便意頻回!過活動性直腸(過敏性腸症IBS)のブロック治療報告

はじめに

便は出ませんが便意だけが続くという便意異常症が存在することはほとんど知られていない。私はすでに、尿意が頻回に起こる尿意異常症が仙骨部硬膜外ブロックで完治することを報告しているが、今回は同様に、便意の異常が同ブロックで治すことができることを報告する。


便意異常症の症例は、おそらく全国に多数の潜在患者がいると思われる(当院では治療例が2例)。が、原因も不明であるため、精神異常という診断をつけられ、身体具現性障害の一部であると決めつけられ根本治療が放棄されている現状がある。また慢性の下痢症も原因が脊椎由来のものが多数あると思われる。つまり過敏性腸症はブロックで治る可能性があるということである。そうした便意異常の患者の方々に「ブロックで治す方法」があることをここに報告したいと思う。


症例 60歳女性

2年前、仕事を辞めてから便意が四六時中起こるようになった。我慢していたがいつまでたっても治らないのでH25.11.近医の内科を受診。大腸内視鏡検査を受けるが異常なしと言われた。それでも便意が続くので別の病院を受診し注腸検査受けるが異常なしと言われる。しかし便意は続くため有名な某肛門科を受診。直腸瘤の疑いがあると言われるが、結局異常なし。それでも便意は続き、りきんでも便は出ない。さらに某大腸肛門科を受診し排便機能検査や大腸内視鏡を行ったが異常なしだった。あきらめようとしたが、最後にセカンドオピニオンのため胃腸科病院を受診。そこでも異常なしと言われ、「精神ストレスから来るヒステリーではないか」と言われ、抗うつ剤、緩下剤、漢方薬などを処方されたがその後も便意は24時間続く状態だった。2年間便意をがまんした後、このことを友人に話したところ私の診療所を紹介され来院。


現症

立位・座位で便意をもよおす。しかしトイレに行っても便は出ない。

臥位になると便意は落ち着くため、日中は何度も横になり、便意に耐えていた。


治療

仙骨部硬膜外ブロック 0.5%キシロカイン10ccを週1回×3回行う。その結果便意は半分以下となり、十分にがまんできる程度となった。その後2週間経過しても便意が強くなることはなかった。「本人は現状で満足」というのでこの3回の治療で終了とした。


結果考察

2年間、どんな治療法も治療薬も全く効果がなかった便意以上が3回の仙骨部硬膜外ブロックで半分以上改善し、その状態が継続している。したがってこれらの便意異常は神経因性であることが推定される。


便意をもよおす神経支配

直腸と膀胱の求心性神経支配は上部は下腹(交感)神経T11,12、下部はS2,3,4の副交感神経内を走行する。よってこれらの求心線維に何らかの異常(中枢感作)などがあると便意異常が発生すると推測する。ただし、これらの求心線維の神経細胞体の所在位置は正確には把握できないが下部はL2より頭側、上部はT11,12より頭側にあると思われる。脊椎が原因でこれらの求心線維が障害を受けていると仮定すると、T9付近からS4までのどこかで求心線維のニューロンまたは神経細胞体がストレスを受けていると思われる。しかし、どこでストレスを受けているかの正確な位置は特定することは難しい。


わかっていることは、仙骨部硬膜外ブロックで便意が半分以下になったという事実であり、そこから逆算すれば下位腰椎から仙椎の高さで障害を受けている可能性が高い。また、下腹神経も関与しているとすると、下部胸椎で障害を受けている可能性もある。下部胸椎に硬膜外ブロックを行い、効果の違いを比較研究すれば、実際に障害を受けている高さが判明するかもしれない。


便意異常の治療上の問題点

本症例では患者が5か所の有名な胃腸科・肛門科を受診し、屈辱的な排便機能検査まで行われたにもかかわらず、「全てで異常なし」と言われブロック注射を受けることを一切勧められなかったことが問題である。これらより、一般的には便意異常が脊椎由来であるという発想がないことがわかる。医師がそうした発想を持たないのだから、患者は脊椎にブロックを受けることなど全く思いつくはずがない。


今回は街で私が「難病を何でも治せる」という噂があったために、その噂を聞いて「もしかしたら治るかもしれない」という期待で来院して治療が偶然に成功した。そうした偶然に頼っていたのでは便意異常の患者は救われないだろう。だからいち早く、「便意異常が硬膜外ブロックで改善する可能性がある」ことを世間に認知してもらわなければならない。そのために本論文をブログに掲載した。もう一例を紹介する。


症例 82歳女性

10年前から夜間頻尿(5~6回トイレに起きる)を訴えていた女性を過活動性膀胱の診断で仙骨部硬膜外ブロック(0.5%キシロカイン10cc)を2~3週に1回の割合で5回行った。本治療で夜中にトイレに起きるのが1回となりその状態を維持している。私が何気なくこの患者に「ブロックで便意も治療できる」ことを話ししたらこの女性が以下のようなことを告白した。


「先生、実は私も朝起きると大便がしたくなり、その状態が午前中いっぱい続くんです。そしてトイレにかけこむと下痢なんです。10年前からそんな状態なので旅行にも行けないんです。」と症状を訴えた。「でも先生、この治療(仙骨部硬膜外ブロック)をしてから午前中にお腹がしぶらなくなりました。先週は1週間のうち1日だけ下痢しましたけど、あとは大丈夫でした。」とブロックが下痢(午前中の便意)にも効果があったことを話してくれた。大便のことは恥ずかしくて相談することができなかったらしい。


おそらく、恥ずかしくて医師にも相談できない例が非常に多いと思われる。この症例は便意だけではなく、そこに下痢も伴っていたわけだが、この症例も神経(脊椎)由来の便意異常であると私は断定した。

おそらく、下痢が神経由来であると考える消化器内科(外科)医はほとんどいないと思われる。そして不適切な検査や治療がなされる。もちろん根治はしないだろう。便意異常が脊椎由来の可能性があることを医師たちが広く認識するまでにあと何十年かかるだろう。そして、認識したとしても、患者が脊椎にブロック注射を受けてくれるかどうかの問題がある。


患者にも便意・尿意異常が脊椎由来であるという知識がないため、治療法があることを説明しても、おそらく信じない。また、仙骨硬膜外ブロックは、上手に行わなければ極めて痛い注射となり、患者にトラウマを作ってしまう。便意・尿意というデリケートな問題だけに、痛いブロック注射では患者が治療を拒否する。また、100%の確率で治る保証がないわけだから、なおさら痛いブロックでは誰も治療を受けにこないだろう。


こうしたデリケートな治療で硬膜外ブロックを行う場合、医師は最低でも「痛くないブロック、リスクを回避できる腕」が必要であり、それに該当する技術を持つ医師は全国にそう多くはない。前途多難である。そして潜在的な便意異常患者は想像以上に多い気がする。

便意頻回!過活動性直腸(過敏性腸症IBS)のブロック治療報告」への63件のフィードバック

  1. 54歳 男性です。
    一連の事情があるのですが、必要と思われる一部を書かせて頂きます。
    一昨年の7月、購入したばかりのストレッチの本を見ながら、下腹部をストレッチさせました。仕方を誤ってしまい、上半身をベッドの上に仰向けにし、腰から下をベッドから出して、脚を真っ直ぐに伸ばし、足先を床に付けました。その時腰椎5番と仙椎1番を反らせる限界を超えて反らせてしまいました。
    その日までの52年間、毎日極めて快便で、起床後暫くすると強い便意があって、トイレに駆け込み、直ぐに用を足して出ていました。便もバナナ状の硬くも軟らかくもないものです。
    腰を限界を超えて反らせた翌日から便が出にくくなり、出ても小指程度の太さで、時々親指程度の太さになります。便の状態も硬いものから水下痢と変わります。便意は余りはっきりしなくなり、直腸に溜まっている事があります。便は経験がない程臭くなりました。
    腰を限界を超えて反らせた3日後に大腸に異常にガスが溜まる様で、お腹が異常に膨れる様になり、運悪く、その時にうつ伏せをしていたら、胃が圧迫されて胃酸が逆流する様になりました。経験のない腹痛、腹の膨満、便通の異常、胃酸の逆流、頻繁に異常に臭いガスが出る事が現在も続いています。腹痛や苦しさの為、寝込む事もあり、日常生活がまともに送れないどころか、仕事もできず、非常に困っております。
    大腸カメラで検査しましたが、大腸には癌も腫瘍も何もなく、異常はありません。脊髄脊椎外科、消化器内科・外科、神経内科等を受診しましたが、原因は分からず、異常が続いています。胃酸逆流にはネキシウムカプセル等の薬を服用していますが、全く効果はありません。
    私は腰を限界を超えて反らせてしまった時に、何らかの神経を傷めたのではないかとも考えています。
    先生の論文を拝読し、是非とも先生に診察、治療をして頂けたらと思っております。
    先生のご返事をお待ちしております。何卒宜しくお願い致します。

    • おそらく直腸へ行く迷走神経が不調だと推測します。直腸への迷走神経は脊椎を通って仙骨から出てきます。ただし、迷走神経の損傷とは言っても、迷走神経が頸椎・胸椎で損傷している場合もあり、腰椎が原因であると思い込まない方がいいと思います。胃腸へ行く迷走神経は脊椎を通りません。よって胃腸の調子の悪さは交感神経が関係していることも想定します。まあ、いずれにせよ、脊椎への治療を開始して損はありません。連絡差し上げます。

  2. うつ病にともない便意喪失と食欲喪失してしまい食事は三度の食事を定期的にとりべんは無理にいきんだり浣腸を使ったりしてしまいこの一年しのいでいます。うつ病と同時にこの症状が出てきたのでうつ病がなおればと精神科で抗うつ薬を飲んでいます。

    • うつ病も食欲喪失も 便秘も全てに自律神経がからんでいます。自律神経を改善させることで根本治療ができそうです。

  3. 3日前から尿意と便意が続いて夜もまともに寝られず 睡眠導入剤を飲んでいますが弱くて効き目がありません
    何科の病院に行けば良いのか探していたら 私と全く同じ症状の人達が完治状態になって居ます
    先生の病院はどちらに有りますか 近くならば直ぐにでも治療を受けたいのですが?
    宜しくお願い申し上げます

  4. 母が 10年以上前から 便意だけが起きた時からずっとあり ひどい時は身体中ブルブル震えるほど便意がくるが 便は出ない症状が続いている。ブロック注射が 効きそうなんですが、、

    • 過敏性腸症の治療(潰瘍性大腸炎を含む)をこれまで5~6名行いましたが、効果は必ず出ています。しかも著効します。ただし、1名は著効とはいきませんでした。つまり、治療効果は80%以上で、少しでも効くことを成功とするならば、成功率は100%です。成績は極めてよいと言えるでしょう。東京に来院できますでしょうか?

      • 4年前に腰椎の手術を受けた時期から便意異常が起こり、色々の診察を受けるも改善なし、色々の検査も異常なしでした。また排尿機能も1年前から異常で逼迫性尿失禁と診断されています。就寝中は便意も排尿感もありません。昼間頻繁にトイレに行きますが排便も排尿もあまり出ません。内科の医者からは過敏性腸症候群と診断されています。現在、泌尿器科で朝夕ユリーフ・朝ベタニス・ザルティアを服用。内科で毎食後マグミット・朝夕トランコロン・夕食後にポリカルボフィルを服用していますが改善がありません。

        • 当然ながら脊髄由来の自律神経(副交感神経または交感神経)の不調により便意異常が起こっていると推測します。治療法としては脊髄の血行促進のためのブロックがよい適応と思われます。しかし、脊髄は長く、どの部分の脊髄にブロックをすればもっとも効果が出るのか?は治療しながら診断をつけて行く形になります。よって一度の治療では患部にヒットしない可能性があります。何回か通院していただきますが、東京へは通えますでしょうか?

  5. 現在、糖尿病で投薬による治療を受けている母(84歳)が、尿が出ずらくなり、頻繁に膀胱炎を起こしています。
    泌尿科で尿を出やすくする薬を服用していますが、効かなくなりました、先日チューブを挿入して尿を出す行為しましたが、母は肉体、精神的にショックを受けています。
    ブロック注射療法で母の症状は改善されますでしょうか…
    何卒宜しくお願い致します。

    • 排尿は膀胱排尿筋の収縮によって起こりますが、排尿障害の場合、神経の異常により起こっているのか? 筋肉の異常により起こっているのか? などにより治療法も治る可能性もいろいろと変わります。私の経験上、膀胱活動異常のほとんどが神経由来です。排出障害の場合は骨盤神経(副交感神経)の異常です。膀胱排尿筋が収縮しないか、内膀胱括約筋がゆるまないか、のどちらかであるか、両方であるかと思います。その他、特殊な例もあると思いますが、神経ブロックで排尿障害のすべてが治るものではありません。しかし、最低でも硬膜外ブロックを試す必要があります。試さなければ始まりません。ただ、問題は硬膜外ブロックは案外難しく、しかも痛いのです。さらに、排尿障害に対して硬膜外ブロックを行ってくれる医師が存在しないことが問題です。硬膜外ブロックを、痛くなく、正確に、安全に、かつ排尿障害に対して実行してくれる医師はほとんどいません。84歳の変形した脊椎にブロックを正確に入れるには、かなりかなり高度な技術を要します。これらの事実をまとめると、お母様を助けてあげるには私の元に来る以外に方法がないということになります。改善する可能性はそこそこ高いと思いますが、やってみなければわかりません。ご検討ください。残念ながらメールが届きませんでした。

  6. 初めまして、サイトを開いたら私と同じ症状で悩んでいる方がいてビックリしました。地元のいろいろな病院で検査しましたが異常無しでただ薬を出されれるだけ効き目は無しで病名も無し24時間尿意と便意に悩まされて睡眠もとれません。酷い時は頭痛&腰と脊髄辺りの酷い傷み&目眩&吐き気生きてる意味があるのか分かりません。20代の頃から痔で通院しています。

    • IBSのブロック治療は、ほとんどの人がしっかりした改善を示しており、無反応である例は5%以下です。よって、私のブロック治療を受ければ95%の確率で改善することが見込めます。ただし、脊髄のどの箇所が原因で症状が起こっているのか?は治療をして始めてわかることなので、ブロックは何度が試行錯誤することになります。よって最低でも数回は治療を受けることになります。

  7. 出産を機に仙骨神経症候群を患い顔面から足指まであちこちにも異常をきたし生きるのが辛いです。
    治療ととことん向き合いたいのですが痛がりなだけと言われます。産婦人科、内科、外科、整形外科、肛門科、精神内科全て行きました。
    痛みを忘れて笑って赤ちゃんと触れ合いたいです。
    是非受診したいです。
    よろしくお願いします!

    • 携帯のメールアドレスは受診拒否となることが多く、受付よりご連絡させていただきましたが、あなたの携帯には届きませんでした。アドレスに間違いないか、もしくPCメールでなければ無理かと思います。再度メールアドレスを入れなおして送信下さるようお願いします。

    • 肛門や仙骨の周囲痛に悩む方が私のところにも通院されています。座ると痛みが強くなり、仰臥位でも痛みが出るので寝ることもまともにできない状態です。私は仙骨硬膜外ブロック、仙骨神経根ブロック、腰部硬膜外ブロックを併用し、痛みを改善させることを試みています。一人は痛みが半分に減少し、一人は半日しか痛みが軽減しないという状況です。半日しかもたないという人には入院をすすめ、そこで持続硬膜外ブロック(カテーテル法)を行ってもらうことにしました。まずはペインクリニック科に相談することがよいと思います。

  8. はじめまして。
    もう15年以上、様々な医者に相談し、様々な手段を講じましたが、
    日々悪化の一途で、どうしてよいかわかりません。
    ご迷惑とは存じましたが、ぜひともご相談させていただきたく存じます。
    ご多忙のところ、長文で申し訳ございませんが、
    何卒ご一読いただきますようお願い申し上げます

    常に下痢傾向で、腸にガスがたまり、一日中下痢の時のような痛みが続きます。「渋り」というのでしょうか、次から次へと下ってくるような、あの下痢の時のような重たいような、絞られるような痛みです。あまりの痛みで気が遠くなりそうになるときもあります。
    また、一日中、腸がコロコロ鳴って、ガスが動いているのがわかります。
    以前は水様便も出ていましたが、今は下痢といっても水様便ではなく、少し軟便傾向というくらいです。ただ、ガスと腸の動きで次から次へと降りてくるような感じで、腹部が膨張し、強い便意を感じます。

    特に排便後、急に腸全体にガスが充満し、パンパンに張るとともに、下痢の時によくあるギューっというようなお腹を押さえてしまいたくなる痛みに襲われます。最初は直腸かS状結腸あたりが痛み、しばらくするとへその下5㎝くらいのあたりです。医師によると小腸のあたりだろうということです。

    食後と夜中、また朝方にも腸が動いてガスが発生しているような気がします。音が聞こえることもあります。ひどいときは、腸の痛みで寝られなかったり、寝ていても痛みで目が覚めたりします。

    いろいろな病院で相談したのですが、過敏な腸の過活動による何らかの炎症だとか、あるいは腸内細菌のせいだとか、はては精神的なものとされたりして、メンタル系の薬を含む様々な薬を処方されましたが一向によくならず、結局原因がよくわからないまま今日に至っております。ただ血便などはないので、大きな病気ではないだろうということです。

    このような状態なので、外出することもままならず、病院に行くのさえ、止瀉薬を飲んで、痛みと不安に耐えながらやっと出かけるという感じです。

    この原因不明の腸の過活動と腸内ガスの過剰発生を改善させることは可能でしょうか。せめて半分の痛みと活動に抑えることができるならと、藁にも縋る思いです。
    治療を受けられる機会をお与えいただけましたら幸甚です。
    ご迷惑と存じますが、是非ともご連絡の程何卒宜しくお願い申し上げます。

    • 過敏性腸症(IBS)の方たちにブロックを行う場合、どこにブロックを行うと効果的であるのか?は実際に脊髄のいろんな部分にブロックをして発見する作業が必要です。運よく最初のブロックで効果が出る場合もあれば、3回目で出る方もおられます。ただし、これまで治療した10名以上のIBSの方たちは、改善しなかった方は0でした。よって、ぜひ治療に来ていただきたいと思っています。腸のコンディションによっては来院が難しいかもしれませんが、機会を見て努力してみて下さい。メール差し上げます。

  9. 初めまして。現在妊娠5ヶ月です。
    お忙しい所申し訳ございません。もし相談にのっていただけたら幸いです。
    妊娠初期から便秘になり、たまの排便も軟便か下痢のみ。
    食事改善をし、毎朝1回のみ少量の軟便がでるようになりました。
    しかし初期の頃から便意と残便感がおさまらず半日以上トイレにこもっていますが朝の1回以外はほとんど出ません。
    ずっと続く便意なのか残便感なのかわからないものに困っています。夜になるとお腹が張っていて寝つきも悪くなりました。
    妊娠のお腹の張りとは違うと思います。
    妊娠中ということでこの治療ができるのか知りたいです。
    産科への相談では便秘のような対処しかしてもらえず胃腸科にいこうか次回相談予定です。
    よろしくお願い致します。

    • 妊娠5ヶ月ではキシロカイン(局所麻酔)の胎児への悪影響はほとんどないと言われています。よってブロックは可能です。妊娠による姿勢と重心の変化のせいで脊椎が非生理的となったために、便意異常が起こっているのかもしれません。仙椎で異常が起こっているのであれば、比較的簡単に改善できるのですが、胸椎や頸椎、延髄レベルで異常が起こっている場合は、簡単には治せません(確率は低いですが)。まずは腰部硬膜外ブロックか仙骨部硬膜外ブロックのどちらかを試してみる価値はありそうです。
       まあ、そうは言っても、赤ん坊を守ることを考えれば、どんなくすりも、どんな治療も多少の悪影響がおこらないとも限らないので、妊娠中は可能な限り治療を避ける必要があります。ですから、がまんするという道も当然あります。

      • お忙しいところありがとうございます。
        なんとなく助かる道があるというだけで希望を持てました。
        とりあえずは赤ちゃん第一で出産までは気合いで我慢してみようと思います。出産後まだ続くようであればまたご相談させて頂きます。

  10. 宜しくお願い致します。
    58歳男です。
    4年前から腹痛、便秘に悩まされ、内科で過敏性腸症候群と言われております。内視鏡検査では大腸、小腸ともに異常なしでした。
    最近では強い便意があるにかかわらず出ることは無く常に残便感があり、脱肛気味です。腹痛、腹部膨満、ガスだまり、排尿障害を生じ、腹痛で夜も寝られません。排便機能検査でも明らかな異常は見つかりませんでした。
    泌尿器科では軽度の前立腺肥大のみです。
    薬物治療は抗鬱剤含めては全然効かず困っております。
    仕事も満足にできない状態です。
    先生のフロック療法の適用はあるでしょうか?

    • IBSの原因は自律神経の不調であると思います。特にS234の迷走神経の不調だと推測しますが、「どこで障害を受けているのか?」は不明であることが多く、これを治癒させるには脊椎を下から順番にしらみつぶしにブロックを行って、効果のある箇所を見つけ出す作業が必要です。下の方から順番に行っていきます。が、結局原因が下の方にはなく、頸髄付近にあるなんてこともしばしばあります。そして治せる可能性は十分にあります。

       ところが、問題は現在服薬しているお薬です。「抗うつ剤も含めて全然効かず」ということは、これまでにいろんな薬剤を服薬してきたという意味であり、その薬剤耐性のために自律神経が狂ってしまっている可能性があります。詳しくはもっとも最新のブログを熟読ください。もしも、薬剤耐性がある体になっていた場合、治療にはかなりの苦痛をともない、覚悟がなければ治すことが難しくなります。再度もうしあげますが、最新のブログを熟読ください。ただし、薬剤耐性が軽い場合は普通に治せます。

  11. はじめまして、こんにちは。
    どうぞよろしくお願いします。m(__)m

    過敏性腸症候群のガス型で苦しんでいます。
    一時期は本当に酷くて、毒ガスのようなおならが出るほどの症状でした。
    今現在は、比較的良くなり、精神安定剤等には一切頼らず、通院もしていない状況です。
    (以前は、デプロメールを日に3錠、ちょうど去年の今頃まで約10年間飲んでいました。)

    ですがここ2ヶ月ほど、ちょっとしたことがきっかけとなり、以前のようにお腹の調子が気になり始めてしまいました。
    それでもなんとか、ごまかしごまかし生活していたんですが、
    毎日不安にさらされていたせいか、ついにはガス漏れの症状が出てきてしまいました。

    何の脈絡もなく、突然、肛門の辺りで空気が弾ける感覚が微かにあり、
    それがどうやら臭うようなのです。
    自分でも気付くか気付かないか程度の感覚です。
    他には、スッと空気が抜けるように感じるときもあります。

    普通のおならでしたら、出そうなときは慌ててトイレに駆け込むことも出来ますが、
    本当に突然のことで、どうしようもありません。

    最近では、こういった肛門辺りの感覚が全くなく、臭いを感じるようにもなってしまいました。
    本当に困っていまして、ブロック療法で少しでも良くしたいと思っています。

    どうぞよろしくお願いします。m(__)m

    • 便やガスの悪臭が強いのは、腸の動きや分泌物の不具合により、腸内細菌の種別が、通常の人と異なるものとなっていると考えられます。つまり、腸の動きと分泌物が正常になれば悪臭は治ります。原因は自律神経にあることがほとんどと推測します。が、自律神経がどこで動作不良を起こしているのかを調べるには、脊椎のいろんな高さでブロックを行っていかなければなりません。よって、一度のブロックで解決する問題ではありませんので、ご理解ください。

  12. お返事ありがとうございました!
    良くわかりました。m(__)m

    いろんな高さで、とありますが、下から上まで全てブロックしていただいたとして、だいたい何回かかるものなんでしょうか?
    参考のため、教えていただけると嬉しいです。m(__)m

    • 3~4回です。仙骨・胸椎・頸椎に硬膜外ブロックを行い、もっとも効果のあるポイントを探ります。1回のブロックは週に1回しかできません。保険の都合です。よって3~4週かかります。硬膜外ブロックは頸椎に近づくほどリスクが高くなります。私は後遺症を残すようなことはこれまで遭遇したことはありませんが、同意書にサインをしていただくことは必須となります。

  13. 初めてこのサイトを発見して思い当たる部分が多くメールさせていただきました。

    私は35歳の男です。
    症状は過活動膀胱と過敏性腸症候群とEDを27歳から併発しております。
    内科、泌尿器科、精神科へ何件か回りその都度薬をもらいますがほとんど効きませんでした。
    状態としては、寝ている時や眠たくなり頭がボーッとしていると症状はピタリと止まりますが、それ以外の日常では朝目覚めた瞬間から過活動膀胱の我慢しきれない尿意に襲われトイレに駆け込む事から朝が始まります。そして便も仕事に出るまでに3回は必ず行きます。この便意もガマン出来ないくらいの強さが襲ってきます。
    よく旅行などで近くにトイレがない場合は漏れてしまいます…。
    例えると緊張してお腹が痛くなったりする状態が1日中続いている状態です。

    じぶんの中では仙骨にある神経が過敏になっているとずっとおもってきていたのですが、それを理解してもらえる先生がいないのが現状です。
    今はソラナックスを寝る前に半錠飲んで寝ています。

    もし治療できる可能性があるようでしたらアドバイスよろしくお願いします。

    • 「じぶんの中では仙骨にある神経が過敏になっているとずっとおもってきていた」というのは、そこそこ正しい推測だと思います。しかし、腸の動きは仙骨よりもかなり上からの自律神経が関与していますので過活動性膀胱とは異なる箇所での障害と思われます。つまり1箇所ではないと考えるべきでしょう。よってIBSの治療は手探りで「脊椎のもっともよく効く」箇所を見つけなければなりません。EDは上頚神経節ブロックで治る人もいます。いずれにせよ、一度私のブロックを受けに来られることをお勧めします。

  14. 約5年前の妊娠をきっかけに、この5年間ずっと強い便意に悩まされ続け、生活の質もその便意のために、著しくおとされてしまっています。朝は毎日排便がありますが、スッキリは全くせず、その後も一日中強い便意があり、何度も何度も30分から1時間トイレにこもってしまいます。(夜中も強い便意で起きてトイレにこもってしまいます。)ですが、朝以外は、何度トイレにいっても便が出ません。大腸、胃の検査では、特に異常はみつかっていません。この5年間、ずっと消化器科にかかっていて、消化器系のありとあらゆる薬を、沢山使っています。その病院にあるお腹の薬は、全て使ったと言われました。だから、腸そのものの問題ではなくて、神経の問題なのかな?と私は思っています。安定剤も何度か使いましたが、全く改善されなく、今は飲んでいません。かかりつけの消化器系の先生も、このような症例はみたことがないと言っていて、診断名がつかないまま、試行錯誤で薬を使っています。精神科でも、このような症例は扱ったことがないと言われ、この5年間、自分で同じような症状を持つ人がいないか?と探していたところ、やっと先生のブログにたどり着いた次第です。
    ちなみに3年くらい前からは、頻尿や、膀胱の痛みも出てきて、その状態は、間質性膀胱炎と診断されて、治療をしています。
    どうか先生のところで、治療していただけないでしょうか。

    • 延髄から仙髄に至る長い自律神経経路のどこかに原因があると考えます。そのため治療は延髄・頚髄・胸髄・腰髄・仙髄と、その脇を走る交感神経にいろいろと治療をして「治療がヒットする場所」を探さねばなりません。よって、遠方からの来院であれば、1週間くらい滞在されることをおすすめしております。効くか効かないかは、治療してみないことにはわかりませんが、治療成績としては4人に3人は改善がみられます。ブロックに期待しましょう。

  15. 64才、男性です。
     15年ほど前から、過敏性腸症候群のような症状、最近は排便後の頭重、残便感、めまい、腹部膨満など、自律神経異常が混じったような症状が続いています。排便は概ねバナナ状ですが、排便後すぐ下腹部膨満・頭重・目まい、が出て、無理してトイレに行っても出ない、いきむと益々症状が悪化、という状況です。きりきり痛むことはないですが、形容しがたい気持ち悪さで睡眠が浅くなり、仕事も落ち着いてできない状況です。
     ウォッシュレットで若干の温水を直腸に入れると、その圧力で綺麗に出ることがあり、その場合はトイレの後が比較的良好です。ただ、いつでもウォッシュレットが使えないので、排便をいつも気にしながらの生活です。
     大腸に器質的な異常はなく、山王病院で排便機能を検査してもらっても異常なし。最近、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の低下と、亜鉛不足(全体にミネラルバランスがよくない)を総合診療科に指摘されました。
    ブロック治療の効果の可能性はあるか、気になって問合せ致しました。

    • 過敏性腸症の原因は複雑なようで、自律神経由来のものやそうでないものなど、原因不明でありながら多くの原因があると推定されます。私は自律神経を含め、神経に由来した症状を治療することを専門としている医師ですが、治療が成功する確率は、やってみないとわからないというのが真実です。最近、数名の過敏性腸症の患者が私を頼りに来院されましたが、結果は「効果なし」でした。私の治療には適正・不適正があり、全く効果がない場合もあることがわかってきました。

       しかし、それにしても、自律神経の症状は軽減されることから、治療のメリットがあることが多いので、一度は上頚神経節ブロックを受けに来られてもよいかと思います。私が行う上頚神経節は安全性が高く、医療ミスが起こる確率は極めて低いですので(今まで起こしたことがありません)。ただし、自律神経が本当に悪い方は、治療後2日目にリバウンドが来ることが多いです。リバウンドは一過性に症状がひどくなることを言います。リバウンド後には調子がよくなることが多いですが、リバウンドの強さは各個人で異なるため何とも言えません。また、リバウンドが出るということは治る可能性もあるということを意味します。

      • 丁寧なご回答有難うございます。ご回答に関連して、ひとつ追加でお聞きしたいことが御座います。
         他の方の事例へのご回答で、
        「IBSの原因は自律神経の不調であると思います。特にS234の迷走神経の不調だと推測しますが、「どこで障害を受けているのか?」は不明であることが多く、これを治癒させるには脊椎を下から順番にしらみつぶしにブロックを行って、効果のある箇所を見つけ出す作業が必要です。下の方から順番に行っていきます。」
        という記述がありますが、今回の場合、先生の判断は、まずは「上頚神経節ブロック」が自律神経異常に効くと予想される、脊椎関係については、次の段階、という理解でよろしいでしょうか?

        • すいません質問の意図がわかりにくいのですが・・・
           IBSの場合は、まずは仙骨部硬膜外ブロックをトライします。これが全く無効であれば、原因はもっと上にあると考えますという意味です。IBSの全てが神経の異常が原因ではないと思われますので、神経系以外で起こっているIBSでは私の治療はどれも無効と思います。ただし、神経系であればブロックで救えるチャンスがあるとお考えください。

  16. はじめまして。
    病院では原因不明とされて、
    悩みに悩んで調べておりましたら辿り着きました。
    まさに同じ症状で、この4日間、強烈な便意と24時間闘っています。

    立つと全身が震え、外出も困難です。
    しかし寝ると多少楽になり、尾てい骨?仙骨?を押さえると感覚はあるものの便意が落ち着くことに気がついて、
    神経系の問題なのかなと感じていた所存です。

    今回症例を初めて読ませていただき、全く同じ症状の方々が多くいらっしゃることに勇気付けられました。

    わたしの場合は今回で4回目の症状で、過去は2,3日で収まるようなものでした。
    そのためこの辛い症状が今回起きる手前で、また来る!という感覚が察知できたこと。
    そして過去のものよりも今回の辛さは半端がなく、夜中に何度も目が覚める便意が3日以上も継続しています。

    原因不明と診断されたことで、
    もしかして心因的なものなのかな?と感じていたところでもあるのですが、
    先生の文章では脊椎由来の自律神経の不調と書かれており、わたしは元々自律神経が弱いためにやはりそうなのかな…と思った次第です。

    となれば、先生のように自律神経や神経専門の医師、またペインクリニックに相談しに行ってみると、何か方法が見つかるものでしょうか?
    わたしは東京より遠方のため、いまは先生の診療所に通えないことが残念です。

    • 自律神経や神経専門の医師はこの世に存在しません。その理由は「現医学では治せない」ものだからです。私は医師が治せないものを治すことを専門にしているだけであり「自律神経の専門家」ではありません。医学で解明されていないことを保険医が保険を使って治すことを日本は禁止しています。よって私のような医師はまずどこを探してもいません。ですからペインクリニックに行ったとしても「治療を拒否される」ことがほとんどです。

       私の元へは北海道からも九州からも飛行機で通院される方が大勢おられます。しかし、それは私という医師をひやかしにやってくるわけではなく、敬意をもって、全身全霊で私に身をゆだねて治療にやってこられます。そういう精神がない方に私は治療が出来ません。難病を治すためには、お金、時間、仕事など、払う犠牲が大きいものです。その犠牲を払いたくないが治して欲しいと都合のいいことを言っておられる方を治している暇がわたしにはありません。都合のいいことを言う方は、私のアドバイスを無視する傾向があるため、結局治らないことがあるからです。

       難病は現在の医学で治らないから難病なのであって、それを治せる人は「奇人変人」の医師であり、奇人変人があなたの近くにいることはまずありません。また、私の近くに住んでいたとしても、私に敬意を払わない患者を治すことができません。難病は患者が私に全てをゆだねて、全力で治そうとするからこそ、やっとのことで改善していくものです。だから敬意を払わない患者を治すことは無駄なので、それならば、敬意を払う患者にのみ私も全力を尽くすということになります。私の治療は極めて精神疲労度が高い治療ですので無駄に精神力を消費させたくありません。

       私がこのように返答するということは、これまでに何度も敬意を払わないモンスターペイシェントに実害をこうむった経験があるということです。多大な恩をあだで返されることが何度もあったということです。いやな思いを何度もしています。だから、文面から私への敬意を読み取れない人には徹底的に治療をお断りします。

       ペインクリニックの先駆者である若杉先生は、あなたのような方でも治療をしていたようです。とにかくどんな病気にでもブロック注射を行っていました。その若杉先生の弟子が全国各地に散在し、もしかすると治療してくれる医師がいるかもしれません。まずは自分の足で調べてみることです。

  17. 初めまして。19歳男性です。4、5年前から、腸の腹鳴、圧迫感、胃の膨満感、痛みオナラの回数の多さなどで悩まされています。こちらの治療も扱っていただけますか?

    • 自律神経を整えるためにブロック治療という考え方は間違いではないと思いますが、胃腸の不具合が「全て自律神経のせい」ではありません。よって、治療はあくまで挑戦であり、期待を膨らませすぎないでください。私は「患者が挑戦する」というのなら、いつでもトライします。

  18. はじめまして。50歳男性です。
    15歳くらいから便意頻回(4-5回/日)、排便困難(30分以上かかって出しても、すぐに行きたくなる)が続いています。若いころ過敏性腸炎と診断され投薬を受けた事がありますが、効果ないため、現在は整腸剤を飲んでいる程度で、治療はしていません。期間が長いですが、先生の治療をトライしてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

    • 返信がおくれまして申し訳ございません。過敏性腸症の治療法は各種あやしげな民間療法を含めて多岐にわたると思います。私の治療は神経系への血行増進というものです。どれだけ効果があるかは治療をしなければわかりません。ただし、血行を増進させると、「寝た子が起きる」ことがあり、リバウンドが起こることがあります。リバウンドを好転反応ととらえる勇気が必要になるかもしれませんので、ある程度の信望が必要かもしれません。

  19. 初めまして。
    母(80歳)が数か月前から便意を催すがトイレでは何も出ない、もしくは小さな便が出る程度という症状が続き、先日行きつけの総合病院で胃と大腸の上下内視鏡検査を行いました。その結果は、良性のポリープはあったものの、がん等の異常はないという診断でした。それでも症状が続くので排便異常科がある他の病院でも診てもらいましたが、肛門周りにも便は残っていなく異常なしということでした。
    精神的なものからくるいわゆるIBSの類かとも思いましたが、特に医師からはそのような病名は言われなかったようです。
    普段から若干心配性のところはありますが、今に始まったことでもないですし、強いストレスがここ最近あったとは思えません。
    自宅は千葉県柏市なのですが、先生にご相談するとしたら遠いでしょうか。
    先生の詳細がわからず、もし可能であれば一度診ていただければと思いましてご連絡させていただきました。
    お忙しいところ恐縮ですがご連絡お願いします。

    • 仙骨硬膜外ブロックを行うことで、便意の過敏性が低下するかもしれませんので一度治療を受けにこられることをお勧めします。その結果でその後の方針を考えます。

  20. こんにちは。
    6月1日に直腸がんの手術をしてから便意機能障害になってしまい疲れはてています。。42才で子育て真っ最中なので便意が来てトイレに駆け込んでもそんなに出るわけでもなく便意が気持ち悪さになり毎日気持ち悪いです。
    どうにかなりませんでしょうか?
    外出もままならないです。。

    • 手術が原因というのであれば、ブロックでは無効だと思います。しかし、ブロックで2割3割の便意を抑えることができる可能性はあります。保証はありませんが、治療を試すべきでしょう。ブロックのリスクがそれほど高いものではないからです。ただし、大きな期待は禁物です。2割でも楽になれば儲けもの! ぐらいの気持ちで治療を受けるというのであれば、治療をお勧めします。

  21. お世話になっております。私の母がまさにこのような症状で10年以上便意、尿意により夜も眠れない、遠出もできない状況です。一度受診を考えたいのですが、どちらの病院にお伺いすればよろしいでしょうか。

    • 10年間とは長い間苦しんでおられます。長い期間わずらっていますと、どこまで治せるかは未知数ですが、治療をためすべきです。メールをさしあげます。

  22. 67歳 男性
    30年程前より腰痛持ちです。
    今年3月に総合病院にて内痔核と脱肛の根治手術を受けました。
    6月の診察にて完治との事です。5月に大腸内視鏡をしたのですが腸には何も有りませんでした。現在のお尻の状態は毎朝なんとか普通の排便があるのですが、その後も一日中肛門の奥の方が激しく痛み便意もありトイレに行くと今度は大豆くらいの軟らかい便が2回くらい出ます。そんな毎日です。
    以上は御先生には関係無いかと思いましたが、参考までにお知らせしました。
    手術後の6月頃より腰痛も激しくなりました。なんとか事務仕事なので職についております。痛みとしては、歩行、運転は痛みをこらえてできますが、
    一日中下半身がビリビリと痺れと言うより火傷の様な痛みです。
    6病院の整形外科さんにてMIR等の検査を受けたのですが、全医師が骨には異常が無い脊柱管狭窄も無いと言われました。その中のある医師がペインクリニックに行ってみたらと言われました。現在週一回でペインを5回目です。夜は眠剤にて睡眠はとれます。今お薬は、5年位前よりですが、リリカ1日に300mgメチコバールを服用しています。
    腰痛は持病とあきらめていましたが、下半身のビリビリが今後の終身続くのは困ります。この2ヵ月はノイローゼです。お尻の方が安定すれば東京に行き先生に診て頂きたいのですが今の状態ではとても遠出はできません。
    何か先生の良いアドバイスを頂きたいと思い書かせて頂きました。
    過去から現在の状態をもっといっぱい書きたかったのですが今回はこれだけの情報です。尚7年前脊髄係留症候群の手術を受けています。
    もう5、6年元気で生きたいです。
    本当によろしくお願いします。
    楽しみに返信を待っております。

    • 脊髄係留症候群の手術を受けること自体がまれなお話ですが、現在の症状にこの手術の影響が出ていると思われます。くわしくは「脊髄終糸症候群の手術に警鐘」をお読みください。ペインクリニックに行き、コーダルブロックを受けることをお勧めします。尚、コーダルブロックはペイン科の医師が考えている以上に難しいブロックです。失敗されることもあることを念頭に置いて受診ください。

      • 早速のアドバイス有り難うございました。
        私が脊髄係留の手術をして頂いた整形外科さんは、総合病院ではなく入院施設のある院長ひとりの個人病院です。
        この病院にては頻繁に(毎月2名くらい)この手術をされている様です。
        術後のリハビリにての患者ドウシの会話ですこし心配をしていました。
        参考にですがそのコーダルブロックは御先生に施術をお願いしても難しい
        ブロックですか失敗の可能性はあるのですか。現在のお尻の方の体調がもう少し改善したら東京まで治療を受けに行く事も考えたいとおもいます。
        “さしつかえ”があるといけないので住所は書けませんが自分は遠方の田舎者でして東京へ行くという事は相当大変なことです。
        しかし改善の見込みがあれば頑張りたいです。
        コメントの書き込みに於いていろいろと大変ご迷惑をかけ申し訳有りませんでした。
                   合掌     

        • コーダルブロックは外科系の医者と名のつく者であればだれでもできるブロックです。私が直接行わなくても整形外科やペインクリニック科の医師であればできます。ただし、彼らは「コーダルブロックは簡単である」と考えているのですが、実際にはミスが多くきちんとできていないことがあります。静脈に入ったり、皮下に入ったり、神経を傷つけたり・・・します。ですが、彼らは自分がミスしていることに気づいていません。コーダルブロックは実は難しいということに本当に気づくのは、かなり腕のたつ上級の医師だけなのです。

           そして、コーダルブロックの成功率は患者の仙骨尾骨の形態や変形、内部の癒着、体形(肥満体は極めて難しい)によるところが多く、「入りにくい人は誰がやっても入りにくい」のです。しかしながらあなたが「入りにくい人」であるかどうかは、この文章だけではわかりませんので、何とも言えません。「入りやすい人」であるなら、ミスされる確率は減ります。また、ミスされたからといって一大事になることはほとんどありません。ただ効かないだけです。ですから、こわがらずに、まずは一度近くの病院でコーダルブロックをお受けになることです。

           しかし、脊椎の手術の既往がありますので、普通の医師は「手術後の患者にブロックをする」というリスクを侵したくないと思っていますので、ブロックをしてくれるかどうかわかりません。リスクを侵すことは医師にとっては命取りとなります。私の出番があるとすれば、他の医師たちに拒絶されて八方塞がりになった、あるいわ、他の医師たちの治療で全く改善しなかったときです。その場合は診療させていただきます。

  23. 86歳、義母。
    二年前から便意が続き胃腸、肛門科で診てもらっています。便秘、下痢(薬)の繰り返しで改善なし。
    硬い便で、いきんでも出ず、薬も何度も変えてもらっていますが、改善しないまま。
    いぼ痔(おや指くらい)があるのが原因では?と、何度も担当医に問うてみたが、触診してそんな固まりはないと言われて不審に思い出している。
    家庭での(息子)色々ストレスは抱えている。

    過敏胃腸症候群だとネットで調べました。

    近所のお世話になっている医院では、ずっと変わりないままなので、より鬱っぽい最近です。
    どうしたらそちらで診てもらえるのでしょうか?

    • コーダルブロックでほとんどの方が改善しますのでぜひ来院ください。通院の問題だけクリアできればよいだけのことです。

  24. 2年前から 残便感。膀胱りゅうを 手術した後に感じる様になりました。立ち姿勢の時に特に有って、坐すると 何も無かったかのようです。食事の支度わ椅子に座ってします_

    • 立つと症状が出るのでしたら、それは必ず腰椎・仙椎と関連があることを意味します。よって腰・仙部への硬膜外ブロック治療をお勧めします。近くのペインクリニックへ行くか(行ってもブロックを拒否されるかもしれません)、私の診療を受けるか考えておいてください。

  25. 父が脊髄小脳変性症です。夜間頻尿で10回程トイレにヨタヨタ歩いて行きます。
     昼間は便意で何回もトイレに行きます。
     この病気にもブロックは効果がありますか?

    • 脳に脳梗塞やパーキンソン、変性症などの基礎疾患を持っている患者の場合、手足のしびれや痛み、筋力低下、膀胱障害などの症状は、それらの基礎疾患が原因になっているという「誤診」をされることがほとんどなのです。直腸膀胱障害は脊髄小脳変性症由来ではなく、腰部の脊柱管狭窄症に由来するものと思われます。よって、ブロックは十分に効果があると思います。

  26. こんにちはm(__)m
    70歳女子です。
    以前からすべり症であると診断されていましたが、特に薬を服用することもなく
    日々すごしておりました。
    昨年の暮れくらい歩行すると足が痺れるようになり 整形外科を受診し
    脊柱管狭窄症と診断されました。暫くして残便感等 気持ち悪い症状があらわれ
    ましたので 骨盤内臓器脱を疑い検査を受けましたが異常なく 大腸内視鏡検査も異常なく 考えあぐねて整形外科の医師に相談したところ大変気分を悪くされたのか  そんな話を整形外科に持ってくるのはばかげている。
    ずっと 残便感が続いているわけではなく 小康状態があることを申したためか 脊柱管狭窄症でそんなになるなら夜も眠れないくらいになるもんだ。残便感があるならなくなるようにしたらよいではないか!と言われ取り合ってもらえませんでした。現在はずっと便意を感じていて何をするにも意欲がわきません。先生にお願いするような症状でしょうか?
    兵庫県よりコメントをお送りしております。
    宜しくお願い申し上げます。

    • 奈良県に私が紹介できるペインクリニックの医師がおります。医療秘書Aがその医師とコンタクトをとり、治療できるようにセッティングしてさしあげると思いますので連絡をお待ちください。治療は仙骨部硬膜外ブロックがよい適応となると思います。しかし、この治療は一般の医師は知識外のためとりあってもらえないと思います。

      • 早速にありがとうございます。
        奈良県はわたくしどもの住所(兵庫の北部)からは交通の便が非常に悪いのですが、そんな事は言っていられないのでよろしくお願いいたします。
        連絡をお待ちしております。

        • 東京の診療所に来られるよりはましであると思います。近鉄奈良線の快速急行が止まる駅です。

        • 医療秘書のAと申します。あなたさまのご連絡先に私からメールさせていただきましたが、2度エラーとなって返ってきてしまいました。アドレスが間違われているか、セキュリティの問題かと思われます。違うPCからのメールアドレスか再度ご確認の上、アドレスを入力し直していただけると助かります。

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