難病治療専門医について

2017年治療成績

難病とは何か?

難病とは何か? それは医師が現医学のガイドラインに沿った治療を行ってもたやすく改善しない症状・病気の総称です。筋萎縮性側索硬化症や原発性胆汁性肝硬変など、国が指定している難病だけを指すわけではありません。そういう意味で肩こり・めまい・耳鳴り・汗かき・アトピー性皮膚炎などは立派な難病です。私はそうした「日常的に経験する難病」を改善させることを専門に診療を行ってきました。


 

どうすれば難病専門医になれる?

難病専門医とは言っても、外来に「難病専門外来」と貼り紙をしているわけではありませんし、難病の患者が全国から集まってくるわけでもありません。しかし、実際には私の外来は難病の患者ばかりが集まります。なぜだと思いますか? それは、軽症の患者を1~数回の診療ですばやく治してしまい、外来通院させないからなのです。おそらく、私のような診療スタイルをとる医師は探しても見当たらないと思います。なぜならば、初診の患者にいきなりブロックをして初回で完治させてしまうと病院が赤字経営になるからです。まずは薬とシップで様子を見て、数ヶ月通院しても症状の改善が見られないなら「奥の手として注射」するのが普通の開業医です。さらに、注射はリスクがあるため、信頼関係が結べていない初診の患者に注射をして逆に痛みを作ってしまえば、悪評を立てられ、場合によっては訴えられることもあります。トラブルが多ければ解雇されます。ですから、初回で完治させる治療を行うことは、医師にとっては社会的に大きなリスクを背負います。よって全国を探しても、そういう医師にお目にかかることはまずありません。


しかしながら、私はすでに10年以上前から一度で完治させる診療を常にこころがけていました。理由は簡単です。外来が混雑しすぎるからです。治さなければ外来が患者であふれかえってしまい、仕事ができないほどになってしまうからです。ブロック注射は精神力と集中力がかなり要りますが、その集中力を欠いてしまうほど、患者の数が膨れ上がります。よってそならないように、常に一度で治すようにしてきました。すると、一度では治らない難治性の患者のみが外来を占領するようになります。こうすることで難病患者の割合が少しずつ増えていきます。ただし、これだけでは難病専門にはなれません。一度で完治するような軽症な患者は、どうでもよいのですが、数回~数十回治療が必要な中等傷の患者を来院させないようにしなければなりません。そのためには、診断の適切さが最重要になります。肩が痛いと訴える患者は、本当に肩関節が痛いのか、肩周囲の腱が痛いのか、肩へ行く神経が炎症を起こしているのか?の診断をつける能力が必要になります。通常、これらを正しく診断するには、肩の専門医を数十年やっている必要がありますが、私は実際にブロックをし、その場で治すことで診断をつけてしまいます。まずは腱、次に神経、そして最後に関節・・・というように、痛みがゼロになるまで治療を重ね、そして治ったところで治療終了。このように、一度に多重治療を行うことで、数回~数十回治療を要する患者を、一度で完治させて来院させなくします。もちろん、完治させても再燃しますから、患者は再び来院しますが、治療技術が向上するにつれて、再来院までの期間が長くなります。こういう治療を繰り返すことで、真に難病をかかえている患者が増えていきます。また、難病を治療することで、治療技術が日進月歩でぐんぐん向上していきます。すると、程度の軽い患者はどんどん外来からいなくなります。私はこうして難病専門医になっていきました。


 

ドクターショッピング患者について

慢性の症状を持ち、それを治してくれる有名な医師を探して何軒もクリニックを転々とすることをドクターショッピングと言い、その行為を医師は最も嫌います。理由は簡単です。保健医療はガイドラインが決められており、特殊な治療をすることを保険診療は許可していません。つまり、医師の技術に多少の差はあったとしても、治療法が大きく異なることはなく、全国どこの病院へ行ったとしても「建て前上、同じ」だからです。保険で医療を行っている限り、どこへ行っても同じ治療なのに、ドクターショッピングをするということは、「患者のわがまま、ないものねだり、大人として成熟していない」ということを意味します。よってドクターショッピングする患者は医師に大変嫌われ、まともに診療してもらえなくなります。


 

ドクターショッピングをする患者は間違いなく難病であり(私の難病の定義にしっかりあてはまる)、「他(前)の医師たちが治せなかった」ことが確定します。前の医師の中には大学病院の教授が含まれることがしばしばあります。難病に苦しむ患者はまず有名な病院、著明な専門化医師のところを訪れるからです。そうした名誉ある著名な医師たちが「治せなかった症状」を「名もない普通の医師」が治せるはずがありません。よって、ドクターショッピングしている患者を医師が始めて診察するとき「どうして俺のところにやってくるんだ!」と怒りが沸き起こるものなのです。名誉ある教授が治せなかった症状を治すということは、教授の顔に泥を塗ることにも等しく、縦社会で生きている一般的な医師にとっては反社会的な行為になるのです。これらの状況から考えて初めてドクターショッピングが医師に忌み嫌われる理由が見えてきます。私は実はドクターショッピングする患者を治すことを趣味にしてきました。私は「他の医師が治せなかった症状・患者」にしか興味がありません。他の医師が治せる患者であれば、他の医師にかかればよいのです。逆に、そういう患者には来院してほしくありません。他の著明な医師(教授たち)が治せなかった患者を治してこそ医の醍醐味であることを知り、難病患者にしか興味を示しません。そういう姿勢で治療を続けていたのでドクターショッピングの患者が来院するととてもわくわくした気分になります。そして、儲けを考えることなく全力を尽くしてあらゆる治療を試みます。それが楽しくて楽しくて医師をやっているわけです。全力を尽くせば、難病でさえも多少よくなるので、ドクターショッピングの患者は私のところから他の病院には移りません。よって難病患者がストックされていきます。こうして難病専門医が誕生します。


難病治療=反社会性

私は己の技術を磨くことを趣味として生きてきました。医療だけでなく、心理学、脳科学、音楽、コンピューターグラフィックなど、人が面倒で嫌がる困難を趣味としてきました。以前は教授と呼ばれる医師たちの権威に反感を持ち、その権威に逆らうつもりで医療をとことん研究しましたが、様々な難病を治す技術が身についてきた現在、権威に逆らおうとする精神は消えてなくなってしまいました。出世にもお金にも興味が薄れてしまいました。今はこの技術を多くの医師たちに伝えなければ・・・という気持ちです。


しかし、ここに立ちはだかるのが保健医療です。医師業務は建て前上、「儲けるためのものではなく、人々を救うための事業であり、そのために公的機関が金銭を援助する」となっていて、ガイドラインを無視した医療行為は公的機関が認めないことになっているからです。公的(世界的)に治療効果が認められるまで、保険診療で新しい治療をやってはならないことになっています。ところが、新しく効果の高い治療は常に、既存の権威ある教授の理論を打ち破るため、教授の権威があるうちは公的には認められにくいというからくりがあります。私が教授という地位にすでについているのであれば問題はありませんが、そうでない一般的な医師が新しい治療を打ち出しても、些細なミスのあげあしをとられてしまい、社会的に葬り去られやすいでしょう。よって「他の医師が治せないものを治す」=「反社会性の路線」 であることは間違いのない事実なのです。出る杭は打たれてしまうことをよく知っていますので、出すぎた杭になるまで私は何も公表もせず、こうして水面下で論文をせっせと書き溜めてきたわけです。このサイトは、様々な圧力に耐えうるだろうと思われるほどに証拠を集めた上での発表です。論文としては未熟なものばかりですが、私の治療の是非が問われた場合に、私を救ってくれる唯一の証拠となります。私の理論が「無茶苦茶」だと指摘する学者が次々と出てくることも想定内です。ですが、最終的には「治せない者が治せる者の口を塞いではいけない」という正義が勝つと信じています。私は「治せた者」の意見のみを受け入れます。もともと権威にはおじけづくことがないことを前提としなければ、難病治療は不可能です。


難病治療医の虚しさ

難病治療は保険が認めていない治療です。保険が認めていない=保険がお金を支払ってくれない、ことを意味します。全て自費で行えばよいのですが、難病治療は繰り返し行わなければならないものが多いので自費で行えば破産しますので続きません。続かなければ治せませんので難病治療は成立しません。よって難病治療を行うためには「極めて高い技術を叩き売り」しなければなりません。また、めまいを治すにしても、肩こりを治しているうちに偶然にもめまいが治ってしまったというような体裁にしなければなりません。実際に肩こりを治して差し上げているので違法ではありませんが、めまい治療としてお金を請求できません。また、わが国ではブロック注射は1日に1箇所分しか支払わないという規定ですから、数箇所同時治療ができません。よって、2箇所目からはサービスしなければならないこともしばしばあります。つまり、高い技術を無料で提供するわけで、さすがに虚しさにさいなまれます。自分の高い技術を安い料金(または無料)で売ることは医師として非常にプライドが傷つくことですが、難病治療は教科書的な治療ではありませんのでやむを得ません。現医療体制はきちんとしたガイドラインにのっとっている治療にのみ高い報酬を与えるわけですから、新しい工夫した治療を行えば「報酬を与えない」というペナルティがあることと同じです。こうしたペナルティのおかげで新しい治療は開発されにくいという土壌があります。大学病院では保険審査が甘くなっているのは、こうしたペナルティをやわらげるためです。ペナルティが厳しいと医療の進歩が停滞します。よって、新しい治療はほとんどが大学病院でのみ生まれ、一般開業医のところから生まれることがほとんどないのです。


心因性という難病

心の病は「何でもあり」です。教科書に載っていない奇妙な症状は全て「心因性」と言われる決まりになっています。私は当然ながら「教科書に載っていない奇妙な症状」を専門に治療しています。突然両手が動かなくなる、におい・味がわからなくなる・眼球がひくひく動く…など教科書にのっていない症状です。これらを「心因性」とみなすことは治療を放棄していることであり、著明な教授先生にも治すことができません。そして治す気もありません。実はこういう状況は私にとってもっとも好都合なのです。世界の誰も研究しない症状ですから、それを治療できればすぐに世界の頂点に立てるということを意味しています。「世界の頂点」などどうでもよいことですが、これは探検家が前人未到の地底洞窟を探検するのと同じ気分です。私はその気分を心因性と言われる難病奇病を治してしまうことで得られるわけです。先ほど述べたように、新しい治療は大学病院でしかなかなか研究できません。しかし、心因性の症状は著明な教授先生たちが「近づきたくもない症状」ですから、新たな治療が生まれません。逆に言うと「心因性」と呼ばれる奇妙な症状は、小さな開業医でしか研究ができないのです。私にとっては「心因性」は宝の山にしか見えません。そして実際に「心因性」と呼ばれる症状をブロックで改善させ、心因性ではなく原因があり治療法も存在することを証明して見せています。それはなんと楽しいことでしょうか。


難病ガイドラインを作成

しかし、私一人がこうした難病を次々と解決できたとしても、多くの人々を救うことはできません。難病治療の実績データをきちんと公表し、それが世界で認められ、厚生労働省のガイドラインに掲載されるようにならなければ一般の医師が治療できるようになりません。前途多難ですが、それを実行しなければ社会貢献できません。認められるためには、多くの協力者も必要となります。そのためなら学会を作ることも視野に入れなければなりません。このサイトの名前がなぜ「日常損傷病学」なのか? なぜnanbyo-study.jpなのか? それは私が協力者を募り、学会を作る姿勢を示すためです。これに賛同してくれる教授先生たちが現れることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

難病治療専門医について」への35件のフィードバック

  1. 先生はじめまして。難病、ドクターショッピング等のお話、とても参考になりました。私は昨年9月より左手脱力感出現し1ヶ月くらいで右手両下肢も同様な症状あらわれ、全身の筋肉ぴくつき、手のひらや手首の萎縮、関節周りの萎縮、舌が右だけボコボコ(萎縮っぽい)と筋力低下がずっと進行してます。症状からALSを疑い総合病院から大学病院へかかりMRI、血液検査で異常なし、筋電図は10月、12月、1月と左側で4箇所ずつ行いましたが異常みられず。腱反射は亢進あるものの病的までではないとのこと。1月末にセカンドオピニオンも受けましたが(検査はなし)、ALSの印象は受けないとのことでした。今かかってる大学病院では精神科をすすめられてます。しかし、症状は進行していて、顔面も脱力感、筋力低下を感じるようになり、手の症状は特に悪化し両手指が開きにくく、脱力感疲労感強く指差しなどつっぱりがあり、数秒も保持できないなどの症状まででてきました。ALSなら仕方ないですが、幼い子供もかかえており動けるうちにやらなければいけないこともたくさんあり、これからどのように病院にかかったらよいか本当に迷ってます。
    歩行も長距離は難しいので、遠方だと行くのは難しいのですが、先生のいらっしゃる病院の所在地等、教えていただきたくメールいたしました。
    よろしくお願いいたします。

    • ALSは確定診断がついてしまいますと5年以内に90%以上の確率で死亡することが確定ですので、診断がつかなくてよいのです。診断=死の宣告ですから、診断がつかないように崖っぷちでふんばるべく治療を行うというのが私の考え方です。治るまで行かなくとも、止まればいいのです。診断がつかない場合は精神科に回されるのも現医学では当然の(やむを得ない)なりゆきですので、あまりがっかりしないことです。現在の医療制度上、そうなるだけの話ですから。
       さて、私の治療はとても簡単です。脳幹から延髄・脊髄の血行をよくするための交感神経ブロックという注射をするだけのことです。難しい話ではありません。ただし、治療する回数が問題です。週に何回治療をすれば回復に向かうか?は病気の程度によるからです。重症ならば週に3日は行わなければならず、もし遠方にお住まいで私の治療を受けたいのでしたら、数か月間、東京に移住しなければならないかもしれません。私は東京在住です。詳しい場所はメールします。

  2. はじめまして。
    先日母がALSと診断をされました。約2年前から右足の調子が悪くなり、今では両方の足の調子が悪くなりほとんど歩けない状態です。ずっと病院には通っていたのですが、原因不明でした。通っていた病院ではALSではなさそうと言われていたので今回の診断結果は正直受け入れがたいものでした。出来ればセカンドオピニオンや積極的な治療を受けたいと思っているのですが、母はいろんな病院に通ったため病院疲れ?のような状態で治療やセカンドオピニオンなどに消極的になってしまいました。私は先生の病院で診断や治療を受けて欲しいと考えているのですが、母を誘うと癇癪を起こすような感じで断られてしまいます。私たちは名古屋に住んでいるのですが、名古屋には先生のような方はいないでしょうか?こんな質問は失礼かと思いますが、ご存知でしたらどうかご紹介頂けないでしょうか。宜しくお願い致します。

    • 私のような医師は他をさがしたところで私しかいません。よって、同じ技術を多くの医師たちに伝えるためにこのサイトを立ち上げました。技術を伝授したとしても、難病に立ち向かうことは反社会的な行為ですから、保守的な職業の医師たちはなかなかついてきてくれないでしょう。ですが、なんとか、早急に私の治療技術を多くの医師たちに伝える所存です。名古屋に在住の医師が私の元へ来て、私の講習を受ければそれなりに対処できるようになると思います。例えば、名古屋に本社をもつ、医療系の会社のオーナーに頼んで、医師の啓蒙活動を支援していただければ、私は名古屋に講習会を開きに行けるでしょう。医師集めも、会社主催でやってくれると思います。他力ではありますが、早急にということなら、そういう方法しかないと思います。ALSと診断がついてしまったということは命のカウントダウンが始まったと言うことです。早急に・・・できればよいのですが・・・前途多難ですが、やるしかない、前に進むしかないんです。

  3. 初めまして。
    私は7年以上前から眼精疲労の緒症状に悩まされています。症状ら目が疲れてショボショボする、目の奥が痛い、目が重だるい、光が眩しいなどです。それに伴い物を読んだりといった日常生活に支障が出ている状態です。
    代替医療を含め様々な治療法を試してみましたが、奏効した事はありません。

    本題ですが、先生の上頚神経節ブロックを受けてみたいのですが、先生の診療所をお教え頂けないでしょうか? 宜しくお願い致します。

    • 7年前からとは、非常に長いですね。恐らくⅢⅣⅤの脳神経の血行障害が原因と思われますが、一度の治療で治癒させることは難しいと思います。東京在住でしたら通院可能と思われますが、そうでない場合は、一度私が治療し、その効果を確認の後、お住まい近くのペインクリニックに紹介状を書き、引き続き治療をするといったところでしょうか。連絡差し上げます。

  4. 先生はじめまして。私は62歳女性です。昨年10月転倒しL1を圧迫骨折しました。骨は変形し脊柱管の方へ少し出ていますがMRでは問題ないと診断されました。骨折後しばらくしてから右足に痺れを感じ始め3月ごろからお尻から腿にかけて脱力感が出て間歇跛行の状態で左足も膝から下にも痺れがあります。痛みは時々ピキピキとあります。当地の有名な整形外科で検査したところ外側ヘルニアがあるのでL2からL4の固定術を勧められましたが骨粗鬆症や隣接椎間への影響を考え手術はしないことにしました。神経ブロックで症状を和らげながら付き合っていこうと考え色々ネット検索していて先生のサイトに来ました。とても詳しく説明されていて参考になりましたし良くなるかもしれないと希望が湧いてきました。
    怪我をする前の状態とまでは行かないまでも普通に歩ける暮らしができることが望みです。
    今はまさにドクターショッピング状態ですが先生の診察を受けたいと思います。クリニック名、住所などをお知らせ頂けたら幸いです。

    • 私がブロックをしてさしあげることはたやすいことですが、東京に通院可能でしょうか? また、しびれや脱力はブロックの回数を重ねなければ治りにくいものです。継続して治療を受けられるかどうかが症状改善の鍵になります。メールさしあげます。

  5. 初めまして。
    私の姉は25年前に原因不明の体調不良に襲われ東洋西洋医学等、良くなると言われるありとあらゆる治療を試して参りました!時には自宅から800キロも離れた有名な病院へも半年間入院をし治療をしたこともありました。

    結果25年間あらゆる治療のかいもなく今も姉は苦しみの中生きております。

    身体中の痛み、嫌悪感、気持ちの落ち込み…その他沢山の苦しい症状により普通の日常生活をおくれず1日の大半は寝て過ごしている状態です。

    姉に1日でも良いから長年の辛さから解放してあげたいと先生にすがる気持ちでメールしました!
    姉を助けて欲しいです。

    先生の治療をお願いしたいので
    診療所教えて頂きたいです。
    宜しくお願いします。

  6. 先生について知りたい者です。
    メールを投稿アドレスに早く送ってもらいたいです。
    今通院中で先生についてわかれば紹介状を書いてもらえるかもしれません。
    上頚交感神経節ブロックで嗅覚障害が治癒した例
    ↑の例と同じ症状で通院中です

    • 交通事故が原因の場合は紹介状がないと今後の治療に患者側が不利になるので紹介状があった方がよいのです。東京(近郊)在住であれば通院が可能だと思われますので一応、メール差し上げます。ただdocomoの場合、PCからのメールを拒絶することがありますのでご注意ください。

  7. 33才、女性です。
    17年間、毎日、陰核周りの筋肉が痙攣してるのか、最終的に陰核がピクっとして、感じたくもない気持ちのよい感覚に悩まされています。

    長くなりますが、これまでについて話します。
    17年間、毎日、自分の意志とは関係なく、陰核がピクっとします。陰核が、感じたくもないのに、気持ちのよい感覚があり、男性に例えると、勃起が毎日常にあり、興奮が収まらない感じに近いです。
    中学2年から、太ってはいないのに無理なダイエットをして、生理が1年間止まり、生理が再び来るようになったものの、容姿が気になり、生理が止まらない程度にダイエットを高校生まで続けていました。
    ダイエットをするようになる数年前から、マスターベーションをするようになり、幼少期に陰部を手で触っていたら、親に病気になると注意されたので、手ではなく、うつ伏せになり、陰部を布団に強く押し付けるやり方で、マスターベーションをしていました。
    ダイエットするようになってから、マスターベーションをする度、「いつか何かの病気になるのではないか」と心配しながらも、マスターベーションをしていました。

    17才のある夜、マスターベーションをしてから眠り、朝起きると、陰核がピクっとしている自分に驚きました。それ以来、17年経ちましたが、毎日、陰核がピクっとしたくないのにして困り果てています。

    婦人科、神経内科、脳神経外科、心療内科、精神科を何度も受診しましたが、原因がわからないままです。

    中学生の思春期にダイエットをしたことから、発達が不十分なまま成人し、マスターベーションも、強く押し付け刺激をしていたので、
    成長と共に、陰核・性器まわりの筋肉・骨格・神経が自動的に、陰核がピクっと感が発生するような配置と固さにおさまってしまっている可能性はあるのではと思いました。
    何かしら、陰核周りにピクっとする原因があるような気がしてなりません。

    2年前、婦人科の先生とも相談し、陰核周りにボトックス注射を打ちました。
    打ってから、陰核周りに過敏症状を強く感じるようになり、陰核のピクっとするのも回復しませんでした。過敏症状や注射の痛みによる後遺症にも悩まされております。
    陰核自体、取ってしまうことはできないのでしょうか?
    何かしら解決策が欲しいと願う毎日です。
    どうか、よろしくお願いします。

    • 男性の場合は射精筋が収縮する刺激が快感を伝えてエクスタシーを伝えると言われていますが、おそらく、射精筋の線維束攣縮(ひくつきが勝手に起こる)で勝手に感じてしまうという状況の女性バージョンだと思います。なぜ線維束攣縮が起こるのか?を考えなければ治療にはなりません。線維束攣縮は大抵、上位(脳に近い神経)にある運動神経が損傷していることで起こります。つまり、原因が陰部にはない可能性を考えます。陰部の神経は第2、3,4仙骨神経由来ですから、仙椎に神経損傷の原因があるのかもしれませんが、私は原因がもっと上位である胸髄や頸髄、延髄にある可能性も考えます。どこに原因があるにしても、治してみなければ本当の原因箇所はわからないと思いますし、マスターベーションは原因とは無関係と思います。つまり、悩むよりも治せ! を考えるべきと思います。具体的には、仙椎。腰椎・胸椎・頸椎にそれぞれ硬膜外ブロックを行い、少しでも効果がある治療を探ることを、私なら行います。なぜならば、神経に原因があることは明白だからです。また、ボトックスで過敏症状や痛みが残ったということは、末梢ではなく中枢に異常があることを示していると思うのです。中枢とは上位の脊髄から脳までのことを表します。まあ、全て推測、全てやってみなければわからない、そして私のブロックはノーマルなのでボトックスのような後遺症は残さない。というところから、治療を受けてみるかどうかを考えてみてください。

      • リスパダールもお使いになっているのですね。わかりました。治療計画を立ててみます。こちらは東京です。詳しくはメールさせていただきます。

  8. 33才、女性です。
    返事ありがとうございます。
    陰核がピクっとするとその刺激が、後頭部に伝わるのを実感しています。
    また、ボトックスを打ってから、後頭部に伝わる刺激が、強くなっているのも、辛いが実感しています。ボトックスを打ってから、2年余り、リリカカプセルで、陰核の過敏などを、騙しておりましたが、ここ3ヵ月前より、過敏症状などが強くなってきているのか、騙せなくなり、リスパダールも併用して、最近、服用開始しましたが、うまく騙せずにいます。脳を騙すのに限界を感じています。
    先生のおっしゃる通り、悩むより治るために、インターネットなどで、色々調べていたら、たまたまですが、こうして、先生とお会いすることができたので、これも何かの縁だと思い、先生のところで治療を受けてみたいと思います。
    どちらまで、伺えばよろしいでしょうか?
    名古屋に住んでおりますが、どこへでも、伺う予定です。
    よろしくお願いします。

    追加文です。
    陰核周りにボトックスは、4カ所打っており(時計の針で示すと、12時、2時、9時、8時です)、最も過敏なのは、陰核すぐ上に打った(12時)、恐らく、陰核提靭帯という場所です。
    また、注射後すぐに、陰核提靭帯が過敏になり、過敏が後頭部に伝わるのもあり、後頭部内がヒクヒクする感覚が起こったり、後頭部にドクドク脈打つ感覚や、ドーンと重い感覚が起こったり、現実感がさらになくなっていくのもあり、後頭部内にも陰部からの症状があり辛い現状です。

  9. 70才台始めの母親です。今年春頃より軽い言語障害、足のフラツキ、右手握力低下が生じました。今から3か月前の入院検査の結果、ALS(突発性)と診断されました。
    治療薬はラジカット、ルリテックで、のど、手足・喉のリハビリも行っております。
    しかしながら、最近では徐々に進行し、箸が持ちにくい、起きた直後に倒れそうになる、球麻痺が進み咳込む、喋り難く言葉が不明瞭、食べ物が呑み込み難いなどの症状が出てきております。(重症度1強)
    このような状況ですが、さらに進行することを是非避けたいと思っております。貴クリノックでの治療の可能性、可の場合は期間、クリニック名、住所などをお知らせ頂けたら幸いです。

    • まずはALS症状の治療実績をじっくりご一読ください(→こちらです)。ALSを根本的に治療することを試みているのは日本では私のみです。ご縁があることを祈っています。命は重いです。

  10. お世話になります。
    47才女性です。
    平成23年ころ、走行時に足首の動きが悪く地面に足先がつまづくようになり、平成24年には歩行時にも同じような症状がでてきました。
    平成25年6月に神経内科でひと通りの検査をしていただき、運動ニューロン病疑いと診断、その後の受診でALS疑いと診断されました。
    7月にリルテックを内服し始めましたが、2週間後に原因不明の発熱・肺炎を起こし、内服中止となり現在はメチコバール内服のみです。
    脱力感・歩きにくさが徐々に進行してきており、現在は杖使用で休み休み歩している状態です。
    また最近は腕の痛みや手にも動かしづらさが出てきており、手までも動かなくなるのかと不安で仕方がありません。
    先生のブログを拝見させていただき一筋の光が見えた気がしました。先生に診察していただくことを切に希望します。
    お手数おかけし大変申し訳ありませんが、貴院の詳細を教えていただけますようよろしくお願いします。
    尚、コメントを上げていただく場合には仮名でお願いいたします。

    • 治療をしてみないことには効果や予後について言えません。しかし、私の治療は一筋の光であることは確かだと思います。ただし、私の治療は原則的に保険が使えない、一度では治療しきれない、私しかできない、ので通院の問題が障壁になります。ALS様症状の方は通院に疲れてしまい、その疲れが1週間くらい尾を引くのです。早い話が「通院が症状を悪化させる」ことがあります。よって、通院計画をかなり工夫する必要があり、現実的はそこが最大の難関になります。とりあえず、メールさしあげます。

  11. こんにちわ。53歳の女性です。今年(H28年)1月から膝の裏に痛みを感じ歩行がしにくい状況になりました。何とか1月いっぱいは仕事をしていたのですが2月からは休職しています。
    痛みを感じたとき、H26年の暮れから通院している膠原病内科を受診し検査等をうけました。膠原病はブドウ膜炎を発症したために疑いを感じた眼科医が紹介してくださり受診に至った次第です。
    しかし、血液検査等では大きな所見に値するものもなく不完全型ベーチェット病との扱い経過していました。
    今回の膝の痛み等も膠原病ではないとのことから、腰部のMRIを撮ったうえで同大学病院の整形外科を受診。そのDrは「貴方みたいな所見の人は大勢いるので痛みと付き合うしかない」とけんもほろろな診断でした。
    でも痛みは消えないので、膠原病内科のDrにくいさがったところ紹介された先は麻酔科でした。
    同大学病院に通うには、身体的に辛い状況であった為、自宅から徒歩10分程度の整形外科病院の麻酔科に週1回通っています。はじめはトリガーポイント注射でキシロカインをうってもらっていましたが、先日、腰部硬膜外ブロックを受けました。この治療をもう少し実施して様子をみたうえで改善しない場合は神経系のDrに診てもらいましょうというのが麻酔科のDrの治療方針です。
    しかし、私としては先生のサイトを読ませていただいて、是非このDrショッピンブに近いことをしている患者(私)を診て頂きたくて連絡しています。神奈川に住んでおりますので先生の病院が東京という事でしたら、何とかお伺いできるのではないか?と思いメールした次第です。先生の病院の住所を教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。

    • まだまだドクターショッピングのうちには入らないと思います。神奈川県は通院圏内と思いますので連絡差し上げます。ペイン科の医師がブロックをしてくれているのでしたら、そのまま継続で問題なしと思いますが、一度私のブロックを受けておくのも、今後の治療方針の決定のため有用と思われますので来院下さい。詳細はメールさしあげます。

  12. 私53才、昼間頻尿15回以上、どこでも治りません。近くのペインクリニックで左側に星状ブロックを打つとしゃっくりが起こり止まりません。20代に風邪をこじらせて、左ののどが過敏になっているのが原因です。
    私の父親81才 パーキンソン症候群の難病の進行性核上性麻痺の歩行障害で摺り足歩行です。
    よって、先生に一度みてもらいたい。
    佐賀県佐賀市在住です。

    • 佐賀県は遠いですので、今一度近くのペインクリニックに行き、仙骨部硬膜外ブロックをしてもらってください。腰が痛いから、と言えばペインの医師ならしてくれると思います。それでも症状が軽くならない場合に再度ここへ相談するほうがよいと思います。仙骨硬膜外ブロックが効かないとなると、原因は非常に難解であり、私も治せないかもしれません。

  13. 実は、今週の水曜日に硬膜外ブロックが昼間頻尿に効くかもしれないので、打ってくれるよう頼みましたが、断られました。今度が腰痛を理由に仙骨を頭につけて頼んでみます。星状ブロックも先生のブログを参考にして、自分から頼みました。8年前からの自律神経失調症による冷えが一回のブロックで劇的に良くなりました。合計4回打ったので、そろそろ止めようと思います。冷えは、漢方薬や鍼灸治療でも全く効果がありませんでした。発病原因は、精神的な過重労働が続いたので、交換神経緊張状態が1年近く続いたためです。後は、取り合えず昼間頻尿をなんとかしたいです。

    • 最初から「腰痛で」といわないとダメですよ。厚生労働省の指導方針で、患者の要望で治療をしてはいけないことになっているのですよ! 患者の要望を通すと、保険側はお金を支払わなくてもよいことになっているのですから。日本の医療は患者中心ではなく、官僚中心です。

      • お世話になります。先週、今週と仙骨ブロックを打ってもらいましたが、一向に頻尿の改善はみられません。泌尿器科からも量を増やした薬を服用しておりますが、効果が全くありません。もう、手だてはないのでしょうか。

        尚、星状ブロックは6週間続けて、打ってもらっていまして、冷えの症状だけは1回目から劇的に改善しました。

        • 仙骨硬膜外ブロックで効果がないのでしたら、一旦はあきらめなければなりません。その上で夢を追うなら胸部や頚部の硬膜外ブロックなどをするという手もあります。難解であるkとおは間違いなさそうです。

  14. 付随運動がはじまってから頭蓋骨と首が細くなり、身長も小さくなり身体も小さくなっています。大学病院でみてもらっても精神的なものだと決めつけらて相手にしてくれません 最近は歩行障害も出ているので家族が心配しています。身体も衰弱しています。日々に骨が削られいるかるしです。何の病気が心配です

    • 不随意運動は錐体外路症状、筋力低下は錐体路症状と思われ、どちらも大脳基底核から延髄にかけての血行不良が起こっている可能性が極めて高いと思います。現医学では大脳基底核から延髄にかけて血行を増進できる治療は星状神経節ブロックしかありませんが、これは左右のどちらかにしか打ちませんので効果が低いです。私の行う上頚神経節ブロックは両側に行い、かつピンポイントに脳や延髄の血行を増加させるので威力の高いブロックとなっています。一度治療に来られることをお勧めします。が、なかなかすぐに予約を入れることができないのでご容赦ください。通院できる圏内にお住まいですとよいのですが。

      • 伺います。後は、気になるのは顔と首の骨が溶けてだんだん小さくなって歩けなくなっているんですが!何か特定疾病の病気にはなりませんか?最近は口の付随運動で脳に刺激をしているため、身体に軽い蕁麻疹もできてます。だいぶ歩けなくなってきて身長も小さくなってきてます。助けて下さい 何か特定疾病がつけば厚生年金障害も受けられるので助かります。先生助けて下さい

        • 特定疾患は、特定疾患の認定医にしか診断が許可されていません。認定されたければ大学病院をはしごするしかないようです。

      • 後!かなり悪化しているので他の運動ニューロン系の難病の可能性はありますか?顔の細胞と骨を砕き、身体も衰弱して歩けなくなってきてます。どんどん痩せてきてます。先生、助けて下さい

          • alsの可能性もありますか?だんだん歩けなくなってきてます。度々すいませんm(._.)m

          • 可能性はあるか?という質問でしたら可能性はある、としか回答できません。この質疑応答に関しては生産性がないと思います。だからどうなんだということに全く言及していないからです。老婆心で言うなら、もっとも治せる確率の高い人に助けてもらうために「行動を起こしなさい」です。

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