ミラーニューロンと難治性慢性疾患と密接な関係

2017年治療成績

脳の誤作動

現医学で解明できない難治性疾患は、日常的なものから命を奪うものまで様々な程度で存在し、医学者たちが想像している何十倍もその罹患数は多いでしょう。それは下痢や腹痛から麻痺やしびれ、慢性頭痛、耳鳴りやめまい倦怠感まで医学で解明できないものばかりが堂々と存在しています。


医学書の診断基準にあてはまらない奇妙で特異的な症状は「脳の誤作動」「心因性」と診断されます。そう判断した患者は精神科へと回し薬物治療を受けさせることが医学書のガイドラインで決められています。しかし、実際は「脳の誤作動」と言われた患者の多くは精神科には行かず病院にもかからないようになり、ただ耐える方が圧倒的に多いと思われます。このようにして治療をあきらめた方はマレではなく、莫大な数にのぼると思われます。つまり、現代医学で解明できない症状を持つという人は実はあまりにも大勢存在していて、そのことを医師も知らないというのが現状です。私のように、現代医学で治らない症状を治すことを専門とする医師にしか不可解な患者がどれほど多いか?ということを認識することが不可能だからです。


これらの患者を見捨てるわけには行きません。真実が脳の誤作動であるというのなら「脳の誤作動を解除する方法」を模索し、その根本治療を見つけなければなりません。


精神科薬で「脳の誤作動が解除される」ことがあることは私も医学者として認識しています。しかし精神科薬の使用では単に解除させるだけでは済まず、性格、モチベーション、嗜好、行動パターンまで変えてしまい「人の尊厳の根源部分」を変えてしまう恐れがあります。また、長期服用で禁断症状やとりかえしのつかない副作用が出現することもあり、安易に使用するべきものではないと私は考えています。


ところが、近年は精神科医だけではなく、整形外科医やペイン科の医師が、精神科薬の副作用を認識せずに軽い気持ちで処方するようになってきています。その理由はガイドラインができあがり、ベルトコンベアー式に「慢性疼痛に精神科薬を使いなさい」というマニュアルが近年作られてしまったからです。そうしたガイドラインが作られてしまったことを非常に残念に思っています。ここでは脳の誤作動を薬剤を使わずに改善させる方法がないか?について考察します。


上頚神経節ブロックで脳の誤作動解除

上頚神経節ブロックでうつ状態が著しく改善させることができることを私はこの2年間の臨床データで確認しています。神経症も同様に軽減できます。上頚神経節ブロックは脳の血流を増加させる手技ですから、脳神経の異常には脳の血流障害が関与していることが推測されます。自律神経核(迷走神経核)は外界の刺激や感情の変化に応じて肉体を自動制御する装置ですが、ここの誤作動では外界の変化をもろに受けて体内にあらゆる不具合を起こします。いわゆる自律神経失調症です。これも脳の誤作動の一種と考えられ、治療の中心は精神科で行われています。上頚神経節ブロックでは自律神経(迷走神経)核の不調さえも改善できますので、脳の誤作動には脳幹の血行不良も関与していると推測されます。よって自律神経失調症は精神科薬でごまかすのではなく、上頚神経節ブロックで根本的に治療するべきでしょう。しかし、血行不良だけが原因ではないとも感じます。上頚神経節ブロックが効きにくい人もいるからです。


上頚神経節ブロックが効きにくい場合、免疫・代謝・脳幹-頸髄の形態学的異常など様々な問題が原因として複雑にからんでいると思われます。真に難治性疾患を治療するには「様々な問題全てにアプローチしていく姿勢」が必要になります。その様々な問題を解決するための秘策として、今回はミラーニューロンについて考察します。


ミラーニューロンは模倣・共感能力に関与

ミラーニューロンは他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられています。霊長類や鳥類などで発達しており、自閉症児ではミラーニューロンが障害されていて発達障害などと関係していると言われています。ミラーニューロンがヒトの脳に存在するという確証は得られていませんが、しかし、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)による脳イメージング研究によって、ヒトの下前頭回と上頭頂葉が、被験者が実際に行動する時と他者の行動を観察する時の両方で活動を示すことが分かっています。したがって、この領域にミラーニューロンが存在し、ヒトにおけるミラーニューロンシステムを構成していると考えられています(ウィキペディアより)。


私はこのミラーニューロンが脳の誤作動を発動させるかなり重大な鍵になっている可能性について考え、ミラーニューロンが身体の活動に悪影響をもたらすケースとその治療法について述べたいと思います(全ては空想の域を脱しませんのであしからず)。


ミラーニューロンは一種のテレパシー

私たちは何もしゃべらなくても相手の心の動きを読むことができます。顔の表情や態度、雰囲気で相手の感情がどういう状況にあるかを判断できます。テレパシーは誰もが持っているということです。それはミラーニューロンのなせるわざかもしれません。ミラーニューロンの数や鋭敏さは遺伝子により決まっていますが、突然変異により極めて少ない者や極めて多く過剰に鋭敏な者が存在します。極めて少ない者は他人の行動や感情に影響されにくく、発達障害が起こりやすいと言われています。ではミラーニューロンが過多の人はどうなるでしょう。


相手の行動や表情に共感するだけではなく、視力や聴力以外に肌で感じる感覚や気配でいろんなことを読み取れる可能性があります。普通の行動と少し変わった行動をしている人を見ただけで悪意を感じることもできるでしょう。その能力がさらに発展すれば写真や残留物で犯罪捜査ができるかもしれません。それはサイキックと呼ばれるかもしれませんが、医学的には「ミラーニューロンが過敏状態にある」だけなのかもしれません。

このミラーニューロン過多がサイキッカーとして多くの人に役立つ場合があるかもしれませんが、一般的には多すぎるミラーニューロンはその人の健康を害する方に向かわせることが多いと思われます。それはミラーニューロンが少なすぎる人が発達障害に陥りやすいことの正反対であり、多すぎることも障害になると考えるのは当然です。平均を著しく超えた個体は生きるのに不利であることが多いのは進化生物学の定説です。ただ、医学は「少ないと自閉症になる」ということを考えても、多すぎるとどうなるかに論述する学者は私を除いて一人もいないのが現実です。


ミラーニューロンによる反射現象

他人が流血しているのを見て失神する人、恐怖映画を最後まで見ていられない人、他人の吐いた汚物を見て自分も吐いてしまう人、写真や絵に反応して実体験しているかごとくに感じてしまう、などはミラーニューロンの共感作用が自分の体に病的な反射を起こしてしまう例と言えるでしょう。そういう人はおそらく悪意を持っている人をみただけで鳥肌が立ち、吐き気や頭痛が起こるでしょう。


催眠術にかかりやすい人もミラーニューロン過多と言えるかもしれません。おそらくミラーニューロンが少ない(鈍い)人は催眠術にはかからないと思います。逆にミラーニューロン過多の人は一般の人にも催眠術をかけられてしまうと思います。例えば「鉄棒のさかあがりができないなんて、へたくそ!」とののしられれば、そこから一生さかあがりができなくなるというような催眠術のかかり方をする可能性があります。ジンクスも催眠術の一つです。できないという催眠がかかってしまっています。


催眠術にかけられて起こっている不具合であれば、催眠術により不具合を解消できる可能性が高まります。よってミラーニューロンにより脳の誤作動が起こっている人には催眠療法は極めて有効性の高い治療になると推測します。


また、ミラーニューロンはトラウマを容易に作ることが想像できます。例えば、バナナを食べた時に酷い下痢になってしまった人は、ミラーニューロンがバナナを見た時に脳にネガティブな感情を起こし、その感情が自律神経を不安定にさせ、再び下痢を起こさせるというものです。バナナがトラウマになります。

そう考えると、電車に乗ると恐怖感や焦燥感が起こるという神経症もまた一種のミラーニューロンの反射と言えるかもしれません。一度起こった嫌な体験を、電車に乗るたびにミラーニューロンが毎回呼び戻してしまうという仕組みです。


ミラーニューロンと自律神経

ミラーニューロンは自律神経(交感神経・副交感神経)と連動しているでしょう。だから外界の刺激の変化で失神したり、下痢腹痛が起こったり、めまいや吐き気・呼吸困難が起こるわけです。


さて、それが慢性病にどう関係があるのかを考えましょう。自律神経の動きは皆さんが考えている以上に人体に影響を与えます。その影響は細胞死を招くレベルなのです。


例えば、血管平滑筋は交感神経の興奮によって血管が収縮しますが、長時間血管平滑筋が収縮を起こしたままでいると、その血管に支配されている細胞は虚血となり壊死します。例えばそれが心臓を栄養する冠動脈に起こると心筋梗塞が起こり死に至ることもあります。脳底動脈に起これば脳梗塞が起こります。このように自律神経(交感神経)の過興奮は皆さんが考えているよりもずっと人体に脅威となります。そして細胞死、臓器不全を起こす原因となります。下痢や腹痛では済まない場合が多々あるということです。


自律神経を動かすミラーニューロン、そしてミラーニューロンを動かすことができる外界の刺激。つまり外界の刺激の与え方で人を病気にさせることができるということを認識しておいた方がよいでしょう。例えばそれを意図的に心臓の冠動脈に起こすことが出来れば殺人さえも理論上可能です。ワラ人形で人を呪い殺すという儀式が今でも密かに行われており、呪いグッズまで売られています。五寸釘を人形の心臓部分に刺すのは、ミラーニューロンによる反応を冠動脈に集中させるためかもしれません(単なるオカルト話です)。ただし、呪われたとしても、不具合は誰にでも起こることではありません。ミラーニューロンが過多な人だけが呪いにかかりやすいだけですので普通の人はご安心ください。ですが過多の人はそれを認識して生きて行かないと危険です。


ミラーニューロンが過多な人は外界の刺激から自分を守る手段を講じなければ他人によって病気を操作されてしまうこともあるでしょう。つまり悪意を持った者に暗示をかけられてしまうと病気を作られてしまう可能性があるということです。だから人から恨まれないように注意して生きなければならないでしょう。


ただし、今述べたことが仮に事実であったとしても、1万人中9999人にはそういうことは起こらない話です。ならばミラーニューロンが関与した病気があったとしても、それはオカルトとして葬り去られる運命にあります。私はその1万人に1人の特異体質の人を救う研究をしているわけですから、このようなオカルト話さえまともに考察しているのです。


ミラーニューロン過多はキ○ガイと紙一重

外界の刺激(人の念も含む)に反応し、体が勝手に作動してしまうのがミラーニューロン過多の特徴と思われます。現代社会にはポルノやファッション、ぜいたく品など欲望を強烈に刺激するものがあまりにもあふれていますので、ミラーニューロン過多の人にとっては極めて生きにくい社会となっています。性的に強く興奮させられてしまうと、自らを制御できずに、浮気・フェティッシュ・同性愛などインモラルな方に向かいやすいことも理解できます。パチンコや競馬などにもたやすく「やみつき」の状態になり抜け出せなくなったり、その結果犯罪に手をそめるようになったり・・・と普通の人よりも波乱万丈な人生を送ることが運命づけられます。

その結果脳が破綻して統合失調症になりやすいことも推測されます。そして今回のテーマである慢性疾患を作ることもあるでしょう。精神科に通う人の中にはそうしたミラーニューロン過多の人が多いような気がします。

ただし、ミラーニューロン過多は極めて豊かな感性であるので、それを芸術方面やカウンセラーなどに活かすことができれば世界トップの脳力を発揮できる可能性があります。相手の雰囲気だけで家族背景や生活の裏側までわかってしまう能力ですから、それを活かせば有名な占い師になれるでしょう。

自分を制御できない程のミラーニューロンですが、制御できれば霊能者・神と自分を呼び、商売に役立てることも可能です。ですが、ミラーニューロンの力を霊能と呼ぶことに私は全く同意できません。それが真に霊の力であることを誰にも証明できないからです。何でも察知できる能力は、外界の刺激にたやすく影響される悪しき能力でもあり諸刃の剣です。

ミラーニューロン過多の人々は一度や二度は「この世に生を受けたことに恨みや憎しみ」を持つはずです。人と関わることで普通の人の何倍も精神疲労し、そして傷つくからです。その恨みを一般の人達に晴らさないでいただきたい。霊能と呼び、霊感詐欺商法を行い、財を築くことに用いていただきたくないと思っています。その因果が巡り、最後に自分が滅ぼされるおそれがあります。なぜなら霊能者自身が他人からの恨みの念に弱いと思われるからです。


エルム街の悪夢やエクソシストは現実?

瞑想の達人・ヨガの達人は空想だけで自律神経を動かすことができます。空想だけで性的に興奮させ射精することもできます。通常は自律神経は意識的に動かせないのですが、彼らは強い感情・強い空想で意図的に自律神経を動かすことができます。当然ながら、ミラーニューロンが過敏な人であれば訓練などしなくても、生まれつき自律神経を制御できてしまうでしょう。そして他人にも自律神経を操られます。本来、意志によって操られてはいけないのが自律神経のはずなのですが。


「腕が痛い」と自己暗示をかければ、その暗示だけで腕の血管平滑筋が収縮をし続け、そして1か月後には腕が壊死して腐り落ちるということもおそらく彼らには可能です。暗示で病変を局所に作ることは可能だと思われ、夢で腕を切り落とされるシーンを見ただけで、腕にあざができてしまうということもあるでしょう。


しかし、それらは昔から西洋では悪魔のせいであると言われ、そしてエクソシストが呼ばれることが多々あったと思います。呪いと言えばよいのか催眠・自己暗示と言えばよいのかわかりませんが、ミラーニューロンを意図的に操ることが出来る能力があれば、相手に病気を起こすことさえ理論上可能です。日本では霊障などといいます。


ミラーニューロンの相手を操る能力

ミラーニューロンは相手に起こっていることを共感するだけの神経細胞でしょうか? 相手を共感させることにも利用されていると私は考えます。どのような態度をとり、どのような表情をし、どのようにいたわれば相手を自分の思い通りに動かすことができるのか?を教えてくれるのもミラーニューロンの役割であると思います。


「あの人のそばにいるだけで心が安らぐ」「あの人のそばにいるだけで不快な気分になる」「好きにさせられる」などはミラーニューロンに発信作用があるからではないかと考えます。それは波動エネルギーとも特殊な脳波とも言われるものかもしれませんが、ミラーニューロンは相手の感情を操作するためにある種のエネルギー(脳波)を出すのかもしれません。それは「気」と呼ばれるものかもしれませんが、呼び方はどうでもよいことです。どう読んだとしても科学で解明できていないものです。


何度も言いますが、凡人では波動エネルギーは退化しており、人を操る能力にまでは至らないでしょう。しかし1万人に1人クラスのミラーニューロン過多の人は相手を操る波動を出せる可能性があり、訓練や修行によりその波動を強めたり、一点に集中させたりできるかもしれません。その能力があれば、ミラーニューロンによって生じている悪しき自律神経の異常を改善させることができるかもしれないと考えたわけです。もちろん、その能力を持ってすれば相手に不治の病を作ってしまうことも可能かもしれません。


逆に言うと、ミラーニューロンの脳力者はまた自分自身も相手からの悪意を受けて容易に健康を害される可能性があり、外界の刺激から自分を守らなければならない宿命があります。それを知らずに能力を使って治療してあげようと努力をすれば、相手の悪意を受けて自分の健康が障害される可能性があります。


私はオカルト信者ではありません、科学者です

現代の科学は、証明できないことをオカルトであると捨て置くことが決まりになっています。しかし、現医学で言う「脳の誤作動」も全く根拠のない診断であり、非科学の極みです。つまり現代の科学でさえ、わからないものに対しては勝手に決めつけるわけですから、私がミラーニューロンと自律神経の関係を述べることも、現代の科学理論それほどかけはなれていないと思いませんか?


さて、そのような迷走する科学の中、実際にサイキック治療をされている方が日本の至る所におられます。少なくありません。そして彼らは実際に現医学では治らなかった慢性病を治すきっかけを作ることができているようです。できているという事実を科学的に分析することが私の役割でもあるため、このサイキック系を避けて通れませんでした。避けることは難治性疾患の治療から逃げていることになるからです。


心霊と呼ぶべきではない

私はミラーニューロンについて述べてきましたが、敢えて心霊治療という言い方はしませんでした。実際に五感が常識を超えて鋭く、いろんなものを透視し、予言し、言い当てる者が各地にいることは否定しません。しかし、それを心霊と言うことで誤解が生じると思います。ミラーニューロン過多であれば、人の醜さを10倍にして受け入れてしまい、自分の醜さも10倍になって返ってきます。それらの因縁が毎日少しずつたまって行けば、それが理解しがたい症状を発するでしょう(西洋医学ではヒステリーとも呼ぶ)。それはもともと自分が創り出しているものであり、いわば自分自身の業でもあるわけです。自分自身の業を霊の仕業にしてしまえば、本当の意味で解決できません。


霊のせいにすることはおもいやり

下級霊が憑依したなどの言い方をして霊障を述べる方がいます。現医学で治らないものは霊障であると述べる人もいます。しかし、その言い方は「おもいやり」かもしれません。西洋医学的な考え方では、霊障はヒステリーと言われ、心の葛藤を身体に表現しているだけであると結論付けられています。つまり、心の葛藤を昇華できない腹いせに、自分の体に障害を作るというものです。西洋医学的に考えると、霊障を作り出しているのは自分の怨霊(自分自身)であるという結論になります。


障害を下級霊のせいであると述べてあげることは、その人の尊厳を守ることにつながりますが、真実は自分が創り出しているものであるなら、結局悪いのは自分自身であるということを認めなければならなくなり、本人にとってはたいへん厳しいものとなります。


心の葛藤が真の原因であるなら、その原因は子供の頃のトラウマや夫婦間、恋愛、社会など複雑な問題を解決できない自分自身にあるということになるので、それを認めることは極めて難しいでしょう。下級霊のせいにした方が、その人の葛藤をごまかしてさしあげることができますし、精神的に楽であると思います。


下級霊のせいにするならお祓いという他人任せの治療で済みますし、自分の怨霊であるなら心の葛藤を自ら昇華させていかなければなりません。お祓いのほうがはるかに楽で霊のせいにできるわけですから、誰もが前者を選びたくなるでしょう。しかし、それは根本治療ではないため再発を繰り返す可能性があります。


能力者は修業が必要

ミラーニューロンを操る力がある者は現世ではサイキッカーとして崇められるか、精神異常者として病院送りにされるかの両極端にあります。


持って生まれた共感能力が高すぎるため、感情の起伏も激しく、さらに自分の意志で制御できなくなるからです。つまり、能力者の多くは「元々は精神疾患の患者」であった経験があると思います。いやな思いを多数経験し、その苦悩も一般人の10倍感じることでしょう。


そうした能力者たちは現実世界で成功して心の葛藤を昇華させるか、修行により能力を制御できるようになるか?のどちらかを選択しなければならないでしょう。しかしながらどちらもかなり困難なので現実的には能力者は社会から外れてしまい、精神科に頼ることが多くなることでしょう。


おこがましい話ですが、修行をすれば、その能力を次元の高い完成した能力にできるかもしれません。完成した能力となれば、その能力は他人がひれ伏すものとなるでしょう。


しかし、もし能力を高めることに成功すれば、使用には厳重な注意が必要です。他人の人生をたやすく変えることができる力であり、他人の作った財を集める力でもあるからです。他人の財を吸い取って自分の利をなすことが容易にできるだけに、それが本当に相手の幸福につながることなのか?を公正に考えることのできる人格が問われます。欲がある者が他人を操ると、それは自分の利益のために動くことになり、結局他人の人生を陥れ、恨みを買い、その恨みが巡り巡って最後に自分が呪いを受けて因縁を背負うことになるからです。


因縁を防ぐためには能力者は自分の欲を捨てることができるまで修行を毎日欠かさず行う必要があり、それを行っていないサイキッカーは危険な存在に成り得ます。欲を捨て去ることは並大抵の修業では無理であり、多くのサイキッカーは自分の助言で他人を不幸に陥れかねません。それゆえ、慢性の難病にかかっている患者はたやすく心霊治療などを受けるべきではないと考えます。


2017年高僧との治療を提案

私の患者の中に真言密教の高僧の方がおられました。その方は波動エネルギーを操る能力があるようです。これまで様々な心霊治療を行ってきた治療実績があるそうです。それが真に心霊であるのかどうかは私には理解不能ですが、心霊と言って差し上げる方が患者の尊厳を守ることができることだけは真実です。ならば私も患者の尊厳を守るために心霊という言葉を借りることに一旦同意しておきます。


前述した修行僧の先生は患者を私利私欲に導くことはあり得ないでしょう。そこで、「ぜひお力を貸していただけないか?」と私の方から提案させていただきました。ミラーニューロンによる脳の誤作動を解除させ、著しく改善するという可能性にかけてみたいのです。

特にミラーニューロン過多の人に起こる不可解な難治性疾患は修行僧の先生のお力で軽減できるのではないかと考えています。おそらく相手のミラーニューロンを動かすことのできる能力があるのではないかと・・・ミラーニューロンのスイッチイングをする能力・・・

ミラーニューロン過多に心当たりがあるかたは申し出てください。救えるかもしれません。

ミラーニューロンと難治性慢性疾患と密接な関係」への8件のフィードバック

  1. 初めまして、是非とも先生のお力を借りて痛みからの解放を願う56才女性です。15年前に突然パニック発作を起こし、症状は家の中の圧迫感、呼吸困難などで次の日に心療内科を受診パニック障害と診断され抗不安薬コンスタンを処方され毎日0.4ミリを長期昨年まで服用しました。7年前より右側顔面の違和感から頚、肩、背中の痛みが出始め肩の専門病院でインピンジメント症候群の診断を受け関節鏡の手術を受けましたが余り痛みがとれずその3年後に大阪市大病院にて同じ手術を受けました。しかし痛みは鎖骨あたりや背中などの筋肉痛ひどいような痛みからうずくような痛みに変わり段々酷くなってきました。
    自分なりに抗不安薬の耐性離脱症状かと思い昨年の1月から3ヶ月かけて断薬しました。それはそれは地獄の苦しみでした。
    しかし、右側の鎖骨あたり、頚、背中の発作的な痛みに耐えかねず、トリガーポイントブロック注射の治療を約2ヶ月入院して受けました。慢性疼痛には抗うつ剤が効くと聞きましたが精神薬の断薬には辛い思いをしましたので出来るだけ飲みたくないです。どうか先生の治療を受けさせて下さい。大阪からですがいつでも行けます。
    宜しくお願いいたします。

    • 治らない肩の痛みのは90%以上の確率で神経根症です。そう断定できる理由は、治らない方の痛みで来院した人を90%の確率で治してしまっているからです治す方法は常に神経根ブロックと滑液包内ブロック、さらに関節内注射を加えることもあります。つまり、神経根ブロックを行わないと治りません。不幸にも手術をしてしまう方もいますが、もちろん治りません。ひどくなることの方が多いです。これが西洋医学の現状のレベルですので被害者が多数おられます。被害者と言うと失礼かもしれませんが。

       ところが神経根ブロックは誰にでもできる技術ではなく、また、どの神経根にブロックすれば治るのかの見当をつけることが難しいので神経根ブロックができる医師でさえ、肩の痛みに神経根ブロックを行う医師はいません。わたしがなぜ神経根ブロックをおこなうことができるのかというと、数分しか時間をかけずに、てさぐりで神経根ブロックを痛くなく安全に行う特別な技術を自ら開発したからなのです。数分で行える神経根ブロックなので、例えば疑わしい神経根に3か所同時に行うこともたやすいことですので、「どの神経根か?」を探る必要もなく、疑わしいところに全部ブロックする技術を持っているからです。

       この技術は、全国を探せばどこかにできる医師がいるかもしれませんが、基本的に誰からも教わることのできない技術なので、これができる医師はその医師も自ら開発したはずなのです。

       よってあなたの症状を治せる確率は90%です。10%の確率で治せない場合もあります。原因が神経根レベルよりもさらに上にあり、いわゆる脳の誤作動と言われるレベルの症状には神経根ブロックでさえ効きません。まあ、脳の誤作動を治すブロックもありますので、治療の引き出しはまだまだありますので心配しないでください。

       どちらにしても西洋医学の枠外ですので、整形外科医には治すことができないと思います。また、パニック障害を治すブロック(上頚神経節ブロック)もあります。一度来院されることをお勧めします。

      • 早速のお返事、有り難く嬉しく感謝致します。二回も手術しても痛みが軽減せず、慢性疼痛は一生、持病として背負って行かなければならないと覚悟していたのですが、有り難く先生が診てやるとおっしゃって下さり涙が出る思いです。是非ともお願いしたいのでアクセス方法ご連絡下さい
        お待ちしております

        • 診てやるというような偉そうな医師ではありませんが、診させていただきます。連絡は医療コンセルジュのほうから差し上げます。

  2. 先日、金縛りに合い、亡くなった母がリアルなお話を訴えてきました。
    あまりに内容が現実すぎて、これもミラーニューロンが絡んでいるのかな?
    と思いました。

    • 金縛りに遭う方はミラーニューロンが鋭敏だと思います。幽体離脱を経験される方もおられます。それを精神の異常と解釈するのが現在の医学です。人智を超えたものを神や霊と言うのも間違っていますし、精神異常とするのも間違っています。こうして会話している内容も1万年後には解明されていると思います。

  3. ミラーニューロン過多の者です。
    数ヶ月前に偶然こちらのサイトを見て、そしてこの記事を読みました。
    とても共感できました。
    ただ、そのときはものすごく引っかかる感じがしましたが、助けを求めるほどではないと思い、サイトを閉じました。

    けれども、いろいろな状況の変化があり、今度こそきちんと修行された高僧の方の指導をいただきたいと思っています。(15年前、この特殊な体験の数々が消化できずにこまっていたとき、「スピリチュアルなことを語り合おう!」というような趣旨の集まりに行ったら、それは変なカルトで、もうちょっとで「出家」までいくというところでそのおかしさに気づき、慌てて脱出したという経緯があります。

    今、私は難病ということではありませんが、パニック障害のような動悸、過呼吸による呼吸困難が、ある決まった条件下で起きるという状態です。
    それをなんとかしたいと思うのと、それと、この能力をきちんと方向付けたい、そうじゃないとこの後の人生もいつまでも羅針盤がないまま彷徨うことになると思います。

    どうか、高僧の方をご紹介ください。

    私の後半の人生がかかっていると思います。

    • 医療秘書のAと申します。院長がコチラ → 波動医学のブログ に書きっているよう高僧の僧侶へのご案内は私の担当分野でございます。当院へのご案内とともにあなたさまの連絡先に私がご挨拶させていただきました。あなたさまの「後半の人生がかかっている」というお言葉の意味、少なからずもわかるつもりでいます。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です