難治性疼痛治療の障害は患者自身

はじめに

私は難聴・耳鳴りをはじめ、三叉神経痛・パーキンソニズム・下痢・過活動性膀胱・潰瘍性大腸炎・筋委縮性側索硬化症様症状、その他あらゆる難治性の痛みなど、「他の医師が治せない症状」を専門に治療しています。その方々を治すにあたって患者自身がしっておかなければならないことを解説しておきます。


治療の最大の妨害は患者自身

私は再度言いますが「他の医師が治せない症状」を治す専門医です。どうしてそんなことを専門とできるのか?は治る患者はどんどん治してしまい、治らない患者だけが残るからであることは以前に述べました。

医学の治療ガイドラインは教授たちがしっかり制作し、それを厚生労働省の官僚たちが管理し、お金にものを言わせて全国の開業医たちをガイドラインに従わせるという方式を日本はとっています。

このため、医師の治療技術は全国どこでも誰でも同じレベルになっています。どこかの医師にかかれば「治らない病気が治る」ということがあってはならないことになっています。

私は「他の医師が治せない症状」を治してしまうわけですから、「あってはならないこと」を医師人生の中で貫いてきたことを意味します。

これはすなわち、大学・教授・学会・厚生労働省を敵に回しながら常に戦い続けたことを意味します。そのため職場もかなり転々としています。解雇されることを全く恐れず、「解雇されることは私の名誉である」と言い聞かせて仕事をしてきました。


私の治療技術はそうした強大な圧力に打ち勝つことから生まれているので、なかなか他の医師たちにマネしてもらうわけにはいきません。マネをすれば同じように職場を追われる覚悟をしなければならないからです。そして場合によっては官僚を敵に回し、資金源を打ち切られることもあるでしょう。その恐怖に打ち勝つことから治療技術が生まれています。ですから、このホームページ上に掲載されている内容から、大きな力に屈しないことが読み取れると思います。

さて、そうした我が身を顧みない捨て身の反社会性を持つことで、他の医師が持ちえない治療技術を獲得した私ですが、治療に関し、それよりもさらに強大な敵が待ち受けています。それは患者自身であることを説明しなければなりません。


患者のプライドが傷つきます

難病を治療するには、難病の原因の真実を厳しく追究しなければなりません。真実をです。例えば、アフリカの黒人女性20代後半の方は、見た目年齢が50歳くらいに見えますが、日本人女性は50歳代でもアフリカに行けば20代後半に見られます。その理由は遺伝子にあります。アフリカ人の遺伝子では皮膚の角化が起こりやすく外的刺激に強い(つまり皮膚寿命が長い)。しかし、見た目にはしわが多くなります。日本人はそれよりも角化が起こりにくく、皮膚がなめらかになります(皮膚寿命が短い)。その代りアフリカ人よりも外的刺激に弱いわけです。


このように遺伝子は見た目年齢などにも強く関わり、その土地土地に有利な状況を生み出します。逆に遺伝子がその土地に適応していない場合、不利なことが起こりやすいのです。遺伝子は難病の原因となっていることが多く、いわば難病になることは「生まれた時からほぼわかっている」ことがしばしばあります。つまり「他の人とは違う!」わけです。


患者の遺伝子が「他の人とは違う!」ことを受け入れさせるのは私の仕事ですが・・・そのためには患者のプライドを著しく傷つけなければなりません。なぜならば「他の人と同じように生活し、仕事をし、趣味をすること」を止めさせなければならないからです。その理由が「生まれつき、あなたの体が弱いから」と述べても患者は納得しないでしょう。それが事実であればあるほど、患者は私に怒りを覚えるはずです。患者の遺伝子の短所を見破れば見破るほど患者の逆鱗に触れ、そして私は患者から不信感を抱かれてしまいます。女性が「容姿が悪い」と言われることを毛嫌いするのと同じ理由で、遺伝子的な理由を述べて生活指導を行うことは、患者のプライドを著しく傷つけます。


医師にとってもっとも怖いのは患者

「虎穴入らずんば虎児を得ず」であり、リスクに飛び込まない限り難治性の症状を治すことができません。リスクとは治療により患者に後遺症などを残す危険性と考えがちですが、医師側から見ると少し違います。治療が成功しなかった場合に評判を落とされる、治療により患者が死にかけたときに正念場となる、後遺症を残した時に賠償しなければならない、治療により痛みが強くなった際にその責任をとらなければならない、場合によっては人生が破滅する・・・などのリスクです。


私はブロック注射を専門に行っていますが、難治性の患者を扱う際は、一般の患者たちよりもリスクが何百倍も高く、その何百倍ものリスクに挑戦する自分自身を「キ○ガイ」であるといつもそう思っています。

落ちたら命のない綱渡りに毎日挑戦し続ける自分を「何と愚か者か」と罵倒したくなるほどです。そして命の綱渡りですから、当然、注射の1本1本に自分の命を削るほど精神を遣います。

教授や学会や厚生労働省ににらまれても、人生は破滅しませんが、後遺症を残した患者に一生にらみ続けられれば、金銭的にも精神的にも身が破滅します。注射を1本打つたびに、人生がゆらぐほどの恐怖を覚えます。おそらくこの恐怖は患者には理解できません。患者は自分が遺伝子的にそれほどリスクの高い患者であることを認めていないからです。


患者は「自分がリスクが高い肉体」であることを完全に棚に上げ、そして「飛行機で何時間もかけてここまで来たのだから、治さなければただでは置かないぞ!」という態度で私に接してきます。

「ただでは置かない!」と包丁を突き付けてきたリスクの高い患者ばかりを毎日相手にし、その患者にリスクの高い治療を毎日行い続ける私は「キ○ガイ」にしか見えないと思います。

私の元にまで来院する患者は、すでに有名な大病院を何軒も回り、そして無効であった強者です。私を含めて医師に不信感を莫大にかかえ、少しの不具合も許さない構えです。そうした崖っぷちに私を追い込むのは患者であり、その患者自身が治療の最大の壁となってたちはだかります。


診断力を知りましょう

私は単に「注射が少しうまい」だけの医師です。その私がなぜ「他の医師が治せない症状」を治せるのか?というと、診断力が極めて高いからです。普通の医師は統計学で診断することを教えられます。例えば患者が腹痛を訴えた場合、確率が高い順に、1、便秘、2、胃腸炎、3、潰瘍、4虫垂炎・・・などと確率の高いものから診断名を想像していきます。しかし、私の場合は治療の医学という他の医師とは全く異なる診断方法を用います。 整腸剤で治らない、下剤でも治らない、潰瘍治療薬でも治らない、胃カメラで異常なし、CTで腫瘍なし、採血で異常なし・・・ならば自律神経系の異常で腹痛が起こっているのではないか?と治療が効く・効かないで病気を消去していき、確率が極めて低く、普通では推測しない診断名を想像していくという診断法を用います。その診断ガイドラインは私の頭の中に出来上がっており、他の医師が「決してマネできない」ものとなっています。


なぜマネが出来ないか?それは大学・教授・厚生労働省・病院経営者たちに逆らった想像力を膨らませなければ到達しない診断だからです。普通の医師にこれらの勢力に逆らって生きる精神力はありません。だからマネができません。


診断能力の一例

先日、両足の灼熱感としびれに10年間悩んでいる60代女性を治療しました。整形外科・脳神経外科・神経内科・精神科・婦人科・一般内科・ペインクリニック科などあらゆる科、あらゆる病院で10年間治療しましたが全く、少しも効果が出たことがない方です。特にペインクリニック科には3年間通院し続け、さまざまなブロック注射治療を行い、「一度も効いたことがない」とのことです。さらに精神科では薬漬けにされ、自分がわからなくなるほどに薬をのみ、最近ではそれでも症状が改善しないので「睡眠薬以外の薬剤を止めた」とのこと。

足の灼熱感が強いので自殺を考えるほどつらいそうです。そうした患者が私の外来でソファーに体をうずくまらせ「お願いです、治してください」と訴えてきます。

さて、遠路はるばる来院した患者に治療期限は4日間。この4日で10年間誰も治せなかった症状をどう治療するのか?が私に求められるわけです。他の医師には「脳の誤作動」と言われています。果たしてこの診断がただしいのでしょうか?


治療の医学の診断力

ペインクリニックで様々なブロック注射を受けても症状がまったく改善しなかったという事実をまず、「信じるか信じないか?」を考えなければなりません。私は基本的に私以外の医師を全く信じていません。どんな名医が行った治療でもそれがうまく成功しているとは限らないからです。坐骨神経に対する様々なブロックが「正しく行われていたかどうか?」を保証するものはありません。そこで私は初日、まずは腰部硬膜外ブロックを行います→無効でした。私は自分の腕を信じていますので、ブロックがミスであったとは考えられません。そこで同日、S1の神経根ブロックを追加します→無効。S1の神経根ブロックは不確定要素が多いので、無効であることを完全に信用できませんが、この結果から「坐骨神経は原因から削除する」という診断を下します。


しかしながら、神経の末梢で起こっていることも「もしかしてあるかもしれない」と考え、翌日、足関節内注射と、末梢の脛骨神経にもブロックします。足根管症候群も考慮してです。しかし、これらも一切効きません。3日目は最も脳に近い自律神経をブロックするため上頚神経節ブロックを行いますが、これも無効。そして胸髄に原因がある可能性も考えて胸部硬膜外ブロックを行いましたがこれも無効でした。この間にMRIで胸部・頚部を検査しましたが、異常なしでした。


4日間の期限のうち、ここまでで3日が経過し、患者は「症状が酷くなった」と訴えます。崖っぷちです。ここまでの私の診断では、「腰髄・胸髄には原因箇所がない」「もちろん末梢にも原因がない」「脳の誤作動でもない」(上頚神経節ブロックが全く無効なため)と考えます。そして残ったのは頸髄のみです。この消去法で頸髄に足の灼熱感の原因がありと診断します。ただし、原因があると仮定するならば、原因箇所付近にはほぼ必ず炎症や癒着があり、ブロック注射は極めてミスしやすく危険であることが想像されます。最終日まで頸髄にブロックをしなかったのはそのためです。そして頚部硬膜外ブロックをC6/7に行ったところ、症状が半減し、それが数日たっても改善したままであるとの報告を受けました。これにより、両足の灼熱感・しびれの原因は「おそらく頸髄にある」という診断にまでたどり着きました。当然ながら現医学レベルではこの病態は全く解明できません。


また、現保険制度ではこうした「治療の医学による診断」は認められていません。よってこれらは自費診療になります。

自費診療と言っても、私が医者生命を賭けてこれほどリスクの高い患者に治療するだけの料金はいただけません。おそらく、もらうべき治療費の1割程度しか請求していません。しかし、それでも患者にとっては保険が効かない分、大金だったことでしょう。患者は半分しか症状がとれていないことに不服だったのかはわかりませんが、敬意やお礼の言葉はほとんどなしです。遠路はるばるやってきたんだから当然だろうとでもいいたげです。命を賭けて行う治療さえ、これほど評価されないものです。評価さえされない治療に命を賭けるという愚かなことをやって初めて私のような診断能力が養われます。注射は少しうまいだけの医師ですが、診断能力は他の医師たちよりも桁違いに高いと思います。


桁違いの診断能力は常識外れ

足の灼熱感の治療のために首に極めてリスクの高いブロックをする医者が、どこにいるというのでしょうか?「足のしびれの原因が首」という発想は常識外れです。この常識外れを毎日繰り返すのが私の診療スタイルです。当然ながら常識外れを理解できる患者はいません。「常識がはずれている」と患者から見ても私はそう映ります。なぜなら、私の診断結果に同調する医師は日本にはいませんし、テレビなどのマスコミが吹聴している「診断名」はほとんど嘘ですが、患者はむしろ嘘の方を信じているからです。


私は徹底したブロック技術により、まず失敗しないブロックが出来ますから、「私のブロックで無効であれば、その診断名は間違っている」と判断します。しかし、こうした判断を患者に説明すると「傲慢な天狗医者だ」と私のことを見るようです。「私のブロックは間違いないから」その私のブロックで効かないなら他の病気を考える・・・「間違いない」という発想が「傲慢な天狗医者」であると患者が判断するようです。


私の診断力をバカにしたい先生方は日本中におられると思います。それは受けて立ちます。しかし、患者が私をバカにした場合、私がその患者に大胆な治療を行うことは医者生命が奪われるほど危険なものとなります。

考えてみてください。足がしびれているのに首にリスクの高い注射をするのです。もしもそれで患者が意識不明の重体にでもなった場合、私の医者生命は終わるでしょう。法廷で申し立てたところで、常識外れの診断ですから「過失致死」が認められず、場合によっては殺人罪で起訴される可能性もあるわけです。常識を外れることは医師にとって「法を犯す」ことと意味が類似しています。

そうした身の危険を顧みない治療を「自分を信頼していない患者」に行う私は、気が触れているとしかいいようがないと思います。


私がこれほどの自殺行為を繰り返していると、本当に自殺しなければならない破目になるかもしれません。そこで私はさすがに「私に敬意と信頼を払えない」患者にはリスクある治療をしない方向に進まざるを得ません。

私の診断能力は治療の医学ですから、治療をしない限り診断もつけることができません。だから敬意と信頼のない患者には診断することも不可能になるわけです。私が難病を治療する上で、最大の障壁が「患者の不信感」なのです。不信感は敬意がないことからすぐに見破ることができます。


信頼のない患者に長期の治療は不可能

一度では効果が出ない治療が多々あります。難聴・認知症・自律神経失調症など、脳神経に起因するものです。これらの症状には、脳の血流を上げるために上頚神経節ブロックを行いますが、血流増加の効果はせいぜい半日であり、1週間のほとんどを患者は「血流の悪い状態」で過ごしています。よって治すには繰り返しの治療が必要になります。

しかし、効果は「本人が自分をよく観察」しておかなければわかるものではありません。脳神経系の治療ではなおさらです。いきなり1度の治療で治ると言うようなおとぎばなしを信じている患者は「何度も繰り返し治療する」ことができるわけがありません。


治療を行うと、たまに「とても良く効いてしまう」ことがあり、瞼が垂れる、口が麻痺する、声がかすれる、首が持ち上がらないなどの症状が注射後1時間くらい続くことがあります。医師を信頼していない患者はこうした症状を「一生続く後遺症の可能性がある」と勝手に想像し、自ら治療を中断してしまいます。

さて、こうして治療拒否してきた患者にどう接すればよいのか?私は今でも悩んでいます。


治療に立ちはだかる患者

私は医師人生の中で、常に敵と戦ってきました。学会・教授・厚生労働省・病院経営者たちと。強い力には逆らう精神を常に身につけてきました。「いつ解雇されても構わない、私の邪魔する者は何人たりとも許さない」と自分に言い聞かせ、難病治療に携わってきました。そして患者が私の治療を受ける際に邪魔をする家族とも戦いました。


しかし、問題はもっと身近にあります。治療を邪魔する最大の敵は患者本人なのです。患者は弱者であり立ち向かう存在ではないと考えるかもしれません。しかし、現実はそうではありません。信頼も敬意もない患者は「何かを犠牲に何かを治療する」という考え方がありません。何かを治した時に少しの不具合が起こると、その不具合を徹底的に糾弾してきます。難治性の症状を治すには必ず何かの犠牲がつきまとうのですが、犠牲を払うことは絶対にいやであると考える患者が少なくありません。


すでに私は多くの犠牲を払い、今の治療技術を得ているわけですが、自分はリスクにも犠牲にも飛び込まないが症状だけは治して欲しいと患者は言ってきます。私はすでに患者が払う犠牲を最小限にとどめるための研究と修練を毎日行い、最低でも他の医師たちよりも犠牲が少ない治療を行えます。それさえも理解しない、敬意のない患者が私にとって最大の敵と言えるでしょう。

一般的に患者は弱者ですが、何かあったら許さないという態度で立ち向かってくる患者は弱者ではなく、私の医師人生でもっとも強者であり最大の敵です。学会や厚生労働省よりも鋭い牙で私の首元を襲い掛かってきます。


強い者には最後まで戦いを挑む

私は強い者に刃向う精神力を常に鍛えてきました。そして患者は基本的には弱いのですが、敬意も信頼もない患者はもっとも強いことがわかりました。私は強い患者には絶対に媚びを売りません。患者の身分も地位も関係ありません。私は患者に憎まれ・恨まれ・嫌われることにみじんも臆しません。


医師は先生と呼ばれます。それはたとえ患者が人生の先輩であっても、健康管理は私に長けたところがあるからです。健康管理を行うには甘えを取り去った厳しい忠告も時には必要であり、患者がいやがることでもアドバイスしなければならない場面が何度もあります。その場面で先生が生徒に媚びてどうするのでしょう。


一方で私は患者をおもいっきり甘やかします。私の力のみで治せる症状なら、患者に一切の生活指導を行いません。私におんぶにだっこの人生を歩ませて差し上げます。しかし、難治性の症状を改善するには、私だけの力ではどうにもならない場合があり、その場合は患者に嫌われようとも、徹底的な生活指導を行います。痛いことにもとびこんでいただきます。私は「患者に絶対に媚びない」ことを誓って生きています。理由は何度も言いますが、患者が最大の敵だからです。


最大の敵の面倒を見る理由

私の最大の敵は敬意も信頼もない患者です。しかし、信頼していない患者を説き伏せ、リスクある治療を受けさせることが私の毎日です。リスクの責任は私が負います。よって信頼のない患者にリスクある治療を行うことは、私にとって医師人生を賭けたものとなります。


毎日毎日敬意のない患者にリスクある治療を行うことで、私自身のリスク管理能力が極めて向上します。つまりリスクを起こさなくなります。この能力を他の敬意ある患者に使うために、敬意のない患者を全力で診療しています。これが真に「敵に立ち向かう」という意味です。


敬意のない患者に対し、診断が誤っていると、治せないばかりか、悪化させてしまうこともあります。よって診断さえも油断が出来ないわけですから、診断力もますます研ぎ澄まされていきます。そしてこの能力を後輩医師たちに伝え、日本の老いを微力ながらも救うつもりでいます。

敬意と信頼のない患者は私にとって最大の敵であり最大の教材です。これらの敵に立ち向かうことで多くの善意ある患者を救えます。そのおかげで毎日の精神疲労は極めて高く、長く続けられるかどうかわかりません。しかし、誰かがやらなければならないことだからやっています。


あなたはどちらの患者?

私の元には遠方から医師不信の患者ばかりが訪れます。敬意のない患者、ある患者、どちらでも構いません。しかし、一度の治療でなんとかしてほしいなどと甘えてくる患者は、どちらにしても治療は無理です。無理ならば遠路はるばる来院する必要はありません。


もともと、現在の難治性の症状には、必ず患者の遺伝的な要素が加わっています。生まれながらに劣ったものがあるわけですから、それを治すには何かの犠牲を伴います。そうした犠牲を払いたくないという勇気のない方は、その症状をひきずるしかありません。最後に厳しいことを言いますが、己を知らなければ病気は治せません。治らないのを医師のせいにしようとするのではなく、己のことを考えようとする姿勢が大切です。


私は今後、弟子を作り、全国各地で難病を治せる医師を増やしていくつもりです。遠路はるばる来院するのではなく、その時が来るのを待つことの方が現実的だと思います。しかし、その際も、医師の最大の敵は患者であることを真摯に受け止めておいてください。通常の医師は私のように精神力が強靭に鍛えられてはいないものですから。医師に牙を剥けば、難病への治療は行われないことを認識しておいてください。難病や高齢に治療を挑む医師には敬意が必要です。


私がこうした文章を書く背景には、敬意のない患者が全国から遠路やってくる機会が増えたからです。そこまで労力をかけて来院されるのですから、もう一歩前に進み、難病治療に立ち向かう医師への敬意と信頼を持ち、治療に賭けていただければと思います。そうでなければお金も労力も、私と出会ったことも全てが無駄になってしまいます。

難治性疼痛治療の障害は患者自身」への9件のフィードバック

  1. 先生いつもありがとうございます。お陰様で以前からの精神的苦痛や肉体的なストレスから解放された事深く感謝しております。特に7年近く闘った胃痛や胃の不快感がこの三週間全く無いのには凄く驚いている毎日です。2/29と記載があったので取り急ぎの投稿かと思い読んで見ました、私の立場からは僭越ですが日々本当にお疲れ様です。私も同じ様な経験があ、理解の無い患者さんへの対応をしたあとの精神的なダメージはもの凄く大きなものだと思います。
    私の会社もお陰様で13期に入りましたが、人との縁がなかなか継続しにくい世の中につくづく思いやられる毎日です。相手あっての商売ですから先ずは相手の意見を優先して傾聴させて戴きますがその後人の話を全く聞かない方々が多いのを実感しております。取り急ぎ感想をお伝えさせて戴きました。

  2. はじめまして。家族の者がH19年にMSと診断されて以降、今では障害手帳1級、要介護度5にまでなりました。特に下肢の難治性疼痛がひどく、2時間以上の睡眠ができない毎日です。数々の服用薬、BTXも効果なく、ITBにより多少は改善されたのかもしれませんが、焼ける様な痛みから解放されることはありません。内服薬による疼痛制御は無理と、その目的で数ヶ月治療入院した公立病院の神経内科医も匙を投げられました。今は大学病院の脳外科医と内服薬試行錯誤中です。web公開されるとのことですのでこれ以上の詳細記載は差し控えさせていただきます。また東京へは遠い住まいですので、通院は無理です。ただ、先生の数々のお言葉を拝読して、この痛みから解放される糸口が見つかればと書込みさせて頂きました。無礼をご容赦ください。

    • すいません。BTXとITBの略語がわかりません。私はどんな難病でも治る糸口があると考える楽観主義者です。神経細胞が硬化する理由は様々ですが、免疫と血行障害が最たるものと思います。免疫はレミケードなどで、血行障害は硬膜外ブロックなどで改善させる事ができれば、治る糸口がみつかるかもしれません。

  3. ときたまご

    先生 以前から何度か検索でヒットし大変希望を持って拝見しておりました。現在、切羽詰まった症状がありメッセージしてしまっております。

    最初は抗不安薬から始まり最終的にはメジャートランキライザーなど多剤処方により一時廃人の様でしたがベンゾジアゼピンやSSRIの
    依存や耐性、離脱症状を経験し
    現在断薬して2年半になります。

    その間に色々な離脱症状が出ましたが現在は24時間中左耳鳴り、両足の痺れがあり
    たまに背中がヒリヒリ灼熱痛
    左脇腹背中の痛みが繰り返されます。

    こんな悩みの中
    血液検査にてACTH低下.コルチゾール低下でひかかり現在2週間の検査入院中なのですが
    どうも蓄尿など基礎分泌はある様子。相対的副腎低下症なのか
    最初の血液検査に不手際があったのかわかりません。

    喘息治療を25年しておりシムビコート1日8吸入を8年、プレドニゾロンは頓服で月に数回も服用してないですがDr.Fの記事に高コレステロール患者が微量のステロイドにACTH低下を認めるとあり
    もしかすると該当するかもしれません。

    話が多岐になりすみません。

    入院中に背中の灼熱痛、両足の痺れ耳鳴りが酷く
    精神症状も視野に入れて
    入院先の精神科受診をしなければいけなくなりました。
    今の症状はキツイですが仮に精神疾患であっても薬の服用はさけたいのですが、、、

    私は三重県ですが
    既に生活に支障をきたし退職もしていますが子育てがまだこれからで、、、
    脳幹や脊髄の血流を増やす治療などで少しでも光が見えればと
    ご相談しました。
    神経内科、筋電図は異常なし
    リリカなどは拒否して服用していません。

    お忙しい中申し訳ありませんが少しでもアドバイス頂けると救われます。

    • 副腎不全の傾向があると思われますが、ステロイド内服が作用しているのかどうか?はたしかに微妙な線です。しかも西洋医学では副腎不全にはステロイド服用しかないと言われており、それではますますACTHが低下してしまいかねません。つまりこの分野ではあまり西洋医学を信じてはいけないかもしれません。根本的な治療になっていないからです。

       根本的に治したいのであれば、まずはコレステロールを一切食さないこと。つまり動物性の食べ物はミルクやチーズ、小魚を含めほとんど食べない食生活をすることです。そして副腎機能や脳下垂体機能を高める治療を受けるしかありません。しかしこれらは西洋医学では全く存在しない治療ですので代替医療に頼るしかないのが現状です。まず、自律神経機能を高める代替治療を得意としている代替治療師を探すことをおすすめします。

      脳幹や脊髄の血流を増やすことが自律神経機能を高めてくれます。私ならブロックができますが、そうでない場合は代替医療でそれに値する施術ができる人を探すことです。まあ、あまり熱心に探すと、お金だけとられて破産しますのでご注意を! 

      また、西洋医学では「精神異常」としか言われませんのでご注意を! あなたが注意しても周囲の家族があなたを見る目がキ○ガイを見る目に変わります。そして一切のわがままをきいてくれなくなる恐れがあります。わがままとは「お金のかかること全て」です。ただし、精神病名がつくと周りからいたわってもらえるという疾病利得が得られ、かつ生活保護も受けられるので、人生の崖っぷちからは逃れられます。生活保護に甘えると、それなりのペナルティがあります。子育ての際に子供が親を軽蔑するようになることが多く、また、子供も親に甘えようとして、自ら病気になっていく傾向もあります。そういったものを全て受け入れることも必要となります。

      こうした人生の縮図は、私が難病治療にたずさわっていることで、自然と見えてしまうことなのです。見えていてもどうにもできないことです。それを打開しようとして私の元へ人生をかけて引っ越して来る患者もいます。その結果、3分の2は成功しますが、3分の1はやはり私の力だけでは改善させられないことがあります。

      最近はそうした患者を救うために代替医療の治療師と手を組むことを始めました。近々ブログにアップしますので暇があれば読んでください。なんとかしようと私自身も進歩していますが、100%にはなりません。

  4. はじめまして。
    52歳 男性です。
    先生の書かれている症状を拝見しましてメールさせて頂きました。
     
    両足の灼熱感としびれに10年間悩んでいる60代女性を治療しました。整形外科・脳神経外科・神経内科・精神科・婦人科・一般内科・ペインクリニック科などあらゆる科、あらゆる病院で10年間治療しましたが全く、少しも効果が出たことがない方です。特にペインクリニック科には3年間通院し続け、さまざまなブロック注射治療を行い、「一度も効いたことがない」とのことです。さらに精神科では薬漬けにされ、自分がわからなくなるほどに薬をのみ、最近ではそれでも症状が改善しないので「睡眠薬以外の薬剤を止めた」とのこと

    この方と同じで2014年の夏頃から右足親指の先に尖ったような物で突かれたみたいにチクチクし2014年の末頃より右足裏に餅が付いた様な感じで痺れが出始め右脇腹にも痺れの様な痺れが2015年2月頃より左足にも少しの痺れが発症しました。
    MRI撮影しましたがC4/5及びC5/6辺りがヘルニアの様な症状があります。
    頭部、頚部、胸部、腰部を見て頂きましたが後は問題なしとの事でした。
    2015年初め頃より病院に通い原因も治療方法も分からず薬を頂き現在に至ります。

    薬は色々と試しました。
    リリカ サインバルタ ランドセン トラムセット トラマールなどです。
    現在は
    リリカ 朝晩 各225mg
    タムスロシン 朝晩 各0.1mg
    クロチアゼパム 朝、寝る前 各5mg
    ブロチゾラム 寝る前 0.25mg 1.5錠
    後、ペインクリックにて余り分からないのですがL4,L5、S1、C4かC5辺りに神経根なのか硬膜外ブロックを打って頂きましたが全て効果なしです。

    あっちの病院こっちの病院に行くが原因も分からず今に至っております。
    何とか先生にご意見を頂きたくメール致しました。
    グタグタと長く乱文で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

    • あなたが上記の女性を現在治療している治療師ということでしょうか? よろしければどういう治療をなさっているのか教えていただけると助かります。原因がわからないというのがそもそも答えになっています。原因は今まで一度も治療をしていない部位にあるわけです。つまり、頸髄上部か延髄・中脳・視床のどこかにあるということになります。大脳である可能性は少ないでしょう。脳障害の症状がないからです。とても簡単かつ単純な話です。原因部位は現医学が全く手つかずの部位ですので、そこに原因があれば「原因不明」「治療法なし」となります。そして、上記の部位にまともなブロックが出来るのは日本ではおそらく私以外にいません。いるのならその先生のところにかかってください。

       現代医学で治せないものも西洋医学以外で治せることもあります。特に脊髄よりも上の病変では催眠術やヒーリング、ヨーガなどが有効かもしれません。西洋医学では手の届かないところなので、精神に術をかけることで交感神経の興奮を抑えるわけです。私は科学者ですから、催眠術やヒーリングなども治療効果を科学的に証明する義務があると思っています。西洋医学が見放した領域だからです。まあ、半分本気、半分冗談です。

       仮に、催眠術やヒーリングなどが効果があったとしても、効果時間が短いのと、法外な値段をとられることが問題となります。そもそも西洋医学が見放した領域の病気は「治そうとすることがないものねだり」であり、ないものねだり=最高級のぜいたく、ですのでお金が湯水のごとく飛んで行ってしまいます。

       私の治療自体も、実際はプライスレスの極めて高い値段を請求するべき「せいたく品」ですが、現在はまだまだ修行中なので高い料金をとっていないだけです。まあ、みなさまにはラッキーなことに修行中はいつまで続くかわからないので、ずっと続けばずっと破格値で私の治療が受けられるかもしれません(笑)。

       私なら、上頚神経節ブロックを行い、少しでも効果があれば連日治療を行い、それに頚部硬膜外ブロックをたまに加えるという治療をします。治る保証はありませんが、私の治療はかなり強力であることだけは確かです。
       

      • 返信、ありがとうございます。

        書き方が変ですみません。
        私自身が先生の書かれていた60歳代の女性と同じような症状で苦しんでいます。
        2014年頃から右側を下にして横になると右脇腹の下にタオルがあるのかなと思う様な違和感から始まり右足のチクチク、書き忘れましたが右腕肩から親指人差し指側の電気の走る様な痺れ(腕は姿勢により痺れます)
        2015年より右足膝上より下(特に足首より下の甲から指先そして足裏)が焼ける様な痛みの様な痺れの様な感じが左足は足首より下に痺れが(ただ右足ほど酷くなく我慢のできるくらいの痺れ)あります。
        ペインクリニックで色々な所に硬膜外なのか神経根ブロックを試しましたが全て効果無しでした。
        先生の書かれてるC6/7、T3/4などの位置は打つ事が出来ないと言われました。
        神経内科、脳外科、まあとにかくあっはへこっちへと行き全てが効果なしでした。
        すべて言われる事はMRI画像を見る限りでは首にヘルニアと言われたのかは分かりませんがC4/5,C/6辺りが悪いがそんな足が痺れる程の症状ではないと言うよりここの部位より足が痺れるのは無いとまで全ての医者に言われてきました。
        今回は愛知県安城の某病院(神経内科)でも同じ結果でした。
        現在はリリカを服用してますが本当に効いているのかも分からず頭はボーっと、めまい、ふらつき、飲まなければ痛い様な、で、また服用のくりかえしです。
        説明が悪く申し訳ありませんがこの様な感じ(症状)です。

        • 私はペイン科の医師たちが行わないエリアにブロックを行いますので新たな治療として私のブロックを受けることができます。それらは、強力かつ的確ですが、それでも全ての病気を治せるわけではありません。近々ブログに掲載しますが、他の代替医療とも手を組み、極めて難治性の症状に今後も挑戦していきます。今年の私の実力では治らなかったものも、来年の私には治療できている可能性があります。
           期待感をあおっているわけではありませんが、真に「医療の最後の砦」としての役割をまっとうしようと思っています。

          さて、私の元へは「足のしびれ、灼熱感」が頸髄付近へのブロックで軽減するという「とても奇妙な反応をする患者」がたくさん訪れます。決して少なくありません。今の医学では解明されていない領域ですが、頸髄から延髄、脳幹への血行改善治療に私の治療は反応します。よって期待はもてます。しかし、反応すると同時にリバウンド(効果が切れたときに強い症状が出る)が出現することも多く、これに耐えることが治療上必ず必要になります。症状が慢性に経過している方はリバウンドがほぼ必ず起こり、急に痛みが出た方の場合はほとんどリバウンドが起こりません。

          そうしたリバウンドに立ち向かう勇気が試されますので、固い決意が必要となります。ただ、今の症状が治る際には必ず峠を越えなければなりませんので、自然治癒にしても、代替医療の治療にしても、乗り越えなければならない道です。私のブロックはその峠への道を呼び起こしてしまうようです。その際に私のことを信じられないと、決意が揺らぎ、「ブロックのせいで悪化した」と感じ、私を逆恨みすることになります。

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