2017年治療成績
はじめに
私はすでに「膝関節骨壊死」で「手術をするしか方法がない」と言われている患者を手術することなく全治に導くということで数十人の実績を持っています。しかし、実績を示したところで医師たちは信じません。別にそれはかまわないでしょう。しかし、患者たちが信じないことは愚かなことです。何が愚かか? 「手術すれば快適で痛みもない」ということを盲信し、自分の膝に人工関節を入れサイボーグ化することに恐怖を感じさえしないところです。私は本来手術しなくても全治にできる膝を手術して治すことはとても幸せな道とは思えません。もちろんこの意見にご反対の方はどうぞ手術にお進みください。しかしながら手術せずとも救える膝なのに「手術しか方法がない」という話を疑わない方が大多数を占めることに悲しみを感じます。
ここでは、私の治療に感謝の意を表してくださった患者様がその謝意として膝を全治とさせた経過を詳しく投稿してくださったので、掲載させていただくことにしました。文末にMRI画像を掲載しています。どのように治癒したのかをご確認ください。
2017年3月17日付けでコメントを記載しました「なかむら」です。
このたび、F先生による治療が終了(治癒)しましたので、その経過等をここに報告することといたしました(一部、2017年3月17日付けの記載内容と重複します)。
2016年8月17日:
内視鏡下半月板部分切除術をしました。
以後、中々痛みが引かない状態が続きましたが、リハビリを継続しました。
2017年1月27日:
階段を昇ったときに、ガクンと沈み込むような衝撃を膝に受けました。すると、膝の曲げ伸ばし時にひっかかりが生じる(ときとして、ひっかかりのために膝を伸ばせない)ようになり、かつ、膝を伸ばすと「パキッ」という音がするようになりました。
2017年2月9日:
半月板手術した病院とは別の病院でMRIをとり、骨壊死と診断されました。骨切り術(1か月の入院)と、その後、約数か月のリハビリ、そして、約1~2年後に内部に埋め込んだ金属の支持部材を除去する手術をすることを勧められました。なお、手術をしても痛みがとれるという保障はできないが、骨壊死部分が強く当たらないようになるので、痛みがとれる可能性が高いとの説明を受けました。ちなみに、私本人は、変形性膝関節症という自覚はありません。
2017年4月 4日:F先生による初診で、MRIの結果、上記と同様、骨壊死と診断されました。下面にはくぼみがありました。ロフストランド杖による免荷を開始しました。ケナコルト1回目注射。
2017年4月11日:ケナコルト2回目注射。
2017年4月18日:ケナコルト3回目注射。
2017年4月25日:ケナコルト4回目注射。
2017年5月 9日:ケナコルト5回目注射。
2017年5月23日:ケナコルト6回目注射。
2017年6月 6日:MRIの結果、ほぼ完治(治癒)しており、今後の治療は不要と診断されました。下面のくぼみもほとんどなくなったと診断されました。
・初診から完治までの経緯
F先生に診察していただくことを決意し、3月下旬に、T字杖を購入し、初診前に、自ら免荷を試みました。F先生の過去の記事より、初診時に松葉杖による免荷を指示されると想定していました。いきなり松葉杖はハードルが高いと判断し、とりあえずT字杖で歩く練習をしました。
購入したT字杖は、アルミ製で全体がブラック塗装され、3分割されるものであり、3分割される部分が環状にアルミ色となっているもので、杖としてはかなりオシャレなものです。杖のつき方は、ネットで調べ、勉強しました。人生初めての杖でした。痛めているのは右足ですが、この場合、杖は右手に持つものだと今まで思っておりましたが、反対側の左手に持ち、右足が地面に着地する直前に左手で持った杖を地面に付くことにより、右足着地時にかかる負荷を軽減することや、T字杖の免荷率は約20%程度であることを勉強しました。杖のつき方は、約30分程度の歩行練習で、できるようになりました。
初診時、F先生から、ロフストランド杖を渡されました。松葉杖と思っていましたので、想定外で、それまでの練習により、すぐに簡単につくことができました。
・徹底的な免荷
F先生が記載している事項から推察すると、骨壊死における治癒条件としてケナコルトは必要条件ではなく、あくまでも骨壊死の治癒の必要条件は免荷であり、それを前提としつつ、ケナコルト注射は、骨壊死の治癒確率をより高めるものであること、及び/又は、治癒までの期間を短縮するためのものであること、と理解しました。
そこで、徹底的に免荷をしようと思いました。
私は自宅で文章を作成する仕事としており、自席からトイレまではかなり近く、メジャーで測定をした結果、約7メートルでした。
ここで、自席からトイレに行くときであっても、免荷すべきと考えました。自席からトイレまではわずか7メートルですが、往復ではその2倍の14メートルとなります。1日あたり約10時間程度仕事をしていますが、その間、トイレに行く回数は約7回程度です。そうすると、1日あたり、トイレのために要する移動距離は、「14メートル×7回=98メートル」となり、1日あたり約100メートルとなります。よって、1か月あたり、トイレのためだけに約3キロメートル歩くことになります。3キロメールの移動距離を、免荷すべきか否かを考えれば、当然、免荷すべきと思いました。
また、歯磨きですが、それまでは、洗面室で立って行っていましたが、今回、椅子を購入し、着席して歯磨きをすることにしました。歯磨きを、1日朝晩2回、1回あたり約3分とすると、1日あたり6分、1か月で約3時間となります。3時間、立っているのと座っているのとで、どちらが膝によいかを考えれば、当然、後者だと判断しました。同様に、シャンプー後のブロー等も、必ず座って行うようにしました。
また、私は、トイレは大小かかわらず常に座るようにしていますが、今回、骨壊死になってみて、便座からの立ち上がり時に、かなり膝に負担がかかることがわかりました。一般の机と椅子ですと、膝の曲げ角度は約90度程度ですのでさほど負荷はないですが、便座のような低いものに座ると、膝の曲げ角度(膝内側を中心とする内角)は90度未満となり、このような鋭角状態から立ち上がるときは、かなり膝に負荷がかかります。このため、便座からの立ち上がり時にも、必ず補助棒を握って立ち上がるようにしました。
・膝の回復過程
3月22日:初診前の最初の免荷の翌日ですが、1日だけで、膝の痛みが体感できる程度に減りました。免荷の威力を改めて知りました。
4月5日(ケナコルト1回目の翌日):膝裏のむくみが減った感じがしました。
4月7日:痛みをほとんど感じなくなりました。
4月8日:膝内側に、少しチクチクとした痛みがありました。
4月10日:膝内側に少し痛みがありました。膝の屈伸時に、それまであった皿の裏側のギーギー感が減った感じがしました。
4月12日:膝の屈伸時のひっかかりが減った感じがしました。また、膝の屈伸時の音が少なくなった気がしました。しかし、ときどき、膝内側にピリピリ感がありました。また、皿の裏側のギーギー感はさらに減った感じがしました。
4月21日:たまに、膝内側にピリピリ感がありました。
4月22日:膝内側に、わずかな鈍痛がありました。痛んでいる部分以外も痛むような気がしました。皿の上、膝の裏、膝の下などに、痛みというより、皮膚がピリピリする軽度の神経痛のような感じがありました。
この頃、右足が細くなったことが、目視でわかるようになりました。しかし、右足が細くなったことは、憂慮すべきことではなく、むしろ、しっかりと免荷ができている証拠であると受け止めました(筋力低下は完治後に1年程度かければ元に戻ると思っております)。
5月3日:皿の裏側のギーギー感がかなり減りました。
5月11日:膝内側のチクチク感が大幅に減りました。
5月23日:膝の内側後部の筋の軽い張りのような違和感はありますが、現時点で、痛みは全くなくなりました。
5月26日:都内某所まで出張し(当然免荷)、その後、膝内側の筋に少し張りがありました。
以上の経過をたどり、F先生による初診から約2か月、免荷と、6回のケナコルト注射とで、骨壊死がほぼ治癒しました。私個人としては、奇跡的といいますか、ミラクルというような感じなのですが、F先生からすれば、それは「当然」のことなのでしょう。
今回、F先生の指導下で治療をして本当によかったです。手術や入院を回避することができ、本当にうれしいです。
F先生、A秘書様、ありがとうございました。
最後に
実績とは何か?について述べておきます。
今回のように生活指導と治療を厳格に行えば、「手術しか方法がない」という疾患を「手術しないで全治」にさせることができます。しかし、「手術しないで全治にできます」というセリフは私の実績を元にした理論であり、現代医学では不可能とされることを可能にしているわけですから、この理論は極めて高価な理論です。
患者は私の指導の通りに治療を行うだけなのですが、その治療法は私が医師として何年も何年も極めて熱心に治療に向き合わなければ編み出すことのできなかった治療法であり、それが証拠に私以外のどんな医師も実行していない治療法です。いわば秘法・奇跡的な治療法ですが、それは私の実績にのみ裏打ちされています。
この裏技を編み出すには想像を超えた苦労話が幾重にも重なっており(だからこそ他の医師にできないのですが)、私はその秘技を患者に対して特別な料金を徴収せずに行っています。実績とは、それを重ねるためには労力にして何百万円ものコストがかかっています。しかし、その貴重な実績を「信じない」という姿勢のみで無にすることができます。
まさに「信じた者のみ救われる」のですが、ここで一言だけみなさまに忠告しておきます。私の実績をあまりコケにされないほうが皆様の幸せのために重要だということです。実績はそれを達成した人間の地位や名誉・名声・マスコミ力のみで信用度が決まります。だから皆様は何度も騙されるわけです。地位や名誉のない人間の言うことであっても、その人間のこれまでやってきたことをしっかり調査すれば、信用できることがわかるものです。その調査を行う労力を惜しむ人には「信じてよい実績かどうか?」がわからないでしょう。
どうか皆様、地獄を見ないためにも、自分の労力で自分の責任で他人を信用する癖をつけてください。それができれば、自分の力で世の中に落ちている貴重な情報を入手できる可能性が高まります。このサイトには人類を幸せに導くことができる何千億円に相当する情報があります。しかし、そんな高価な情報を「信じない」というだけで無にしてしまっています。それがどれほどもったいないことか・・・私にはどうでもよいことですが。
私はまだ開業して2年2か月ですが、開業初日より黒字であり、開業以来毎日もうこれ以上患者を診ることができないという飽和状態にあります。自分を過度に宣伝し、患者を集める必要はありません。自分の能力を誇張し、他の医師たちと張り合う必要もありません。収入も十分に得ています。ですから、これらの文章は世間に自分を認めてもらいたいという一心で行っているわけではありません。
非常に高価で貴重な情報が目の前にあるにもかかわらず、それを信じないために不幸になる難治性の患者たちに一つの救いとして掲載させていただいています。疑うことは自由ですが、その前に一度ざっとこのホームページに目を通すことをお勧めします。。
貴重なご報告をありがとうございます。
実は、私の家族(現在76歳)がこの2月に人工関節手術をし、4カ月ですが痛みが増して歩行も徐々に困難になっています。微熱やのどの痛み(本人は手術時の麻酔での傷が原因ではと言っている)も継続して、夜中は呼吸困難になる瞬間もあります。介護入所を希望していますが、整形外科の治療が終わってからでないと受け付けられない、というところがほとんどです。
甲状腺手術後8年経過しています。手術をしてしまった患者でも、何か回復する手立てはあるのでしょうか?
微熱は膝の炎症が収まらない間はずっと出続ける可能性があります。微熱ではなく高熱になれば、人工膝周囲に膿瘍が発生している可能性があり再手術で人工膝を取り除く手術を行うことになります。後者の場合は歩かずに動かさず安静にすれば手術回避ができるかもしれませんが、どちらにしても最悪です。ですが、確率的に言えば自然に膝の炎症はおさまることの方が高いです。
痛みが増す理由の多くは腰由来の坐骨神経痛ですが、それを患者も医師も信じないので、治療が行われることはありません。笑える話なのですが「私の意見を誰も信じていない」ことにより、私以外の医師には治療をしてもらえません。
つい2か月前ですが、膝の骨壊死の患者来院しまして、その患者に「私のことを信じなければ、この病気は治りませんよ」としっかり述べたところ「信じています」との返事をいただきました。そこで、「あなたの膝の痛みは膝だけではなく腰からの神経痛が重なっていますから、腰部硬膜外ブロックをしましょう」と言うと、「それは結構です」と断ってきました。私は「私の言うことを信じられないというのなら、私のHPを隅々まで読んできなさい」とい放ち、叱りつけました。その次の週に、「わかりました先生のおっしゃるように治療してください」と言ってきたので、腰部硬膜外ブロックをしてさしあげました。すると痛みは激減し、非常に感謝されました。それどころか、次の治療から毎回ブロックを要求してきます。
私が、このように「私を信じない患者に対し」どれくらいあきれるか? 想像してみてください。
私がここにこのように返答したところで、「あなたがどうせ信じない」と私が思っていることを想像してみてください。私がどれほどの孤独感を持つか想像してみてください。患者が言う「信じています」は口先だけの嘘です。そういう嘘をこれまで何千人にもつかれている私の身にもなってみてください。
さあ、どうしますか? どうしたいですか?
はじめまして。
先生の「信じるものは救われる」にとても共感を抱き、コメントさせてください。
4月末にバレーボールで人の足の上に着地してしまい、捻挫をしました。
病院でレントゲン、MRIを撮り骨には異常なかったのでシーネ固定を2週間弱で外し、リハビリにほとんど毎日通っていました。
頸骨と距骨の間に痛みは残るものの、約1ヶ月で歩けるようになったので、仕事復帰の許可も頂き、仕事(ウエイトレスパート)を、1週間したら足が腫れと痛みで歩けなくなり、受診しMRIを撮ったら頸骨距骨骨壊死と診断されました。
距骨の壊死の度合いは10%。
骨が潰れるといけないから1ヶ月の入院をし、内容は完全免荷(松葉杖)、午前午後のリハビリで足のマッサージ、超音波、カンショウハ、アイシングを行い、入院の1ヶ月でMRIを撮ったら壊死部分は5%しか良くなってなかったです。
現在は退院し、自宅療養中で外来リハビリの日々です。
主治医は症例がないとの事で、学会で他の先生の意見を聞いてみて頂いたのですが、手術はしないで完全免荷のみでの方針です。症例がない不安感やセカンドオピニオンを受診した方がいいのかなと不安ばかりです。
先生も免荷で治るとおっしゃられていますが、この先いつ治るかも分からなく、筋力も低下したり、可動域の低減、範囲が広がったりと心配な事ばかりです。
足を30分くらい下げていると紫色になって腫れてきます。
先生の所へ今すぐにでも足を運びたいのですが、小さい子どもも居ますし、出来そうにないです。
アドバイスを頂けたら光栄です。
宜しくお願い致します。
多くの方は勘違いされていますが、「信じること」とは「私を信じなさい」という意味ではありません。「私の指導を仰ぐことをを選択し、決意し、覚悟を決めた自分の知力・精神力を信じなさい」という意味が本当なのです。この辺の理屈は哲学であるため、みなさんに教えたところでご理解いただけないので、単純に「信じる者は救われる」と述べているだけです。
本当のことを言いますと、私のHP上の文章を数ページ読んだくらいで信じた気になってはいけない。本当に信じるのであれば、ほぼ全てのページを読みつくしなさい。それで信じるか信じないかの判断を自分でしなさい。なのです。ですから、逆に数ページお読みになっただけで私を信じたつもりでいる方は、私にとって恐怖の対象です。信じているのではなく信じたつもりでいる方々だからです。
ですが、数ページでもお読みになったのなら、読まずに来院する私のクリニックの近所にお住まいの方々よりは信頼できる方であることは確かです。
では、アドバイスですが・・・私の治療を受けに来られないのであれば「腱引き師」を頼られることをお勧めします。全国にいますので必ず近くに腱引き師がいると思います。腱引き師は捻挫治療が得意ですがその技量は人によって異なります。腕の良い腱引き師にあたることを願っています。免荷はそのまま続けるべきだと思います。痛みと腫れが「いつまで続けるべきか」の目安になります。どのくらい免荷を続けるか?などの具体的な指標は不明ですが、このHP上の記事にもあるように、数年かかる人も普通におられます。
腱引き師の力を借りれば、それが3か月や半年に減る可能性があり、私にかかると2か月以内に減る可能性があり・・・というように、私の治療は「治るまでの期間を短縮させるもの」です。他の医師たちは治療実績がありませんのでどのくらいの期間がかかるのか? 再び足を突き始めると再発するか?などのアドバイスが不適格です。ですが、免荷が基本ですので、それは変わりありません。
基本的にお金をかけなくても、免荷をしていれば自然治癒します。しかし、それはライザップと同じで、誰でも「食べなければやせる」ということを知っていながら、実際のところお金を払ってトレーナーに指導してもらわなければやせることができません。あなたの治療もそれと同じことであり、免荷で治ると信じたくても、その実績のない医師に指導を受け、そしていつまで免荷すればよいのか? 再発するのか? が不明なため、誰を信じてよいかわからない状態だと思います。つまり、自分で治そうとすることは、もっとも険しい治療法を自ら選択することを意味しています。ですが、免荷を徹底すれば必ず治ります。険しいですが自分を信じてがんばってください。
初めまして。膝関節骨壊死を検索しこちらのサイトにたどり着きメール致しました。
今年の初めに膝痛のため整形外科に受診しレントゲン検査を受け、
骨には異常が見られないとの事でしばらくはリハビリを行っていました。
しかし、痛みが収まらず他の整形外科でレントゲンとMRI検査を受けたところ、膝関節に壊死があり、根本的な解決には人工関節への置換手術しかないと言われました。
私としては人工関節への置換は想定外であり、今後どうすべきか悩み、差し支えなければ先生の診察を受けたいと願っております。
文章が稚拙で恐縮ですが、アドバイスを頂戴出来れば幸いです。
宜しくお願い致します。
当院で治療された方のほとんどは手術を回避できます。が、重要なことは「きちんと免荷を2か月間できますか」というところにあります。患者はいろいろと免荷ができない理由を私に説明しようとするのですが、そういう方を保存的に治療することは難しいため、基本的に私の指導に従わないと最初から思われる方は、治療をする前に診療をお断りしています。これはあなたを否定してるわけではなく激励です。
手術をせずに治療した方が人生において幸せが多いです。少なくとも私の患者たちはそう確信しています。どうか勇気を持って臨んでください。
6月18日の原因不明の膝の激痛から様子をみても良くならず鏡視下検査と言われセカンドオピニオンをしたところ8月3日に骨壊死という診断を受けました。それから松葉杖生活と装具の着用とリハビリの指示を受けましたが2ヵ月経過をしている為
筋肉が落ちてきています。このまま免荷を続けるべきですか?そろそろ装具をとって歩き出す時期ですか?膝は伸ばすとマイナス10度曲げると120度です。水はもう溜まっておらず、少しの拘縮があります。
痛みは激痛はなくじわじわとたまに痛む感じです。
担当医に質問すべき内容です。私が答えることで「誰を信じていればよいのか?」わからなくなるからです。
さて、私に聞くまでもなく、担当医は1か月から2か月は免荷でおとなしくしていなさいとあなたに銘じているはずです。そしてあなたは「筋肉が細る」という理由を探し出し、早く歩きたいがゆえに(辛抱できない性格であるために)、他に「歩いてもいい」という医師がいたら、その医師の意見に従おうとしてここに質問されているのではないでしょうか?
筋肉が細るのは骨壊死を治すためにやむを得ないと考えます。
お忙しい中、返信していただいてありがとうございます。今通院しているA病院では骨壊死を診断してもらった医師は月に2回しか診察がありません。そして診察中もこちらからの質問はし難い雰囲気の医師です。今は松葉杖と毎日免荷状態でできるリハビリに通っています。できれば先生の所に伺いたいですが愛知県在住そして膝ということでそれは叶いそうにありません。今まで通っていた近所のB整形外科の先生の所では膝が痛くなる度に
(約半年に一度)キシロカイン0.5%5ml、リンデロン4mlの注射をしていました。
そして6月の痛みは今迄の痛み腫れをはるかに超えていた為にC市民病院を紹介され行きましたが原因不明のため鏡視下手術と言われた為にA病院にセカンドオピニオンで行き骨壊死と診断されました。
先生の文章を何度も読み返してもう一度質問ですがB整形外科で週一回のキシロカインとリンデロンの注射を医師にお願いした方が治りは早いでしょうか?
またキシロカインとリンデロンの量は
患者側が指定できるものですか?その際どのように話せばいいのでしょうか?
本当にメールでの質問は大変失礼かと思いますが自分の中ではやく治したい気持ちでいっぱいです。よろしければ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
患者から医師に「治療法の指示を出したい」がどうすればよいかというお悩みをいただくのですが、どうか「医師に指示」を行うことだけはやめていただきたいと思います。その理由をお知りになりたいのでしたら、医者の責任力を読むとわかると思います。
キシロカイン+リンデロンでよいと思いますが、その量や回数は医師に任せてよいと思います。
初めまして、神奈川県に住むKと申します。
右股関節から前膝の痛みで苦しんでおります。(左臀部も痛みますが、右の痛みにとは比較になりません)近くの整形外科ではすべり症によるものからの痛みとのことで、電気治療やマッサージ、貼り薬処方しています。いっこうによくならず、痛みは増し、整体や鍼治療をしていますが変わりません。
(整形外科は三件受診しています。飲み薬は体調が悪くなります)
先生の記事を拝読し、先生の治療を受けたいと思いご連絡させていただきました。
予約をお願いしたいのですが、可能ですか?
記事を見ますと、午前中伺えば、近くの医院でMRIも受けることが可能とのことですので、そのような流れで受診できればとても助かります。
患者さんも多く、大変お忙しい中申し訳ありませんが、ご連絡をいただきたく
よろしくお願いいたします。
右股関節から膝にかけて痛みがある場合、膝関節の問題ではなく、大腿神経の問題であることが多いです。膝が無傷のわけではないと思いますが、大腿神経(L4)に原因がありますと、膝の痛みが倍化します。よって、治療は膝ではなく腰であり、腰部硬膜外ブロックなどが適用であると思います。まあ、来院し、実際に治療してみなければ判断がつかないと思います。
私5年間右膝の痛みが有りまして膝の治療の上手な先生の所へ受診しましたが、病院10件は行きました。膝の内側の骨が壊死していて、ヒヤルロン注射も5年間ずっと打ち続けています。三年位経って痛み軽減しましたが、最終的に手術をしないと歩けなくなると言われました。骨切り手術しないと治らないと言われましたが手術したく無いし不安なので手術しなくても骨は再生しないのでしょうか教えて下さい。
「注射がきかない膝痛の正体」と「膝骨壊死の治療成績2017」をご覧くだされば答えが書いてあります。それを信じるか信じないかが、あなたの人生を決めます。
ありがとうございます。先生私は千葉県在住です。手術しないで完治できるのなら、それが希望です。好きな仕事が介護職です。膝を使い過ぎて、痛めました。先生一度見ては貰えないでしょうか?先生が無理でした紹介しては頂けないでしょうか?私の介護していた何人かの方が有名な先生に手術して頂いて現状真面に歩けない方ばかり見て、自分も同じは嫌と思っています。有名な先生を私5人以上かかりましたが、手術か我慢して60すぎたら手術したほうが良いと言われました。何の治療も無く痛み軽減していますが、仕事は少し不安です。アルバイトはしていますが余り使い過ぎて疲れると痛みがある程度です。
初めて書かせて頂きます。私、65歳男性、長野県在住の者でございます。
膝関節の骨壊死のことで御相談申し上げたく書かせていただきました。
今年の1月に膝の骨壊死があると診断され、担当の医師から人工関節の提案をされました。私、他に心筋梗塞や脳動脈瘤、腰椎のヘルニアなどもありまして、薬とウォーキングなどで何とか管理している状態のため、運動がかなり制限されてしまうことに大きなショックを受けました。また、担当医の先生からは手術後の説明がほとんどなく、お尋ねできる雰囲気でもなかったため、どうしてよいか分からないまま日を過ごしておりました。
そのような状態のときに、先生のサイトに行き当たり、この数週間にわたり先生の論文をはじめ、いろいろな患者様のコメント、先生からの御助言など読ませていただきました。
骨壊死に関する膨大な情報や症例を提示していただいてあり、とても驚きでした。患者の方々の生の声とそれについての先生からの丁寧な御説明を読ませていただき、愚昧な私でも、骨壊死といわれるものの正体(実態)が疑念なく理解できたように感じています。私の骨壊死もまだなんとかなるのではないかと大きな希望を持つことができました。
それと同時に、先生が各所で述べておられる厳しい御言葉も身が縮むような思いで読ませて頂きました。厳しい免荷の治療を全うできるのか、また、診察・治療をしていただくのに礼を失することない自分であるだろうかと随分と考えましたが、ここで決断してお願いしなければ、結局は人工関節にたどり着くしかないと思い、意を決して御連絡をさせていただきました。診察の機会をいただけることを切望しております。願いをお聞き届けいただければ幸いにございます。
簡単ではありますが、以下にこれまでの経過と現状を書かせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。
3年程前に、玄関で靴を履いて立ち上がろうとした際に強い痛みが走り、その後から一定のある角度をとった時に強い痛みが走るようになりました。地元の病院でレントゲンとMRIを撮って診断していただいたところ、半月板の損傷があるものの手術するほどでなく、運動して筋肉をつけることで対処し、痛みが酷く耐えられなくなったら再度来院するよう言われました。その診断の折には骨壊死の指摘はありませんでした。
以降、様子をみながらの生活でしたが、歩き始めの痛みや違和感、不自然な動き(捻り)で激痛が走るような状態が続いたため、今年3月に東京(横浜)の病院で再度診察を受け、半月板の手術を受けることになりました。その折に半月板の損傷と合わせて骨壊死があるとの診断を受けました。骨壊死の部位に関しては手が着けられないということで、半月板の一部除去とバサバサの羽毛状態になっている軟骨の成形、ドリリングも行っていただきました。
3月の手術後現在までは、ドリリング後はしばらく荷重をかけない方が良いと知り、ロフストランド杖を使った生活をしていました。さらに、先生のサイトを拝見してからは松葉杖を加えてロフストランド杖と松葉杖で過ごしています。
MRIの画像は昨年12月のものと、この6月に地元で撮ったものがありますが、白黒でみられるインテンシティのものではないように思います。
お知らせする必要のない情報かもしれないのですが、現在の私の既往と投薬の状況も付け加えさせていただきます。御判断の材料として使っていただければ幸いでございます。
・ 心臓疾患 心筋梗塞4年前に発症しステント留置してあります。
現在服用薬(リバロ錠1mg、アーチスト錠2.5mg、プラビックス錠7.5mg)
・ 未破裂脳動脈瘤 8年前に前交通動脈に3ミリほどの瘤が見つかり経過観察しておりますが、今のところ大きさや形に変化がなく推移しております。
・ 緑内障 5年前に診断を受け、点眼剤(タプロス点眼液0.0015%)にて様子をみています。現在のところ進まず視野も維持できています。
・ 腰椎椎間板ヘルニア 10年前に発症し、1か月ほどの入院を致しました。手術はせず保存療法で現在に至っております(仙骨ブロック注射2回、神経根ブロック注射1回の処置でした)。足のしびれは残っていますが、日常生活はあまり支障なく過ごせています。時々臀部、左足ふくらはぎの痛みで困ることがありますが、抗血小板薬使用のためブロック注射ができないようで、ロキソニンを処方して頂いています。)
大雑把で誠に申し訳ございませんが、以上のような経過と状態でございます。
生来の愚昧さに加え、歳による呆けもあり自覚のないまま大変な失礼を為しているのではと心配になります。無教養な田舎者にて、多々失礼があるやもしれません。もし万が一そのようなことが御座いましたらご指摘ご叱責を賜りたく存じます。
お伝えしたき事柄や止むに止まれぬ思いもありまして長々と記してしまい大変失礼致しました。先生の貴重なお時間を割いてしまいましたこと御赦し下さいませ。
文章を拝見させていただきました。問題は長野から東京までが遠いということだけのようです。これだけ丁寧に書いていただく方であれば、私たちの指示にも従っていただけそうなので、改善する可能性が高いと思います。通院頻度は初診から1週、3週、5週、7週、9週で終了。つまり6回の通院が必要ですが、それが可能なら大丈夫でしょう。