日常損傷病学は極めて難しい

日常損傷病学は極めて難しい

自動車のタイヤの空気圧を右側と左側で異なる状態で10年間、10万キロを走ると、エンジン・ブレーキ・車体などの全てに異常をきたし予想を上回るポンコツになってしまいます。タイヤの空気圧が異なることはとても些細なことであり、5キロや10キロ走行するだけなら何の障害も起こりません。 すなわち、1年で車を交換するのであれば、タイヤの空気圧の差は「障害」として認識されません。しかし10年走ると初めて「空気圧の差は障害である」と認識され始めます。 これと同様のことが高齢病で起こっています。高血圧、高コレステロール、姿勢の悪さ、骨格の異常などは人間の寿命が50年であるなら障害を起こしません。果敢に治療する必要もありませんでした。ですが100年生きるから初めて障害と認識されるようになります。
つまり、これまでの医学では病気として取り扱わなかったものを病気として新たにとらえていく必要があるわけで、この日常損傷病学は完全に未確立の学問であるということ。そしてこれまでの医学の常識を超えたところに位置するということ。まずはそれを理解しなければはじまりません。よって現代医学に染められた医師たちにはなかなか理解が難しいということをまず述べておきます。
今まで医師に「歳だからねえ、仕方ありませんね」と言われて積極的な治療をあきらめることを諭された方は大勢おられることでしょう。しかし、高齢化社会でこのセリフは通用しません。歳だから現医学で治せないとしても、今の病気の状態にならないようにするには、若いうちに何をしておかなければならないか?を考えなければならない時代に突入しています。

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