腰痛は医者には治せない

最先端の科学では「肩こりは中枢感作で生じる」ということが当たり前の知識となりつつあります。なりつつあるというのは、まだ医師の間ではほとんど知られていないということを意味しています。


肩の凝りは神経が炎症を起こしているサインとして筋肉を凝った状態にさせているということです。その根本原因は神経にあります。神経が原因なら、完治させるためには神経ブロックをすることが最良であることがわかります。


私は神経根ブロックをブラインドで数十秒で行えるという特殊な技術を習得していますので、実際に肩こりの患者様に即座にブロックをして差し上げ、何十年と治らなかった肩こりをいとも簡単に根本治療するということを朝めし前に行っています。


さて、腰のこりもまた同様に神経の炎症(中枢感作)が原因であることが非常に多いと思われますが、そうであるなら腰の凝りを治すためには筋肉をマッサージしてもトリガーポイント注射をしても無駄で、神経ブロックが著効するということになります。


この考え方の正当性は、すでに私は腰の凝りを硬膜外ブロックで完治させることで証明しています。トリガーポイント注射や物療では治らない腰痛の患者様を硬膜外ブロックをたった1回行うだけで本当に完治させてしまえるからです。ちなみに私の中で「完治とは症状が3割未満になった状態が4週間以上続く」と定義しています。腰のこりが中枢感作が原因であるのなら、それを根本的に治療するには神経ブロックが最善です。


しかしながら硬膜外ブロックなどの神経ブロックはその手技自体が「痛い・危険」であると本末転倒となります。痛みを治すのに、さらに痛くて危険なブロックをするというのでは誰もそんな治療を受けないでしょう。ですから、もしも腰の凝りに硬膜外ブロックをするとすれば、「痛くなく、安全にできる高等なブロック技術」を習得していないと患者様にしてさしいあげることが不可能だということがわかります。


例えば私は硬膜外ブロックを行う際に25G針という世界でもっとも細いカテラン針を用いますが、この針を使用できるほどの技術のある医師は国内を探してもほとんどいません。よって結局、他の医師たちにとって「腰の凝りに硬膜外ブロック」という治療は常識外れとなりますから、「腰痛は医者には治せない」という結論に達するわけです。


また、腰痛の多くが腰髄・神経根の中枢感作が原因で起こるという認識さえも、国内の医師たちにはない至高です。だから腰痛を硬膜外ブロックで治すという発想にはなりません。おそらく多くの医師たちは「たかが腰痛を硬膜外ブロックで治すのは常識外れ」と考えています。しかし事実は違います。「腰痛の多くは硬膜外ブロックでしか治せない」が真実なのです。なぜなら腰痛もまた中枢感作から起こるからです。


私の中枢感作の概念は疼痛学で使用している中枢感作の定義からかけ離れるというご指摘がありました。よって今後、私は中枢感作という言葉を用いず、刺激伝道系の感作という言い方をすることにします。

また、肩の凝りが神経の炎症から来るという考え方も正しくないというご指摘を受けました。ここでは正誤について論争はしません。何が正しいかの真実はどんな教授にもわからないことなのですから。ただし、実際に根治させる治療があるのだから、根治する理由を考える基礎医学をもっと発展させていっていただいたほうが、肩が凝る原理を研究していっこうに治せないでいる医学よりも建設的であると思います。

腰痛は医者には治せない」への16件のフィードバック

  1. 初めまして 線維筋痛症 助けて下さいで検索して、初めて拝見しました
    私は36才 男性で2年前に激しい腰と背中の痛みで26才から営んでいた建設の仕事が出来なくなり9ヶ月もの間、自宅で廃人同然の生活を送っていました
    昨年5月に1日3時間ですが身体の負担の少ない環境のいい仕事を見つける事ができ騙し騙し生活しています 毎日自分でマッサージ ストレッチ 温熱 をこまめにやっていますが予告もなく 身体の色んな部分が肉離れを起こしたような痛みを起こし歩くのも厳しくなります おとなしく生活しているのに家族の助けがなければ生活していけないので情けなく 気が狂いそうに時々なります
    2年前、石川県の○○整形外科で4ヶ月入院治療しましたが、痛みを抱えたまま
    退院しました ザックリした私の経緯はこんなところです 先生の治療で回復できればと思い メールさせて頂きました 香川県在住です

    • 実は、強力なブロック治療を行っても、全く改善しないさらなる難治性の腰痛があることもぜひ知っておいてください。こちらの記事をお読みください。治療をするなら、全ての難治性に対処しなければなりませんので、心の準備をしておいてください。

      • 返信ありがとうございます 2次ニューロン性腰痛読ませて頂きました 感銘をうけました 初めて酷いギックリ腰になったのは24才で中腰で長時間作業する仕事を静岡に出張していて発症しました その時荒っぽいカイロに連れていかれ氷で冷やしたあと、叫び声を上げる中5分位全力で臀部を揉まれました その結果病状は悪化し強制送還となりました 地元の整形外科でブロックを行いながら一月ほど入院し鳶仕事に戻りました(その時のブロックは関係無い箇所に麻酔がかかってる感じで効果は感じられませんでした) 24才から34才位までは年に数回酷いギックリ腰になりながらもなんとか仕事をこなせていました
        といっても若い時やっていた足場や鉄骨建て方のような比較的ハードな仕事は控えて造船や鉄工所で溶接、組み立てをメインに行ってました 毎日いつギックリになるかヒヤヒヤしながら(今もそうですが)やってました 建設業最後の3ヶ月は昔のように 体が重機の仕事でかなり無理をしました それでもなんとかこなし営業せず一週間位ゆっくりしてたら臀部が剥がれるような痛みで倒れてしまいました それから少し歩けるようになればまたギックリを10日に一度
        を三回繰り返し絶望の淵にいました (ギックリ背中も併発) わらをも掴むように電車で石川県に行きました (電車の揺れと痛みで気絶寸前 )
        注射と投薬治療が始まりました 薬はトラムセット デパス リフレックスメインで4ヶ月行いましたが以前のようには回復しませんでした 誤解しないで頂きたいのは石川県の先生は本当に自分と向き合って戦ってくれました 僕には合わなかっただけで良くなっている人も大勢おられます とても感謝しています 帰ってきてから現在の症状は 足先の冷え 股関節を中心に足背中 肩 腰の焼ける様な痛み (熱いか冷たいかよくわからない) 少しの筋肉への負荷での肉離れの様な痛み(腰 臀部 背中 胸) 目眩 吐き気 耳鳴り(時々) 人から受ける理不尽な態度
        強烈な匂い (現在介護系の仕事) なんかでもたえられず仕事以外の時間は寝込んでしまうことがあります (長々とすいません) 調子のいい時は趣味に時間を使ってますが最近著しく体調がよくないのであまり遊べません オートバイ ロードバイク エギング などが趣味です 今の仕事(バイト)に付いて半年ころは
        軽い筋トレ やロードバイクでゆっくり70キロとか出来ていてこのまま治っていくのかーとおもいきや 上がったり下がったりで現在かなり下がってる状態です このまま生きていくこともできますが家族や職場の方々にかなり迷惑な存在になっていると思います。少しでも緩和すれば嬉しいです 僕の病気が二次ニューロン性腰痛かもしれないし、違うかもしれません 二次ニューロン性であればかなりショックですが今の生活を続けていくだけの話です(辛いですがしょうがないです) 先生の治療を全て試すに対してかなりの痛みや恐怖を感じる治療になるのでしょうか?

        • 背中、肩、めまい、吐き気、耳鳴りなどは腰椎由来ではないことは決定的です。あなたの場合、二次ニューロン性かどうかはわかりませんが、原因箇所が一つではないことは確かなようです。世の中には現代医学では解明できない痛みがあることを知っておいてくださいという意味で二次ニューロン性の腰痛について読んでいただきました。

           「痛みや恐怖を感じる治療」についてですが・・・基本的にはあなたが感じるブロックの痛みや恐怖は私が感じるブロック時の精神疲労と、初回は同等です。2回目以降は私の精神疲労の方があなたの痛みや恐怖を上回ります。つまり、ブロック2回目以降は「あなたよりも私の方がブロックを実施したくない」という感情が強くなることをお忘れなく。理由はたやすいです。ブロックをする際の精神疲労があまりにも多大であり、それに見合う報酬をいただいたいないからです。私は「痛くないブロック、怖くないブロック、リスクが少ないブロック」を行うために、他の医師たちと比べ物にならないほど精神をすり減らしながら集中して治療を行います。恐怖を感じるのは自由です。しかし、あなた以上に私が恐怖や不安と闘いながら治療をしているということを覚えておいてください。全く報酬に見合わないほどの緻密で繊細で高度な治療を行っていることを忘れないでください。

  2. 6年前から肩こりの痛みで仕事ができず悩んでいる28歳男です。
    ブロック注射に興味を持ち、このHPに辿り着きました。
    大変興味深い内容の話が多く、ここ数日時間を忘れて読み耽ってしまいました。
    論理的に至極真っ当な記事ばかりで、読めば読むほどdoctorf氏に人間的な魅力を感じ、是非ともそちらで治療を受けたいという気持ちが募ります。
    私は八王子住まいなので、そこまで苦労せずに通うことができますが、doctorf氏の体力が限界でなるべく患者は少ない方が嬉しいとのことなので、比較的軽症の自分は他のペインクリニックで治るならそっちで済まそうと、別の所に予約を入れました。
    そこの医師がブロック注射が上手いかどうか、治療を受けて治りが悪かった時に、通い続けるか変えるべきか、患者が判断できるポイントはあるでしょうか?
    このページに書かれているような、25G針を使える医師は少ないなど、分かりやすい指標があれば教えて頂きたいです。

    • 肩こりには硬膜外ブロックではなく、神経根ブロックの方が安全で、通常は神経根ブロックを行います。頚部に硬膜外ブロックを行うことは、かなりリスクが高いので普通には行われません。神経根ブロックもなかなか問題のある治療ですので(リスクやお金、回数の面で)、万一、これから行くペインクリニックで不具合を感じれば私のところに来院ください。私のクリニックでは思い切って、予約患者数を半減させるという処置に踏み切りました。そのため、経済的に苦しい状況になりました。それほど、難治性の患者を専門に治療することがたいへんだということです。お気遣いありがとうございます。

      • お忙しい中、ご返信ありがとうございます。
        昨日ペインクリニックに掛かりましたので、不要かとは存じますが、一応ご報告させて頂きます。
        doctorf氏が仰るように、できるだけ注射はしたくないのか、最初はリリカとデパスを勧められました。
        ブロック注射を受けたいと頼むと、いくつか種類があると説明され、どれが良いか聞かれたので、医師にお任せしたところ、私が診察で自律神経の不調を訴えたからなのか、星状神経節ブロックが選ばれました。
        神経根ブロックはそこまでするほどではないと言う話で、硬膜外ブロックは候補にもされませんでした。
        注射は思ったほど痛くなく、特に副作用もありませんでした。
        ブロック後、心地よい眠気が訪れたので、一定の効果はあったのだと思います。
        特に不具合を感じることは無かったので、暫くはこちらで治療を続けてみます。
        これが上頚神経節ブロックならば更に良く効くのでしょうが、doctorf氏にしかできないのが残念です。
        将来doctorf氏の実績が認められ、その技術が日本中に広がること切に願います。

        • 効果がある治療で安全であれば、どんなブロックでもよいのです。星状神経節ブロックも、上手な医師のブロックなら、よく効くものです。

  3. 初めまして。71歳の男性です。15年ほど前から年に1、2度腰に痛みが出始めましたが、その都度鍼灸院(名人と言われた先生のところ)で治療してもらい、すぐ痛みは治まっていました。5年ほどそんなことを繰り返していましたが、その先生が引退してからは人の薦めで別の鍼灸院、整体、マッサージなど通いましたが段々痛む回数が増えて、5年ほど前から慢性化してしまいました。
    病院でのMRIでは異常はみつからず、人の薦めで20軒近くの色々な治療を受けましたが回復せず今に至ります。3年前から不眠症に悩まされ、心療内科(日本での草分け的存在で、なるべく薬に頼らず治療する方針の先生)にも通っています。ストレスからの心因性疼痛との診断で、最初は睡眠導入剤と精神安定剤を服用、現在は導入剤のみです。
    腰の筋肉がガチガチに固まっていると言われたので、ストレッチや軽いジョギングをしていますが改善されず、痛みで歩けなくなる時もあります。先日もジョギング翌日、腰に激痛を感じ、何度か通ったことがあるペインクリニックでブロック注射(明細書には「硬膜外ブロック、局所麻酔剤又はボツリヌス毒素使用」とあります)を打ってもらったところ、腰の痛んでいなかった箇所まで痛みが増してしまいました。
    このまま腰痛が悪化していき、動けなくなるのではと思うと恐ろしいです。ぜひ先生に診察して頂きたく(都内在住です)、ご返信頂ければ幸いです。

    • ペイン科の腰部硬膜外ブロックが無効な状態は、かなり重症度が高いと思います。ブロックが入っていなかったことも考えられますが、まず一度私のブロックを受けていただき、その反応次第でいろんな選択枝をためしてみるしかないでしょう。いろんな選択枝には仙腸関節ブロックや椎間関節ブロック、神経根ブロックなどがあります。

  4. 昨日テレビで大学病院の准教授が
    「最新の研究で原因不明の腰痛は脳の血流不足によって起こることが分かった」
    と言っていました。
    そして、脳の血流を良くする術を持っていないのか、カウンセリングでどうにかしようとしていました。
    色々と残念ですね。

    • いろいろと情報をありがとうございました。腰痛が原因不明という診断が下されるためには、あらゆるブロックを腰椎・胸椎・頸椎とあらゆる場所に行う必要があり。かつ、普通の医師が行うことのできない椎間関節や仙腸関節注射を行い、そして骨破壊による痛みも否定しなければなりません。そこまで手を尽くしてもらえることがまずありえないので、結局、原因不明と診断された時点で、その診断自体が誤診である可能性が高いといえます。また、原因不明というところにまでたどりつくこともまずないと思います。よって、本当に脳由来で痛みが来ていたとしても、そこまでたどりつくことは難しいです。もしも、腰痛の人にカウンセリングを行えば、それは治療を放棄されたと患者は受け取りますので、倫理上、そういう治療は不可能に近く、机上の空論となります。発想や着眼点は真実に近づいていますが、実用には100年かかるような気がします。残念ですが。

  5. 初めまして、どうぞよろしくお願いいたします。47歳の事務仕事をしている者です。8年前に腰椎椎間板ヘルニア4番のラブ方法手術をし、1年前に4番が再発し固定術をうけました。1度目の手術を決意したのは腰の痛みと下半身の強い痺れ、トイレの感覚もなくなっていたことから2度のミエロ、神経根ブロックも効果がでず辛かった為手術をしました。2度目の手術を受けるまでは疲れると左脚の痺れがたまに起るくらいで腰痛は全くなくなっていましたが、1年前突然、お尻から左脚全体の激痛で立ち上がれなくなり整形外科に行くとレントゲンでヘルニアと診断され手術はしたくなかったので痛み止めを処方され、ブロック注射をしましたが、激痛の注射とその後立ち上がれなくなる程の痛みで2週間寝たきりで過ごすも症状悪化する一方でトイレにもいけなくなり救急搬送で入院。痛みなく立ってられるのは1分くらいになりましたが激痛で座ることも出来ず、とある脊椎専門クリニックで2度目のオペを決意しました。あまりの毎日の激痛に耐えられず固定術のこともよくわからないまま、子供の事や仕事のことが気になり一刻も早くこの激痛がなくなるならと…。2度目のオペから1年がたちますが腰の張るような痛み、お尻から左脚裏側の全体の痺れ、灼熱感、痛みがまだとれません。2ヶ月に一度の検診でMRIを撮りますがヘルニアは取ったので大丈夫。長い時間神経を傷つけたのでその為に痺れ灼熱感が残っている。他の箇所も良い状態ですしそろそろストレッチなどゆっくり行ってとのことですが一向に改善しません。もしかしたら他の箇所がヘルニアか坐骨神経になっているのではないかと痛みで毎日が憂鬱です。
    最近は右脚の甲がチクチクすることもあります。ぜひ先生に観ていただきたいと思っております。

    • 「他の箇所がヘルニアか坐骨神経になっている」という単純なものではないと思われます。MRIで見ればわかることですが・・・。左のS1の神経根症状が出ていると思われますが、この神経根はブロックすることが非常に難しい箇所にあります。よって、まずは仙骨硬膜外ブロックが適用になると思います。これは近くのペインクリニックでもやってもらえるブロックです。まずはお近くを探してみることをお勧めします。ペインの医師はブロックが上手ですので「激しく痛い注射」にはならないと思います。東京近郊にお住まいであれば私がブロックしてさしあげてもよいかと思います。ただ、2度手術をなさっていることから、「簡単にはいきそうにない」疼痛治療であることは最初からわかっていますのでその認識はしておいたほうがよろしいでしょう。

      • こんばんは。ご回答本当にありがとうございます。やはり簡単なことでは済まないのですね…。術後1年経過し、毎日なんとかいつか治ると言い聞かせ堪えてきましたが、日々増してくる痺れ脚付近のいたるところの痛みも限界に近いです。東京に住んでおりますので是非先生に観ていただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

        • 簡単に治せない=治療に多大なコストがかかる、ことを意味しています。治療を開始する前に、そのコストを払えるかどうか?を真っ先に考えてください。日本はコストのかかる治療を禁じています。禁じている治療を行うには保険が使えなくなります。その場合、コストはあなたの想像している以上に膨らみます。コストをかけなくても治る患者だったら、あなたの症状はとっくに治っています。

           例えば、私の場合、1時間あたり3万円の売り上げを目標に仕事をしています。もしもあなたの治療に1時間かかったとした、3万円を要求しますという意味です。3万円は保険が出してくれない金額ですので自費で行うしかなくなります。15分で終わり治療なら7500円ですが、これは保険側が出してくれる金額ですから、3割負担となり、2250円で済みます。消費税もかかりません。しかし、あなたの治療に30分かかった場合、15000円を請求しますが、この金額は保険側が支払いを拒否しますので、全額自費にしなければなりません。自費の場合、実は税金が高くなり、消費税もつくので15000円の1.5倍かける消費税くらいの金額を請求しなければ病院側は割りに合いません(保険は優遇税制があるからです)。2万5千円くらいを請求するということです。つまり、15分の治療なら2250円ですが、30分かかる治療なら2万5千円になるというのが真実です。たった15分の治療時間の違いが、料金となると10倍の違いになります。

           治療に時間のかかる患者はこのことを最初から理解していないとトラブルを起こすことになります。というのも、本来は25000円かかる治療を2250円しか請求しないことが多々あるからです。つまりあなたを治療する場合は赤字になるからです。赤字治療になるにもかかわらず、数回の治療では治らないとなると、あなたを治すには何十回と赤字を積み上げていかなければなりません。累積赤字になります。そんな自己犠牲を進んで行う人間がこの世にいると思いますか? という話です。 もし、そんな自己犠牲医師がここにいたとして、その医師に対して、あなたはどういう態度で接するべきだと思いますか? ということをいちいち教えなければならないことに私は疲れ果てています。

           あなたにもっとも必要とされるものは医師への敬意であり、難治性であるという自覚です。私は今までの医師とは違い、いままでの医師が犯した過ちを解決しようとする特別な存在です。そういう医師に敬意も覚悟もなく治療しに来られると、トラブルが起こります。

           私は口先だけのていねいな言葉もあいさつもいりません。莫大な治療費も請求しません。正直言えば、患者に敬意を払ってもらっても、うれしくもなんともありません。その敬意を治療に応用させるだけです。利用するだけです。

           こういうことを何度言っても、ほとんどの患者が敬意を持たずに来意され、そしてトラブルを起こして帰ります。もういい加減にしてください!と怒鳴りたい心境です。私のような医師がこの日本で生きていけない理由は、患者側の儀礼のなさが理由です。私が死ねば、こういことをする医師がいなくなるということです。あなたのような患者を治療するのが私の天命であると思っています。ですが敬意を払わないようでは、治せるものも治せません。

           最後に・・・・みなさんが経済的に困っていることは知っています。しかし、難治から抜け出すにはお金がかかります。お金を掛けずに難治から抜け出したいのなら、全て自分でがんばってください。お金は短期間に十分かけて、それで「治るか治らないか、がんばるかあきらめるか?」を考えてください。お金をかけないなら、最初からあきらめてください。中途半端なお金のかけ方では、難治性の方は治りませんから、それこそがお金と時間の無駄になります。

           難治性の方はお金がないのならあきらめる以外に手はありません。自分でなんとかする道を作り出してください。日本は貧乏で借金大国です。保険では難治は治せません。難治を治すには覚悟がいります。気軽に私のところに来ないでください。以上が注意事項です。

meg にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です