各種ブロック注射後の副作用対策

はじめに

どんなブロック注射も針を刺す行為に違いなく、組織の損傷は必ず起こるものである。中には不可逆的で後遺症を残すものもありリスクはゼロではありえない。ブロック件数が増えるほど事故に遭遇する確率も高くなるわけであるから、ブロック治療を行うことがある医師は、ある程度事故を想定していなければならない。ここでは特に、とても軽微な(関節内注射なども含めた)ブロック後の副作用について述べる。なぜなら、軽微な副作用こそ知られておらず、それを無視して重大な事故につながっていく可能性があるからである。小さな副作用を見逃さず、対処することで大きな事故を防ぐことができる。

ブロックに共通の副作用

 ■1、出血:

細い針を用いることで注射後の出血はほとんど全てを防止することができる。ワーファリンを服用していても細い針であれば問題となることはほとんどない。出血が問題にならない細さとは26~27G針を示す。25Gはボーダーラインであり、25Gよりも太い針を使用する場合は常に出血を警戒しなければならない。
私の経験では27G針で頚部の傍神経根ブロックを行った後、皮下血腫が発生した例が7年間で2例だけ経験したが、27Gであれば血腫の心配はまずないといえる。出血は皮膚表面に出現した血の色で静脈性か動脈性か即座に判断がつく。動脈性の場合も27G針であればたいていすぐに止まるが、動脈性であれば3~5分ほど患者本人に出血点を押さえておいてもらったほうが無難である。
他に出血が問題になった例が7年間で1例。23Gカテラン針による腰部硬膜外ブロック後に皮下に直径10cmの皮下血腫を作ったことがあるが、やはり25G以上の太さの針の場合は警戒しておいたほうがよい。私は現在、硬膜外ブロックを25Gで行っている。ワーファリン使用患者にも硬膜外ブロックを行っているが3年間ほぼ毎週硬膜外ブロックを行っても一度も出血させたことがない。つまり、ワーファリン使用は患者が同意さえしていれば、医師がブロックを拒絶するべきではないと言いたい。

■2、刺入部からの感染

関節内、腱鞘内、トリガー、硬膜外ブロック、ルートブロックなどすべてのブロックを含め、私が統計をとりはじめた7年前から一例も感染を経験していない。ステロイドを使う使わない、アルコール消毒、イソジン消毒、消毒してから刺入するまでの時間、イソジンを乾燥させてから注射するかしないかの違い、などいずれの条件を変えてみても、一例も感染を経験したことがない。そして注射後は全員に「入浴してもOK」と伝えているが感染者はゼロである。
整形外科医の多くが気にする事情「表面麻酔剤の容器の違い(ポリアンプル、バイアル、ボトルの違い)により注射器に薬液を吸い取る際の汚染」は一例もなし。さらに、ヒアルロン酸に表面麻酔剤を混入すると不潔であると主張する医師がいるが、私は混入しても感染は一例もいない。
膝関節内注射後、感染らしき3症例を経験したが、それらは自己免疫性疾患による関節炎と推測された(「化膿性膝関節炎と誤診された自己免疫性膝関節炎の3症例」を参照のこと)。私はおそらく整形外科医の中で、注射施行回数はトップクラスに多い。よって感染が一人もいないのは経験が少ないからではない。多数の施設で多数の数え切れないほどの注射を行った。施設により薬剤の使用状況や環境も変わるがそれらが変わっても感染がなかった。
この長年に渡る多数の経験から、皮膚消毒の手技の違い、注入薬の清潔度の違いなどは感染との直接の因果関係がないと結論する。もしも注射後に感染が起こるとすれば、その最大原因は注射に用いる針の太さと患者の免疫状態であると私は推測する。
どれほど消毒しても皮膚の汗腺に潜む細菌の殺菌は不可能であり、太い針ではそうした皮膚の奥の細菌を押し込んでしまうだろう。つまり皮膚表面の丁寧な消毒は、感染のリスクを上げることも下げることもないと結論付ける。それよりも、もっと感染のリスクを上げるのは18G針を用いた関節内穿刺と推測する。
これは皮膚消毒に時間をかけ、神経をとがらせ、にもかかわらず使用する針の太さに気を使わない医師たちへの忠告である。そこまで感染に神経質なのであれば使用する針の太さにこそ気をつかったらどうかという話である。ちなみに私は膝の穿刺をめったに行わない。

■3、注射後の刺入部痛

皮肉ではあるが、患者がもっとも嫌がることなのに医師がもっとも無視するのが注射後に残る刺入部痛である。「注射は痛いに決まっているだろう」と大上段に構える医師が多いことがうかがえる。しかしこの刺入部痛の問題は実際の治療に大きな障壁となっている。
というのも刺入部痛を全く気遣いをしない医師が多いせいで、患者に注射のトラウマを作ってしまい、その後本気で注射で治そうとする医師が現れた時に患者が注射を嫌がるため治療に協力を得られないからである。実は我々のように本気でブロック注射で患者を治癒させてしまおうと考えている医師からすると、刺入部痛を気遣わない医師の存在は大変迷惑な話なのである。刺入部が痛いのは様々な要因があることをまず認識しなければならない。原因は一つや二つではない。

1、患者の年齢が若いほど刺入部痛が強い

まず痛みの侵害受容器は若いほど多く、高齢になるほど少なくなる。よって対象患者が若ければ若いほど刺入部痛が強くなる。

2、末梢神経を針先が直撃

注射時に患者が強く痛がる場合、おそらく細い末梢神経の侵害受容器を針先が直撃している。患者の顔が苦痛にゆがむのを無視してそのまま針を進めるのは絶対にやるべきではない。皮下、関節包、骨膜周囲には末梢神経の侵害受容器が密となっているので針がこれらの近傍を通る時、患者は強い痛みを感じる。侵害受容器を直撃した場合、患者は「これまで感じたことのないような強烈な痛み」を感じることになり初診の患者であれば医師に強い嫌悪感と不信感を抱き(患者のキャラクターにもよるが)以後の治療に大きな支障をきたす。また、侵害受容器への直撃は、ある一定の確率で起こりうる事象なので注射回数が多くなれば必ず起こることを覚悟しておかなければならない。
患者が再来院して注射を受けるかどうかを決めるのは「刺入部痛」が大きな比重を占めることを認識すべきである。つまり痛い注射であれば再来院しなくなり治療が中途半端に終わる。よって注射技術が未熟な医師は「ヒアルロン酸は5回連続しなければ効果がない」というような嘘を患者にムンテラし義務感を抱かせて治療させるという手段をとる。5回連続というのは保険請求が連続5回までしか認められないことから由来しており、いわば「患者から診療費を頂戴するための詭弁」であることは医師たちが暗黙に了解している。そうした悪しき習慣を続けてはならない。

侵害受容器を直撃した際の対策

私は必ず少量の局所麻酔を行いながら針先を進めている。それでも針先が末梢神経の受容器を直撃した際は一旦針を抜いて刺す方向をわずかに変える。さらにその位置で局所麻酔剤を少しばらまき、20秒程度待ってから針先を進める。これを面倒だと思うような心ない医師にならないことを節に望む。私はどんなに面倒だと思っても「患者に痛みを与えない」ことを最優先に考えている。末梢の小さな神経とあなどらない方がよい。小さな神経でも損傷すれば痛みを残すことにつながる。また、そうした小さな神経もきっちり避けることで大きな合併症というジョーカーを引く確率が下がる。

3、針による組織の損傷痛

関節内注射、各種ブロック注射で指標となるのは骨である。骨の形をたどって適所を探す。しかし、適所に針先が入らない時は骨膜や軟骨を傷つけることになり、これが注射後の持続的な痛みを引き起こすことがある。針による組織損傷の程度は針先の太さと比例する。細ければ損傷は少なく、太ければ損傷が大きい。組織損傷は感染の機会も作る。よって感染を起こさないためにも可能な限り細い注射針を用いなければならない。
注射針は細くなるほど注射技術が難しくなるため、熟練しなければ細い針を使用できない。しかしながら細い針で熟練度を上げると、その恩恵は計り知れない。すべての注射リスクが著しく減少するからだ。注射技術が未熟な者ほど「針を細くしてもメリットなどない」と思い込もうとする傾向があるが、実際に細い針を使用すればメリットが多大であることに気づく。患者が痛がらないし、出血はほとんどないし、感染のリスクも組織損傷のリスクも下がる。よって困難は承知で細い針を使用していくよう自分を鍛えていくことを勧める。

4、Wind up現象

Wind up現象とは軽い痛み刺激を何度も繰り返すとゼンマイのねじを巻きあげるように徐々に痛みが強くなっていく現象である。厳密にはWind up現象とは少しことなるが、毎週同じ個所に注射をしていると、刺入部痛が強くなる現象がある。この現象を仮に「慢性Wind up現象」と名付けておく。
針刺入部位の痛覚閾値が低下していることは実際に確かめることは難しい。だが、私は針刺入部を強く指圧しながら注射するという特殊な注射テクニックを用いているので、指圧の際に「繰り返し注射している部位の痛覚閾値が低下していること」を知った。つまり同じ個所を刺せば刺すほど痛覚に過敏になる。
「慢性Wind up現象」も副作用の一つである。原因としては刺入部に慢性の炎症が生じプロスタグランジンなどの疼痛伝達物質の濃度が局所的に上昇していると思われる。刺入部を1cmずらすだけでも痛みが弱まるので、刺入部を変えることをお勧めする。

5、慢性Wind up現象 その2

私は多数の膝痛患者の関節内注射を行ううちに「膝の痛みが強い下肢では注射の痛みも強い」という相関関係が明確に存在していることを知った。その理由として膝関節の慢性の炎症→膝周囲組織に炎症が波及→膝周囲の痛覚伝達物質の濃度が高くなる→痛覚過敏、を考える。これもいわば慢性Wind up現象の一つである。痛い膝への注射も痛いことを患者に知らせておくと、注射時の信頼関係保持に役立つ。

6、中枢感作による刺入部痛の増加

現在、ほとんどの医師が中枢感作の存在を認識できておらず、中枢感作の原理の解明も進んでいない。が、実際の医療現場では中枢感作によると思われる痛覚過敏が多数存在すると思われるため、「現医学で解明されていない、オカルト話である」と無視しているわけにはいかなくなった。よって中枢感作に興味を持たない医師は「オカルトだ」と無視していただいても構わない。
末梢神経末端よりも中枢で生じた神経伝達経路の損傷や炎症が「痛覚を過敏にするシステム」を構築し、生じる過剰な痛みを中枢感作による痛みと定義する。例えば神経根炎が生じると激しい痛みを生じることは臨床上知られている。その際、軸策反射や根反射、アロディニアも生じやすくなる(私の経験上)。神経根は解剖学的には末梢神経の一部であるが、侵害受容器よりも中枢であるので生理学的には神経根に生じた痛覚増幅システムも中枢感作と定義する。
中枢感作が起こると位置覚、温度覚、触覚、振動覚なども痛覚に変換されるため「風が吹いただけでも痛い」というようなアロディニア(異痛)を生じる。当然ではあるが注射の刺入部痛も強くなる。実例を挙げると、膝痛と坐骨神経痛が合併している患者では坐骨神経~脊髄後角の中枢感作の存在が刺入部痛を強める。

7、視床痛

高齢になると視床が様々な原因で不調となり痛覚の制御が困難になることを考慮しておく。高齢では通常、痛覚受容体数が低下することにより、痛覚に鈍感になる。しかしながら痛覚に対し極めて過敏反応を示す高齢者を散見する。注射時の痛がり方が「普通ではない」強い痛がり方をする。この原因は現医学で解明されていないが、おそらく視床レベルでの痛覚制御(抑制)ができていないものと思われる。
しかしながら視床の器質的な異常を示すことができない現医学では、「器質的な痛みの証拠がない患者の強い痛がり方」=精神異常とする傾向が強く、理解されない場合が多い。視床痛の患者ではどんなに細い針を用いても、どんなにていねいに注射を行っても、おおげさな痛がり方を示す。しかしそういう患者を演技性人格障害者として扱ってはならない。できる限り痛みが来ないよう注射を工夫することを勧める。

8、恐怖症、ヒステリー(演技)性人格障害

痛覚が過敏にはなっていないのだが、少ない痛み刺激であっても恐怖感などが加わって誇張された刺激反応を示す。特に若い女性ではヒステリー性人格障害者が患者の中に多数潜伏しているとみられ、注射後に医師とトラブルを起こすことが多い。対応のいかんによっては訴訟問題に発展する。
基本的に彼らにつける薬はなく、注射治療を行うのであれば、若い女性患者全員に対して最初から警戒しておく必要がある。ヒステリー性人格障害者には明らかな疾病利得が存在するため、周囲から注目されるため、周囲に守ってもらうため、周囲にかかわらざるを得ない状況を作り出すため、経済的な保護を受けるため、に痛みなどが演技的に誇張される。
また、明らかなヒステリー性人格障害がない場合でも若い女性患者は自分の肉体に針を刺されると、体を傷つけられたという被害妄想を抱きやすいため積極的な治療は敢えて避けるべきであると進言する。これらの対策は「信頼関係が築かれた場合にのみ治療する」ことが大切である。もしも目の前の若い女性患者を本気で注射治療で救ってあげたい場合は、注射をする前に2~3回以上ムンテラする機会をもうけ、十分に病気の内容と「なぜ治療しなければならないか」「注射しても治るとは限らない」「注射の副作用にどんなものがあるか」を懇切丁寧に説明し理解を求めなければならない。理解を求めると人格障害者の場合はたいてい機嫌を損ねて去っていくので、そうでない患者との振り分けも可能である。事前にトラブルを防ぐことにもなる。
通常、外来ではそのような説明の時間的な余裕がないため、結局「若い女性患者」ではできるかぎり積極的な治療をしないほうがよいということになってしまう。

■4、リバウンド現象

ブロック注射後一時的に痛みが消失し、その6時間から24時間の時間差の後に強い痛みが出現する現象。リバウンド痛の持続時間は約1日から場合によっては1週間程度のこともある。そしてリバウンド痛の消失後は劇的に症状が改善する傾向がある。リバウンド現象の定義は現医学に存在しない。病態生理も不明である。
しかしながらブロックを施行する者は必ず遭遇するので「不明」のままで済ませるわけにはいかない。よって私が経験した様々なリバウンド現象をまとめたものがあるのでそちら(「神経ブロック後のリバウンドの病態生理調査 ~21症例より~」)を参考にしてほしい。
リバウンド現象は小さなものを含めると、おそらくブロック後の半数の患者に発生している。ただしリバウンド痛が強くない場合は問題にならず、患者も訴えないので認識されないだけである。トラブルになるのはリバウンド痛が強すぎて、数日から1週間生活に支障をきたす場合である。
リバウンド痛の必須項目として「その後痛みが著しく改善される」。よって理解力のある者はリバウンドがあっても医師を恨まず、症状が改善したことを素直に感謝してくれる。しかし、理解力のない者は現在症状が改善していても「痛かった時期」を逆恨みし、責任を取れと脅してくる者もいる。そういう者たちは現在、症状がとれて治っていることに感謝の意を示さない。医師として虚しさを覚える瞬間である。
ただ、注意しなければならないのは、リバウンド現象はいわば「病気が治るための峠」であるが、その峠の痛みの強さがトラウマになる患者が少なくないということ。確かにリバウンドを通り越した後に改善した感があるが、再び「あの痛み」が来ると思うとブロックを受ける勇気が出なくなる。だからリバウンドの出現によって治療が中途半端に終わってしまうことがある。
対策として、リバウンドが出現した際にさらに追加ブロックでリバウンドを抑えるのが望ましい。また、ムンテラして十分理解を得る必要がある。リバウンドについて患者にムンテラが必要かどうかは非常に難しい問題である。強いリバウンドが起こる患者は数%に満たないからだ。よってムンテラの有無は各医師にゆだねる。

■5、注射後、増強した痛み

注射後、「痛みが増強した」「症状が悪化した」と訴える患者は全国・全世界に多数存在する。それは治療した医師が想像している以上に存在する。なぜなら痛みを覚えた患者は来院しなくなるか我慢するかのどちらかの場合が多いからだ。
私は「他の医師が治せなかった疼痛」を専門として患者を診療しているので「他の医師が注射して、その後痛みが強くなった患者」の訴えを毎日毎日聞いている。よってその実態をかなり詳細に把握している。少なくとも「私が担当している患者」が他の医師にかかって注射を受けた場合、症状は治るどころか悪化する場合が多い。その理由は「私が担当する患者は極めて注射難易度の高い」患者ばかりであるからだ。私以外の医師が注射を行っても、多くはミスに終わる。よって悪化する。これにより、注射ミスをすればどういう症状が出るのかをいろいろと学ぶことができた。
注射後、痛みが悪化する理由は、刺入部痛、リバウンド、ヒステリー、などをこれまで挙げたが、最大の理由は注射ミスと原因個所の診立て違いである(ミスへの対策は各論で述べる)。ここで最重要事項は、自分が犯してしまった注射ミスのせいで患者の容態が悪化した場合、それを素直に認めず「患者が痛がりであり精神異常であるからだ」などと自分を正当化しないことである。
局所麻酔剤の注射は痛みに関し必ず効果がある。よって効果がない場合は適所に薬剤が届いていないことを意味する。そのミスをことごとく全て認めることでしか注射技術が熟練していく道はない。悪化した場合は厳しく自分を責めるべきである。患者が患った一週間の痛みに対して詫びる気持ちを持ち、強く反省することである。私の周囲の医師でそれをしている者をかつて一度も見たことがないのは遺憾である。さて、注射ミスをすると医師が想像もつかない予期せぬことが起こる。それを以下に挙げる。
 

 1、姿勢の悪化により全身痛に発展

整形外科やペイン科に通院する患者の数割は中枢感作体質を持っていると推測する。中枢感作体質の詳細は「中枢感作について知識を深める」「脱中枢感作療法」を参考のこと。注射後の疼痛は防御姿勢をとらせてしまうことにより姿勢を悪化させ、神経根に持続性の緊張をもたらし、中枢感作を発生させる。これが「肩こりの注射をした後に全身が痛くなった」というような「医師が予期せぬ信じられないこと」を発生させる。
特に若い女性の場合はこのようなプシコチックな現象が生じやすい。それは若い女性の場合、誰もが多少の演技性人格障害を持ち合わせているからである。痛みを誇張して周囲に示す方が有利に傾く機会が多いため、防御姿勢が若干誇張される。その防御姿勢が引き金となり中枢感作が起こり両上下肢に痛みが出現するのである。
もちろん中枢感作体質のない者が防御姿勢をとっても痛みは出現しない。が、整形外科に若い年齢で来院する者は多かれ少なかれ脊椎に異常を持つ。よって本症例を医師として経験することは少なくない。肩こりにトリガーポイント注射をした後に全身痛→医師を訴える構え、となる場合もある。こうなった場合、各種ブロックで全身痛を治癒させることは技術的に可能であるが、患者と医師の信頼関係はゼロなので、患者は治療を受けない。よって双方にわだかまりだけが残り不要な心労を背負うことになる。しかし、重要なことは注射ひとつで全身痛を生じさせることが「器質的に証明される事実として」存在することを知っておくことである。精神障害が原因ではない。私は現在、中枢感作を器質的に証明することを研究している途上である。

2、根反射や軸策反射の認識

Aという箇所に痛みが出現すると、その神経の支配領域の別のB箇所にも痛みが起こる現象がある。根反射や軸策反射などと言われているがこの仕組みがこうした異所性の痛みの原理の全てを語っているわけではない。異所性の痛みの詳細が判明するほど医学は進んでいない。
しかもこれらの反射では分岐した別の神経領域Bに炎症まで引き起こす。Bには圧痛や熱感が存在するため筋肉炎や腱炎があると誤解されるが、真の原因はAで発生した痛みである。例を挙げると、テニス肘の痛みで来院した患者の肘にトリガーポイント注射をしたが、その夕方から手首の撓側に痛みがと腫れが出現、というような場合である。
このような症例が目の前で起こったとしても「軸策反射」ではなかろうかと空想できる医師はほとんどいないだろう。よって医師たちは「いいがかりをつけられた」と認識し、患者に憤りを覚えることになる。しかし、事実はAへの注射が引き金になっている。もちろん、誰に注射してもそうなるのではない。中枢感作が根底に存在している患者に痛い注射をしてしまったことが引き金であろう。中枢感作では火のないところに煙が立ちこもる。これらは現医学で解明されていないレベルの話であるから、信じる信じないは各医師に任せる。だが、信じなければこうした得体のしれない不定愁訴を治療することはできない。

3、注射刺入部痛の理解しがたい拡大

注射液が適所に入らないミスは医師たちが想像している以上に多い。ミスしてもそれを知る手段がないからだ。私はこれまで、注射ミスをゼロにするために、ミスを感知するための技術を磨いてきた(ここでは詳しくは述べない)。すると私も案外注射ミスをしていることを察知できるようになったミスを察知した場合、率直に患者に伝えリトライさせていただいている。だから私の外来では注射が適所に入らないことが極めて少ない。よって患者が注射後に病状が悪化するというケースがめったにないのである。
しかし、それでもゼロにはならない。ある者は刺入部を中心に半径10cmのエリアが痛いという。注射1本で直径20cmが痛いというのは医学的には考えにくい。が、これも中枢感作が存在していれば理解できる。中枢感作は痛覚を誇張する。
例えば硬膜外ブロックでは黄色靭帯の外側に薬液が漏れてしまうと薬液が脊髄や神経根を圧迫してしまうことがある。この圧迫により神経根炎が発症し、同部位付近の腰痛を強く感じるようになることは十分にありうる。実際には刺入部痛+腰痛過敏であるが、患者は刺入部痛が広がったと認識する。このような薬液による神経圧迫→中枢感作→広範囲の痛み、は中枢感作体質ではしばしば起こることで珍しくない。
だが、一般的には重度の中枢感作体質の患者は普通の医師には手に負えない。患者自身がそれを察知し、治せない医師の元を去る。よって、数多くを経験することはない。私の場合「他の医師が治せなかった患者」を専門に治療しているため中枢感作体質の者が集まる傾向がある。よって、私が治療していた患者を他の医師がブロック治療した際に、しばしば症状悪化を発症させる。

■6、局麻中毒

局所麻酔剤やステロイド剤が静脈を経由して血管内に入ってしまうことはしばしばある。しかしブロックに使用する程度の薬剤の量で局量に達することはなく致命的なものはない。
患者によって「頭がボーっとする」「音が聞こえにくくなる」「酔ったような感じ」「目が回る」と訴える場合もあるので、その場合は薬剤が血管内に注入されている可能性を考慮して、針先の位置を変えるか、薬液を極端にゆっくり入れるなどの対処をするとよい。ちなみに仙骨裂孔硬膜外ブロックで局麻中毒が頻繁に起こる。血液の逆流がないことを確認し、静脈注射にはなっていないことが明らかな時にでも起こるから不思議である。
  ただし、静脈注射になっていない場合でも脳に近い場所(頚部)に局麻剤を注入すると、数分以内に局麻中毒が現れることがある。患者は体の浮動感を覚え、目が回り、吐き気などを訴える。症状が酷い時は点滴などで対処するが、自律神経失調症がある患者でこのような現象が多いので要注意である。重要なことはいつ何時も注射液をゆっくり入れることである。ペインクリニックなどではスピーディさが要求されるため、ワンショットを十秒程度で行う医師もいるが望ましくない。

■7、血管反射による失神

全国どこの小学校でも朝礼で、倒れる児童が必ず数名は存在する。原因は不明であるが自律神経系の不調であると私は推測している。その理由は、最近私は自律神経失調症の患者を頚部交感神経節(上頚神経節)ブロックを用いて治療しているのだが、その際に意識が低下するという例を4例経験したからである。意識低下を起こした患者の共通点は自律神経失調症と診断されて他医に通院していたことだった。
私は1日に約2~3例、上頚神経節付近にブロック注射を行っている。3年前から始めたこのブロックの総数は約1000例になると推測されるが、注射後の意識低下は偶発的な事故ではなく、体質にあると判断する。これらの失神前駆状態は仰臥位で行えば予防することができる。よってブロックは可能な限り仰臥位で行うことを勧める。ただ、自律神経失調症の既往を持たない患者では意識低下は起こっていない。
また、硬膜外ブロックではブロック後どのくらいの時間、ベッドに休んでいただくべきかという問題がある。私の診療する医院には診察ベッドが多くないという理由で、これまで腰部硬膜外ブロック後の患者には、気分不快を訴えない者は座位で休んでいただくという方針をとっていた。その結果これまで、ブロック後に2例の意識低下と1例の失神者を出すという悪しき結果を招いてしまった。3例は全員が80歳代であり、70歳未満の患者には失神者は一例もない。
私は腰部硬膜外ブロックを年間2000件程度行うため失神者の確率は2000分の1以下と少ないが、腰部硬膜外ブロックの後は20~30分のベッド上安静をするようにしたとところ、意識が低下するなどの副反応を訴えた者はゼロとなった。
ペイン科などでは1時間以上ベッドで休ませることを義務付けていることが多い。が、これには同意しかねる。それは高齢者の場合、硬い診察台で長時間臥床安静を強制すると、それが原因で脊椎に負担がかかり、新たなる神経痛を起こすからである。ペイン科の医師たちが1時間半も患者を横にさせておく理由は他にある。それはブロックが硬膜穿破し腰髄麻酔になってしまっても、1時間半ほど休ませておけば麻酔が切れて手技ミスをカムフラージュすることができるからである。ブロック後の休養を一律1時間半にしておけば、患者に硬膜穿破が認識されることがない。そうした真の理由があるが、理由はどうあれ、高齢者を硬いベッドで長時間臥床させておくことは実害を生むことをまじめに考えた方がよい。

■8、神経損傷

まず神経損傷は使用する針の太さに比例する。私は頚部の神経ブロックには27G、腰部の神経ブロックには25G、硬膜外ブロックにも25Gを使用している。可能な限り細い針を用いることで神経損傷を防ぐことができる。
次に重要なことは、そろそろ針が目標点に到達する深度であると感じたら、極めてゆっくり針を進めることである。デリケートに進めれば針先が神経に触れると患者の反応でわかるので深く突き刺すことはない。ところが「刺す時は素早く刺して、抜く時はゆっくり」というような手技を勧めていることが「麻酔科診察プラクティス12ペインクリニックに必要な局所解剖」に書いてあった。驚きを隠せない。
もう一つ重要なことは、たとえ硬膜外に針先がきっちり届いていた場合でも、脊柱管狭窄がある場合、注入した薬液の圧力が馬尾神経を圧挫することがあることをしっかり認識しておくことである。薬液を注入した際、注入圧で患者が痛がる場合がある。この場合圧挫が起こっている可能性が高い。
患者が痛がるにもかかわらず「ちょっと辛抱してください」と言って注入すると、それが知覚異常という後遺症を残すことがある。患者が注入液によって痛みを強く訴える場合は、必ず刺入点を変更しなければならない。せっかく苦労して硬膜外に入れた針を、再びやり直して他の椎間からブロックすることにはとても勇気がいることである。時間と労力が倍かかり、2度目のブロックがうまくいくという保証もない。だからやり直すには莫大な決意が必要になる。しかしその勇気を出さなかったばかりに、患者に「しびれ」という後遺症を作ることがある。勇気と決断が医師にとってどれほど重要かということである。
  高齢者の脊柱管はストライクゾーンが極めて狭くなる。よってストライクゾーンをたやすく外す。外すと針が神経根を射ぬいてしまうことがある。患者がびくっと動いたら、神経根を刺した可能性が高い。深く刺しすぎた際に起こりやすいので要注意である。

■9、硬膜穿破

医師の間で俗にいうタップである。硬膜に穴を開けてしまったという意味である。通常は硬膜外に薬液を注入するが、硬膜穿破しているとクモ膜に達し、脊髄麻酔となる。脊髄麻酔はさめてしまえば後遺症は残らないので目立った副作用はないように思われるがそうではない。

1、急性循環不全ショック

もっとも緊急を要するのは末梢血管が拡張して血圧が低下して急性循環不全を起こしショック状態となることである。高齢者では致命的であり、実際に全国ではこれで死亡させたケースを散見するがマスコミに報道されることはほぼない。よって水面下にそれなりの死亡件数が存在している。
腰部硬膜外ブロックの場合、トータルの注入量が、たとえば1%キシロカインで3cc以内であれば麻酔範囲が下半身にとどまり、重篤になることはまずない。しかし、硬膜外ブロックを効果的に用いるためには量を増やさなければならないため(私の場合、腰部硬膜外ブロックでは0.5%キシロカイン10cc)全てが硬膜内に注入されると血圧低下が起こる。マーカインを使用していると薬剤が代謝されにくく、その影響はキシロカインよりも長時間にわたる。
また、高齢者の場合、新疾患を合併している場合、急な循環不全が不整脈を生じさせ、血圧が急降下することもある。よって硬膜穿破を自分の命に代えても起こさないという決意が必要である。これをおおげさだと思うようなら、ブロックを行うことをその医師には勧めない。
私は「もしかして硬膜穿破しているかなあ」と少しでも疑った場合、注入スピードを極端に落とし、患者に様態の変化がないかどうかをききながら時間をかけて行う。また、ためらうこtなく中止する勇気も必要になる。「このひと押しに命がかかっている」と自分にいいきかせて慎重に行うようにしている。ちなみに硬膜穿破して脊髄麻酔になってしまうと、患者は灼熱感を覚える。それはまるで熱いお風呂に入っているかのようと形容される。患者が「ぽかぽかします」と医師に告げた時は警戒することである。

2、脊髄麻酔後の肩こり腰痛

誰も考えもしない副作用がある。それは硬膜穿破すると強い肩こりや背部痛、腰痛を生じさせるということ。賢明な医師であれば気づいている方もいると思うが、脊髄麻酔に万一なってしまったら、全脊椎麻酔にならないように枕を高くして頭を持ち上げる。そして下肢は挙上する。この体勢のために脊椎が過屈曲の状態になる。そして麻酔が効いている2時間程度、その状態を少しも動かさないでいると…どうなるか。
脊髄が過屈曲になると脊髄は引き伸ばされる。それが短時間ならよいが2時間もその状態でいると脊髄炎や神経根炎などを引き起こし、中枢感作の状態となる。実はこの後遺症が患者にとって苦痛で、医師を恨みたくなる。
もともと脊椎が悪いからブロックを行っている。よって脊椎・脊髄は普通の人よりも易損性である。そこに過屈曲2時間!さらに、麻酔のかかった下半身では寝返りもできないため静脈血栓ができてしまう。人工的なエコノミー症候群である。そこから派生する脳梗塞や心筋梗塞もありうる。踵など、当たり所が悪ければ皮膚や皮下に炎症も起こる。
よって、硬膜穿破して脊髄麻酔になってしまったときは、こまめに態勢を変え、脊椎が過屈曲にならない工夫をしなければならないのである。それをしておかなければ次回から患者に不信感を持たれ、「ブロックは危険だ」と外来患者にふれ回られることになる。訴訟になることもある。

3、髄液漏出による頭痛

私は髄液漏出による頭痛を生じさせたことが一度もない。硬膜を穿破させた実際の件数はおそらく5年間で10例ほどで、確率的には1000件に1件くらいであろう。その10例でpost spinal headacheを訴えた者はいない。私は25Gカテラン針を用いているが、細い針を使用すれば防ぐことができると思われる。

4、感染

硬膜穿破すると細菌やウイルスの髄内への侵入経路を作ることになる。ウイルス性脳炎、細菌性髄膜炎の原因になる可能性がある。感冒症状がある時、患者が過労気味で免疫低下が予想される時などは硬膜外ブロックを行うべきではない。

5、仙骨部硬膜外ブロックでの硬膜穿破

仙骨部硬膜外ブロック(コーダルブロック)で硬膜穿破の可能性があることを知らない医師が意外と多い。硬膜管の終端は個人差が激しく、L5/S1で終わる者もいればS2/3で終わる者もいる。コーダルブロックの刺入部である仙骨角は通常S4/5の位置にあるが、潜在性二分脊椎がある者では仙髄が仙骨で覆われていない者も存在し、仙骨角の位置が不明瞭である。そのため、長めのカテラン針を用いてブロックを行うと硬膜穿破することがあることを認識しておいた方がいい。硬膜穿破をすると失禁が起こる場合がある。失禁は後遺症ではないが、患者はブロックにトラウマを持ち、その後の治療に支障が出る。

■10、硬膜外血腫

硬膜外血腫は使用する針の太さによりそのリスクが変わる。太めの硬膜外針を用いれば、血管損傷はまず起こる。硬膜外腔には静脈叢があり血管がはりめぐらされ、さらに静脈圧よりも外腔の圧が低いので出血は止まりにくい可能性がある。よってブロックをする際は可能な限り細い針を使うことが望ましい。ただし硬膜外腔は陰圧であると信じられているがそうではない。高齢になり脊椎が短縮すると硬膜管がだぶつき、さらに黄色靭帯の肥厚、脊柱管の狭窄のために陰圧ではいられない。硬膜外腔=陰圧という思い込みは危険である。ただし、硬膜外腔が陽圧であると陰圧であるよりも出血は止まりやすいと思われ、高齢者の場合は硬膜外血腫は起こりにくいと思われる。
万一、血液が引けてきた場合、私は針先を少し動かし、引けて来ない点を探して注入する。それでもダメな場合は、針を刺し治し、5~10mmほどずらしてブロックを行う。それでもダメな場合は椎間を変える。また、数分間待っていると出血が止まることもあるので、数分待ってから薬液の注入を再開する場合もある。
私の経験上、腰部硬膜外ブロックで針先から血液が引けてくる割合は5%以下。仙骨部硬膜外ブロックでの同様の確率は 10%以下。私は細い針を使用し、愛護的な手技で行っているからこれだけ低い確率に抑えられている。しかしながら、過去の私(5年前の私)ではこの確率が現在の3倍以上あった。すなわち、ブロックの際の血管損傷は偶然で起こるものではなく、狙った場所に針先が行かず、針先を抜き差しして探る行為で起こりやすくなると思われる。つまり、血管損傷はブロック技術の未熟さと直結している。よって、太い針を使用し、経験が豊富でない医師が硬膜外ブロックを行えば、出血させる確率が高いと思われるので注意が必要である。特にコーダルブロックでは注射技術の影響が大きい(コーダルは硬膜管に対して平行に針を進めるため静脈にぶつかる可能性がきわめて高い)。

■気胸

下部頸椎、胸椎の近傍に針を刺入する際に肺を刺してしまうことで発症する。たいていは針を刺した際に患者が咳をするので明確にわかる。針の太さが25G以上であれば気胸は起こり得る。それ以下であれば肺を刺してもまず起こらない。よって鍼灸師が細い針で肺を刺したとしても、気胸に発展することは少ない。ほとんどの気胸は自然治癒するものなので患者にはその旨を伝えておくほうがよい。もしも刺入時に患者が咳ををしたら、その数時間後に胸部のXP撮影をしておくことを勧める。直後では気胸は起こらない。

■最後に

ブロックの副作用を、ブロックのリスクを低下させることは、すなわち、これこそが医師の熟練度そのものとなる。ブロックが速いことよりも、ブロックの成績がよいことよりもまして、ブロックのリスクが低いことが患者がもっとも望むものである。医師であれば治療成績を実績とし、リスクのことについて触れたがらないが、患者側の立場で医道を進むなら、もっとも大切なことは万一にも事故がないことである。
レストランで例えるならば、味がよいことよりも、食材が新鮮で無農薬・無添加でお客様の健康を第一に考えた食事メニューといったところである。もちろん、レストランでそれをやれば赤字倒産するが、医道が採算を求めてはならない。それはきれいごとであるが、一流を目指すならきれいごとを追求することも楽しいものである。よってスピードやブロック件数、治療成績などを上げることよりも、リスクを低下させることに執心していただきたい。
幸いなことに、リスクを低下させることが、医師の場合、治療成績を向上させることと直結する。ブロックは件数を重ねるほどに腕が上がる。だが、何も考えずに件数だけを重ねていては極めることはできない。常にリスク低下を考える、常に創意工夫をする。そうしていれば医師の誰もがブロックの達人に必ずなれる。
そして実際に、多くの悩める患者を、他の医師が治療できなかった患者を、腕一本で治せるようになる。だから整形外科やペイン科だけでなく、他のすべての科の医師にブロックを学んでほしいと思っている。本文はそうした願いを込めて副作用やリスクについて解説したものである。転ばぬ先に杖をつくための一助にしてほしい。

各種ブロック注射後の副作用対策」への134件のフィードバック

  1. ブロック注射の事が、非常にわかりました。一つ質問ですが、腰部交換神経節ブロック注射の副作用として、脊髄梗塞が起こる可能性は、有りますか?それは、どういう風な状況になった時に起こるのですか?また、先生の数多い施術の中で、そう言う事例.体験は、ありませんか?教えて頂ければ、幸いです。実は、私が、その状況下に有ります。

    • 御返信、有り難うございます。
      腰部交換神経節ブロック注射をするきっかけとなったのは、左膝蓋骨折から、痛みが右足に移動したのが、きっかけでした。筋電図より、CRPSの疑いがあるとの事で、痛みを取る為に腰部硬膜外ブロック注射をした所、1週間程度は、寝込む程の痛みが、緩和されるので、20週間、腰部硬膜外ブロック注射を打ち続けました。すると、ドクターの方から、電極埋め込み手術と腰部交換神経節ブロック注射の治療方が、提案され、まずは、腰部交換神経節ブロック注射をして、その結果を見て、電極埋め込み手術をすると決心し、腰部交換神経節ブロック注射に望みました。造影剤を入れるまでは、足の先まで温かく、気持ちよかったのですが、神経破壊薬を入れたら、ものの、3秒で、右足に激痛が走り、(ガラスが、割れるような感じ)続いて、右足。続いて針を刺した所から、上半身の脇の辺りまで、痛みが上がって来ました。物凄い汗と痛みの中、手術室で、1時間待った後、MRIを撮って見ると、脊髄梗塞になっており、時間が経つにつれて、上半身の痛みは、下へ下へ下がっていき、現在、溝落ち辺りで、神経があるないの境界線になっており、下半身は、不随のままです。現在に於いても、何故、そのようになったか分からないの一点張りで、どうする事も出来ません。何故、脊髄梗塞になったのか、説明してくれる医師を、待っています。どうか、宜しくお願いします。今、現在、腰部交換神経節ブロック注射は、画像を見ながら施術出来ると言う事で、安全性をいろんな病院が、施術しています。しかし、安全性の裏側には、人一人の一生を変えてしまう程の危険がある事も分かって欲しいです。そして、早い段階での原因解明を望みます。長い文章になってしまった事をお詫びします。
      どうぞ、宜しくお願いします。

      • 先生が、本気で、原因解明に取り組んで、頂けるのであれば、画像等も、お見せする事もできます。
        それは、個人情報の関係が有りますので、メールにて、お願いします。私の痛みを取って下さい。
        宜しくお願いします。

        • お話をうかがいましたところ、原因解明はさほど難しくないと思います。問題は今後をどう生きて行くか、恨みや憎しみ、現状とどう向き合うかのほうだと思います。後ほど原因に関しては解説します。医療というものにやるせなさを感じます。また、自分の無力さも感じます。私のできる限りのアドバイスをさしあげたいと思います。

           まず、神経破壊は無水アルコールやフェノールを用います。その際に医師は血管内に薬剤を絶対に入れないようにするために造影剤を使って薬の拡散状態を観察します。この時点で血管内に薬が流入するようなら中止します。医師は当然ながら造影剤で血管内には針先が入っていないことを確認した後に無水アルコールやフェノールを注入しますが、人は呼吸をするたびに少し動きますから、造影剤で安全を確認した後に、何らかの拍子に針先が動いて動脈に刺さってしまうこともあると思われます。そして誤って前脊椎動脈に神経破壊薬が入ってしまうと血管が破壊され脊髄梗塞となってしまったというようなことが考えられます。恐らく万に一つも起こらないようなアクシデントだと思います。

           医師が行った手順はガイドラインに沿っているため過失とは認められないのが普通でしょう。納得がいかないでしょうけれどそれが医療の恐ろしさでもあります。何かを破壊する・・・といった治療は、ハイリスク・ハイリターンです。そのリスクを医師は強調しませんので、こういう事例が一例でもあれば、きちんと発表し、一般の方々に伝えていかなければなりません。「わけがわからない」と医師がしらばっくれていてはいけないのです。

          あなたさまの苦しみも可能な限り助けて差し上げたいと思っていますが、私の力がどこまで及ぶかはわかりません。

  2. コメント、有り難う御座います。

    もう、1点御質問なのですが、現在、下半身に於いて痺れは、あるのですが、それよりも、神経が有るか無いかの境界線部である部分の肋骨、背骨の疼痛が医療事故から1年以上経過するのですが、常時あります。疼痛の波は、あるのですが、この疼痛は、なくならないのでしょうか?

    • 肋骨の知覚境界線付近の痛みは現医学では全く解明不可能です。ですが、私の頭の中では、ある程度推測がついています。それは、麻痺した神経部分が下方にひっぱられることにより、上位の脊髄まで損傷してしまうという原理だと思います。通常は脊髄が下方に引っ張られると、痛みを感じ、そういう姿勢をとらないようにしますが、そうした体位をとることが不可能なため、長時間脊髄が下方に引っ張られる機会が増えてしまいます。悪い姿勢を長時間とっていたとしても、気づくことができないからです。つまり、過度に引っ張られていたとしても気づかないわけで、その張力のせいで上位の脊髄まで損傷し、中枢感作が起こって上位まで痛みが来てしまうと思われます。私の推測は現医学の水準を超えた空想ですので、正しいかどうかはわかりません。ですが上位の髄節にブロックをすれば、その痛みを解消できる可能性はあると思っています。

  3. ぜひ、取り上げて下さい。日本全国には、交換神経節ブロック注射で、脊髄梗塞になったと言う患者さんや、事例を知っているドクターもいらっしゃるかもしれません。そういう事例があれば、大きく全国の皆さんに知って頂けます。
    私と同じ医療事故が、二度と起こらないよう、メールで、本当に失礼だと思いますが、御協力お願いします。診察の件は、伺う方向で、家族と相談しようと思います。
    宜しくお願いします。

  4. 先生、最近、痛みが、肋骨から食道の方へ上がって来るようになりました。無水エタノールが、血管に入った時も、痛みが脇の付近まで上がり、その内、痛みと同時に下がったのですが、再度、上がって来ると言う事は、どう解釈すれば、よいとでしょうか?現在、痛み止めとして、医療麻薬と、ドラムセット、リリカを服用しついます。痛くて、たまりません。

    • 脊髄はたてに長く、頭までつながっていますから、脳幹から足の先まで、どこにどう症状が出ても不思議なことではないのです。脊髄内の血行不良の範囲が広がれば、痛みも広がるでしょう。対処方法としては、脊髄内に血流を増やすこと。そのために常に適度に(軽めに)背骨を動かし(痛くない範囲で姿勢よく動かします。首は下を向かないように。)、背中から首にかけて、背骨自体を温めてあげることです。ホカロンを縦長に貼り、体にフィットする伸縮性のあるシャツでフィットさせるとよいでしょう。まずはお試しください(やけどに注意してください)。

  5. 温めると、多少なりとも、痛みが落ちつきました。有り難う御座いました。先生に質問なのですが、ブロック注射を施術する際のガイドラインに、「人間の呼吸によって、針先が動く可能性が、ある」とまで、書いているのでしょうか?それは、施術する医師なら、誰もが知っている事なのでしょうか?

    • 「人間の呼吸によって、針先が動く可能性が、ある」とまで書いてあるガイドラインはありません。前にも述べましたように、今回の事件は通常ならば万に一つくらいしか起こり得ないことです。飛行機のアナウンスに「墜落して死亡することがありますのでご注意下さい」といわないのと同じです。同様に施術する医師は今回の事故が起こることは想像もしていなかったわけです。そして、この事件が医師の反省として「他の医師たちに伝える」ことがないと思われます。失態は隠す、という体質があるからです。よって再び全国のどこかであなたと同じ事故が数年に一度程度の割合で発生してしまうと思われます。そういう被害者が出ないようにするためにも、経緯を詳しく私に伝えて欲しいのです。なぜなら、今後、私はブロックのリスクについて医師たちに説いていこうと考えているからです。ハイリターンを求めるとハイリスクに陥る。このとても単純なことが医師も患者も誰もわかっていないのです。まことに残念でなりません。

  6. 事故までの経緯は、以前書いた通りです。事故後、1〜2週間で、リハビリに入り、肩近くまで、上がっていた痛み、痺れが、溝落ちぐらいまで、下がった段階で、症状の動きは、止まりましたが、背骨、肋骨に神経的な痛みが、残り、下半身には、かならきつい痺れが、残りました。そこで、リハビリ

    病院に転院し、痛み止めとして、モルヒネの錠剤等、服用しましたが、効果は、なく、総合病院にて、ケタミン治療をうけ、服用の薬を半分ぐらいに減らし、医療麻薬と、数種類の痛み止めで、痛みのコントロールをしている途中です。痛みさえ、無くなればと、いつも思います。今、私に必要なのは、同じような事例と協力医です。万に一の出来事でも、それを探さない限り、極論、私の下半身の機能がなくなっただけで、世間にこの事故が、出る事がないのです。
    それは、駄目だと思い、いろんな先生方に、現実を知って貰おうと、失礼とは、思いつつ、メールさせて、頂いています。世の中に出さなければ、同じ事が、絶対に起こります。それを、阻止する為にも、御協力、お願いします。

  7. 現状報告です。腰部交感神経節ブロック注射の医療事故にて、両下肢の機能を失って、日々、疼痛と闘いです。最近になって、もともと注射を施術する原因となったCRPSが、動き始めたのか、両上肢にも、痛みが出始め、日によれば、車椅子にトランスする事が、困難な事もあります。その状況でも、「痛みと上手く付き合って行くしかない」としか言えない日本の医療って、大丈夫なのでしょうか?

    • よろしければ、これまでのいきさつを取材させていただきたいのですが、ご無理でしょうか? 一度メールさしあえましたが届いていないのかもしれません。事故は再発防止のため、しっかり記しておいたほうが多くの人々の利益になるからです。「痛みと上手く付き合って行くしかない」というのは、医師たちがあなた様に対処することを怖がっているからです。せっきょっく的な治療をして失敗してしまったわけですから、危険すぎてそれ以上施したくないという心理でしょう。一般的には、医師は車椅子に乗っている患者に積極的に治療することはあり得ません。車いすを見た瞬間にあきらめてしまうからです。しかし、あなた様の苦しみを見るに耐えかねて助けてくださる医師が出てくる可能性もゼロではありません。そういう医師に頸椎・胸椎硬膜外ブロックをしてもらうように頼んでみるとよいかもしれません。

      • 返信、有難う御座います。
        入院中ですが、自分に出来る事なら、お受けいたします。

        • それと、自分からも、先生にお願いがあります。二度とこのような事故が、起きないように、今回の事故を世間に公表したいと、思っています。

          その際は、一人のブロック注射を施術する医師として、御協力をお願いしたいと思います。

          • 医療事故は公表すべきことです。医師たちがブロック手技の怖さを知らないと同じ過ちを繰り返すからです(常に新しい若い医師がブロックを行うから)。ただ、患者様が自ら訴えると、医師たちは逆に無視する傾向にあると思われます。訴えることは自由ですが・・・公表は第3者に任せる方が信憑性が高まると思います。また、私は自分の身分を公表していませんので医師として協力さしあげることは難しいかと存じます。アドバイスはしてさしあげられると思いますが。私が取材させていただく形をとるのが望ましいと思うのですが・・・

  8. 先生のブログを拝見していると、ブロック注射に対し、物凄い知識と、熱意を感じます。そこで、質問なのですが、一人の医師として、この事故を過誤と見ますか?合併症と見ますか?施術する立場から、教えて下さい。
    出来れば、根拠もお願い致します

    • 治療後に予測される不具合を合併症といい、予測されない事故が医療過誤です。よって今回の事故は医療過誤です。しかし、医療過誤を起こした医師も数年でその病院をやめるのが普通ですから、反省するよりも忘却の彼方に置いてしまうものです。私はある種のブロックが大変危険で、一生後遺症を残すようなことがあることを医師だけでなく、患者のみなさまに知っておいてもらいたいと思っています。医療はある程度危険がつきものですが、安易に危険な治療をしてはいけないことを皆に伝えていかなければなりません。医師たちに治療の怖さを知ってもらわなければなりません。その上でミスしないよう腕を上げる精神を教育していくべきだと思っています。ただ、あなたさまの場合は、安易に行ったものではないと思います。

      • 先生が、おっしゃられるように、疼痛が、始まってから、あらゆる検査をして、ある一つに出た結果から、これ以上、痛みが広がらないようにと、某大学病院の麻酔科から1週間毎に、指示を仰ぎながら、30週間、腰部硬膜外注射を施術した後にした腰部交感神経節ブロック注射だったので、自分としても、今後の事も考えての選択でした。まさか、このような結果になるなんて!夢にも思わなかったし、未だに信じられません。1泊2日の入院もしくは、何もなければ、当日、帰えれます。と説明があれば、誰しも、簡単な施術なんだろうと、予想してしまいます。それが、大きな落とし穴でした。
        ところで、医療過誤の証明には、同じような事例、もしくは、文献、または、協力医が、必要になってきます。前者等、お知り合いのドクタで、いらっしゃるようでしたら、ご紹介頂ければ、幸いです。宜しくお願い致します。
        尚、取材については、どのような形にて、公表、利用するかは、前持って教えて頂き、今の段階では、匿名でお願い致します。

        • 私の原動力は苦痛に悩む人を救うことで、あなたさまの原動力は私とは真逆のものでしょうから相容れないでしょう。もうしわけございませんが、個人の医療過誤を証明するためのサイトではありませんので今後のやりとりはひかえさせていただきたいです。補償のための調査、謝罪させるための準備などは弁護士に頼らなければなりません。尚、調査をしたいのであればご自身で行うとよいでしょう。日本にも世界にも医学論文を検索できるサイトがあり、有料ですが、そこに入会しいろいろと検索をかけるとよいでしょう。他人任せにすると莫大な費用がかかります。早く現在の症状が落ち着くことを祈っております。

  9. 有り難う御座います。自分は、医師の医療過誤かどうかをはっきりさせた後、今回の処置で、後遺症が残ったのは、何故かを検証し、学会か、何かで、発表して頂ければ、自分の二本の足の機能を奪った、最低限の出頭医師としての償いは、出来るのでは、ないでしょうか?今迄、どうも、有り難う御座いました。痛みで苦しでいる患者さんをより多く、助けて頂く事を期待しております。

    • ああた様の言う通り、施術した医師が論文発表すれば最良です。しかし、普通の医師はそこまで精神力が強くないでしょう。私は少しは他人の痛みがわかると思っていますが、あなたさまの痛みを想像できません。それはあまりにも悲痛で理不尽だからです。私は自分に匹敵する診療技術を持つ医師を世に育てていこうと思っていますが、その医師たちが医療過誤を起こしたらどうしようと今から悩んでいます。技術を広めることは多くを救えますが、あなた様のように、技術を広めたおかげで被害者が出ることもまた推測しなければなりません。一般の医師が私と同等の水準まで技術を上げることは不可能に近く、そうした未熟な腕で現場で診療することになるわけですから、被害者も出るでしょう。あなた様の事例は「怖さを常に持ち、緊張と集中の中で仕事をしなさい」ということを彼らに教えるでしょう。ここからは禅問答のように難しい話です。私にもわかりません。あなた様を応援していますが、負のエネルギーでは人を動かしにくいので、被害者たちを救済して差し上げる気構えで行動されることを期待しております(難しいですが)。

  10. 勿論、そのつもりです。
    ブロック注射なり、脊髄損傷なりをインターネットを駆使して、必死になって見ているのは、断然、患者さんの方が、圧倒的に多いでしょう。そして、自分の症状によく似た患者さんを見つければ、何となく安心するものです。
    私のように、医療事故で脊髄梗塞から両下肢完全不随と言う珍しい事故でさえ、同じような患者さんが、いるのですから….。
    ブロック注射を施術する医師の
    皆様に知って「この様な事故もあり得るのだ」と知って貰える様、自分の体調を管理しながら、どこまで出来るか分かりませんが、行動して行くつもりです。

  11. こんにちは、先生。
    大変困っています。症状の相談をお願い致します。
    以下長くなってしまい、すみません。

    34歳女性です。4年前に激務のデスクワークで左首や左目に慢性的な鈍痛、めまいがあり。
    整骨院で鍼を左首にを受けた結果、2度の鍼で軽快。3度目の鍼で鋭い痛みを感じ、首筋が硬くなり引っ張られる様な激痛になり、ペインクリニックに相談。後頭神経ブロックを受けた結果、麻酔が切れたあと激しい首筋の硬直、灼熱感、自発痛、10日間38℃の熱が出て寝たきり。

    その後一旦は軽快し、常に違和感や鈍い痛みを感じながらも、触らなければ収まっている状態で1年仕事も通常にできましたが、再燃。首筋がこむら返りのようにつり、痛みが激しくなりました。焼ける様な激痛が常時あり日常生活や散歩以外は寝たきりに。

    その後、筋筋膜性疼痛症候群と整骨院で言われ鍼を数回、整形外科で後頚部に二カ所ブロックを一回のみしましたが、この時は左目辺りに鈍痛が現れたため、その後医師に断られました。その後トリガーポイント鍼を数回。どれも悪化とまで言わなくても、数割痛みが強くなりました。

    激しいめまいと倦怠感、常時首筋が拘縮した強い痛みで生きた心地がしません。
    血液検査でシェーグレン症候群の診断も出ています。

    当時、職場ストレスもあったため、どこに行っても、精神的なもの、疾病利得などと仄めかされあしらわれます。大学病院のペインや精神科や心療内科にも行きました。個人的にカウンセリングを1年半受け、激務による重度の身体的過労はあったが、職歴や生い立ちからの身体化の既往歴はなく医療行為の後遺症からくる痛みと診断されています。

    注射などで痛みが強くなって生活ができないと言うと、訴訟を起こしに来たと誤解されるらしく、どこも鬱が原因だと言って触診すらしない医者がほとんどです。

    ただ、生活の質を上げて、仕事ができるようになりたい、その想いのみです。
    服薬は全てやめました。演技性や、ヒステリー、疾病利得にも正直、当てはまらないと感じています。確かに、お医者さんへの不信感や注射への怖さはありますが、一度先生に診察して頂きたいと考えています。お返事お待ちしています。

    • あなた様の症状の根底には自己免疫によるアレルギーのような形態での脊髄・延髄・脳幹に炎症があると思われ、相当根深いものがあると予想されます。例えばアトピー性皮膚炎は皮膚が自己免疫によって攻撃を受けていますが、同様にあなた様の場合、自己免疫によって脊髄が攻撃を受けていると私は推測します。アトピーを治すよい治療薬がないのと同様に、あなた様の症状を治すよい方法は現医学水準ではないのでしょう。これまでのブロックは根幹を治すことになっていなかったようです。難治性の疼痛を治すことは医師にとってメリットはなく、ただただリスクと責任を背負う精神負荷のかかる作業ですから、普通の医師(教授も含めて)には荷が重過ぎると思います。
       さて、治療となると、少なくとも現医学の常識内では治るはずもありませんから、常識を超えた治療をしなければなりません。常識を超えるものはどれもリスクを背負わなければなりません。そのリスクに立ち向かう精神がないことには治療は一歩も前に進みません。そこで私は難病治療をしようと考えておられる方には、まずリスクに立ち向かう精神があるかどうかをお尋ねすることになるわけです。これまで治療を受けてきた方はほとんどが医療不信で満たされており、リスクに立ち向かうことは無理な方が多いようです。そして最大の障壁は、実はあなた様ではなく、あなた様のご家族、つまり周囲の方々なのです。周囲の方々が、リスクに立ち向かおうとするあなた様を心配して、私の治療を受けることを、おそらく妨害します。さらに、治療費や交通の便など、周囲にとってはお金と手間を浪費するというイメージが強く、「ないものねだりにお金を遣われてしまう」ことを大変嫌います。まずは、そうした障壁をご自身で排除できなければ、私にかかることは難しいと思います。それらを乗り越えて、治療をお受けになる覚悟はございますでしょうか?

      • 先生、お返事ありがとうございます。

        脊髄や自己免疫のアレルギーと言うことは考えたこともありませんでした。

        鍼や注射をするまでは頚の痛みは10段階で言えば、2程度。それが急に8〜9に悪化したので
        CRPSなどではと思っていました。そういったものではないのでしょうか?

        もっと詳しく痛みの経歴を先生にお話して、どういった治療方法をとるのか、リスクはどのようなものか、お聞きしたいです。

        確かに、家族は注射には難色をしめすかもしれません。

        しかしこのような状態が何年も続いているので家族はむしろ、治療に関心が薄く全て私任せです。
        治療費もどの程度か教えてください。関西在住なので通院は可能だと思っています。
        1番大事なのは私と先生が信頼関係を築けるかどうかだと感じています。

        来週に東京に行く予定があるので、その時に先生の診療所でお話を聞かせて頂きたいです。

        宜しくお願い致します。

        お返事お待ちしています。

        • CRPSや線維筋痛症という名前は症状をまとめたようなもので原因を表していません。例えば「骨折」は病名ですが、その人が「なぜ骨折しやすかったのか?」は骨折という病名では何もわからないということです。わかりますね。あなた様のように、ブロックで悪化するのは、ブロックに原因があるとは考えにくく、ブロックがきっかけとなり、何かが誘発されるパターンは、「なぜ誘発されるのか?」を考えなければ真に治療をすることは難しいのです。その「何か?」は当然ながら現医学では解明されていないものですから誰にも治療ができない訳です。たとえ大学の教授でさえ治療は無理です。しかし、その「何か?」を追究すると、自己免疫・金属アレルギーなどになるだろうということを意味しています。これらの追究は現医学レベルを軽く超えてしまっていますので全て空想です。空想の疾患にリスクを賭けなければならないので勇気と覚悟がいるわけです。「闘病日記」をお読みいただくと、リスクは個人の体質によって左右されることがわかります。例えば、普通の人はソバを食べても何も起こりませんが、ソバアレルギーの人はソバを食べるとショック死することがあります。だからリスクは未知数なのです。患者様としては「治療で悪化」と考えますが、真実は「患者側に未知なる原因」が潜んでいます。運悪く、その未知なる原因が「現医学で解明されていないから治療で悪化する」という悲惨なことが起こっています。そこに本来、不信という言葉を持ち出すことは適切ではありません。ただ、私は恐らく日本ではただ一人、「現医学で解明されていない症状」の患者を抱え込む医師、をしているので、他の医師たちよりもリスクに関して経験と知識があるというだけのことです。特別な治療があるわけではなく、「知識」があるだけなのです。ただし、その知識は「他の医師が持ちえない知識」なので極めて高い価値があります。その価値を私のところに来院された患者様に無料奉仕しているという状況です。データを集め治療ガイドラインを作り、あなた様と同じように苦しんでいる方々への治療法を開発するためです。ただ、残念なことは、治療を開発すればするほど、最終的に「治療に必要なものは医師の自己犠牲的な精神力」であることが判明することです。治療法を開発したところで、それを他の医師がまねることができないことに最近気づき始めています。どうしようか悩んでいます。ただ、それでも治療データを集めれば、誰かが私の治療法をまねてくれるだろうと考え、前に進んでいます。1番大切なものは私とあなた様が「信頼を築けるか」というよりも、あなた様が「自分の体のことを理解できるか?」というところにあります。医学者たちでさえ理解できないあなた様の体を、自分自身が理解できるか?というところにあります。理解しようとしない限り、私が何を説明しようとも、納得できないでしょう。治療も成功しにくくなります。難しい話しです。これ以降のお話はメールでやりとりさせていただきますね。

  12. 突然の質問ですが
    チック、トゥレット症候群に対しブロック治療は有効でしょうか?
    私の子供は現在21歳ですが、幼少期から運動チック・音声チックに悩まされています。
    心療内科を受診してリスパダールを処方されていますが、一向に症状は緩和されません。
    向精神薬を服用し続けることは、副作用の面からも不安です。
    ブロック治療で症状を緩和できないものでしょうか?

    • チックが私の行う上頚神経節ブロックで絶対に治るとは思いませんが、うつ・神経症などが改善することを考えると、チックにも効果があると思います。私の行う上頚神経節ブロックは安全かつ痛みもほとんど感じないものですので、ぜひ一度治療させていただけないかと思っています。精神疾患の治療実績を積みたいからです。とは言うものの、幼少時代からの症状を改善出来たとなると、それは奇蹟に近い偉業となりますから、そう簡単にはいかないと思います。あまり大きな期待を持たず、気軽に治療を受けてみるという心構えで治療に臨んでいただけるなら、ブロック治療をさせていただきたいです。一応、メールさせていただきます

  13. こんにちは、お世話になります。
    5-6年前、脇腹に違和感、以後、膀胱炎症状的な陰部の痛みが治まらず、長く大学病院に通院。間質性ぼうこう炎ではとのことで、消去法で手術をするも、経過思わしくなく、リリカ、トラムセット等の薬剤で日々、痛みと戦っています。トラムの効果が薄くなり、ノルスパンテープとリリカとカロナールで今は対処しています。なぜ、カロナールかというと、痛みが激しい時、量を調整しやすいことと、ノルスパンがトラム系であるかとから、私的には合うようだからです。長くなりました、それで、痛い部所が、恥骨周囲、え陰部から尾てい骨にかけて、また、足の付け根から陰部全体(外陰部というのか)が、刺すように、電気が走るように、痛くなります。最近は、少し買い物に行き閲覧している痛みが激しくなり、薬を飲みか帰宅してくるという事が多くなりました。それで、大学病院のペインでは注射は出来ないと拒否されいるので、ペインと外科を対応出来る病院に行くことにしました。
    意志自体は、温かみのある方で、問題ないのですが。陰部の痛みだからと、仙骨集中で局部麻酔をしてくれています。最初は、リドカインとデキサートによる炎症止めでした。大昔の交通事故が原因で胸部出口症候群で頸椎も問題ありで、肩も炎症止めは打ちました。ただ、腰の注射、特に局部麻酔の時なんですが、リバウンドが想像を超える痛さで、注射後1時間位で痛みが倍増し、数日苦しみます。それを医師に伝えると、とても不思議そうで、あり得ないんだそうです。通常は、2-3日楽になると。それで、昨日は、局部麻酔をネオビタカインに変更してくれたようでしたが、これが、過去最高に痛みが戻り、今朝は、もう立ち上がれれなくなりました。といいますのも、精神的にもリラツクスした方がいいと言われ、安定剤のソラナックスを処方されたんですね。で、現在、上記の薬は、融通がきく、かかりつけの内科医が処方してくれていますが(大学病院は何かの時に困るので、処方してもらっていることは伝えています、リリカやカロナールは大学でまとめてもらっていますが、テープが困るので)その際、とん服として、若干安定剤の入ったロキソニン等の粉末を夜に、とどめに飲んで寝るんですが、これをやめるよう言われたんですね、薬局で。それで、リリカやカロナールは飲用したままでしたが、とん服なしで、安定剤だけで寝たのがどうも痛みが増幅したように思います。ボルタレンの座薬など即時にいれてみしたが、もう死ぬかと思い位痛みがきました。で、副作用の眠気だけが今も継続しています。そうしましら、夫から、もう二度と外科に行く無い方がいい、どんどん悪くなってる気がするといわれ、口論に。口論の件は、伝えていませんが、安定剤の服用は注視したいと病院にに連絡はしました。今は、夕方ですが、以前の薬品よりは、リバウンドが楽に感じるなどは、伝えました。
    それで、医師が一蹴して笑うので聞いてもらえないのですが。
    余りの痛さに、粘膜部分には、キシロカイン剤をしようしています。また、それ以外の部分には、足の付け根や恥骨部位にはインドメタシンを。キツイ時もありますが、痛みを散らせます。後、お風呂に入ると致命的で、なるだけ温まらないで、出で来るのに、痛みが増幅。アイスノンで陰部を冷やしています。おかしいでしょうか? また、余りに痛みがひどい時は、冷やすと少し収まります。過度に冷やすと、痛みがぶり帰ってきますので、適度が目安です。なんか、色々書きましたが、
    リバウンドがあるということは、効果が得ているということでいいでしょうか?このまま、継続して、頑張ってトリガーボイントに麻酔を打つべきかどうか悩んでいます。傍で見ていると、ふお風呂上りに立ってドライヤーを当てれず、しゃがみこんでいるのも滑稽で、症状が悪化しているといい、外科に行くことが無意味ではないのかといわれ、どう説明したらいいのか悩んでいます。泌尿器科には、継続していますが、これも、違う病院に行けばといわれていたさなか、突然の私の方向転換でした。腰ではないかと思ったからと、医師自体(泌尿器科の)坐骨からも考えられるといいだしたからです。
    MRIは撮影済みで、今回の外科医には見せていますが、通常のレントゲンを再度取り直し、ヘルニアとの見立てです。潰れているとのことです。L5s5?あたりです。排尿痛は酷い時が多く、尿が濁っている時は多いですが、特に菌があることはなく、泌尿器科の医師は困惑気味でした。たいてい、尿を出ている時と、出した後、強烈に痛くなります。
    産科的には、問題はないようです。

    お忙しい中、恐縮ですが、何かアドバイス頂けましたら幸いです。

    どうかよろしくお願いいたします。
    文脈がおかしく申し訳ないです、読んで頂いてありがとうござました。
    (すみません、本名を書いてもいいんですが、ネット公開は困るので、イニシャルにしています)

    • 現在の医学では解明できない痛みをお持ちのようです。ですからどの科に行っても改善できません。お気の毒としか言いようがありません。治らない患者を目の前にすると、医師は莫大なストレスを抱えますので、逃げ腰になります。それもやむを得ないと思います。根本的な原因は脊髄・延髄にあるように思いますが、前に述べたように、現在の医学では解明できません。会陰部への局所麻酔は治療にはならないと思います。私があなたの立場なら、外科ではなくペインクリニックを何軒も何軒も回り、いろんなブロックをやてもらい、とにかくもっとも効果のあるブロックを探す旅に出ます。それしか治す方法がないからです。ただ、会陰部が痛いのに、その原因が胸椎・頸椎・脳のレベルにあることもあり、いろんなブロックを試すことに、つきあってくれる医師がいないと思います。だから何軒も回るわけです。交通費を多くかけても、いろいろ回るしかありません。ただ、ご主人がそれにつきあってくれないと思います。あてのない治療にお金と労力をかけたくないと、普通の人なら誰もがそう思うからです。また、いろんなブロックにつきあってくれる医師がいれば、その医師にはおおいなる敬意を払うことを忘れないでください。いろんなブロックをするには、技術と精神力、責任力が必要で、お金に換算すれば、1回につき3万円分くらいの労力がかかります。厳密に言えば保険外であり、自費が適応となるはずのものを保険で遠し、安い治療費しか請求できないようになっています。ですから、医師側からすれば「赤字となる面倒な治療」になるわけです。それを進んで行ってくれるわけですから、医師への敬意を忘れないようにしてください。敬意を払わなければ、医師から嫌われ、どこに行っても診療拒否されるようになりかねません。痛みはじっと待っていても逃げて行ってくれません。

  14. はじめまして。
    先日初めて腰部硬膜外ブロックをしてもらったところ、翌日から足に違和感が出ました(今まで慢性腰痛でしたが足の痺れなどは感じたことがたぶんなく、そのため痺れという感覚があまりわかりませんが、何かだるい感じでマッサージをすると気持ちよくなるような感じです)ので、これが身体にとって悪い事なのか教えて頂きたいです。
    なお、下記には当方の慢性腰痛についても説明します。仮に今回の腰部硬膜外ブロックが問題ないとしても慢性腰痛についてもお聞きしたいので読んで頂ければと思います。

    約5年前に1個15kgはする物を扱う仕事を1日20時間ほどしていました。
    その時に初めて腰が「ピキッ」と鳴って炎症を起こしましたが仕事を休める訳でもなく我慢できないくらい炎症が酷くなるほど仕事を続けてしまい、ある朝起きると腰が硬直してしまって本当に腰の筋肉を少し動かしただけで激痛がするくらいになっていました。
    何とか仕事の量は減らしましたが、休むことはできなかったので整骨院に通いながら仕事をしていると少しずつ良くはなっていきました。しかし3年前くらいに人生で二度目の「ピキッ」という音が鳴り炎症が起きてしまったにも関わらず仕事で1日6時間を週に3回車に乗らなければならず、鍼灸やマッサージでごまかしながら過ごしていたところ、2年ほど前から数秒間しゃがんだり、数秒間悪い姿勢になったときに「ビキッ」と鳴って炎症が起こり、収まるのに3週間ほどかかるようになってしまいました(連続して6時間くらい座ったり立ったりしていても同じ症状がでてきます)。

    現在は「ビキッ」と鳴ることは数ヶ月に1度くらいになっていましたが、今回は引っ越したことで回りに整骨院が無く筋肉が固くなっていたからか久しぶりに1ヶ月で2度腰の調子が悪くなりました。
    ただ今回は「ビキッ」と鳴ったのではなく、以前に一度あったのですが、少しでも姿勢を悪くしたら鳴るという予感のある違和感が腰にありました。
    そして「ビキッ」と鳴るのが嫌なので、今回トリガーポイントではなく勧められたブロックをしてもらいました。
    ブロックしたその日はほんの少しだけ違和感が軽くなったような気がしましたが、翌日から最初に書いたように足にだるさ?を感じるようになりました。

    以上が私の慢性腰痛と今回のブロックに関しての説明ですが、足のだるさ?は問題ないと思われるでしょうか?

    それと、慢性腰痛については何か良い治療法はないでしょうか?
    MRIとレントゲンでは異常ないと言われました。
    ちなみに慢性腰痛に関しては今通っている均整院ではPTSDのようなもので脳と身体が過剰反応しているのが原因のようなもので、身体(自律神経?)の調子を整えていけば前の80%までは回復すると言われています。
    また、PTSDなようなもであれば、催眠療法で強引にでもそれを解消していきたいと思っていますが、どう思われるでしょうか?

    当方も都内に住んでいるので診て頂きたいとも思っています。
    メールアドレスにご返信頂けたら幸いです。

    • ピキっとなるのはおそらく神経根がその瞬間に椎間孔でサンドイッチになっているからだと推測します。体の姿勢と傾きと動作がある決まった状態のときに神経根が挟まってしまうのだと思います。ブロックは適切であると思いますが、硬膜外に多少の癒着があり、薬液が均等に入らず、神経根を圧迫する形で流入し、だるい感覚をもたらしているのではないでしょうか? ブロックには多少のリスクがありますが、それよりも恩恵が大だと感じた場合は継続することをお勧めします。慢性の腰痛が催眠療法で痛みがとれたとしても、それは腰痛の原因箇所を治療したことにはならないと思います。ですが、そういう療法で治療して良くなったという例があれば、それは極めて特殊な例だと思いますので、ぜひここでご報告をお願いしたいです。また、慢性の腰痛の原因は腰椎にない場合もあります。二次ニューロン性腰痛の発見をご覧ください。腰痛治療は簡単ではありません。

  15. はじめまして
    私の妻が、手根幹症候群の手術を過去に行っており、その関係なのか、左手親指の中手骨から手根幹にかけて痛みが発生しました。
    Xレイをとり担当医の説明では、軟骨が減っているとの診療で、とりあえず痛み止めの神経ブロック?の注射をしてきました。場所は左手首内側親指の下約4センチのところあたりに注射
    そしたら、翌日、手首からひじ近くまでのない出血のように青紫に変色
    注射の影響でしょうか?
    妻は85歳で右目網膜はく離の手術、両膝人工関節、両手根幹症候群による手術を行っております。
    病院は慶友の渋谷です

    • 注射の翌日の出血の跡ならば、注射が原因であると思われます。ただ、皮膚の色が変色していても、それは3週間で消え去ります。そこから重病へと発展する事はないと思われます。

  16. 初めまして。突然の質問失礼致します。
    以前から左は肋骨神経痛があり、今回はインフルエンザに続き風邪をひき気管支炎になり咳をし続けていたからか右肋骨が左とは違う痛みで骨を押すと痛いところがあり整形外科を受診しました。X線にはうつらなかったのですが触診で第11.12肋骨がひびか骨折していると診断され、鎮痛剤と湿布とバストバンドを処方されて一週間後にまた来てと言われ、歩く振動でも痛むようになっていたのですが一週間待ち受診しました。
    一週間前より痛みが増してると言ったところ、X線はとらずブロック注射する?と聞かれ早く仕事復帰がしたかった為にブロック注射を受け、私が痛いと言った所を医師が圧迫して、ここ?と確認し、右の第7.8肋骨周辺と第11.12肋骨の前後の3カ所打って頂きました。他にも痛いカ所はあったのですが注射の痛みとずーんとした感覚で3本が限界で注射後10分横になって直後は楽になった気がして起き上がり病院を出たのですが、帰り道で肋骨以上に右側の胸と背中の痛みと苦しさがあり、立ってるのがやっと状況で帰宅をし受診する前は咳も殆ど出なくなり良くなってきていたのが血の味のするような咳が出始め悪化してしまいました。
    翌日、ブロック注射を打つ前以上に動く度に痛みがあり血の味のする咳も止まりません。
    現在21歳なのですが、痛みの悪化、咳の悪化はブロック注射をした事で起きたのでしょうか?

    長文、乱文になってしまい申し訳ありません。読んで頂きありがとうございます。お時間のあるときに出来たらお返事頂けたら幸いです。

    • あなたの症状から察するに、注射の針が肺をついてしまい、軽い血気胸になったと思われます。血気胸はほとんどが自然に治ります。まずは内科に行き、胸部XPで調べてもらうとよいでしょう。

  17. はじめまして。

    筋膜リリース(生理食塩水)の注射を後頭部の耳の下の辺りにしたところ、耳の奥の痛みが止まりません。3日経過しました。

    このまま放置しても大丈夫でしょうか?また大丈夫ではない場合、このような症状も診て頂けるでしょうか?
    お忙しいと思いますが、返信頂けると嬉しいです。

    • 耳の奥の痛みは、三叉神経を経由した痛みですので、上頚神経節ブロック注射をお勧めします。東京近郊にお住まいであれば、私が治療します。遠方であるなら、項を温めるなどしてやり過ごすのがよいかもしれません。

  18. はじめまして。2年前腰痛、右下肢の痛み痺れにより腰椎の神経根ブロック注射を行いました。一時は、改善したかと思いましたが、ブロック注射穿刺時と同様な痛み痺れが右足特に外側ふくらはぎ、足先、足裏が酷いです。なおmri検査しましたがヘルニア、狭窄など目立った所見は、無いとの事です。北茨城市ですが、良い病院ありませんでしょうか?

    • 今回も同じ病院で神経根ブロックをしてもらえばよいと思いますが、それでは不都合でしょうか? 差し支えなければ、その不都合の理由をお聞かせいただければアドバイスできるかと存じます。そうでなければ闇雲に良い病院を探そうとしても無駄に終わると思います。

  19. コメントありがとございます。愛知県から北茨城市に転居しました。ですので、ブロックを受けた病院には、経済的、時間的に無理があります。また、ブロックをするのも不安もあり、肥満体なので、神経を圧迫しているのか(素人考えですが)、手根管症候群の既往歴もあり、神経内科を受けようかとか、色々考えてしまいます。

    • 同様に神経根ブロックが上手に行える病院を探すとよいと思いますが、神経内科は無理ですのでペインクリニック科を探すとよいでしょう。また、自動車を遣えば私の診療所までは1.5時間で来ることができます。肥満体であるとブロックの成功率は下がることは念頭に置かなければなりませんが・・・

  20. 初めまして。宜しくお願い致します。腰部硬膜外ブロックを受けたところ激痛で、ずっと腰の骨に針が刺さっているような痛みがあり、少しずつ良くなっているものの一ヶ月経った現在でもほぼ寝たきりで、座ることや背をそらすことが出来ません。原因と治療方法や回復の見込みについて教えて頂けましたら幸甚です。また、それ以前に腰部硬膜外ブロックが脊髄麻酔になってしまった後に、腰から鼠蹊部にかけての感覚がなくなっていることに気が付きました。気が付いてから二ヶ月後の現在では徐々に感覚が戻りつつあるものの、こちらも原因不明と言われ、不安です。

    • 変形した脊椎に腰部硬膜外ブロックを安全で確実に行うことは極めて難しく、熟練した医師が行った場合でも100回行って1回も適切に入っていない場合もあるほどです。そのことに気づく医師自体が少なく、ほとんどの医師は成功していると誤認しています。加えて、椎弓間孔を探る際に、周囲の組織をかなり傷つけますからブロック後に逆に痛みが強くなることはしばしばあります。つまり日常のことです。変形が高度な脊椎をお持ちの患者の場合、「ほとんど成功しない、かつブロック後に痛みが残る」ことになる確率は極めて高いと言えます。神経痛をお持ちの場合、針で刺した場所の痛みも倍化します。よって医師は高齢者に対し、そもそも腰部硬膜外ブロックをしたがりません。あなたのような被害者を作ってしまうことがしばしばあるからなのです。腕に自信のある医師のみが高齢者にもブロックを試みます。それでも変形が高度の患者の場合、ミスをする確率が極めて高くなるのです。変形した脊椎に的確にブロックを入れるためには「神の手と言われるレベルの技術」が必要なのですが、それに該当する技術を持っている医師は皆無に等しいと思います。
       治療方法は的確なブロックを受けることです。ただし、有名な医師が「神の手」を持っているとは限りません。「神の手」を持つ医師は日本では表に出ません。日本の医師法では自分の技術を宣伝することができませんので、腕があってもそれを国民に伝えることが禁止されているからです。
       さて、ブロックが脊椎麻酔になってしまうと、その後2時間程度下半身が全く動きません。しかも筋肉が完全に弛緩していますので、普通では考えられないような姿勢で2時間も身動き一つせず、固いベッドに寝かされたままになります。筋肉が弛緩しきっていると脊椎が不安定な場所で亜脱臼が起こり、椎間孔が非常に狭くなり、その際に神経根を圧迫して損傷させる可能性があると私は考えています。これが感覚異常の原因と思われます。

       ここから先は愚痴になりますが、良ければ聞いてください。「神の手」を持つ医師がいたとして、その医師には全国から高度な変形を持つ患者が集まってきます。しかし、治療費は同じで、治療時間が多くかかります。つまり、普通の患者よりも、高度な変形脊椎を持つ患者の方が、時間当たりの単価が半分以下かそれ以下になります。神の手を持つ医師は、普通の医師の何倍も苦労し、かつ時間単位の治療費は半分以下となり、さらに患者は「遠くから来たのだから治しなさい!」という脅迫をしてきます。こうした世界で神の手を持つ医師を続けることにはかりしれない理不尽さを感じます。変形が高度な患者は礼儀として、神の手を持つ医師には診療費の何倍もの感謝をすることが当然ですが、そうした謝意を示す患者は皆無に等しいのです。謝意を示してあげないと、その医師は収入が下がり、かつ精神が疲弊します。もちろん、医師が謝礼をもらうことも一般的には禁じられていますので誰もそれを要求する医師はいないでしょう。しかし、このような現状では「神の手」を持つ医師は生まれてきません。理不尽なほどに自己犠牲をともなうからです。患者はそういう実態を知るべきだと思うのです。しかし、「医師の腕も治療法も全て同じである」という大前提を厚生労働省は貫きたいという意図があります。医師の世界から自由競争をなくし、平等かつ治療費を均一にし、治療費の高騰を防ぐ目的があるからです。医師の間で治療費に差があってはならないからです。そうした方針を貫くためには国民を騙し続けなければなりません。「どの医師に治療を受けても成果は同じであり、現代医学でほとんどの病気が治せます」という嘘を広めなければなりません。だから国民は医療の実態を知りません。知ってもらっては困るのです。私は日本が好きです。だから愚痴はいうものの自己犠牲を受け入れています。ただ、日本では神の手を持つ医師が誕生しにくいことは確かです。

  21. お忙しいところ、御親切に御回答下さりありがとうございます。
    腰痛もなく脊椎も変形していませんが、事故に遭いました。骨膜や神経などの組織損傷は時間が経てば治るのでしょうか。動くとひきつれたような感覚もあります。まだ若いので後遺症が心配です。医師は詳しく説明してくれません。
    脊髄麻酔になった後は、動けるようになるまで一人で車椅子に座って耐えていました。脊髄麻酔になっていたことは、説明してもらえなかったので、自分で調べました。
    f先生の仰ることも良く分かります。一般市民は名医など知る術はなかなかないです。医師には皆同じ治療と腕だからと促され、実際何人かのブロック治療を受けましたが、そうではない特殊な手技と感じました。合併症の説明も詳しく受けられず、痛い目に合うのは患者だけで、失敗しても対価を得られ腕や出来高に関わらず同等の収入ならば不思議です。医師のやる気も真剣度も違ってくると思います。患者としても真剣に治してくれる名医が増え、認知されていくことを望みます。

    • 大変失礼しました。2度も硬膜外ブロックをミスされているので、てっきり高齢者で変形脊椎をお持ちの方かと勝手に勘違いしてしまいました。若く変形もないのにミスされているということでしょうか? その場合は医師の腕が下手なのか、または脊椎に捻じれがあって入りにくいのかもしれません。捻じれがあると椎弓間孔が回転するので医師側の勘が狂わされてしまいます。もちろん私はねじれを読むことができますが、捻じれを先読みしてブロックを行う技術はかなり高度ですので、普通の医師にはできないと思います。さて、治療を行うにはどちらにしても高度な技術を持つ医師にブロックを行ってもらうことがもっとも治る確率が高いものとなります。私は当然ながら高度な技術を持っていますが、他の医師のことは全くわかりません。また、高度な技術を持つ医師に治療をしてもらい、適切なブロックを受けたとしても、あなたの病気が複雑なものであるなら、治りません。複雑とは「癒着のある場合」「原因が腰髄ではなく、頸髄や胸髄にある場合」「神経根の張力が強い場合」などです。これらを治すには神の手の技術があるだけでは無理で、根気と努力が必要になります。

       治せるか治せないか?は1、よい医師とめぐりあえるか? 2、根気よく通院できる環境にあるか? 3、現医学で治らないものに挑戦し続ける気力があるか? 4、自分の環境を変える努力をし続けられるか? 5、病気に対し自分で研究する姿勢があるか? などによります。

       基本的に痛み系の疾患は急なダメージを与えないことを徹底すれば治るものです。それは最新のブログに書きましたのでぜひお読みください。都内に住んでおられるのであれば私が治療をしますが、地方であるとそれは難しいと思います。

  22. はじめてメールいたします。
    いまから3か月ほど前になりますが、五十肩(右肩関節)の痛み改善する目的でヒアルロン酸に注射を毎週1回ずつ計5回注射いたしました。その後も痛みは改善されないまま、関節部分というよりはその周辺部の痛みがましてきました。また、注射をしたさいに痛みのあった関節の奥の部分がずきずきします。1か月ほどまえからわきの付近に痛みを感じ、それがだんだんと広がってきて右胸の表面に広がってきました。現在は、その痛みがだんだん表面ではなく深いところに広がった感じはあり、首すじの右側や右腕全体がややはれぼったい感じで熱をもっています。注射を打っていただいた病院にいいても注射との関連があるはずがないということですが、納得いきません。どのような可能性が考えられるかご意見を伺いたくメールさせていただきました。

    • まず、お怒りのようですが、その怒りは医師に向けるべきものではなく、西洋医学を先導しているアメリカ合衆国への怒りであることを認識しておくべきです。ヒアルロン酸は肩の滑液包に正しく注射することは、極めて難しく、おそらく80%以上の確率でミス注射となります(造影剤を混ぜて注射して撮影すればミスであることが判明します)。さらに滑液包にヒアルロン酸を注入しても、痛みにはあまり有効ではありませんが、アメリカの製薬会社とアメリカの教授たちが手を組んで、エビデンスをでっちあげ、有効性があるとの誇大広告が作られ、それが修正されないまま、また、有効性が検証されないまま、現在に至っています。真実は、ヒアルロン酸は 肩に注射しても、膝に注射しても、それほど際立った有効性はありません(有効な場合もありますが、軽症な方に限られます)。こうした中で、ヒアルロン酸がミス注射となった場合、異物が組織内に注射されたことと同じことになるので、かえって痛くなることはよくある話です。ヒアルロン酸は水のように拡散せず、局所に留まりやすいので、異物感も消失しにくいのです。一方、ケナコルトなどのステロイドを注射すれば、ミス注射であっても、周辺の炎症を抑えてくれますので、効果が出ます。

       あなたのような被害は全世界で日常茶飯事であり、しかし、アメリカ合衆国が先導している西洋医学なので、誰もこうした事実に反抗する医者が存在せず、被害者が増えるばかりです。さらにケナコルトの使用は世界中で禁止する方向に動いています。そこには利権が絡んでいると推測されます。利権が絡むと、ライバルの薬剤の普及は阻止され、有効性が低い薬剤が市場に出回ることになります。

       日本の整形外科医は、教授が示したデータをそのまま鵜呑みにしますので、自分たちで有効性を確かめることをしません。よってヒアルロン酸は有効であるという幻想を信じて治療しています。だから医師に怒りをぶつけても無意味なのです。医師は疑うことなくヒアルロン酸が肩に有効であると信じ、かつ自分たちは適切に注射を行えていると信じているので、抗議しても平行線になります。

       右胸の表面に広がる痛みは神経因性の痛みと推測され、頸椎の第6、第7神経の障害が重なっているでしょう。早い話が神経痛です。整形外科医は神経因性の肩の痛みを治療できる技術を持ちませんので、整形外科医に問い合わせても無駄に終わるだけです。また、マレに肩関節内の炎症で痛みが起きていることもあります。これら3つの原因(肩周囲の靭帯、肩関節内部、神経痛)を同時に治療できる医師は日本には皆無と思われますので(おそらく私以外にはできません)、肩の痛みは病院に行ってもなかなか治らないものとなっているのが現実です。

       神経痛と注射の因果関係は、基本的にはありませんし、証明が不可能です。真実は肩の痛みがきっかけで、無意識に右肩をかばう姿勢になってしまいその姿勢が頸椎の神経痛を発生させたと推測されます。間接原因により発生したものですので、これを医師に言えば「言いがかりをつけるな!」と言われ、あなたがブラックリストに載ることになります。こうした西洋医学の不適切に本当に怒りをぶつけるのであれば、アメリカ合衆国・ヨーロッパ諸国・全ての先進国を相手に戦わなければなりません。私が、このようなホームページを作っているのは、ささやかな抵抗です。ですが、本気で抵抗する気はありません。西洋医学を非難することは国家を非難することと同じことだからです。裁判しても勝てない理由は、国家が医学の権威を守っているからです。医学の権威は、国民を操作し、国に安定をもたらすために重要な材料だからです。それを一人の人間が避難しても何も始まりません。

      • メールの返信ありがとうございます。また、たいへんに丁寧な解説に感謝しております。ヒアルロン酸の肩の滑液包への注射が技術的に難易度が高い医療行為とは知りませんでした。いま通院している整形外科では消炎鎮痛剤と胃薬のみの処方ですが、なにか改善するために良い方法はあるのでしょうか?治れば何の問題もないのですが、この症状が長く続くとなると仕事にも支障をきたします。

        • 治療法は西洋医学には「ない」ことを前回長々と説明しました。国が肩の治療にお金を出さないので西洋医学では打つ手がありません。もう一度いいますが、国は「肩は自然に治せ」と断言しているような料金設定をしていますので、その方針に従えば、治療法はなし、となります。そこで西洋医学を捨て、各種代替医療の先生方にお願いするしか、肩の痛みを軽くさせる方法がなかなかありません。代替医療は自費ですので、西洋医学ができない治療をいろいろとやってくれます。さんざん、高額なお金を支払い、長い年月をかけ、それでもダメなら私に治療を依頼するしかないと思います。どうか、お願いですから、私を必要とする前に、代替医療の先生方にお願いして治ってください。なにせ、国は肩の治療にお金を支払いませんので。

  23. はじめまして。
    質問失礼します。
    昨日、硬膜外ブロック注射を腰部にやったのですが2時間後ぐらいに微熱と左足のごく一部にピリピリとしたしびれが起こりました。
    本日微熱は治り、ピリピリとした感覚は軽度なので、痛いとかではないのですが当方心配性で少し気になりましたので失礼させて頂きました!
    注射箇所は押しても叩いても響いたり痛くはありません。
    注射された時は、初めのチクッっとした皮膚の注射以外は無痛でした!

    • 感染症が本当に心配なら、仕事を休んで微熱がおさまるまで家で十分な休暇をとることが最善の策となります。ブロック後に多少のしびれが起こることは想定内の出来事であり、その程度のことは受け入れなければなりません。時間が解決すると思いますが、人によっては数週間から数か月、症状が残る場合があります。その詳しい理由はわかりませんが、ご興味があれば「神経ブロック後の疼痛増悪に厳重注意」をお読みください。

  24. 返信ありがとうございます。
    読ませて頂きました。
    本日、一応再診し血液検査と点滴をしました。
    多少、だるさと脱力感やピリピリ感が残っています。
    神経損傷の場合、注射時に痛みを伴うので心配はないとのことでした。
    感染症が心配なのであれば、血液検査で結果を見ますと言われました。
    多少の副作用は覚悟の上でやらなければいけなかったのに、自分自身もう少し勉強するべきでした。

  25. 以前質問した者です。
    何度も質問すみません。
    腰部の硬膜外ブロック後の手足のしびれと痛みが未だに取れません。
    紹介状を書いてもらい受診した結果、ブロックの因果関係はなし。
    MRIの検査はしておりません。
    触診のみです。
    腰部のブロック注射で下半身以外の部分(手など)が痛くなったりしびれたりするのは、可能性として低すぎるとのこと。
    ストレスが原因との結果でした。
    ブロック後にこのような症状が出たのに不思議です。
    様子を見るしかないのでしょうか?

    • 私の患者でもあなたと同様な症状を示した人が一人いました。ブロックは100%成功し、不具合もなく、注射後下肢のしびれも痛みも軽快し、すたすた歩いて帰り、注射の3時間後(薬がきれたころ)急にしびれと痛みが増し、その後両手がしびれてしまったという方がいました。あなたと全く同じかどうかは不明ですが、この方の原因は不安神経症にあり、しびれと痛みが出てきたことを不安になり、過呼吸となり、手足がしびれ、頭が痛くなり、その晩救急車で入院となったというのが原因と考えられました。つまり、症状が軽くなった際に無理な歩き方をしたことに気づかなかったことが原因で、かつ過呼吸が二つ目の原因で、結局翌朝には自然に治っていました。この症状の「どこまでをブロックのせい」と言えるか? それは私にも理解できません。不安体質で神経質な方はブロック後のささいな異変でも変な姿勢で変な力の入れ方をしてしまうので二次的な上半身の症状を作ってしまうことがあります。そうしたものをどこまで「ブロックのせい」と言えるのかはわかりませんが、少なくとも現医学と現法律では「だれのせいとも断定しない」ことが定められています。ブロックがひきがねになっているという事実はあるものの、「だれかのせい」にはしないし、医学的にはブロックとの関連は考えにくいと結論してしまうのが現医学です。現医学が正しいとは限りませんが、原因を探ること、考えることは無意味です。ただし、あなたに、そうした素因が昔から存在していたことはおそらく間違いのない事実ですので、今回たまたまブロックがきっかけで出現しただけのことであり、その症状は一触即発であったということを知っておく方が今後の人生のためになります。背骨の問題です。「脊椎・脊髄不適合症候群」と私が名付けているものです。陸に住んでいるせきつい動物がみんなわずらう可能性のある病態です、犬や猫も鳥もです。こうした病態を治療するには、西洋医学よりもカイロプラクティックや「腱引き」などの体の軸を整える施術が効果が高いと考えます。西洋医学のブロックがひきがねになった症状ですので、それをブロックで治す発想はあなたにはないと思いますので、西洋医学以外で治すことをお勧めしました。

  26. はじめまして。神経根ブロック注射後それまでに無かった左足に痺れが少し残りかれこれ一年以上が経ちますがいっこうに直りません。特に指先足裏がピリピリピリする感じです。何回も刺して探したせいか神経根ブロック注射した時の刺した部分もずっと違和感が残っている状況です。あぐらをかくと左足がすぐに痺れる状況です。病院で見てもらいましたが薬とか、痩せるとか、でまったく改善されません。一生このままなのでしょうか?岡山県人ですが、詳しく調べてもらえる病院を教えてください。注射が原因かはどうでもいいのでとにかく直したいのでどうすればらよいか教えてください。よろしくお願いします。

    • ブロック後にしびれが残り、それが長期間続くということはまれなことですが、医療現場全体からみるとしばしば起こっていることです。しびれの原因はおそらく神経根の血行障害であると思われますが、なぜ血行障害が起こるのか?の理由はわかりません。つまり、わかっていない原因に対し、現医学では治療のしようがないということです。原因がわかっていない場合に、それでも率先して治療を行おうと考えるのは、もはや医師では存在しません。よって代替医療者に治療をお願いするしか方法がなくなります。

      代替医療でなぜ治るのか?治せる可能性があるのか?の理由については最新のブログ「難病治療・筋膜リリース・腱引き・その威力」に掲載していますので、ぜひお読み下さい(長文ですが)。その上で、私がお勧めするのは「腱引き」という代替医療です。岡山県にも治療所があると思います。検索して探してみてください。

       ちなみに私であれば、あなたの症状に対して、神経根ブロックを行います。神経根ブロックで起こった合併症に対して神経根ブロックをするというのは信じ難いかもしれませんが、特殊な技術をもってすれば、しびれにも効果を出せるものです。ただし、「特殊な技術」は私にしかできない技術ですので、他の病院ではできないと思われます。よって紹介できる病院はございません。あしからず。

  27. 処置した後すぐに容態が急変して心肺停止しました。
    なんとか心肺回復していますが、意識は戻っていない状態です

    過去には筋肉注射をやってもらっていたみたいですが、今回ブロック注射を打つ事になったみたいです。

    アレルギー等は無く腰痛以外は元気でした。

    • 意識がないということは、血圧が下がりすぎたダメージが脳に及んでいる。ブロックの液体が脳にまで浸透して、その薬効が残っているかのどちらかだと思います。しかし、全てがその典型でおさまらないこともあり、例えば、ブロック中に運悪く脳梗塞が合併するなどもありえないこともないでしょう。詳細はその後の検査をしてみないとなんとも言えません。

       ただ、硬膜外ブロックでお亡くなりになる方もおられることは事実として存在します。

  28. 私のようなものが質問して良いのか分からないのですが,大きな不安がり質問させていただきます.
    私は,20年近く前より腰痛を持っている45歳の男です.
    仕事から道なき山を歩くことも希にあり,運動不足もあったせいか,急斜面で少し足を滑らせました.その際,若干なのですが,右の腰に痛みを持ったので,カイロというか整体屋さんにかかりました.そうしたところ,その夜から左に強い痛みを感じたため翌日再度その整体屋に行きました.そうしたところ,脚にしびれを伴い,歩くのも困難なほど,悪化してしまいました.

    その為,整形外科にかかり,X線撮影の結果,エコーを見ながらのトリガーポイント注射(カルボカイン注0.5% 1ml 15V)というものを7カ所に打ちました.そうしたら,その夜から脚が基本ずっと痙攣しています.痛みもあり若干痺れもあります.決して,スッキリと言うことはありませんでした.その日が土曜と言うこともあり,2日空けた月曜に再診.
    同じようにトリガーポイント注射を7カ所?行いました(カルボカイン注0.5% 1ml 30V).やはり,今5時間経過していますが,痙攣があります.
    これは,通常でもあることでしょうか?それとも,病院を変えるべきでしょうか?先生の教え子が居るなどで北陸なら是非ここに行きなさい!と言うような病院はありますか?少ない情報で申し訳ありませんが,もし頂ける情報があれば是非ご教示下さい.よろしくお願いいたします.

    • 足の痙攣は2次ニューロンの障害で起こるものであり、腰椎より上、つまり延髄・頸髄・胸髄で運動神経が障害されていることで起こります。障害とは言うものの、一般的には「誰にでもあること」ではありますが、長時間継続しているとなると、その障害がやや大きいのかもしれません。トリガーポイント注射が原因ではないと思われ、原因はトリガーを行う前にすでにあったものが、時間差で出現したと思われます。

       一般的には運動神経の障害であろうと、二次ニューロンの障害であろうと、数日から数か月以内に改善することが多いと思われます。どこの病院にかかろうとも「治す方法」はありませんので、行くだけ無駄と思われます。メチコバールというビタミン剤を処方されるだけで終わります。

       よって、治療は、背骨を温める、良い姿勢をキープする、良い睡眠をキープすることが最良と思われ、もう少し様子を見ることをお勧めします。それでも治らない場合は、ダメージが大きい場合もありますが、いずれにせよ、まずは自然治癒を待つべきかと。ただし、不安で仕方ないから精密検査をしてほしいというのであれば、神経内科に行くことをお勧めします。

  29. 評判の良いペインクリニツク病院にて各種ブロック注射を致しました。
    結果は、私の体にはブロックは効果が無いと言われ、ショックでした。
    「歩行ふらつき、手足のしびれ、首、肩こり」の症状が残り辛い毎日です。
    何か良い治療法はありませんか?

    • 腕のあるペイン科の医師に見放されたとあれば、確かに超難治性であることが確定します。それは日本のどんない医師にかかっても治る見込みが少ないことを意味します。ただし、代替医療で達人クラスの治療師にかかれば改善させることが可能かもしれません。そういう治療師を全国から募り、症状に応じて、居住地に応じて紹介できるようにしたいと、将来的には考えていますが、今のところ、腱引き師しか知りません。腱引きを受けてみたいとお考えでしたら「腱引き」とネットで検索すればお住まいの場所の最寄りの腱引き師の所在がわかるでしょう。

       また、私は腕のあるペイン科の医師が普通は行わないブロック注射ができますので、試すことは自由です。提案できるブロックは、上頚神経節ブロックと、傍神経根ブロックです。頚部硬膜外ブロックもできますが、年齢が高い患者の場合、ショック死するリスクもあるため、常識的には高齢者には行いません。上頚と傍神経根はリスクがほとんどないので、ブロックを試されるのもよいと思います。

  30. 元々腰痛持ちで左腰が悪く(楽器マンドリン」)奏者です。
    3年くらい整形外科に通っていましたがいまいちスッキリしないので別の整骨院で40分間施術(マッサージ)していただきました。直後左腰が痛くあるけない状態になり、従来の整形外科でトリガーポイント注射をしました。今までの痛さは一体どこへ消えたのか不思議です。しかしその後7日になりますが左足に力が入らず、左足から階段を踏むと、くにゃ!とこけてしまいます。あるくのが怖いのです。この状態は何から来るものなのか、平均どのくらいで元の生活、歩ける状態になるのか教えてください。痛み止めは8日めからのんでいません。

    • 残念ながら足に力がはいらない理由は私にもわかりません。トリガーポイント注射では筋力低下が起こることは普通に考えればないと思います。脊椎で運動神経が圧迫を受けていると思われます。できれば、1週間くらい安静にされたほうがよいでしょう。それでも治らないようなら、MRIなどの撮影を行い、原因を調べるべきです。

  31. ぎっくり腰になり痛みが取れない為トリガーポイント注射を受けています。
    最近、腰の筋肉がとても硬くガチガチになってきて、整骨院にも通っています。
    これは副作用でしょうか?

    • トリガーポイント注射で筋肉ががちがちになることはまず考えにくいでしょう。注射が筋肉をがちがちにするほど強い炎症を広範囲に起こすことは不可能に近いです。普通(私の頭の中の普通ですが)に考えれば凝りの原因は神経由来です。たとえば肩こりも同じ原理ですが、筋肉が硬くなるのではなく、神経が筋肉を緊張させる、血管を収縮させる、などを起こすことで凝りを作ると思われます。そう推測する根拠は、神経ブロックを行うとコリがほぐれてやわらかくなる例が多いからです。ただしトリガーポイント注射は神経ブロックではありません。よって副作用でガチガチになっているのではない可能性が高いと推測します。腰部硬膜外ブロックなどを受けると、コリが解消されるかもしれません。

      • ありがとうございます。
        最近仕事でイライラする事が多く、それとも関係があるのかな?と思っていたのですが。
        先生の回答で、光が見えた気がします。
        親切に回答頂きありがとうございます。

  32. 初めまして、
    私は先天性の梨状筋症候群と診断されて
    約7年前左お尻の手術をしました。
    術前には無かった左膝下から足先まで
    (外側)の痺れが取れません。
    主治医の先生は1年後には取れると話されてたんですが…。
    現在梨状筋症候群?が再発したようで
    歩行困難な為休職中です。
    家の中でさえ上手く歩けません。
    料理を作る際5〜10分さえ辛くて、
    ナイフが突き刺さる感じが続いています。
    ブロック注射を週に1〜2度受けてます。
    効果が感じられません。
    私の希望は歩けるようになりたいです。
    先生どのような治療法でも試してみたい
    です。
    アドバイス頂けませんか?
    よろしくお願いします。

    • ブロック注射で効果がない場合、そのブロックは的外れであると推測します。しかし、「的外れ」=「特殊な例」を意味しますので、あなたの症状は普通の医者には治療が無理だという事になります。まずは、今まで受けたブロック以外のブロックをしらみつぶしにやっていくしか、原因を見つける方法がないと思います。そしてこれから行うブロックはどれも「半端なく手間がかかるブロック」となります。すぐに誰でもできるようなブロックなら、すでに他の医師たちがやってきたと思われるからです。治療としては仙腸関節内注射、神経根ブロック、頚・胸部硬膜外ブロック、上頚神経節ブロックなどが候補に挙げられると思います。

      • 先生アドバイスありがとうございました。
        しらみつぶしにブロックをするのは不安が残りますが、歩けるようになりたいので
        試してみようと思います。

  33. 初めまして。私の母がこの1か月程前から、体がだるいと毎日言ってます。腰部脊柱管狭窄症で、ペインクリニックで1年前からブロック注射を週1回してもらってます。体のだるさとブロック注射には何か関係があるのでしょうか?

    • 体のだるさとブロックには関連がないと思います。ただ、高齢者になると、延髄の錐体路(運動神経の通り道)が加齢による血行不良が起こり、慢性疲労のような症状が起こることがしばしばあると私は推測しています。私の診療所にもそういう方がおられます。症状を訴えるとすぐさま上頚神経節ブロックを行い、血行不良を改善させます。すると、帰りにはすたすた歩けるようになります。ただし、完治はしにくく、再発も多いようです。姿勢の変化がひきがねになっていることもあるでしょう。

  34. ブロック注射が原因で認知症の症状が出ることがあるのか、お聞きしたいのですが、よろしくお願いいたします。
    私の80歳の母が、脊柱管狭窄症の強い痛みのためブロック注射を打ち、腰の痛みは注射後10日間位で徐々に無くなっていったものの、今度は頭がいつもぼーっとする、最近のことが思い出せない、探し物ばかりするなどの症状が出てきました。
    そして、聴力、視力も落ち、すぐ疲れてしまいます。
    その後近くの脳神経外科でMRI検査の結果、海馬が小さくなっている、認知症の兆候があると診断されました。
    ブロック注射を受ける前の母は、インドア、アウトドア問わずたくさん趣味をもち80歳とは思えないほど頭脳明晰、活動的でした。たまに探し物をすることはあっても、人の名前が出てこないことなどはありませんでした。
    突然のこの症状、ブロック注射による影響と考えられるのでしょうか。
    聴力だけは、戻ってきました。
    多くを忘れていってしまう前に今何か打つ手はないでしょうか。
    先生、どうかご教示をお願い致します。

    • ブロックが認知症の直接原因になることはないと思います。認知症は微小な脳梗塞の全体像として現れることが多く、急激に認知症になったのであれば、急激に微小な脳梗塞の箇所が増えたと推測します。脳梗塞の箇所が増える原因としては、もっとも化膿性のあるのはエコノミークラス症候群と考えます。長時間同じ姿勢で足などが圧迫を受けていると血栓ができてしまい、これが脳へとんで微小な脳梗塞を起こします。肺炎などで入院すると、急激に認知症が進むことが世界各地で報告されていますが、私はこの原因はエコノミークラス症候群であると以前から推測していました。あくまで私の一意見です。

      さて、打つ手はありますが、通院ができるかどうか?が鍵です。月に2~4回の通院をすれば、現状よりはよい状態へと改善させることができると思います。しかし、お金や付き添いの問題などで、なかなか実現できないものです。

  35. はじめまして、
    頸椎症があり、ブロックの事を調べていてここにたどり着きました。
    頸椎症とは関係ないと言われているのですが、右手だけが震えがあり、震えをとめる飲み薬が身体にあいません。
    ブロックで、手の震えをなおすことはできますか?
    少しでも可能性があればやってみたいのですが。
    神経内科では脊髄からくる震えかも、と言われています。

    • 神経内科的疾患は、発症から治療までの期間が短いほど治療効果が高いと思われます。何年も経っている状況でなければ上頚神経節ブロックでふるえが改善する可能性は高いと思います。脊髄由来であろうと、脳由来であろうと効果は期待できます。

      • ありがとうございます。
        いろんな先生に聞いても、これといった方法もなく、うまく付き合って下さいといわれるだけなので、今回 先生の言葉でかなり前向きにブロックをチャレンジできそうです。
        本当にありがとうございました。

  36. 六月半ば頃から帯状疱疹にかかり全然良くならないのであちこちの病院を回ってるうちに帯状疱疹後神経痛がてでしまいました。最近神経ブロック注射が良いと聞き紹介してもらい来院したのですが時間がたちすぎているので後遺障害出るから出来ないと言われ痛みに苦しんでいるのですが、どういった後遺障害が出るのでしょうか。他に薬ではなく帯状疱疹後神経痛に効く治療はないのでしょうか
    三か月食欲もなく寝てばかりでこれから先が心配です。74才の男子ですが。

    • 後遺症、障害については申し訳ありませんが詳しく知りません。ブロックは可能だと思われますが、やっても治らないという意味かもしれません。ブロックは「治る保証がない」治療であり、多少の改善はありえますが果てしない繰り返しのブロックになるでしょう。そのため、ブロックリスクなどを考えると治療をしないほうがよい場合があるという意味ではないでしょうか?

      他のペインクリニックでセカンドオピニオンを得られてはいかがでしょうか?

  37. ようやく、「ここ!」と思えるサイトにたどり着きました。
    どんどん症状が悪くなっているように思えるのでアドバイスをいただければうれしいです。
    母(86歳)が帯状疱疹になりました。場所は右足ふくらはぎの内側です。6月9日ごろ発症したようですが、帯状疱疹とわからず、13日(月)になって初めてJ大学病院に行き皮膚科を紹介されファムビルや痛み止めなどを処方されました。手遅れの対応だったためか、治りが遅く、痛みも日を追うごとに強くなりました。半月後の7月1日に同院のペインクリニックで硬膜外ブロック注射とリリカ(2錠)等を処方されました。2-3日経つとまた痛みが出、6日、14日と硬膜外ブロック注射をしました。リリカ3錠に増やし、日中はカロナールを痛み止めとして処方されました。8月にも硬膜外ブロック注射を2回しましたが、痛みは注射の翌日には出現し、どんどん強くなりました。9月に入り神経根ブロック注射をしましたが、注射の際に、違和感があった後、激しい痛みが起きたということです。医師は何のコメントもなく、注射が痛みの巣に届いたから痛いのだといったそうです。それから毎日毎晩、母は地獄のようだといって苦しんでいます。9月末に診察があったため訴えましたが、3か月たったのでブロック注射はやめ様子見をしますとのこと。リリカは3錠のまま、カロナールを6錠に増やされました(カロナールはいくら飲んでも副作用が出ないので痛かったらどんどん飲むようにとのことでした。。。本当??)。このままでは寝たきりになってしまうのではないかと不安です。
    まだ助手の若い医師です。経験値が足りないため「帯状疱疹後神経痛」で皮膚科から回されてきたのでその治療以外は考えるつもりはないようです。
    神経根ブロック注射で神経自体を傷つけたのであれば正しい処置をしてほしいので、ほかの診療科に行ってみてもらいたいのですが、何科に行けばよいのでしょう。神経内科ですか?もう、どうしてよいかわかりません。介護する側も痛みを訴えられるたびにパニックです。

    • まず、残念ながらあまりよいアドバイスが思いついません。帯状疱疹後神経痛は現医学ではほぼお手上げ状態であり、私でさえ治療にてこずっている病気だからです。名案が浮かびません。大学病院のペイン科では、代案として交感神経節を破壊するなどの姑息的な治療を提案してもらえるかもしれませんが、それらは常にリスクを伴います。また、そもそも、帯状疱疹後神経痛自体がリスクのかたまりのような疾患ですので、ささいなブロック、通常では悪化しないような手技を行っても今回のように痛みが悪化することがあります。帯状疱疹後神経痛自体が極めて難治性でありどんな手を打っても悪化を防げないリスクの高い疾患であると言えます。

       何科に行けばよいか?はペイン科以外に考えられません。ペイン科がリスクの高い厄介な、他の科が見放した症状を最後の最後に奥の手で何とかしようとする科だからです。人間はいまだにウイルスには無力に近く、帯状疱疹後神経痛にも無力に近いと言えます。神経根ブロック注射で神経自体を傷つけるうんぬん以前に、帯状疱疹後神経痛自体がそもそも「何をやっても無駄」「手を加えれば悪化する可能性がある」疾患であることを知識として持っておかなければなりません。その上で、悪化するリスクも覚悟してペイン科に相談するとよいと思います。医師にくってかかっても無駄です。

  38. 星状神経節ブロックを一回受けたところ4日目ぐらいから耳の入り口に痛みが出るようになりました、、耳鼻科で診ていただいたところ耳鼻科のものではなく首からきているかもと、神経痛のような痛みがてがあたったときにツキーンと、きますブロックを受けた先生は慣れておられるのかエコーで見たりせずそのまま打たれました、その先生に相談したところ治療の中で色々でてくる、これからも受けなさいと言われましたが、痛みが出たし、声が2時間ぐらいでなかったので怖くてする気になれません、やはりこの痛みのためにも受けた方がいいのか、それとも中止した方がいいのか悩んでいますまたこの痛みはとれるのか心配しています、いま受けて10日たちましたが痛みは強くなっている気がします。

    • 何の治療で星状神経節ブロックをお受けになったのか教えていただきたいです。ブロックがきっかけで痛みのひきがねを引いたと思いますが、その手の痛みであれば、一般的には2週間以内に治ると思います。治らないならば、注射はきっかけにすぎず、三叉神経痛が顔を出している可能性も考えます。三叉神経痛を治すには、星状神経節ブロックがよいよ思いますが、その先生と相性が悪いのでしたら、他のペインクリニックをあたるとよいでしょう。それでもだめなら、私が診ます。

  39. はじめまして。私は年齢58歳で、2012年に腰部脊柱管狭窄手術で固定術を受け、2016年7月まで痛みがまったくなくなっていました。手術前は左腰から左下肢痛に悩まされていましたのもなくなっていました。ここ2年はゴルフも毎週のようにしていました。ところが2016年8月頃からまた左腰から左下肢にかけ痛みが始まりました。手術前と同じ箇所です。手術は東京でうけたのですが、現在福岡市にいるため、近隣の整形外科でMRIをとってもらいましたが、手術箇所の異常はなく、またべつの狭窄もみられないとのことです。リリカを処方されましたが、痛みがとれないので、ペインクリニックを受診しました。ペインでもMRIと触診等してもらいましたが、神経性の痛みとの診断で、坐骨ブロック注射を3回していただいています。2回目の効果は感じられたのですが、3回目は昨日していただき、歩くのがやや緩和感がありますが、逆に左足甲部分に痛みが増えた感じがあります。ペインでは手術後の神経の癒着が強いのと先生のお話です。薬はリリカ以外に、神経科クリニックでリボトリールを処方され手術前からずっと飲んでいます。ペインの先生は、仙骨ブロック注射が効かない場合は、カテーテルで行う方法もあるとのことです。長々とすみません。手術していることもあり、もうブロック注射しかないのかなと思っていますが、先生のご意見をいただかれと存じます。また、3回目のブロック後のいたみについて先生のご意見いただければ幸いです。

    • 3回目のブロック後の痛みについてはわかりません。仙骨硬膜外ブロックが聞かない場合はカテーテル・・・と次の手を考えて下さっているのなら、そのペインの医師は良心的ではあると思います。私ならまず神経根ブロックを行いますが、神経根ブロックは腕のよい医師にしてもらわないと、うまくいかないどころか、ブロック自体に激痛を伴います。薬を多くのんでいらっしゃるようですが、薬には禁断症状などのリスクがあり、後で手痛いしっぺ返しが来ることがあります。十分警戒しておいてほうがよいです。再手術を選択される手もありますがおすすめではありません。

      • 先生お返事ありがとうございます。11月に手術した東京の病院をやっと受診予約できました。福岡でのペインクリニックの先生に所見もかいていただく予定です。ペインの先生は、ウォーキングなどの運動も大切と言われています。東京の整形の先生の意見も聞いて、今後どうしていくべきか考えたいと思います。ただ、先生のご指摘のとおり、再手術は相当の診断の的確性と改善の可能性がないと、私自身もその気になれません。いまは毎週一回のスポーツクラブでのトレーナーによるマンツーマンのストレッチ中心の運動もしています。先生のおっしゃるように、薬から解放できるように、ペインクリニックの先生とも相談していきます。いろいろとご助言ありがとうございます。またお聞きするかも知れませんが、よろしくお願いします。

  40. 初めまして。
    現在53歳です。昨年夏より座骨神経痛を患っており、はじめは、腰のだるさ、おしりのピリピリ感、右足脛の圧迫感などでした。
    生活も仕事も両立できていましたが、昨年末より悪化したようで、右腰部から臀部~太もも裏からふくらはぎ~アキレスけんまで張りつめたような痛さつっぱり感があり少しこの体にも慣れたところでしたが、最近では腰から臀部~脚のしびれ、痛みが、強く、圧迫感も強くなってきまして歩くことが辛いです。
    右の背中も痛くなってきました。MRI,レントゲン画像では異常なしです。
    現在、整形では、B12トコフェロールニコチン酸エステル服用。
    湿布ももらってます。
    日に日に、痛み、しびれが強くなってきてますので生活のレベルが落ちてしまっています。
    すっきりと元通りにとはおもいませんが、ある程度生活しやすくなりたいです(痛みしびれ軽減、歩きやすくなれば)
    このような状態ですが、アドバイス頂けたらと思っています。
    どうぞ、宜しくお願い致します。

    • まずはお近くのペインクリニックへ行き、硬膜外ブロックをしてもらうのが適切です。たいていよくなります。ただし、硬膜外ブロックは高齢者や背骨に捻じれのある方には極めて難しいので、腕が立つ医師しか治療をしてくれないという現実があります。技術の高い医師にあたることを祈っております。

  41. 9月3日にお尻に最初は腫物ができ、薬を塗り様子見していましたが7日の日に大学病院に皮膚科に診察を受け帯状疱疹と診断を受け、塗薬や痛み止め等を貰いました。発症後7日位から患部の下側の骨当たりに痛みが発症し、リリカやカロナールを処方されましたが、効かず、当院にはペインクリニック科がなく10月21に個人開業医のペインクリニックへ行き、硬膜外神経ブロックを現在3回受けましたが、効果が出ず、先生は今度(11月11日)は神経根ブロックを行うと仰いました。先生はいまさら効果が出るかどうか、副作用や合併症もなくはない、でも自分の家族であったら進めると申され、患者として効果があるか、副作用や合併所等で不安です。先生の技術は未知です。併せて、どうしたら良いか、ご教示下さるようお願い致します。

    • なぜ効果が出ないのか?がはっきりわからないことが問題になっていると思います。副作用や合併症の心配よりも、なぜ効果が出ないのか?を探すことに神経を集中させるほうが得策です。神経根ブロックは、その「なぜ?」を解明するための一つの手段だと考えてお受けになってはいかがでしょうか?受診された上での相談には回答できると思います。現時点では悩むよりも受けるほうがたやすいと思います。

  42. はじめまして。
    私は医者ではなく患者側です。
    現在駅伝部に所属しており3ヶ月前から腸脛靭帯炎に悩まされております。
    今までヒアルロン酸注射をひと月半から週一で5回受けましたが毎度一週間も持たず痛みが出てきます。
    ちなみに練習は継続しています。
    明日大会があるのですが昨日ヒアルロン酸注射を受けて問題なく走れるだろうと思っていましたが今日の朝練習で走ると痛みが出てしまいました。そこで今日ステロイド注射を受けようと思っているのですが私の普段通っている病院では行っていないので他の病院で受けようと思います。
    ヒアルロン酸注射後1日おいてステロイド注射を打つのは危険なのかお聞きしたいです。
    ご回答よろしくお願い致します。

    • 医学的には無問題です。ただし、ステロイドの種類と量と、それを適所に打つことのできる技術には注意しなければなりません。よい医者に当たるとよいですが・・・

  43. 首と肩の痛みがあり、ペインクリニックへ行った際、ブロック注射をしました。
    その日は院長先生ではない方でしたが、心配はなく、おまかせしていたのですが、エコーを見ながら針を刺し、薬剤を入れる際に、助手の方のミスで、ブシャッを薬剤が飛び散ると同時にひどい痛みと指先までのしびれに襲われました。先生は、すぐに「大丈夫ですか?」といいながら、気を使われており、助手の方に「何やっているんだ」と叱責されていました。明らかに何か起こってはいました。心配でしたが、その後、そのミス(?)による痛みと痺れは引いたのですが、4日後、まだ首と肩の痛みがあったので、同じペインクリニックへ行きました。
    その日は院長先生だったので、先日のことをお聞きし、影響はないかの確認をしようとすると、逆ギレのように「神経を触るのだから、ある程度の痺れや痛みはあって当たり前です」「首の真後ろでなければ、神経なんてちょっと触れたぐらい首の横なんて何かあってもたいしたことない」と機嫌を損ねたように言われました。不誠実な対応に、驚いたと同時にブロック注射が怖くなりました。しっかり、説明してほしかっただけなのですが。それきり、その病院へは行ってませんが、まだ首と肩の痛みは消えないのでどうしたらよいか悩んでおります。
    その院長先生の言われていることは正しいのでしょうか。
    首へのブロック注射へのこういうことはよくあることで、心配はないのでしょうか。
    どうか、教えていただきたくよろしくお願いいたします。

    • 心情、お察ししますが・・・
       ペインクリニックとはそもそも西洋医学の中心ではなく、もっとも異端に位置しています。というのも、全ての科で「治すことのできない患者」をブロックを用いて奇蹟的に治す科だからです。西洋医学で治せない、薬で治せないものを治すのですから、ペイン科の医師は必ずリスクに飛び込まなければならないという宿命があります。つまり、他の医師がやりたがらないような危険と大きな責任をともなうブロックという治療を「最後の砦」として実行する勇気を持った医師たちの科です。

       ですから、治療の際にさまざまな医療事故を多く作ってしまいます。そして患者は、リスクはあるが、最後の手段として医師を信頼してブロックを受けることが原則となっています。よって、小さな医療事故が起こったとして、それで訴訟を起こしても、日本ではほとんど患者側が敗訴します。それは、そもそもペインクリニックを受診する時点で、患者がブロックのリスクについて知っていることが原則と解釈されているからです。医者がリスクについて解説しなかったとしても、患者がリスクについてはある程度覚悟ができているとみなされます。なぜなら、ペインクリニックは他の科の医師が治せないものを「リスクに飛び込んで治療する科」であるという位置づけにあるからです。

       ペイン科の医師は、リスクに飛び込むのが当然ですので、リスクに遭う確率も高く、そして実際に患者とトラブルになるケースが後を絶ちません。よって、ペイン科の医師は治療するに際し、「この患者は信頼できる患者か?」ということを判断し、できないと思えば診療拒否してもかまいません。なぜなら、ブロックは「医師として行わなければならない治療」ではなく、「患者が医師に頼み込んで行う」という位置づけにあるからです。義務ではありません。

       このような現状の中、ペイン科の医師は不信感を自分に向けた患者に対しては、必要以上に怒るという特性を持つ場合がほとんどです。それほど、不信感が医師生命を奪いかねない仕事だからです。医師の間では「20代から40代の女性にはブロックをするな!」と断言する者もいます。それほど20~40代の女性は医師とトラブルを起こす例が多いということを示しています。男性患者であれば、ブロックで手がしびれても、そんなことで医師に苦情を言う者はまずいません。院長が言うように、ブロックすればしびれるのは当たり前だからです。

       ペイン科は怖いというのは全くその通りであり、ネットを検索しても、怖さのことについてばかり記載されています。その中で、リスクを低くできる技術が、実はペイン科の医師の技術の中でもっとも重要な技術となります。しかし、患者はリスクを回避する技術を評価しません。だから医師もリスクを軽視するという悪循環が起こっています。

       さて、あなたの受けたブロックは神経根ブロックというものです。薬液がプシュっと漏れるのもよくあることで、医療ミスではありません。また、神経根ブロックですから、神経に針がささればビリっと電気が走り、薬液を入れると痺れるのも、ミスではなく「うまく行った証拠」となります。

       つまり、「大変うまくいった」にもかかわらず不信感を向ける患者に対し、院長は激怒したわけです。恩を仇で返したととられてしまったからです。ブロックがうまくいったのに、なぜ痛みがとれないのか?については、「ブロックした神経根が真の原因箇所ではない」可能性があります。しかし治療は成功しています。効果のありなしは次元の違う話です。

       ペイン科にかかる前には、そういったことについてある程度予習をしておくことをお勧めします。私は、ペイン科にふらっと来院した患者には、徹底的にリスクを強調して説明し、「治療を受けるのをやめます」と言うまで脅します。そういう患者とは信頼関係を結べるとはとても思えないからです。患者よりももっともっと医師のほうがブロックに対しては恐怖心を持っています。その恐怖心を必死にこらえてブロックをするわけですから、不信感のある患者になんてできるはずがありません。

       説明を求めたいのは理解できますが、ペイン科ではブロックにかける時間を十分にとらなければならないので、説明する時間がありません。よって、患者は予習をしていることが前提になっています。そういう科がペインクリニックです。

       本当は十分に説明してさしあげたいのですが、ブロックの料金設定が理不尽なほどに低いので説明すれば赤字になるというのが真実です。厚生労働省がブロックに十分なお金を払わないからです。つまり、厚生労働省が「医師にブロックの説明時間を与えていない」というのが真実です。怒りは厚生労働省に向けるのが本筋です。

       さて、首へのブロックでこういうことはよくあるか?については? まあ、普通にあることだと述べておきます。これからどうするか?については、難しい質問です。首に神経根ブロックを行うペインの医師は極めて希少な上、リスクを回避できる医師はさらに希少。そういう医師を探し出すことは砂漠に落ちたコンタクトレンズを見つけるより難しいというのが現実です。同じ病院で再度ブロックをお願いしても、拒否される可能性は高く、全力を尽くしてくれる可能性はがくっと減るでしょう。

       よって、代替医療に切り替えてはいかがでしょうか? 中でも 腱引き はかなりおすすめです。

       

  44. 丁寧な解説ありがとうございます。
    先生のコメントを読ませていただき、初めて、それだけのリスクを負って、受ける施術、または、それだけのリスクが怖く回避したいなら、受けないという選択をしたほうが良いと知りました。
    厚生労働省のせいで、説明の時間が与えられることのない現状も初めて知りました。無知で申し訳ございません。
    ただ、男性の方なら、そういう苦情を言ってくる人は少ないからいいが、特に20代~40代の女性は苦情をいう人が多いからブロック注射を避ける医師もいるというのは医療としてどうなのかと思いました。
    でも、お答えを拝見しておりますと、「リスクを負ってまで、ブロック注射してあげるのだから、ありがたく思え」「もし、失敗しても医師はリスクを負ってまでしているのだから、いろいろとネットで調べてから来ていないあなたが悪いので、失敗した医師は悪くないんです」とおっしゃってるようで、愕然としました。
    整形外科・ペインクリニックの看板を掲げ、首と肩の痛みがあれば、そういう病院にかかります。まず、レントゲンを撮ります。「骨に異常はないですね。首の筋を違えたのでしょう。注射しますので、そちらのベッドに行って下さい。」・・・拒否も何もあったものではないです。信頼関係もないです。しかも、ミスがあった後、説明を求めた院長先生も激怒はしたものの、(ここでは「信頼関係が壊れた患者にはブロック注射はしません」とありましたが、)、すぐに「じゃあ、もう一回注射しておきましょ。そしたら治りますよ」でした。
    もう一度書きますが、ブロック注射の影響での痺れなら、わかっています。理解もしています。仙骨ブロックもした時もそうでした。そうではなくて、明らかに、その時注射された先生は、ブシャッ、ビビッとなった時に、「あぁ!!何やってんねん!!早く拭いて。」と助手の方に・・・そして私には、「あ~ごめんね~、大丈夫?痛いね~、まだかなり痺れてますか?」と焦ってらっしゃいました。これが、ごく当たり前の事で、こういうリスクがあるのが、ブロック注射なので、説明を求めた私がいけないなら、病院へは行けなくなります。もちろん、医療をするのも人ですので、間違いもあるでしょう。それに対してどうこうではなく、
    私がその先生に聞きたかったのは、素人が医療のプロにミスが起きたことで影響が起こっていないのか、激怒するのではなく、きちんと説明していただきたかった、ということです。
    それを、ペイン科の医師は、リスクをおかしてまで治療してあげているのだから、きちんとリスクを調べてからブロック注射を受けること、と言われても・・・
    何か、医療ミスを逃れる言い訳としかとれません。
    患者も医学を勉強してからペインクリニックに行かないといけない、なんて聞いたことがありません。

    • まあ、怒る気分もわかりますが、失敗とは何か?から勉強しないといけないと思います。それと、ペインクリニック整形外科は整形外科ではありません。これを知らない方が多いと思いますのではっきりさせなければなりません。ペインクリニック整形外科とは麻酔科の医師が標榜するペイン科のことであり、しかし、ペイン科という科はこの世に存在せず、厚生労働省が認めていません。ペイン科はペインクリニック整形外科という正式名を名乗ることが義務付けられていますが、整形外科とは全く異なる科です。首や腰が痛い場合に、ペイン科に行く方はほとんどいません。まずは整形外科です。ペインクリニック整形外科という看板を見て、整形外科だ!と勘違いしてはいけません。これは厚生労働省の怠慢による国民への誤解を招く表現です。訴えるなら厚生労働省へどうぞ。

       いろいろとお怒りになるのもわかりますが、医師はミスを犯していないと思います。、「あぁ!!何やってんねん!!早く拭いて。」というセリフにより、「この医師は医療ミスを犯した!」とあなたが誤解されたものと私は推測します。それが全てだと思いますが、誤解をされた患者には、何を説明しても絶対にわかりあえないということを医師はこれまでの経験を通じて学んでいます。だから説明しなかったというのが医師の立場から見た客観的な現場の判断です。危険なことも失敗もミスも何も起こっていないと思いますよ。本当に。しかし、痛みが消えていないので、院長はフォローしようとしただけだと思います。

      さて、特に20代から40代の女性の方は、医師が何時間説明しても、一度怒りだすと、裁判を起こしてでも納得しないことを経験しています。差別ではなく、実データです。、そしてモンスターペイシェント化し、病院の悪口をいいふらしたり、ひどい人は電柱に貼り紙までする方もおられます。どう説明しても本当に無駄に終わります。説明をすればするほど患者の怒りが増すこともしばしば経験しています。そういう経験上、説明が火に油を注ぐことになることをよく知っているということです。

       私も自分に過失がないときには、うるさい患者にはいちいち説明しません。出入り禁止にします。恨まれても平気です。そういう患者に時間を割かれると他の患者の命にかかわるからです。その前に、信頼関係を結べなさそうな患者を見抜き、私の場合はブロックをする前に追い返しますが。
       ブロックはあくまでリスクを侵してまですることであり、基本的には他の病院ではなおらない時に、最後の手段で行うべきものであり、決心や覚悟のない患者に行うことはルール違反です。そのルール違反を犯しているペイン科の開業医が多いことに嘆きます。それはやはり、十分な説明をすると患者が怖がって来院しなくなるからだと思います。つまり、商売根性です。医を商売にする医師が多いと今回のようなトラブルになると思います。ブロックを行う前に十分に説明しないのは、説明すると患者が逃げるからだと思います。つまり、商売を繁盛させたいからこそ、十分に説明をしないわけです。困ったものです。

      ペインクリニックは、痛みがあるときに最初に行く科ではないことだけは知っておいた方がよいと思います。行くのは自由ですがトラブります。どうしても治らないときに、リスクを侵してでもブロックしてほしい、と懇願して行く科です。このことは無知であっては困ります。もちろん医師に過失があれば訴えてよいと思います。しかし、ペイン科で起こるほとんどの合併症は、過失とはみなされないことが過去の判例から明らかです。つまり、判例を正しく解釈すると、ペイン科でブロックを受ける段階で、リスクについては十分な説明を受けていなくても患者が了承していると法的には解釈されるということになります。だから、最初に行く科ではないと何度も何度も述べています。

       院長が述べたように、ブロックによるしびれや痛みは当たり前です。リスクも高いです。そしてプシュは失敗でもミスでもなくコネクションの不良でいつでも普通に起こることです。しかし、それをどう患者に説明したところで、「いいわけ」や「プライド」や「保身」ととられるので、結局話は平行線になることが多いです。そして患者とのトラブルが最も多いのもペインクリニック整形外科と言えます。それを防ぎようがないことも、よくペインの学会で発表されています。

       患者はそれでも許せない方は訴訟を起こしますが、医師に明らかな過失がない場合にはまず勝てません。そして訴訟も日常茶飯事に起こっています。だから信頼関係のない患者にブロックはすべきではないと私は何度も何度もここで述べています。しかし、一般的にはペイン科に訪れる患者はブロックをされることを目的として来院していると、医師は思っているため、今回のようなトラブルが起こったと思われます。

       それはそもそもペインクリニック整形外科=ペイン科と整形外科であるという誤解から生じていたということが判明しました。この誤解は患者だけでなく、医師も知らない者が多いようです。実際、私も知りませんでした。ペインクリニック科という科は存在せず、ペインクリニック整形外科が正式名です。しかし、整形外科ではないのですから、誰もが誤解します。厚生労働省に本気で苦情を言いましょう。

  45. 返信ありがとうございました。
    わかりました。患者も色々と調べて、勉強してから医者にかからないと痛い目にあうことがわかりました。そして、いろいろと、病院、医療の裏事情から、患者や医師までも納得のいく治療ができていない現状もわかりました。
    これからは、病気や痛みを治しに行くのも、きちんと医療を勉強してないと、ある意味命がけ(笑)ですね。
    こういう困った現状がある以上、安心して治療を受けるのは難しいと思いました。
    患者と医師とが、信頼して需要と供給が行われれば良いのですが、いろんな現実がそれに見合っていない為に、いろいろな事が起こっているのかもしれません。

    • 医療は極めて難しい問題であり、そこには政治とアメリカ合衆国が大きく関与しています。安心して医療を受けられない裏に米国の圧力が必ず存在しています。米国は世界のペースメーカーですから。我々日本人がたちうちできません。自分の命は自分で守ってください。西洋医学、いや、米国医学を過信しないことが重要です。

       治療の安全性や精度は、その治療の料金設定で変化するということを知らなければなりません。厚生労働省がブロックの値段を3万円と設定するか、3000円と設定するか?で精度も安全性も劇的に変化します。3000円の治療には5~6分しか時間を割けませんが、3万円の治療には1時間を割くことができます。どちらが安全性と精度が高いか?は幼稚園児が考えてもわかることです。全てにお金がからんでいます。しかし国にはお金がありません。よって安全性と精度は大金をはたいて買うしかありません。つまり、自費診療をしている病院は「安全性と精度が高い」ことの証拠となります。このことをよく覚えておくことです。

       自費診療は保険診療の3倍から20倍の値段がかかります。よって極めて腕の立つ医師以外は自費診療ができないというからくりがあります。評判や名声など関係ありません。自費診療ができるということが、腕が立つ医師であるということの証拠になっていますから。命はお金で守ることです。お金がないならリスクに飛び込むしかないのが人間界の哲学です。

  46. ご相談したくメールさせていただきました。

    私、昭和42年生まれの女性ですが、4ヶ月ほど前から左の膝が炎症を起こし痛くなり、熱も出るようになり、近くの整形外科ではラチが空かなくなり、2ヶ月前にT大学医学部付属病院に通いはじめましたが、血液検査・PCM検査・培養などでも菌が見つからないなか2週間前に滑膜を内視鏡で検査向けに内視鏡でとる手術で入院しましたが、こちらでも何もとれず1週間前に退院。現在自宅療養中です。T病院の先生たちもどう進めていけばいいかわかっているようには思えず、ご連絡した次第です。どうかアドバイスよろしくお願い致します。

    • まずはこちらのPDFファイルをお読み下さい。化膿性膝関節炎と誤診されて治らない膝を加療した3例の実例集です。この内容にご理解いただけるようでしたら私が診療します。
       簡単に述べておくと、自己免疫が過敏になり、膝のかつまくに炎症を起こさせる病態があり、これにはケナコルトという特殊なステロイドを用いて治療することが効果的であることが述べられています。ただし、多少のリスクとしてステロイドの免疫抑制作用により悪化することも考えておかなければなりません。よって、ケナコルトの使用に際しては医師の直感と英断が必要になります。と言うようなことが述べられています。

       また、蛇足ですが、膝関節への注射治療は、赤字となるため、基本的には来院は全く歓迎されていません。治療するのは奉仕活動であるということを必ずご理解下さい。膝への注射は800円と極めて安く、これは厚生労働省が膝への注射治療を歓迎していない証拠となります。高齢化社会を迎え、膝痛の人口が増え、注射治療で国家予算が消費されることを懸念し、極端に安い治療費を設定し、医師が「注射をすればもうからなくなる仕組み」を作っているためです。わが国の財政も考慮しなければなりませんが、そのような現状の中で、膝を注射で治そうと奉仕活動をする医師の姿に敬意を払って下さい。

  47. 昨日の7時半ころにコメントを入れさせていただいたのですが、投降したPC以外では、コメントが見られないので、きちんと送信されたか不安なので失礼を承知の上で、再度コメントさせていただきます。
    父が、少し加筆訂正をしました。

    突然のメールで失礼いたします。
    私の父のことをお話しさせていただきます。

    父は、平成20年5月に地域(東北の片田舎)にある総合病院の整形外科に肩こりなどの改善のために通い始めました。そこで、系列の別の病院の麻酔科にあるペインクリニックの受診を勧められました。最初の6回ほど痛み止めの注射を受けたのですが、改善がみられないため、別の治療ということで、頚椎にブロック注射を打つことを勧められました。
    午後2時の予約に自分で車を運転して病院に向かいましたが、その日の午後3時ころ息子である私の職場に病院スタッフから電話がかかってきて、父が動けなくなっているとの連絡が入り急いで駆け付けたところ、手術台の上で動けなくなっている父がいました。
    父の記憶によれば、ブロック注射は研修医が行い、担当医師は後方で指図をしていました。麻酔がかかっている中、父は担当医が「そこじゃない」との指示が聞こえていたようです。また、看護婦が「血圧が下がっている(40位)」と言ったのも鮮明に覚えていました。
    私は、担当医から説明を受けたことには、父の頚椎は固く、ブロック注射による注射液が神経に入り込み一時的に麻痺が起こったということでした。ブロック注射について何の知識もなかった私は、医師の説明がよくわからずいると、本来頚椎は「いかすみ」の袋くらいやわらかいもので、スパゲッティのアルデンテくらいなどと説明していました。
    その日から、父は入院するのですが、右半身は完全に麻痺し、右手の人差し指は通常の3倍くらい腫れていました。そして、医科大学の附属病院でセカンドオピニオンを受けることになり、「後縦靭帯骨化症」であることを告げられました。
    この病名が判明すると、病院の対応は一変しました。「後縦靭帯骨化症」は、今回のブロック注射とは関係ないので、専門医を紹介するから、自分で通院してくれとのことを告げられました。そこは、私の地域から遠く、交通も不便なところで、体の効かない父には酷な話でした、2週間後にで右半身も動かすことができるようにはなったのですが、依然として痛みやしびれも訴えており、以前のように自由には動かない状態でした。
    私は、担当医に「後縦靭帯骨化症」の治療に対して疑義があったので、説明を求めたところ、次の日曜日に指定されたので、病室で待っていました。ところが、いつまでたっても医師が現れないので、看護師に問いかけると、「先生は今日は休みです」との回答。しかたなく、翌日先生を訪ねると、「僕も家族サービスがあるから」との答え。唖然としてものも言えませんでした。また、この時、ブロック注射のリスクを患者に説明をしたのかと問いかけると、「詳しく説明すると、怖がってだれも受けなくなる人がいるから」と。私でもインフォームドコンセンサスくらいは知っているのにと思いました。(ちなみに医師は私の同級生)この話は、父も聞いており、体が回復しないまま、この病院に不信感を持ったので、早々に退院しました。
    それからは、父の機能が完全に回復することなく、病院を退院し、医科大学の附属病院や、脳神経の医師にかかり、金属のリングを埋める手術をしました。それでも、痛みは改善することなく、今では左半身も不自由な状態です。また、心療内科にも通い、精神科の治療も受けたり、電極埋め込みを試すなどしましたが、改善はみられず8年間痛みに耐え続けています。
     ただ、どの医師にかかっても、後縦靭帯骨化症の症状としてしか診察してもらえず、ブロック注射事故(あえてそう言います)の後遺症であることを認めてもらえません。父は、今でも事故直後の右手人差し指の痛みを訴えています。
     長文になってしまったので、もっとお聞きしたいことがあるのですが、先生に回答いただければ、また書いてみます。

    • たったこれしかないわずかな情報で真犯人(真の原因)を推測することは名探偵にでも無理だと思います。後遺症と認めるかどうか?は「現時点で認めていない」ことを考えると、たとえ証拠を五万と集めたとしても、法的に後遺症と認定できる事は日本では難しいと思います。難しいとはつまり後遺症と認めさせるためのあらゆる努力・労力が無駄に終わるという意味です。もちろん、悔しい思いを成就させたいと願うのであれば、あえてその無駄に挑戦するという終わりのない戦いに挑むのは本人の自由です。私は他人の自由や価値観にはアドバイスしません。

       また、どの医師にかかっても、後縦靱帯骨化症として診察するということは、おそらく世界中のどの西洋医学者に診察させてもおなじことだと思います。本当に治したいのであれば西洋医学から離れるしかないかもしれません。西洋医学は極めて不備のある学問です。過信しているといつまでたっても足をすくわれます。

       私は西洋医学者ではありますが、西洋医学と、教科書と、学会と、教授たちと、国の体制と常に反抗してきました。それは西洋医学では治せないものがあまりにも多い事を真に受け止めているからです。あなたはまだそこを真に受け止めていません。

  48. 初めまして。
    母が神経根ブロック注射を打ったのですが痛みが増して眠れなくなりました。
    多少痛みを和らげる方法はないでしょうか?

    • 神経根ブロックの際に造影剤を入れることが厚生労働省のガイドラインで決められているのですが、この造影剤が悪さをすることが多々あります。もっともよい方法は救急病院にかけこみ、坐薬を処方してもらい、挿入することです。正月なのでそれでやりすごすことが賢明です。急いで頑張ってください。

  49. 質問失礼します。
    3日前ペインクリニックで神経ブロックを打ちました。(仙腸関節炎とヘルニアと診断されています)
    その注射をしたペインクリニックがとても遠いので通う事が難しく今日近場のペインクリニックで神経ブロックをしてもらいました。どちらのブロック注射をした時も打ったあと痛みが強くなっている気がします。注射した直後は痛みがなくなるはずが、痛みは全くなくなりません。注射前と変わりません。医師は直後に痛みが変わらなくても翌日痛みが和らぐ事があると言いますが本当なのでしょうか?AKA治療も4回程試しましたが効果を感じられません。一ヶ月以上腰痛が続いていて辛いです、助言いただけませんでしょうか。。

    • 2か所のペイン科でブロックをしても治らない腰痛は、原因が特殊であり、普通のブロックでは治らないことを意味します。考えられるのは椎間関節の破壊による痛み、椎体の破壊の痛み、仙腸関節の痛み、腰には原因のない2次ニューロン性の腰痛などが挙げられると思います。が、これらを診断する技術が今の医学にはありません。よって、治療するには、いろんなブロックをしらみつぶしに行っていくこと!なのですが、しらみつぶしに行うにしてはそれを行うには高い技術がいるので、治るか治らないかわからない痛みにはそうした面倒くさいことは行うことができないというのが実情です。もちろん、私はできます。

      どこが痛む、何をすれば痛む・・・などの情報があれば、もう少し的確なアドバイスができます。

  50. ご回答ありがとうございます。
    座位姿勢が一番痛みが強いです。椅子に座っている時はまだ我慢できますが、地べたにあぐらや正座で座った時が激痛です。30分座っていられません。動いている時が比較的楽です(痛みはありますが)。仰向け寝や横向き寝は痛い時と痛くない時があります…痛むのは臀部、仙腸関節辺りです。ピンポイントでここが痛い!というのではなくこの辺りが痛いかな…といったかんじです。痛みのきっかけは2歳の娘を婦人用自転車に乗せる際前かがみになりながら乗せたり降ろしたりをしていた事かと思います。今までギックリ腰などもなくたまに骨盤辺りが痛いかなぐらいでした。ブロック注射はやめて薬治療(ロキソニンは効かないのでリリカなど)のほうがいいでしょうか?ブロック注射をしても痛みが変わらないのに打ち続けるのは辛いです。AKA治療は通い続けないと効果は感じられないのでしょうか?沢山質問をしてしまいましたが、宜しくお願い致します。

    • 伸展位よりも坐位(屈曲位)がつらいということは、1、馬尾神経の緊張が高い状態、2、椎間板が崩壊し椎体を壊している 3、仙腸関節炎 などを考えますが…腰椎ではなく胸椎に原因があることも考えて・・・難解な症状だと思います。基本的に効かないブロックを行う必要はありません。リリカに頼るのはお勧めしませんが、1ヶ月以内、短期に用いるのならよいでしょう。2の場合はMRIをとる必要がありそうです。3は仙腸関節内注射で対応します。1であれば、ブロックは多少効くはずですが・・・

  51. 追記です。
    足の付け根の外側も痛みます。
    ヘルニアと診断されたと記載していますが、整形外科ではヘルニアの痛みではないだろうと医師に言われています。軽度のヘルニアもあるが痛みの原因は仙腸関節だろうと…。別のペインクリニックではAKA治療なんてのは意味がない、何でも仙腸関節が悪いと言ってばかりだ、と言われました。医師によって言う事がバラバラで何が正しいのかわかりません。確かにAKA治療では効果を感じられませんでしたが、通い続けないと意味がないのか…とも思っています。続けての書き込み申し訳ありません。

  52. お返事ありがとうございます。
    MRIは撮影済みで椎間板が一つ真っ黒になっていました。4番目と5番目の間だと説明を受けています。まだ神経に当たっていないから、痛みが激痛ではないヘルニアの一歩手前だと診断されました。MRIを撮影した整形外科ではヘルニアが原因の痛みと言われましたがAKA治療を受けた整形外科二件ではヘルニアの痛みではなく仙腸関節炎だと言われました。この痛みがヘルニアの痛みなのか、仙腸関節炎の痛みなのか分かりません。
    ブロック注射をしても効かないのは仙腸関節炎ではないということでしょうか?仙腸関節に効くだろうという箇所に打っていただいています。ブロック注射後の仕方ないとは分かっていながらも刺入部痛がとても辛いです。良くなるのなら我慢できますがブロック後効果を感じられずわ刺入部痛のみ感じるだけなのです。

    • 誠に申し訳ありませんが、他の医師が行う「仙腸関節に効くだろう注射」が正しく注射できているとはとても信じられませんし、他の医師が診断したMRの話しも私にとっては参考にさえなりません。それは私の傲慢ではなく、彼らと私の思考の次元が異なるからです。彼らは教科書・医学書にある知識を持ちだして考えますが、私は医学書に載っていない推論で考えます。

      このサイトは、現医学では解明できていない症状だけを研究する目的で作成していますので、現医学通りの治療でよい方は、もともと私に相談など必要としません。推論中心の私の理論を信じる必要もありません。また、私を信じたからといって100%の確率で治せるわけでもございません。

      まことに残念な話ですが、ここに相談して理論を考え、自分で治そう、または近くの医者をうまく誘導して治してもらおうとすることは日本の医療体制ではうまくいきません。もともと日本の医療は全国どの医師にかかっても均一であることを目標としており、医学の枠外にある症状は捨て置くことが決められています。私はそうした日本の制度に逆らうからこそ難治性の疾患を治療できます。よって、私と同じことができる医師、同じ思考ができる医師を近くで探すことは無駄です。
       まことに残念なのは、結局、私にかかる以外に手がないからなのです。

       ここのHP上には、「私にかかる以外に手がない」ことを示す文章をたくさん載せてはいますが、実際にそう言うと、患者たちが私のことを傲慢な医者だと思うだろうから、敢えて書いていません。しかし、わからない人には直接的に言うしかないので、いやいや、「私にかかる以外に手がない」ことを口にしてしまいました。

       日本には難病奇病を治せる極めて有能な治療師が点在します。西洋医学で治らない人たちは、有名な治療師に大金を使って飛行機で通って治してもらいますが、私はそうした治療師が治せなかった患者の治療にさらにあたっています。半端な生き方はしていません。今では、有能な治療師たちと連携をとり、さらなる難治性の方々を救う手段を必死に探っています。私だけでは治せないものもあります。だから紹介もします。自分だけで治そう。自分の手柄を示そうなどとは思っていません。だからこそ「私にかかる以外に手がない」というのは、真実に近いと言えます。

       せっかく、奇蹟的な偉業を積み重ねている医師に出会えているというのに・・・残念なことです。奇蹟的な偉業を行っている一般の治療師は日本に点在しますが、奇蹟的な偉業を行っている医師は、点在さえしません。その理由は日本が「全国均一の治療」をすることを医師免許を持っている医師に義務付けているからです。それに逆らうことはどれほど自分の身を危険に置くことか・・・。だから医師には奇抜なことができる者がいないのです。なぜ「私にかかる以外に手がない」のか? 少しはおわかりいただけたでしょうか? 

       そして、こういう内容を口にすることは、私にとって屈辱です。
       

  53. はじまして
    ペインクリニックに通って二年は経ちますが、最近腕もうってもらうようになりしばらくたつのですが、今回初めて売った後から10日ぐらい、手の動かし方によりますがつっぱった感じひきつる感じかあり恐怖を感じてます。
    これは神経をいためられたとゆうことでしょうか。
    医者は何十年やっててこんなの初めてだからわからないといいました。
    どうしたらいいのでしょう。
    もう治らないのでしょうか…。

    • ブロック後に違和感が残る事はごくまれにあります。私のところに通っている患者様にはそれなりに起こることですのではじめてのことではありませんし、珍しいことでもありません。神経自体が弱っている方に多いと感じます。おそらく長くて1ヶ月で違和感は軽減すると思われます。原因はよくわかっていません。しばらく様子を見られてそれでも改善しない場合にもう一度ご相談くだされば幸いです。

      • 返信ありがとうございます。
        事例があって少しほっとしました。
        が、まれになら恐ろしいです。
        また気になりご相談です。

        2週間は続いてますが、いつも週二度ぐらい星状節ブロックと後は腕含めトリガー打ってもらってました。
        なんとゆうかこの違和感は他に表すと、麻酔が残ってるような感覚で触ると変な感じが右手首にあり時々かゆくなります。

        両手肘下に症状が出てます。特に右。
        自分ですぐ確認できる動作として最近肘まわりの皮膚を引っ張るとビクンと手首あたりの筋か神経が連動してひきつり突っ張る事もわかってきました。

        通ってるペインは腕も確かで他では断られる部位や回数を打ってくれる所だそうです。

        医師は聞いたことないから始まりこれから先またこんな事起きたら病院の信頼性なくなってやっていけなくなるから治るまで出来ないと言われてます。

        それ以外はほかの病気じゃないか、とあしらわれ、それ以上うちで調べてみようかとかも言われませんでした。
        普通麻酔は三時間程で消えるから考えられないとも言われてました。

        いつも限度ギリギリまで打ってもらうのですが、最近その時だけで良くなりません。
        体が慣れたのでしょうか、腕は良くならないままこの始末です。

        それと、このひきつりはわざといじったり揉んだりしない方がいいのでしょうか。
        でもどうしても気になって確認してしまいます。
        よくなればいいのですが…
        治らなければ他に治療法ってあるのですか??

        たくさん質問しましたがまたお待ちしてます。

        • ペイン科の医師は他の医師が治せなかった病気を専門に扱う医師であり、いわゆる「他の医師の治療の失敗の尻拭い」をする医師です。よってペイン科を志す医師は、それだけでも人格的に別格です。その別格の中でも、「他のペイン科ができないブロックを行う医師は「雲の上の存在」です。神様のような存在です。これはおおげさではありません。自己犠牲をともなった行為だからです。

           何が自己犠牲か?というと、「他のペイン科の医師が治せないものを引き受ける」場合、患者はほぼ必ず「現医学では解明できない特異体質」を持っており、普通では考えられないような反応を起こしてしまう確率が他の患者より圧倒的に高いのです。そういう患者に治療をすることは、高層ビルの間に張り巡らせた綱の上を歩くようなものであり、命がけになります。そのため、治療には集中力が必要となり、たぐいまれなる注射の技術も必要になります。その治療をお金に換算すると、今支払っている金額の数十倍が妥当なのです。しかし、その医師は普通の料金か、数倍の料金しか徴収していないと思います。つまり、残りの金額は自腹を切っているようなものですので自己犠牲になるわけです。その自己犠牲を長年続けている医師は神様のような存在であり別格です。

           特異体質を持っている患者は、自己犠牲を払っている医師に対して、格別の敬意を払わなければならないことは当然なのですが、そういう敬意を払わない患者が日本には多すぎると言えます。特に20代から40代の女性です。ペインの医師の間では20代から40代の女性を毛嫌いする者が極めて多く、医師の飲み会では常にその話でもちきりになります。

           ブロックの後に、異変が起こるということは、それは他に何か得体の知れない病態が起こっていることを意味し、それは特異体質を持っていることを意味します。つまり、あなたの治療には他の患者の数十倍のコストがかかることが判明したわけです。これまで、その医師は、あなたに対しては数十倍のコストがかかることを知らずに治療をしてきたわけですが、今後は本来ならば数十倍の料金を徴収しなければ割りに合いません。しかしながら、特異体質がある患者は、治療の継続をお願いすることが、医師に多大な赤字治療をさせることになっているという自覚がないものですから、「腕に麻痺が起こっていること」を逆に「医師に対して抗議」してしまうわけです。本来は敬意を払わなければならない状況なのに、逆に怒りと不信感をぶつける破目になるわけです。

           その医師にとっては、「コストが数十倍かかる治療」を普通の値段で行うにもかかわらず、感謝しゃれるどころか不信感を抱かれる。そして今後も同じようなリスクが何度も起こる確率が高いわけですからそんな治療をけいぞくできるはずがありません。

           男性患者の場合は、そういうことを自然とわきまえる方が多いのですが、20代から40代の患者は、自分の特異体質を棚に上げることがほとんどですので、ペイン科の医師たちと常にトラブルを起こします。「特異体質をわきまえる」ことは若い女性には不可能だと思います。そんなことをあなたに説明しても理解されないことを知っていますので、その神様のような医師は「治療できない」としか言わないのです。真実を述べると、1回の治療費が10万円になりますよ、ということです。それが支払えないでしょうから治療できません。というのが正しい心の奥底の言葉です。

           私は「神様のような医師」が見放した患者をさらに治療する「最後の砦」的な医師ですが、それでも、不信感をぶつけてきた患者は治療をお断りさせていただいています。

           私がなぜ「神様のような医師が見放した患者」さえも治療できるのか?というと、あなたのような特異体質の患者をさらに研究し勉強し、「こんな反応は医師をやっていてはじめて経験した」というセリフを言わないように修練しているからです。だからあなたの症状を質問されても、すぐに返答ができるわけです。他の医師たちが全くりかいしえない症状を理解しているからです。普通ならば、そういう得体の知れない症状は「医師が絶対に避けて通る」ものですから。

           考えてみてください。特異体質の患者は「そばを食べた」だけで死に至ります。特異体質は本人にもわかりませんが、ある日突然、何かが起こって判明するものです。それを棚に上げて「医師の責任」のような顔をされてしまうと、医師は治療を続けられないということは理解できるでしょう。

           ここでイイタイコトは、治療というものは常に危険を伴うものである。という常識を、持っている人間かそうでないか?が医師にとって「治療を断るか、受けるか?」の判断基準になっているということです。そして患者の中には極めてリスクの高い者が存在します。そのリスクを背負って治療するということは、その医師の腕が極めて高いことを意味し、それは実際に支払っている治療費の数十倍の治療コストをかけてくれていることを意味するわけです。

           私は常に、「敬意を持たない患者には治療しない」と述べてきましたが、それでも敬意を持つ患者はほとんどおりません。本来は「ブロック後に麻痺が出てしまい、本当に申し訳ございません。こんなやっかいな体質ですが治療していただけますでしょうか?」という言い方をしなければならなかったわけです。それが敬意の表れなのです。

           患者は常に、治療の不具合が起こったときに、それが医師のミスによるものか? それとも自分の特異体質によるものか? を自分の頭で正しく判断しなければなりません。その判断を誤ると「神様のような医師」を手放すことになります。めったにいない希少価値の医師を手放すことになります。その際に常に敬意を持つことを忘れてはいけません。敬意さえ持っていれば、医師を困らせる対応にはならないはずです。敬意を払えないのであれば、特異体質を持った患者は神様のような医師にかかる資格がないということです。

           私の元へは敬意のない患者がたくさん訪れます。敬意がなく、難治性で治療が長くかかる患者にたいしては、早々に立ち去っていただいています。敬意がなくても、すぐに治せる患者にはすぐになおしてさしあげますが、治療が長くかかる患者の場合、患者に敬意がないと治療が成功しませんので早々に断ります。難治性の病気を治すには、医師だけの力では不十分であり、患者自身に難病に挑む気構えが必要になります。気構えがないのなら、その分をお金で支払ってください。1回の治療費が数十万円なら、何も言わずにベストを尽くします。というのが真実です。そしてアメリカ合衆国の医療は実際にそうなっており、有名な医師の場合、1回の治療費が数十万円から数百万円になっています。日本は治療費が安すぎますので、その分、いろんな儀礼的なトラブルが絶えないのです。

  54. すみません度々。
    あの、神経が弱るとはどうゆう事ですか??
    35歳 女性です。

      • ご丁寧にありがとうございます。
        大変勉強にもなり、先生の意見を聞き飲み込めるようになりました。

        もちろん敬意は払っており、この担当医以外いないんじゃないかと思うほど信頼しています。
        頼りにしているぶん自分が特異体質になったかもしれないことがただショックなのです。
        今すぐにでもまた通いたいのです。

        2週間すぎても腕のひきつる違和感、またさすると痛みもあり良くなる気配はないです。

        神経が弱るとの言葉ですが、これは神経損傷になっていて後に神経は再生してくるととってもいいのでしょうか??

        また、この状態が治らないまま黙って他の部位を打ってもらうのはだめなんでしょうか…??
        痛い部位が沢山あります。

        またこの神経損傷??状態が治らない時の治療法はどんなものがあるのですか??

        早く良くなるには腕をどうしているのがいいのか??も教えて頂きたいです。

        またたくさん質問しましたがご返答お待ちしております。

        • 弱った神経はたいてい数ヶ月以内にもとに戻るものですが、確証はありません。何度も申し上げている通り、特異体質の人にブロックをすることは医師にとってリスクを背負う事を意味しますので、本人が「ブロックしてくれ」とお願いしても、それは「そのリスク分の大金を支払ってもらえますか?」という避け難い事実に直面します。訴訟大国のアメリカでは、医師がリスクを背負う変わりに1回の治療が数十万円から数百万円になることがざらにあります。治療費の中に訴訟の費用や、敗訴したときの支払いの保険料金などが含まれ、さらに訴えられた際の医師の精神的負担の慰謝料としての代金も治療費に含まれています。

           つまり、特異体質の方は、そういう代金を支払うべきであり、それを支払えないことがわかっているから「リスクがあるので治療しません」というセリフになるという仕組みがあります。よってあなたが、毎回医師のふところに10万円入れれば、おそらくリスクを背負ってもいろんな注射をしてくれます。

           実際のところ、世の中の医療はお金で回っています。私はおそらくどの医師たちよりもリスクを研究しており、リスクを侵さない技術を常に切磋琢磨しているので、このような危険なブロックを、極めてリスクの高い患者に普通の治療費でブロックしているわけです。リスクを研究する労力は、さらに高価なものであり、お金に換算できないレベルです。それだけ高い希少技術料金は、逆に患者に請求することができませんので普通の料金で治療し、無料でこのようにあなたに相談してさしあげています。

           そういう医師に敬意も払わないで来院する患者が多い事に憤りを感じる次第です。

           他の部位の注射も同様にリスクが高いことがすでに担当医にばれているわけですから、注射を要求することはそのリスクを通常料金しか支払わずに背負わせることを意味します。それはずるい行動です。ずるくても、ずるさを承知で注射を引き受ける「自虐的医師」もいれば、リスクを負うことに耐え切れず、遠慮する医師もいます。それはあなたの出方次第です。ずるいことをしている意識があれば、医師は治療に応じることがありますが、敬意も悪気もなく治療を要求すると、その医師に大変嫌われます。あなたが示すべきものは謝意、敬意、誠意です。それらが担当医に通じれば、リスクの責任を負ってくれると思います。

           神経が回復しにくい場合は、一旦西洋医学から完全に離れることを強く強くお勧めします。しかも1回の治療が1万円以上クラスの治療を選ぶことです。なぜなら、1回の治療が1万円以上するのに経営が成り立っているということは、それが西洋医学で治らないものを治している確証となるからです。まずは担当医に謝意・敬意・誠意を示してみる事をお勧めします。

  55. はじめまして。
    33歳 女 下を向く仕事の為か首が弱く(首、カラダ全体の骨細体型)
    普段は肩凝りなども特に感じないのですが年に1回程度長期間、首に激痛を感じ数日後には首の痛みからか背中にも痛みが出て、腕が上がらないなどの症状があり寝起きが1人でできない状態の為、数時間前にブロック注射をしてもらいました。
    優しいお医者様のようでしたが、流れ作業のように早技過ぎて不安になりこちらで質問です。
    初診にもかかわらず1分にも満たない会話で注射開始。
    痛いのはこの辺?と私の返事も曖昧なまま5〜6箇所注射。
    正直、消毒してもらった感覚もなく、副作用はないと言われたのですが素人ながらに首に麻酔のような役割の注射をするとフェイスラインのたるみの原因になったりするのでは?と帰宅後不安になりました。
    痛みはある一定の部位の激痛は緩和されたようですが、先生はもう普通に動けるでしょ?と言うのですが、注射したからといっても、緩和イコール痛みがないにはほど遠いと思います。先生の言うように注射によって一瞬で痛みが消えるのが普通ですか?
    私は6箇所程度の注射の範囲では、一部の痛みが和らいで激痛の部位もあるのは当たり前…診察が短過ぎて痛みの位置確認が簡易的過ぎたのでは?と感じました。
    長々とすみません。

    ☆フェイスラインなどのたるみの原因にはならないでしょうか?
    ☆慣れた先生であれば、診察から注射までトータル3〜4分で終わることはさほど珍しくないのでしょうか?
    一時的でなく改善するのか不安ですが治療としてあるものなので信用するべきだとは思いますが、継続して治療してもらう為の後押しが欲しく…よろしくお願いします。

    • ☆フェイスラインなどのたるみの原因にはならないでしょうか?
      もうしわけありませんが存じあげません。

      ☆慣れた先生であれば、診察から注射までトータル3〜4分で終わることはさほど珍しくないのでしょうか?
      慣れている、慣れていないよりも、病院の混雑の具合と支払う治療費の関係だと思います。日本の医療は注射に関しては経営ができないほど安く設定されています。これはつまり、日本の医療的に「注射を禁じている」こととほとんど意味合いとして変わりありません。制度上、禁じてはいないのですが、治療費上、赤字が出るように仕組んであるので、注射をすれば赤字になるようにし、注射をすることに嫌悪感を医師に抱かせ、注射自体をしなくさせていこうという政治的な方針です。

       そうした中で、「注射を行う」医師たちは、日本の医療制度に逆らってでも患者を痛みから救ってあげたいという思いが強い者が多いと言えます。よって、時間をかけずに手早く行うことで日本の理不尽な医療制度に立ち向かうわけです。本来、注射という危険な手技の場合、最低でも一人当たり15分は必要であり、そのためには一人当たり1万円くらいの治療費が請求されることが妥当です。その7割が保険側に請求されてしまうと、注射によって国家予算が食い尽くされてしまいます。そして日本は財政難に陥ります。よって注射自体を「させないようにする」ために治療費の設定を10分の1くらいにしてあるのです。だから注射をすれば赤字になるわけです。

       診療時間が短くなってしまうのは、日本政府がそのように仕向け、医療費を削減しまくるためです。いつも述べていますが、その怒りの矛先は医師に向けるべきではなく、国家に向けるべきと思います。特に注射で患者を治そうとする医師の場合、診療時間を長くとると倒産してしまいます。

       アメリカ合衆国ではあなたの気のすむまで時間をかけてくれますが、1回の治療費が100万円になることも有名な医師であればざらです。日本でも、お金を数十万円払う気でいれば、いくらでもていねいに診察してくれます。日本の医療制度が崩壊しかかっていることをどうか認識ください。

       一時的でなく改善させる注射は他にもありますが、それらは高いリスクがつきまといます。フェイスラインですめばよいですが、命が危険にさらされることもしばしばあります。そういう注射を希望するだけの覚悟はおありですか?というあなた自身の問題になります。担当医はあなたにそういう覚悟がないことを先刻承知していますので、あなたにたずねるまでもなく、治療の選択肢から「危険な注射」のリストを外しています。

       医師は人を見ます。覚悟があるかないか?は一瞬で見破ることができます。ただし、患者側が危険な注射の覚悟があったとしても、そのリスクを背負いたくない医師は、絶対に危険な注射をすることはありません。自分がかわいいからです。

       医療の質は、お金で変化するという当たり前のことを理解するほかありません。もし、あなたが現在の治療に不満で、リスクある注射をする覚悟ができれば、担当医の対応も変わるでしょう。

       追伸:担当医の行っているトリガーポイント注射は、軽症の疼痛にはとてもよくききますが、慢性的な難治性疼痛には無効です。継続して治療をしてもらうかどうかは、効き具合で判断するしかないと思います。

  56. ご丁寧にありがとうございます。
    初診料と鎮痛剤、湿布薬など込みで7000円でしたが注射代のポイントの割合が少なく不思議でしたがそのような事情があったのですね!
    とても勉強になりました。
    時間というよりは、処置の内容の割には素人ながらに(注射器など使っているので)良心的な価格なのかな〜という印象でした。
    痛みはその後和らぎました。
    注射のコトを知れて良かったです。
    ありがとうございました!

  57. はじめまして、お世話になります。49歳男性です。
    2月から、左手の小指、薬指の神経痛(痺れを通り越しているので、ギヨン管でも肘部管症候群でもないらしいのです)らしき痛みがあり、特に寝た態勢で必ず持続するので、睡眠導入剤を使用しておりますが、半減期を過ぎると痛みで起きてしまい、睡眠障害となっております。
    今の医療は紹介制となっており、どちらの科にかかれば良いかも決まらないまま日数が経過してしまいました。このままでは、遅かれ早かれ倒れそうなので、神経ブロック(ペインクリニック)を選択すべきか迷っております。
    そのような状況なので、先生のお知恵をお借りいたしたく存じます。

    • 寝ると痛むのであれば頚椎由来が濃厚です。第7頚神経か第8頚神経の神経根ブロックが効果があるかもしれません。頚部硬膜外ブロックも有効と思われます。ただし、両者とも簡単なブロックではありませんので、実施するとなると医者の腕が治療に左右します。腕の立つ医師は、日本ではわざと政府によって隠されていますので、探すのは難しいと思います。日本の政府は、医師は「誰もが同じ技術、均一化、画一化した技術」があることをうたって共産主義を貫いています。よって腕のよい医師を見つけ出すのは、極めて難しい作業となります。海外のセレブの人は、腕のいい医師を見つけるために、世界中を探して回り、飛行機で治療しに行きます。それほど、いい腕の医師を見つけることは難しいことです。特に日本では、腕のよさを宣伝することを法律で禁じられています。とにかく必死で探すことです。甘くないですよ。

  58. ご返事ありがとうございます。
    今日、とりあえず某大学付属病院に行って参りましたが、無駄骨に終わりました。必死ということは、伝手の無い私にとって険しい道のりなので、近所でやるしかなさそうです。リスクと安眠を天秤にかけるとなると、先生にお願いするしかないような気もします。毎日、寝不足で失礼なことを申していたらお詫びします。

    • 後出しになってしまいましたが、その他の自覚症状として小指と薬指の基節骨を強めに押すと痛むのと(左右の比較)、手の甲は基節骨辺りから肘の方へなぞると手首側までふわーっと伝わって来るような感覚(親指なのです。どの医師も細かく丁寧に時間を割けるご時世ではありませんので、短時間で問診が終わり適当なお薬で終わってしまうのです。今、気付いているところは、その位です。ネットで無料なのをいいことに、大変失礼だとは思いますが、お力をお貸し下さるよう存じます。

      • 後だしされたところで前回の私の意見が変わることはありませんので、前回の文章を3回以上繰り返してお読みください。大学病院に行っても、解決できないということは「今の医学レベルでは自分の病気はなかなか治らない」ということを悟ることも必要です。悟らなければ、あなたの病気を治そうとする者への敬意や謝礼が少なくなり、その結果、無礼な行動になっている場合が多くなりがちです。ご注意ください。

  59. 腕の件で何度か相談させてもらってるマツモトです。
    丁寧に答えて頂きたありがとうございます。
    違和感を感じ1ヶ月が経ちました。
    ひきつり、さすると痛み、麻酔がきれかけのような変な感じです。
    どうしたらいいでしょうか…。
    少しだけマシになった気はします。
    注射はあれ以来打っていません。

    • そういう感覚は手術後の皮切部に出現する症状と重なります。なんとも不思議ですね。皮切部の違和感は術後数年から10年で治っていくことが多く、もしかすると、長いとそのくらいかかるのかもしれません。が、私にはこれ以上の推測は無理と思います。

  60. 腕の件で毎回ありがとうございます。

    麻酔のしびれを感じるのは、私自身二年前に足首骨折で手術していて今もじんじんビンビンするのを感じてるのでよく分かります。

    しかし腕はそのような原因がないので不安なのです。先生も不思議がられてますよね。
    ただ麻酔切れの症状以前に、ひきつりが一向に改善しません。

    1ヶ月経っても治らないならまた知らせて下さいと言われてましたが、何も変わらないまま過ぎてしまいました。

    これは先生に治療を仰いだ方が良いのでしょうか???
    都内住んでます。

    最近は軽くさすっただけでも痛いです。
    これも神経損傷の症状なのでしょうか???

    元からのコリと重なって、携帯を持ってるだけで辛いです。以前からですが…

    週1,2回は打ってもらってたので行っていない今、肩腰膝も辛く、腕以外なら大丈夫じゃないのか、と思うのですが、分からない事を担当医に聞くことも迷惑ですし、かと言って自分で判断もできず、ジレンマと不安でいっぱいです。

    まれな症状なので調べようもなく、先生以外詳しく相談できる所はなさそうです。

    何度も失礼しますが、具体的にどうしたらいいでしょうか。

    また早く良くなる為にはどう過ごしていたらいいのか、さすることは良くないのか???

    教えて頂きたいのです。よろしくお願いします。

    長文失礼しました。

    • ブロックで悪化したものに対してブロック治療をしようとすることは自殺行為なので、まずはブロック治療を選択肢からはずして考えることをお勧めします。ブロック以外で治すとなると、カイロプラクティックや腱引きを紹介しますが、もしご希望でしたら私がおすすめの治療師を紹介します。

       重要なことは、「まれな症状」「調べようのない症状」は難治であり、治療する者に大きな負担をかけるということをきちんと認識することです。あなたにはその認識が十分ではないような雰囲気があるので、私が直接治療を行うことをためらっております。難病の方々を多くかかえておりますので、礼節をわきまえてくれる方以外に「誰でも気安く治療する」余裕がありません。

       ですが、私の周囲には優秀な治療技術をもつ者がおりますので、まずはそちらで治療を受けることをお勧めします。もちろん、それなりのお金はかかりますが、お金がかかるという認識をすることが、先ほどのべた「「まれな症状」「調べようのない症状」は難治であり、治療する者に大きな負担をかけるということをきちんと認識すること」になります。

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