


前回までのあらすじ
医療秘書Aの特殊な能力を証明するためにスマホゲームの宝箱くじ(通称ガチャ)を引いてもらい、通常ではありえない高確率でアタリを引くことができることを2週に渡って調査し、見事に2度とも超高確率を出すことができました。同様に3回目の調査を行うのですが、3度目は「狙い引き」ができるか?を試しています。今回の趣旨は「運」
「運」は科学的ではないように聞こえますが、念じることで運(確率)を変えることができるのであれば、その念じる仕組みを科学的に解明できれば、運を科学で解析できることになります。前回までの実験は、くじ引きという「運」のみに左右されていると考えられているものが、「能力」によって変化させることができることを科学的に数字で証明しました。 Aの「運を変える能力」はおそらく「くじ引きに限らない」と思われます。 人の人生、そして健康、事故、寿命もまた「運を変える」ことができる可能性があることを理解していただきたいのです。 Aの師である真言宗の僧侶O先生は、強い「能力」をお持ちであり、末期癌患者の癌を縮小させたり、何十億円という商談を成立させたり、有名芸能人の運気を上げるなどの実績を持っています。それらが単に「偶然が重なった」だけなのか? それとも僧侶O先生の能力でもたらした幸運なのか? 誰にも証拠を示すことができません。しかし、開運祈祷をしてもらった信者が高額(数千万円クラス)なお布施(開運のお礼)をするというなら、僧侶O先生の能力が真実と評価されている証拠となります。僧侶O先生はわずか5年で立派なお寺を、お布施により建立されたという実績をお持ちです。運を変える力を信じる・信じないは自由ですが、少なくともその開運の力によって恩恵を得たと感じている人々が多く存在するということは事実です。これでO先生に能力がないのであれば、O先生は歴史に残る偉大な詐欺師です。しかし、お布施はだまし取っているのではなく、信者の方から進んで寄進されています。逮捕もされていません。証拠になりませんか? 運を変える力なんて能力がこの世にあるのか? それは実際に体験した人にしか理解できないと思います。そこで今回も被検者Aに、くじ運を良くする能力を披露してもらいました。

3度目も正直
「星のドラゴンクエスト(提供スクエニ)」が丁度タイミングよく2周年記念を行い、目玉商品(大当たり)を提供していますので、それらを引き当てるAの運のよさを調査しました。2周年記念の目玉商品紹介


第1回目の11連くじ結果
被検者Aは初回一発目で見事「黄金竜」装備の一番の目玉商品を引き当てました(正確にはこの商品を2回当てています)。右がその装備をつけたところで、真ん中のキャラクターの右腕に黄金の竜が乗っています。

実験条件
Aには前半くじで「黄金竜装備を狙い当てること」、後半くじで「ルビス装備を狙い当てること」を念じた上でくじを引いてもらいました。黄金竜装備くじ |
くじ引き回数 164回(非確定枠135回:確定枠29回) |
アタリ数49回(非確定枠アタリ数20回) |
目玉装備当たり数11 (非確定枠8 確定枠3) |
ルビス装備狙い |
くじ引き回数 154回(非確定枠126回:確定枠28回) |
アタリ数43回(非確定枠アタリ数15回) |
目玉装備当たり数12 (非確定枠6 確定枠6) |
合算結果 |
くじ回数318回(非確定枠261回:確定枠57回) |
A)非確定枠アタリ数35回、ハズレ回数226回) |
B)大当たり数23 (非確定枠14/261 確定枠9/57) |
Aの確率計算 0.125の35乗×0.875の226乗×261C35=0.066=1/15 Bの確率計算 非確定枠:0.045の14乗×0.955の247乗×261C14=0.0886=1/11 確定枠:0.074の9乗×0.926の48乗×57C9=0.015=1/67
結果考察
今回はこれまでで最多のくじ回数318回を引きました。そして大当たり装備を狙って(念じて)くじを引くという目標をかかげました。その結果、レア5アタリ回数から見た確率は1/15、狙った大当たりを引く確率は1/11と1/67(掛け合わせると1/737)という成績でした。レア5を引く確率はこれまでの2回の成績より、今回の成績は低下しています。 しかしながら「大当たりを引く」という目的においては、1/737の確率を当てています。これは前回・前々回とほぼ同様です。被検者Aの能力は目標に対してピンポイントであると言えます。偶然でアタリを引いていると仮定する
1/11は被検者11人集めれば、11人のトップの成績です。1/737は被検者737人集めれば737人のトップの成績です。1回目の実験、2回目の実験、そしてこれで3回目の実験ですから、偶然でアタリを引いているとすれば、回数が増えるほどにスクエニ発表のアタリ提供割合に近づきます。1/11や1/737という数字は、一見、大したことのない数字に見えますが、3回連続で好成績を出すとなると、偶然の入る余地がかなり少なくなります。しかも累積くじ引き回数が670回と「まぐれアタリ」を否定できるレベルの数です。数学的にはくじ引きの回数が増えるほど、提供割合に近づくはずだからです。くじびきの狙い撃ちが可能かの実験
次に被検者Aに「「闘神の兜」を当ててほしい」というように、200種類以上ある装備の中からたった一つを引き当てるという超難度の目標をかかげてくじを引くということをしてもらいました。狙った商品をくじ引きという運任せのコンピューターゲームで引き当てることができるでしょうか?狙い撃ち実験
10月13日 ファミレス、ジョナサンにて「闘神の兜」を引き当ててほしいとAに課題を出しました。下の図はその時の私のスマホです。そして見事に1回で引き当てました。
しかし、1発当てでは証拠としては不十分であり再現性が重要であるため、私はAに再び私が欲しがっている他の「賢者のミトラ」

10連くじで狙ったアタリを引く実験
私はAに再度狙ったアタリを引く実験をしてもらいました。引く回数を多くするという条件の中で「狙った商品」を引いてもらうことにしました。 下図の聖王装備の中でもっとも目玉商品である「聖王のハンマー」を引いてほしいと頼みます。 聖王の扇






結果
10連くじ3回=30回のくじで他の装備は当てたものの私からの要望の「聖王のハンマー」は全く出現しませんでした。提供確率は0.5%ですから1/200です。30回引いていますので、これで引き当てたとしても30/20=約1/7の確率であり、大した成績ではありません。まあ、私が引いたなら「1/7だから当たらなくて当然」と考えますが、Aにこの結果は「最悪の成績」となります。集中力が切れたためか、プレッシャーを与えたためか、いずれにせよこれでは能力者とは呼べません。Aの再挑戦「聖王のハンマー」
今度はAが「狙い引きの能力を自分で試すために」私に内緒でこっそりAのスマホでA本人が欲しがっていた「聖王の扇」と「聖王のブーメラン」を念じて10連くじを1回引きました。
翌日の再挑戦
私が「聖王のハンマー」をほしがっていることをAは知っていますので、Aは自分のスマホには出せるのに、私のスマホに出せないことを残念がっていました。 そこで翌日、Aはこっそり、自分のスマホで今度は私が欲しがっている「聖王のハンマー」を念じて10回くじを試しに1回引きました。その結果、
Aにこの画面を見せられ私は半分立腹します。私が欲しい装備をAが2つも自分のスマホに出したからです。そこで私はAに私のスマホを差し出し「もう1回ここに出してほしい」と要求しました。 その結果、

Aは狙ったアイテムを通算3回連続で出現させており、その確率は1/51200000です。万が一にもこのような現象は運では起こりません。5千万分の1ですから。この3回の実験においてAは徐々に「狙い引き」ができるようになっていると感じました。ただし、依然として、他人のスマホでは自由に出すことが難しく、またAが集中力を欠いている時には無理のようです。
10月21日よりメタスラ装備
Aが狙ったアイテムを出せる確率が高いので、今回はAの希望もあり私のスマホのみにおいてメタスラ装備を出すことをAに依頼しました。
10連くじ29回の結果です。
1回目 | ![]() |
2回目 | ![]() |
3回目 | ![]() |
4回目 | ![]() ![]() |
5回目 | ![]() |
6回目 | ![]() |
7回目 | ![]() |
8回目 | ![]() ![]() |
9回目 | 失敗 | 10回目 | 失敗 |
11回目 | ![]() |
12回目 | ![]() ![]() |
13回目 | 失敗 | 14回目 | |
15回目 | ![]() |
16回目 | 失敗 |
17回目 | 失敗 | 18回目 | ![]() |
19回目 | ![]() |
20回目 | ![]() |
21回目 | ![]() ![]() |
22回目 | ![]() |
23回目 | ![]() |
24回目 | ![]() ![]() ![]() |
25回目 | 26回目 | 失敗 | |
27回 | 失敗 | 28回目 | |
29回目 | ![]() ![]() |
![]() |
総評
Aがこのくじを引く時、実はかなりの精神力をかけて集中して行っており、周囲に雑音があると気が散ってアタリを引けなくなります。1~10回目は診療所で行っており、8回連続でメタスラ装備を引き続けています。その確率は1/2の8乗=1/256 の確率ですが、1度に2コ出現が2回ありますから実際の確率はもっと稀です。9~17回目は自宅で引いており、集中力が散漫でした。出現確率は一般人並でした。18~27回目は六本木ヒルズのカフェで集中力を全開にして行い連続8回アタリを引き、その数は12個と多く、確率は1/1769472という極めて低い確率を引き当てています。しかし26回目以降はアタリが出にくくなりました。能力の限界(余談)
10月23日 夜、Aは免疫低下により口唇ヘルペスが出現し、寝不足で体調が不良でした。しかし、スマホゲームのがこの日で終了になるとのことでしたので、Aに無理して私のスマホでメタスラ装備くじを引いてもらいました。10連くじを3回したのですが3回とも失敗でした。体調不良と集中力低下という条件が重なると、全く「アタリを引けない」という状態になるようです。こっそり集中、こっそり再挑戦
この後、Aはこっそり一人きりになり、自分の体調や集中力を調べる目的で自分のスマホでメタスラ装備の「狙い引き」を試みました。 すると、10連くじ2回で4つのメタスラ装備を引き当てます。



40回くじで8コを狙い引く確率は1/1754 という極めて稀な確率です(計算式:0.05の8乗×0.95の32乗×40C8=0.00057=1/1754)。Aが集中した際に狙い引きを念じると、驚くべき低確率の事象を引き起こします。
Aの開運能力は能動性と関係する
これまでのデータより、Aの確率変動(開運)能力は、Aの気分と密接な関連があると思われました。Aの気分が乗っていない時に「〇〇を当ててほしい」と命じた時は驚くほど外れます。しかしながら、Aが「今なら当たる気がするからくじを引いてみたい」とA自ら能動的にくじを引くことへの衝動・モチベーションが芽生えた時は、確実にアタリを狙い引きできます。集中すると時計が止まる
Aは六本木ヒルズのカフェにおいて、スマホゲームの宝くじガチャを引く際に集中力を全開にして念を飛ばしたため、顔が赤くなり汗をかくほど体温が上昇しました。この念じを開始した時刻に先月修理したばかりで電池も新品に入れ替え、動作も良好のはずのクウォーツの腕時計が停止してしまいました。
信貴山、空鉢堂での神秘体験



Aが信貴山の空鉢堂で強烈なトランス状態に入った際、Aが話しかけていた売店の方が金縛りになりました(大変ご迷惑をおかけしました)。そしておそらく、その時と一致して私のみずほ銀行のキャッシュカードの磁気が破損し使えなくなりました。
裏醍醐での神秘体験
同様に京都裏醍醐の皇后陵でAが強烈なトランス状態に入った後に石のベンチに置いていたペットボトルとバッグがそれぞれベンチの右側と左側の反対方向に離れ離れに落ちました。物理的には考えられません。
その後私のキャッシュカードの磁気が再度破損し、カードの作り直しです。これも偶然の一致とは考えられません。
三度目のニアミス
三度目は10月26日、Aに振り込みのためキャッシュカードを持たせ、カードを機械に入れたのですが「このカードは使えません」と出てしまいました。昨日の振り込みではしっかり使えていました。Aは気を取り直して再度カードを機械に入れたところ、2度目はなんとか読み込めました。ニアミスです。今ではAはトランスに入らなくても磁気を狂わせる波動を発していると推測します。二度目の腕時計故障
10月25日、壊れた腕時計を持って表参道の店に行ったのですが、店員が時計のつまみを動かすと秒針が偶然に動き出しました。「壊れていないかもしれないのでこのままもう少し様子を見てください」と言われました。 そして10月27日、秋葉原で食事をしている時に私はAに「キャノン装備をくじ引きで引き当ててほしい」(例のスマホゲームの大当たり武器)と依頼しました。時刻は20:30、Aは見事にキャノンを引き当てました。

サイコキネシスは存在する
Aがトランス状態になったとき、醍醐寺の白河皇后陵で私はバッグとペットボトルが互いに反対方向に落ちたところを私は目撃しました。振動や重みで偶然に落ちるのであれば同じ方向に落ちるはずですが、物体は真っ二つに分かれるように互いに反対方向に落ちました。これはサイコキネシス(念動力)の一つであると考えています。 なぜなら、前日訪れた高野山でもAが物体を動かすところを目撃したからです。霊宝館に展示されてある3m大の不動明王像にAが手をかざした瞬間、左胸あたりのネックレスの玉が揺れたのを目撃しました。

館内は無風でした。風で揺れたのではないことを確かめるため、私とAはその後、玉が勝手にゆれることがあるか数分間観察しましたが、揺れる気配がありません。国の重要文化財ですから、エアコンの風が直接当たってネックレスがゆれるほどの風を送るなどということはまず考えられません。この時もAはトランス状態に入りかかっていました(入らないように自制していた)。 物体が動く瞬間を2度も目撃していますのでこれはサイコキネシスであると私は確信しています。証拠はありませんが。Aの能力が今後さらに成長した時は、目の前でお見せできるかもしれません。
Aのチャクラが開くとき
これまでAの周囲では毎日のように様々な不可解なことが起こっています。Aがトランス状態に入った後に自動車に乗ると、カーナビの位置情報が狂う、「デバイスが見つかりません」と表示されてTV放送が映らなくなる、シートのヘッドレストの位置が勝手に最大まで上昇する、ワイパーが激しく動く、トランクが開く、サンルーフが開くなどのことがしばしば起こります。パソコンでは何もしていないのに深層にあるフォルダが次々開くなどのおかしな現象が起こります。Aが画像を送った相手のスマホにも様々な異変を起こすことがあります。Aが念じると無線LANの電波が途切れしばしばインターネットが使えなくなります。
また、エレベーターに乗って扉が閉まりかけたときに、Aに感情の変化が起こると扉が開く(周りに誰もいません)。ことや、下に降りるためにボタンを押して待っているのに扉が閉まって通過してしまい、1回下の階に移動してから再び上に戻ってくること(エレベーターは無人です)、オートロックの扉が、Aが近づくと外から鍵もないのに開くこと・・・などなど、普段から超常現象が起こるようになりました。普段から起こるということはAの能力が念じなくても出る状態になってきているということであり、力が日増しに強くなってきていることを意味します。
超能力者の存在は珍しくない
Aと同様な能力のある方は世界にところどころおられると思います。「波動や霊を感じることができる人」というレベルであれば、そういう能力者は数百人に一人くらいはいるでしょう(自分で気づいていない場合も多い)。修業をされている方はAよりも強い力をお持ちの方がおられると思います。その方々から見れば、私たちは初心者で赤子のような存在でしょう。太古の昔からある「超能力治療」と比べれば私たちの歴史は極めて浅く、すでにこれまで超能力で治療をされている先輩の先生方から見れば、「何を今さら」と言われることでしょう。 しかしながら、西洋医学と超能力(波動)の協同治療は世界では極めて珍しいコラボレーションです。この世で地獄の責め苦にあうような正体不明の病気に悩まされている患者を救うために、どうか暖かな目で見守り、ときにご指導いただくと幸いです。
超能力は密にされている
人間の叡智を超えた力は存在します。しかし、その力は地球や宇宙を支配する大きな力と合流する力であるため、人々の叡智どころではなく、源は人類の運命を握るほどの強大な力であると推測されます。その力は悪用すると命や人生を左右できるほどの力となるため、密にされています。この能力は今回の3回の実験のように「運を左右する」ことができます。Aの師である僧侶O先生は、Aより強い能力があり、信者たちの運気を向上させることができます。ですが、その反対もありうるわけで、他人の人生を呪い、そして運気を悪くさせることも可能だということを意味します。
努力とは無関係に外部の力で運を変えられてしまうことを誰もが知れば、世の中はパニックになります。よって真実は密にしなければなりません。 ならばこんなふうに力を公表しても大丈夫なのか?と思われるでしょう。大丈夫です。密にしようと、公表しようと、結局信じる人はわずかですので大勢に影響がないからです。
気功師や霊能者などが用いる超能力はそうした力のわずか一部にすぎません。私たちはその力を利用して、難病に陥っている方々を少しでも救って差し上げるつもりです。特に、力によって病気にさせられている方々を救って差し上げなければなりません。 Aの「くじ運を変える能力」を数字で表したのは、こうした力が実在することを皆様になんとなく理解していただくためです。
西洋医学には限界がある
現代の科学力をもってしても判明していないエネルギー体が存在します。判明していないエネルギー(波動)が原因で病気になっていた場合、現代医学(西洋医学)では治すことも原因を調べることもできません。賢明な方は現代の科学で世の中のすべてのエネルギーをまだまだ発見できていないということを素直に受け入れることができると思います。しかしながら教授と呼ばれる方々は、「世の中にはまだまだ科学で判明していないものの方が圧倒的に多い」ことを受け入れる器量がまずありません。彼らは頭が良いはずなのに、そこだけは一般人よりも愚です。よって、科学で検知できないものは「オカルト」と言い放ち、「そんなものは存在しない」と断言します。そこが西洋医学の限界なのです。
しかし、実際には科学で判明していないエネルギー体によって病気になっている方がたくさんおられます。それを理解していただくために「超能力」という言葉を使いました。「超能力」とは科学で検知し得ないエネルギーを感じることができる能力、またはエネルギーを発することができる能力のことを言います。
超能力は万能ではない
私はこのHP上で何度も述べていますが、私は「医療最後の砦」としての役割を果たしています。最後の砦とは、波動や超能力治療、気功、祈祷でさえも治せなかった病気を扱うという意味です。これの意味するところは、超能力や神の力を用いても治らない疾患が存在するということです。そして超能力で治らなかった方々も私のところへ来院し、改善させているという実績が私には多数あるということです。これは超能力をけなしているわけではありません。未知なる力をもってしても、死んだ細胞を生き返らせることはできないということを述べたいのが一つ。そして波動や超能力がいかに強力であったとしても、切断する、ブロックする、化学変化を起こすというような直接的な力には波動や超能力はかなわないという当然のことを申し上げています。
超能力者の方々もまた、自分の能力を誇示したいがゆえに西洋医学をバカにする方がおられます。しかし、それは違います。西洋医学に限界はあるにしても、直接的な力としてもっとも優れた医療であることは誰もが認めるところです。それをないがしろにして「超能力で全てを治す」というのは、極めて傲慢かつ危険な考え方であり独善的な教祖の考え方ともいえます。そういう考えの教祖まがいの人に、治療のアドバイスを受けて病気が悪化して手遅れになった被害者も大勢います。
超能力・西洋医学が互いに自らの限界を知りつつ、手を組み合うことが本来の姿であり民が望むものです。しかし両者ともに傲慢であると私は感じます。互いにののしりあっていると思います。
医師たちが超能力をののしるのは理解できますが、超能力者たちが西洋医学をののしるのは理解できません。なぜなら超能力者は人の運命を左右できるほどの力を持っているわけですから、傲慢さ・強欲さ・器量の狭さなどがあってはならないからです。西洋医学を認める器があってこそ超能力が有効活用されるのですから。ですが実際は互いに否定しあっています。そのことを嘆き、わたしは超能力と西洋医学を融合させる所存です。 幸いAがもともと謙虚であり、私が望む以上に互いが手を取り合う医療を強く目指している志高い超能力者であるためそれをかなえることができそうです。今後の成果をご期待下さい。