です。医療従事者には医師以外にカイロプラクター、鍼灸師、柔整師、インストラクター、トレーナー、薬剤師など多くの医師免許を持たない者たちが集まってきますから仮説・推論はますます勝手な都合で膨らみあがり、事実と推測の区別がつかなくなります。


こうした理由から線維筋痛症自体が本流の医師たちに支持されないのです。本流の医師たちが治せない線維筋痛症は、治せないからこそ隙間産業となり、そこには多くの企業がひしめきあって利益を吸い取りにやってきます。肩こりや腰痛を商売道具にすれば莫大な利益をもたらすことはみなさんも承知でしょう。街を歩けばどれほど多くのマッサージ店、カイロプラクティック、接骨院があるか…。そこには線維筋痛症が治るという夢がうずまき誇大広告が氾濫しています。


もちろん、そうした誇大広告や推測のおかげで疼痛システムが年々解明されていきます。しかし、それらは知識の断片でしかなく、線維筋痛症を根治させる理論にまで結びついていません。よって断片的知識は本流の医師たちに無視されています。


線維筋痛症を研究することは現時点では商業主義と結びついた亜流であり信用性が低いという立場にあります。結局、線維筋痛症を研究する者と普通の臨床医はなじりあいになる傾向があり、患者と医師もなじりあいになる傾向があります。なぜなら患者にとっては自殺を考えるほど苦しい病気であるのに、医師がそれを認めない、治せないからです。


私はまじめに線維筋痛症を研究し、治療実績を持つ医師ですが、この私でさえ「痛みを研究していると自負している学者たち」から理論的な攻撃を受けています。彼らは自分たちの理論や定義が正しいと信じて疑っていません。新説にはそもそも嘘だらけだというのに…定義に嘘があることに思考が及ばないようです。


治せることが全てに優先される

しかし、医療にとって信用が全てではありません。新しい分野を開拓する際は常に信用性は低いものです。患者にとって重要なことは、病名や信用ではなく、治るか治らないかです。線維筋痛症は現医学で治せないからこそ医師に信用を得られておらず、治せないからこそ商業主義者が集まってよってたかって研究されているという現状を知りましょう。簡単に治せるのならいがみあうこともありません。また、いがみあい意地になった医師は「100%断言できる」などという非科学者的な言い方をしたりするもので、これがさらに信頼性を損ないます。


線維筋痛症の真実を追究したいのであれば、まずこのことを認識しておくべきです。理論で押し問答しても治さなければ意味がないということです。線維筋痛症学会は診断基準を作成して定義を実体化させようとしていますが、あまり意味がありません。診断したとしても線維筋痛症用の特殊な治療法があるわけではないからです。


線維筋痛症はおおよそ神経痛

線維筋痛症はいまや「中枢感作によって起こる」と言われており、そのシステムは脊髄や脳幹、視床下部、大脳に至るまでの疼痛の錯誤(過敏)によると考えられるようになっています。しかし、患者に生じている中枢感作を画像や採血で証明することは現医学では不可能です。さらになぜ中枢感作が起こるのかについても解明されるに至っていません。まだまだ謎だらけです。


私は中枢感作が起こる原因は、脊髄や神経根が、下方に引っ張られることで、神経根、脊髄、延髄、脳幹などに微小な損傷が起こり(または血行不良が起こり)炎症が起こることを想定して治療しています。これを脊髄・脊椎不適合症候群と名付けました。これは脊椎が前屈する際に脊髄が尾側に引っ張られて生じる神経損傷であり、上方は視床下部付近まで牽引ストレスが及びます。この概念は現医学に全く欠落しています。よって中枢感作の本態は脊髄の強い張力による炎症であると私は確信していますが、「中枢感作は炎症ではない」と私に抗議する者が存在し困惑しています。中枢感作は「脊髄が物理的に引っ張られて起こる」という概念が欠落している者から、こうした抗議をいただくわけで、彼らに説明しても無駄だと悟りました(現医学は脊髄の緊張による病気の概念が欠落しています)。彼らは持論に凝り固まっています。そして意地になっていることを知りました。


もちろん、中枢感作が炎症ではなくシステムであると言いたい彼らの気持ちはわかります。ですが、中枢感作は未だ全貌が解明されていないということを真摯に受取れば「中枢感作は炎症ではない」と断言することは真実を歪めます。人の体の不具合は炎症とそれを伝える信号で表現され、中枢感作も炎症がベースとなって起こっているにすぎません。「ここからは炎症でここからが感作システム」と切り離すことができません。一連なのですから。


米国線維筋痛症学会の迷走

まず、多くの臨床医は線維筋痛症を信じていません。中枢感作を理解している医師もほとんどいません。それだけでなく中枢感作の定義自体も迷走していることは前述しました。


臨床医が不信に思っている病名は他にも疼痛関連病に多く存在します。リウマチ筋痛症、線維筋痛症、筋・筋膜性腰痛症などです。これらは病名と病態が一致していません。病名には病因が記されているのが普通です。


例えばリウマチ筋痛症では自己免疫系による炎症が痛みの原因と考えられ、線維筋痛症では筋線維や結合組織の炎症が痛みの原因と考えられ、筋・筋膜性腰痛は筋肉と筋膜の炎症が痛みの原因と考えられて、最初に病名がつけられたという歴史があります。


しかし、それら当初の病因は誤りであり、これらは全て同じ中枢感作(末梢ではなく中枢が痛みを作りだし、痛み過敏状態にしている)の状態を表していると推論されるようになってきました。つまり当初名付けた病名自体が誤りであるわけですが、誤りを改正せず、病気の定義を変えてつじつまが合うようにしてきたという不誠実があります。


現在、米国線維筋痛症学会では中枢で起こる刺激伝道系の錯誤システムの全てを「中枢感作」で表現しようと動き始めました。この動きは私個人としては歓迎すべきではありますが無理があります。なぜなら中枢感作は人間の全ての臓器の活動、炎症、新生、成長に関わるので生理痛や下痢から眼精疲労に至るまで、ほぼ全ての症状に関与するからです。つまり線維筋痛症学会は人間における全ての科の病態に口を挟もうとしているわけです。それは間違いではありませんが、当初の線維筋痛という言葉の意味からかけ離れ、現医学では解明しきれないシステムの渦にはまり込んでいっているように思えてなりません。守備範囲が広すぎるのでまとまりがつかなくなります。


線維筋痛症患者の苦悩と怒り

線維筋痛症にはさらなる大きな問題があります。それは患者自身です。私は重度の線維筋痛症の患者を現在も必死に治療していますが、彼らの日常生活における苦痛は想像を絶するほど苦しいものです。実際に、あまりに苦しくて自殺した患者もいます。めまい、耳鳴り、吐き気、失神、不眠、悪寒、戦慄、舌の感覚異常、異味症、呼吸困難、眼精疲労、頭痛、三叉神経痛、呂律が回らない、嚥下困難、発汗異常、顔面紅潮、上下肢の痛み・しびれ・だるさ、腰痛、背部痛などが起こります。私はこれらの症状を多数の神経ブロックを組み合わせて治療しますが、普通の医師にはそういう治療が不可能です。保険制度が許していませんし、種々のブロックが不可能です。よって患者を即座に見放し精神科へと廻します。


その理由は上に挙げた症状です。これだけの症状が一度に合わされば、医師は全くのお手上げ状態ですし、精神が崩壊していると誤解するのも無理はないでしょう。普通の医師には上記のような症状に対応できません。よってこれらの不定愁訴がある患者は苦痛と戦いながらいろいろな医師を渡り歩き、そして最終的に医師たちにおおいなる不信と怒りを持つようになります。それはそうでしょう、自殺を考えるほどつらい症状なのに、「精神異常」のように扱われ、まともに診察してもらえず、薬漬けにされるからです。しかし、患者は全財産をはたいてでも治りたいわけですから、ドル箱として利用されます。


線維筋痛症患者は日本の医師に不信

さて、アメリカ合衆国の線維筋痛症学会ではこうした症状がなぜ起こるのかについて研究しているのですが、前述したように、この学会が発表する論文は内容が漸進的かつ推論が多すぎて臨床現場に応用するには確証がありません。しかしながら彼らは患者を精神病患者扱いすることはありませんので、患者は自尊心を守るために、線維筋痛症学会の理論が正論であり、彼らの理論を学ばない医師たちは医者として不適格であるとみなすようになります。「アメリカでは研究が進んでいるのに日本では精神異常者扱いする」と怒りをあらわにし、日本の臨床医を誹謗中傷するという現象が起こります。これがさらに日本の臨床医の怒りを買い、医師と患者が互いに不信感を持つようになっています。


確かに日本では線維筋痛症=精神異常、と扱う不届きな医師が多いことは認めます。ですが、線維筋痛症を治せないのは米国も日本も大差ありません。上記のような、信じがたい数の症状を訴える患者を治せる医師がいますか? 私はその症状の一つ一つに神経ブロックを行い治療していますが、相当な精神力を使います。


患者は苦悩し勉強する

患者たちはまた、どうして痛いのか?の理由を探し、痛みに関する書物を読み漁り、医師以上に疼痛の知識をお持ちであることも知っています(ただし、定義がしっかりしていない理論を絶対視するという偏見の原因になっています)。それらの知識を医師に向けて攻撃する材料にしています。


一度、線維筋痛症をwiki で検索してみてください。すると、診断できない、治療できない、あらゆる苦痛をまとめて捨てたゴミ箱のようになっていることがすぐにわかります。症状の項目は何十行にも渡り、診断基準も症状ばかりの羅列、そして合併症なのか主症状なのか理解不能な膠原病関連病との混合、そしてそれらを治療できるかのように期待を持たせる疼痛の新薬の名前の羅列。


しかし、気づいてください。そこには根本的な治療法が全く掲載されていないことを。そして原因がはっきりしていないことを。いろんな病態生理が言われ研究もされていますが、それらは断片的でつながっていないことを。なに一つまとまっていないことを。治療する科が一定していないことを。


線維筋痛症学会を過信することなかれ

線維筋痛症は原因が特定できない症状をまとめてそう呼んでいるという状態です。この病名は病態を表しておらず、原因も表していません。つまり実体がありません。実体がなく、枝葉の現症ばかりを研究している線維筋痛症学会を過信すべきではありませんし、線維筋痛症学会での研究が「絶対に正しい」と思わない方が賢明です。日本人はアメリカ合衆国での論文は正しいと思い込む癖がついているようですが、それは真実ではありません。アメリカ人が作った疼痛関連の言葉の定義も的外れなものが多いと感じます。例えば、中枢感作の中枢とはどこを指すのか定義されていません。中枢感作は炎症ではないと定義している者がいますが脊髄が引っ張られて生じる中枢感作の思考が欠落していることなどです。


霧の実態をつかむ

私は線維筋痛症の原因を「脊髄・脊椎不適合症候群」であるとすでに断定しています。脊髄に過度な緊張がかかることで、神経根、脊髄後角、延髄、脳幹、視床などが損傷し、中枢感作が複数個所に起こる病態であると推定して根本治療を行っています(高齢者の線維筋痛症の多くは中枢神経への栄養血管が詰まって起こると推測しています)。


損傷した神経系に強い炎症反応が起こるかどうか、または起こりやすさは、本人の自己免疫の状態が関係しています。自己抗体が活発で細胞のターンオーバーが早い状況では強い炎症反応が起こりやすく、中枢感作が起こりやすいでしょう。リウマチ筋痛症はそうした意味合いからつけられた病名であると推測します。これが線維筋痛症がリウマチ科で診療されている一つの理由です。


私の仮説が正しいかどうかは関知しません。その他の病態があるかどうかも関知しません。線維筋痛症は病態が不明なものをそのようなネーミングで読んでいるわけですから、病態がはっきりすればそれは線維筋痛症という名前ではいられません。例えば「脊髄・脊椎不適合症候群」という新たな名前に変わります。ですから、どちらにしても私は線維筋痛症という霧を治療するつもりは全くありません。線維筋痛症の存在を私は認めません。なぜなら、線維筋痛症と診断がつけられた患者を神経根ブロックで完治させた場合、病名は神経根症であって、線維筋痛症というネーミングはそもそも間違っているのですから。


私は肩こりなどの線維筋痛症様の症状を呈する方々を頸部神経根ブロックでことごとく完治させていますが、ならばこれらは線維筋痛症ではなく頸椎神経根症です。治してしまえば線維筋痛症という病名は消えます。線維筋痛症の定義はそれほどあいまいです。患者にとって重要なことは理論ではなく治せるか治せないかそこだけです。治せる医師の意見を尊重してくださいとしか言えません。


線維筋痛症の治療と戦い

私は現在3名の重症な線維筋痛症様の患者を治療しています。全員が女性です。3名を線維筋痛症としてではなく「脊髄・脊椎不適合諸侯群」として脊髄や神経根、交感神経節にブロック注射を徹底的に行うことで治療しています。軽症の患者は既に治していますので、この3名がいまだに治らず悪戦苦闘しています。


3名とも、他の病院で診療を拒否された治療難民です。20~30の病院を巡っても、まともに治療されてこなかった強者ぞろいです(ペイン科に通院しても効果なしだった患者ばかりです)。


これらの患者には毎回7~8か所に徹底的に神経ブロックを行います。そして彼女たちはブロックの効果が切れてくると再び来院してブロックを懇願します。いまだ完治に導くことができていないので、線維筋痛症というネーミングでも構わないでしょう。1回の治療で1~2週間、苦痛が解除されるので1~2週毎にブロックし、そして日常生活を送れるようにして差し上げています。一人の女性は1週間に2~3回のブロック治療を行い、それで仕事を行い給料をもらい社会生活を営めています。私が治療しなければ彼女はとっくに退職していたでしょう。それほど生活に支障の出る重症度です。


私のブロックがペイン科のブロックよりも効果がある理由は、脊髄・脊椎不適合症候群と診断をつけ、中枢感作が起こっているであろう場所を必ず推定・同定してから的確に何か所かにブロックするからです。無闇にじゅうたん爆撃のようにブロックをしても効果は低いのです。 さらにペイン科でさえ通常は行っていない上頚神経節ブロックを行いますので、まさに中枢(延髄・脳幹)が感作していてもそこに治療が届きます。


さて、このような治療=戦い、である理由は、症状が治ることなく延々と続くからです。正確には治らないのではなく、日常生活で常に脊髄系を損傷させてしまうので繰り返し治療しても、繰り返し悪化させるのです。まさにそれが「脊髄・脊椎不適合」の本態です。脊髄と脊椎が不適合なのでちょっとした姿勢(前傾を長時間)や運動で脊髄系、脳神経系を損傷さてしまうと推測しています。


3人の患者は「なんとかして治療間隔を開けていこう」と努力しながら治療を行っていますが、治療間隔が3週間もあいてしまうと、症状が悪化してふりだしに戻ります。よって私も仕方なく、ブロックを続けています。上記のような症状を持っているので普通のペイン科の医師には手が負えません。よって私が見放せば治療できる医師がいないのです。


線維筋痛症にこもらないでください

線維筋痛症はその病名に実体がありません。実体がないにもかかわらず、診断基準を設けて実体を持たせようとしている米国線維筋痛症学会の姿勢に私は同意しません。

「私の病気は線維筋痛症というものだ」と自分の苦痛に診断名をつけたくなる気持ちは十分に理解できますが、それは一般的な臨床医に認識されている病態ではないということを知っておいた方がよいでしょう。よって、線維筋痛症という名で社会保障制度を受けようとしても認めてもらうことが難しい現状があります。

それを認めてもらうために線維筋痛症学会の医師に診察を依頼することは構わないと思います。友の会に入会するのもよいでしょう。しかし、現時点で線維筋痛症はどこまで行っても実体のない症候群です。実体が判明すればその病名ではいられないのですから。

 

線維筋痛症の定義」への16件のフィードバック

  1. 線維筋痛症患者、女性43歳です。
    こちらの、トピックを拝見し、
    行かれる距離でしたら治療に伺いたいのですが。
    わたしは、都内在住です。

  2. 初めまして。私は、線維筋痛症と診断された45歳女性です。10月10日の日に病名を告げられました。まったく聞いた事が無かった病名で主治医からも、さらっと告げられたのでですが、どんな病気なのか、ネットで調べましたところ絶望的で、身体の力が抜け崩れ落ちてしまいました。そこから私は、有名な先生に診察してもらった方が良いのか、どうしたら治るのか、どのような治療法が有るのか、今日まであらゆる線維筋痛症にヒットするページを読みました。そこでこのページにたどりつきました。
    これまで私は、病気とはほぼほぼ無縁でそして無知ですが、先生のページの内容をこの1週間ほどかけて読ませていただきました。そこで線維筋痛症の患者さんと本気で向き合って治療をしていると書かれていた内容を拝見し、相談してみよう思いました。まずは症状から聞いてください。最初は倦怠感、動悸などが有り、甲状腺専門医、(橋本病)と診断(8月20日)。甲状腺には異常が無いとの事で1年に一回血液検査との事。婦人科も行きましたが異常無し。そのうちに手にこわばりがでて、(首の筋、肩の辺りが筋が違っている様な症状も有)9月12日、リュウマチ専門医で診察(現在かかっている病院)血液以上無しとのことで、セレコックスが出され様子を見ていました。3週間後来てくださいと言われましたが、その間に肘がチクチク、手腕がズキンズキン、(痛いまでいかない)全身の筋肉に何かが乗っているような疲労感、が襲ってきまして怖くなってすぐ病院にいきました。その症状を伝えましたら、リリカ25㎎朝、晩、処方されました。2週間後又来て下さい。と言われ、服用したところ、それまでもかなり痛いと言った感じではないですが、手のこわばり、首の痛みは無くなっていた為、2週間後先生に薬は効いてるか?と聞かれ,効いていると思います。と答えましたところ、線維筋痛症と診断されました。その後1カ月間のリリカ25㎎朝、晩、処方され今に至ります。現在は2、3日前から、色んな箇所が又ヅキン、肌、皮膚がチクチク、ピリピリ、しびれ、首や腰や膝などの少しの痛み(日によって違う)朝起きる時の関節のこわばり(少々)などです。線維筋痛症は激痛で苦しんでいる人の報告が数多く有り、(私はまだ幸い激痛ではないですが)しかもその激痛を止める手段が無いような報告が多く、正直、私もいつかその激痛が来るのかと毎日不安と恐怖で眠れません。一日も早く治したいと思う気持です。現在の症状で少し様子を見た方が良いのか、先生の治療法で完治されていると拝見しましたので、病気が治るならすぐにでも治療を受けたいと思い相談させていただきました。長々とすみません。宜しくお願い致します。

    • 先生早速のご返答お忙しい中ありがとうございます。
      先生のアドバイス通り、まずは近くのペイン科を探してみようと思いますが、ペイン科でも線維筋痛症の病気を知らない先生や、先生のおっしゃられている狙い場所が的をえていなくても、効果は有るのでしょうか。そして私は痛みをとって欲しいというくらいの痛みがまだ症状としてあらわれておりませんが、どのように説明したら良いのでしょうか。ペイン科にお世話になる際は皆さまそれなりの痛みがあり、診察に行くイメージが有るものですから。。。
      あと先生が上記に『再び日常生活で患者様自身が再発させてしまいます。日常病は一度の治療で治るわけではありません』と言われています。先生の治療を初回受けた時に有る痛みは次回の時、またはその次にはその痛み以上の痛みは無いと思って良いのでしょうか。(これも人に個人差があると思うのですが。)そして自然に痛みが無くなって消滅していくと言うふうに思っています。なので症状の軽いうちに治療をしたいと考えております。その治療が何回になるかは人によってさまざまなのではと。。。
      それと私の近くの病院では線維筋痛症の治療をしている病院がほとんど有りません。したがって私は今自宅から1時間位の所へ診察に行っています。(薬を処方していただきに)誰でも、どんな病気でもそうですが、やはり良くなる可能性があるなら、いくらお金がかかっても、遠方でも行きたいと思う気持ちです。私自信仕事もしておりますので近くで通院できる病院が有ればもちろん近くが良いので、近くで先生の様な医師を探してみますが、納得が行かなければやはり先生のところまで一度診察に伺いたいと考えております。又、長々とすみません。宜しくお願い致します。

  3. 先生、お忙しい中親身にご相談いただきアドバイスありがとうございます。
    もうひとつ質問なのですが、ペイン科に行く際は現在飲んでる薬は今まで通り服用していても大丈夫でしょうか。リリカ25ミリグラム朝晩、セレコックス一錠朝、晩です。

    それと、やはり先生の診察が受けたい(今すぐ受けたいのですが)と思い決断した場合はクリニック名、先生のお名前教えていただけますでしょうか。その場合は又コメントさせていただいたら良いでしょうか。

  4. 先生ご返答ありがとうございます。
    仕事の休みの関係も有りますので、行く際には先生宛てにご連絡させていただきたいと思います。
    又、ご相談させていただくかもしれませんが、その時は宜しくお願い致します。
    失礼致します。

  5. 初めまして。地方に住む66歳の専業主婦です。
    約10年前から両足首より下全体に冷えのようなものを感じ、次第に冷えは痛みに変わり、歳を追う毎に痛みは強くなってきています。
    いま現在、外出はもってのほか、家事をする事も出来ません。

    大きな剣山で叩かれているような又は、火で焼かれているような痛みが毎日続いております。
    5年前くらいにペインクリニックでモルヒネ、ブロック注射をしましたが効き目はありませんでした。
    今まで、外科、内科、整形外科、心療内科など約20カ所を渡り歩き原因不明でしたが、2年前に整形外科で繊維筋痛症と診断されました。
    ここでは、サインバルタ、フェントステープなど処方されましたが、副作用がひどいばかりで効き目はありませんでした。

    完治まではいかなくても痛みが半減するだけでも生きる希望が湧くような気がします。
    是非、診察をして頂けたらと思っております。
    よろしくお願いします。

    • ここに書いてあるように線維筋痛症という病気は実体がなく、原因が不明な痛みを総称して捨てたゴミとして扱われています。要するに現医学で治療不可能な痛みにこの病名をつけます。現医学で治療が不可能な痛みを、私が治せる理由は「私が現存するありとあらゆるブロック注射をいろんな場所に注射してみる」という「しらみつぶし療法」をするからです。しかし、しらみつぶしを行ったとしても、その全てがヒットしないこともございます。例えばどんな治療をするのか?の具体例は、「二次ニューロン性腰痛の発見」をご覧ください。なたはブロックにはリスクがあることもすでにご承知と思われますので、覚悟と勇気を持って私のところに来院ください。

  6. ご返信ありがとうございます。
    あらゆる病院に行って変人扱いをされ、
    疲れ果てたところでたまたま先生の存在を知りました。
    先生の言葉とても心強いです。
    うちはかなり遠方で主人も仕事をしている為、いつ頃行けるかはまだ未定ですが、是非、診察しつ頂けたらと思っております。

  7. 先生の「脊髄脊椎不適合症候群」の概念と実証例の提示、感銘を受け得心するところ大です。

    「線維筋痛症」とされてる患者さん達には大変申し訳ないのですが、なにか得体の知れないヌエ的な印象がぬぐえません。

    ただ、カイロや一部の歯科の先生方が「顎関節症」や「外側翼突筋」の問題として対処しておられるのには関心を向けております。なぜ、「線維筋痛症」に「顎関節」や「外側翼突筋」へのアプローチが有効なのか、その病態治効の機序の考察が今ひとつなのが残念ではあります。

    「顎関節」や「外側翼突筋」が「線維筋痛症」に関わりを持つのは、先生の「脊髄脊椎不適合症候群」概念や病態生理から解けるように想像するのですが、先生のお考えは如何でしょうか?
    下顎頭前方で筋突起後方の陥凹部の深さ3~4㎝で外側翼突筋に達するようですが、この部へのブロックなどのご経験はおありでしょうか?

    • 神経はある1箇所の触圧覚が興奮すると、他の痛覚神経などの信号をブロックするというスイッチングを行うと思われます。このスイッチングを利用して体調を整えるのが、いわゆる経絡です。ある点を押さえると、ある神経がブロックされる。そして痛みや血行が改善する。経絡は脈絡であり、その脈絡を研究した者が西洋医学で治せない症状を治す事ができるようになると言えます。顎関節も経絡の一つであり、おそらく交感神経のスイッチングを行うことができるのかもしれません。私は、交感神経を直接ブロックしますので、経絡を利用することはまずありません。ですが、私のブロックが、未知なる領域の神経を、知らない間に経絡を利用してスイッチングしている可能性もあります。

  8. はじめまして。
    48歳の女性です。10年程前より全身の痛みを主とし、多様な他の症状に悩まされています。
    色々な医師を転々とし3年間に学会所属の医師より線維筋痛症と診断をされ薬物治療を受けていますが改善がみられません。
    現在モルヒネを服用していますが日常生活に支障があります。お伺いしたいのは、私は局所麻酔のアレルギーがあり使用できませんがブロックによる治療を受けることができますか?
    先生に治療していただきたいのですが可能でしょうか?

    • 局所麻酔のアレルギーがある方は、私のところに来院されても打つ手がありません。ただし、あなたが本当に局所麻酔にアレルギーがあるかどうか?は疑わしいところがあります。まずは「キシロカインショックと誤解されやすい症例報告」をお読み下さい。その上でブロック治療をご希望でしたら、もう一度投稿ください。

  9. 同じ痛みです 左肩はガラスでさされてるかんじで 背中肩痛く無いとこがない状態です 夜中から朝にかけて 一番痛いです わかる先生が一人もいません 死にたくなる痛みです 宜しくお願い致します

    • まず、ここは無料で経営されているサイトであり、その目的は個人を救済するためではなく、医学の発展と、同様の症状で苦しむ方々の治療指針を示すためです。よって、これまでの経緯や飲んでいる薬剤の情報などを、個人情報を含まない形でアップしてください。

       また、私の元へは難治性の方々が多く訪れますので、あなたがどれほど難治性で苦しい状態であろうと、あなただけを特別扱いすることはできません。よって、診療方針はここでのやりとりで90%を決定させ、貴重な診療時間を問診に割くことはせず、実際の治療に当てます。つまり、ここでのやりとりが重要だという事です。

       あなたの痛みや苦しみは理解できますし、痛みの理由も他の一般的な医師よりも研究しているほうだと思います。ただし、痛みを抑えるために多くの薬剤を服用していると、治療が裏目に出ることがあります。このことについては必ずブログ「薬物依存(耐性)者の慢性疼痛治療ガイドライン」をお読み下さい。その上で、どのような治療が考えられるかを議論していきましょう。

  10. 線維筋痛症での日常生活についての質問がございます。
    最近、線維筋痛症になったという郵便配達員がおります。
    ですが、郵便局の仕事をきちんとこなしたり、(車の運転や配達の仕事)
    郵便局での飲み会など交流会には参加しております。

    線維筋痛症になった方は、
    そのような日常生活がおくれるものなのでしょうか?

    ご回答宜しくお願い致します。

    • 正確には線維筋痛症という病気はこのよに存在しておらず、「明らかな原因がないのに全身が痛い状態」という摩訶不思議な状態を「線維筋痛症」と呼んで、医療の枠外に捨ててしまっているというのが真実です。誰にも治せないから「病名をつけて捨て去る」ための病名です。病名であって「名のない病態」です。

       よって、本来は、その病状も病態も一人一人異なるものであり、程度もさまざまなのです。「線維筋痛症になった」のではなく、「線維筋痛症と呼ばれて治療放棄された」というのが真実です。だから私のクリニックでは線維筋痛症という病名を患者につけたことなど一度もございません。治療放棄しないですし、原因をきちんと推測してその原因にしっかり治療を行うからです。

       と、いうことで、仕事ができない、してはいけないというものではありません。ただし、線維筋痛症と診断されても、それは診断ではなく、社会的にも認められることはなく、国からの保証も会社からの休業補償も全く受けられません。生命保険にも相手にされません。それがとてもとても気の毒なのです。これが捨て去られた病気の本当の意味です。この病気は認められるのではなく見捨てられるのです。

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