ケナコルト注射による腱断裂についての考察

はじめに

ケナコルトを使用することで腱が断裂するという「ケナコルトを悪者扱いする言い方」は近年、下火になってきた気がします。しかしながら、それでも毎年のようにケナコルトが原因で・・・という言い方の論文は提出されるに至っています。また、これだけケナコルトが悪者にされようとも、ケナコルトを使用する医師は世界でいっこうに減りません。これだけ繰り返しケナコルト使用に対して警告を続けているにもかかわらず世界の医師たちが使用をやめないのか?そういった事情を考えていきたいと思います。2015年3月、ブリストル・マイヤーズ株式会社より、ケナコルト使用上の注意が送られてきましたので、敢えて今一度、ケナコルト使用の是非について考えましょう。

ブリストル・マイヤーズからの報告

既往歴に左長母指伸筋腱断裂の既往のある30代女性、右母指のばね指の症状に対し、ケナコルト4mgという少量を4年間で17回投与を行う。投与終了後221日目に母指屈筋権断裂を認めました。
この報告例では、すでにケナコルトを使用しなくても腱が自然に断裂したという既往のある女性ですから、腱鞘炎が起こりやすい体質があると思われ、さらに腱鞘炎から腱炎、腱の硬化→自然断裂ということが起こっていることから、断裂が体質的に起こりやすいという前提があります。そういう女性にケナコルトを使用して腱が断裂した。という事例を「ケナコルトが原因」と誤解を生むような論文発表をすることはフェアではないと感じます。因果関係が明らかになっていない論文発表ではあるものの、それを受けブリストルマイヤーズは2015年付けでケナコルトの重大な副作用として「腱断裂」を掲載し、その書面を全ての医療機関に送付しました。

腱断裂はしばしば自然に起こる

リウマチ患者では腱鞘炎、滑膜炎が極めて起こりやすく、腱が炎症を起こし、硬化して断裂しやすいことは既知です。また、アキレス腱は痛みが出始めると腱が太く硬化し、痛みがあるのに無理をして仕事をしていると、そのうち断裂してしまうこともよく知られています。
そうした腱炎部にケナコルトを使用すると、腱の浮腫が改善し、太った腱が細くなります。痛みも改善され患者は喜びますが、仕事や作業を繰り返していると、いずれは断裂するものです。そして断裂した際に「ケナコルトを注射すると腱が細くなって断裂した」と論文発表する医師が世界に大勢存在します。ケナコルトを注射すると腱が細くなるのは改善を意味していると思われ、細くなったせいで断裂したわけではないと思われます。むしろ細くなって浮腫が改善されると血行が改善するので腱の硬化が改善し、断裂しにくくなると思われます。
私の個人的意見ですが、ケナコルトが断裂させているわけではなく、ケナコルトが腱の硬化を防ぎ、痛みを改善させる効果が高いため、患者自身が無理をして作業をするようになり、最終的に無理がたたって断裂に至ると考えています。
もしもケナコルトと腱断裂に因果関係をみいだしたいのなら、腱が断裂したという既成事実のみでは無理であり、病理的にケナコルトの異物反応が特異的な炎症と硬化(線維化)を起こしているという証拠が必要です。それも、普通に断裂した場合と比較して明らかにケナコルトが原因であろうとされる特異的病理像が必要です。そうした証拠品を提出しないで因果関係を推測されることは、あまりよろしくないと思います。

ケナコルトによる腱断裂に一理あり

ケナコルトがどれほど消炎効果が高いかは世界中の医師がこれほどケナコルト使用注意(警鐘を鳴らす)を促す論文が発表されても、使う医師が減らないことから逆に理解できるというものです。私の感覚ですが、ステロイド投与が悪者扱いされ、一時ステロイドを使用する医師が駆逐された時代から比べると、年々ケナコルトを使用する医師が増えてきているような気がします。
ただし、ケナコルトは症状を鎮静化させる力が強いだけに、患者は「もう治った」と勘違いして自分の肉体を酷使する傾向にあると思われます。結果的に酷使が腱断裂を招きます。これは腱断裂だけに限らず、膝関節の崩壊も同様です。ケナコルトを関節内注射しながら重労働をすると、膝の寿命が短縮すると感じます。理由は、ケナコルトを用いなければ、膝の痛みは激しいものとなり、膝関節が崩壊する前に仕事をリタイアするからです。リタイアが結果的に膝の破壊を防ぐわけであり、ケナコルト使用で強力に痛みを改善させてしまうと、患者は膝を完全に崩壊させるまで仕事をしてしまいます。
私はすでにケナコルト使用の膝関節と、ヒアルロン酸使用の膝関節の崩壊度を比べる研究をしており、圧倒的に「ケナコルト使用の方が膝の寿命が4倍延びる」という結論を出しています。しかしながら、仕事を休むように指導したにもかかわらず、無視して労働を続け、ケナコルトを使用し続けた症例では、膝の崩壊が急速に進行します。痛みを取り除くことがあだになるわけです。

ケナコルトのインフォームドコンセントを!

私はケナコルトをアキレス腱に注射する際にはインフォームドコンセントを以下のようにしています。「アキレス腱が太く硬くなると断裂する可能性が極めて高くなります。私はケナコルトという消炎剤を用いて、腱を細く柔らかくし、そして痛みも改善できますが、何度も痛みを再発させますと、いずれは切れてしまいます。この注射をすることでアキレス腱の腫れと痛みはかなり改善されますが、そのおかげで無理ができてしまいます。1か月に1回ずつケナコルト注射を定期的に行わなければならないような状況になると、1年以内に断裂する可能性が高くなりますので、たびたび注射にこられないように仕事を調整してください。」とムンテラしています。
実際、アキレス腱へのケナコルト注射で、ほとんどの患者が完治し、二度目の来院はありません。それほど効果が高いということです。短期間に何度も注射を希望される患者様のみ、断裂という結末になります。ケナコルトが断裂の原因になっていないことは、他の完治した患者様が圧倒的に多いことからほぼ明らかです。一度でもケナコルトを注射すれば皆が断裂を起こすという事態となってはじめて、ケナコルトが腱断裂と直接の因果関係がありとなるのが正しい考え方ではないでしょうか?

ケナコルトの保険点数

ケナコルトは1瓶¥1100-前後の値段ですが、保険点数は¥268―と極めて安く設定されています。つまり、使用すればするほど赤字になるように行政側から仕組まれています。この意図的な赤字構成はケナコルトを使用する医師に金銭的なペナルティを与えているように感じます。しかも腱鞘内注射は¥250-であり、安すぎて商売になりません。商売にならないのに、腱断裂を起こす責任を背負わされるかもしれないのに、薬価差益がないのに、ケナコルトを患者様に注射してさしあげる理由は何なのか?を考えるべきでしょう。注射する医師側にとって何の得もない注射を、それでも世界中の医師がケナコルト注射をする理由は何なのでしょう? ケナコルトを腱鞘内注射に使うことは医師の献身のようにも思えます。 もうしわけありません。私の単なる勘違いでした。268円=1ccであり、 5ccで1340円で、薬価赤字はありません。

ケナコルトを注射する理由

やはり治るからです。腱が切れることはマレであり、ケナコルトが直接原因とは考えられないと、世界中の多くの医師がそう感じているからでしょう。私はケナコルトを用いることで手術を回避できた症例を何百と経験しています。ケナコルトを少量用いることで、手術することなく患者の症状が完治する例を経験してしまうと、患者の幸せを考えた場合、使用したくなります。医者を長くやっていると、そういう症例にたくさん出会い、真実を知るようになります。

開業医しかケナコルトを用いません

ケナコルトの危険性がこのように論文発表されている中、ケナコルトを使用することは、その論文を信じていないことを意味します。医師が大学に所属している間はケナコルトを使用しませんが、大学を辞めて開業すると一斉にケナコルトを使用し始める様子は滑稽でもあります。医師たちはケナコルトの危険性に関する論文を、薄々「嘘や誇張である」と認識しているかのように思えるからです。現実は大学の思惑通りには行きません。

ケナコルトを用いると、治らないものが治る

ケナコルトの治療効果は想像以上です。例えばスポーツ選手が「手術をするしかない」と言われている関節の痛みを、ケナコルト注射で復帰させてしまうことなど日常茶飯事です。しかし、こうした事実は「症状を治せなかった過去の偉大な教授先生たち」にとっては認めることは許しがたいことです。教授が治せなかった症状を開業医が治してしまうことを認めてはいけないのが医学界というものです。なぜならば教科書や治療ガイドラインを作り、国家戦略としての保険医療を作っているのは教授たちだからです。認めることは国家の福祉システムを壊すことにつながります。
こうした、水面下に動く政治を、医師たちが臨床を経験するほど知るようになります。その政治が作り出した「ケナコルトで腱が断裂」という論文を、開業医たちは無視するようになり、そして患者の幸せを考えて使用するようになっていきます。

ケナコルトの副作用

ケナコルトの副作用はまだまだ知られていないものがあります。私はその中で副腎機能低下症、汎下垂体機能低下症について研究し、血中コレステロール値が高い場合に、少量のケナコルトでもこうした合併症が発症するリスクが高くなることを発見しています。
何が言いたいかというと、ケナコルトを医学界全体で使用させないようにする不穏な圧力があるにしても、やはり使い方が難しい薬剤であることは確かであるということです。開業医が研究もせずにたやすく湯水のごとく使用してよい薬ではないので、取り扱いには慎重になった方がよいと思われます。

ケナコルトの副作用追記にアナフィラキシーが加わった

 ショック、アナフィラキシー

ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、全身紅潮、血管浮腫、蕁麻疹などの症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
いまさら追記することではないと思われますが、これはほぼ当たり前のことであり、全ての薬剤がアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。いまどきにこういう情報を流すことに、なぜ?いまさら?と別の意図を感じてしまいます。
ケナコルトが拒絶反応を起こす例があることは実体験から認識しています。ケナコルトを注射した患者様の一部で2~3日、顔のむくみ、顔面紅潮、蕁麻疹などが必ず出現する人がいるからです。しかし、ケナコルトだけが他の注射薬剤よりも明らかにその確率が高いと感じたことはありません。むしろ抗生剤の点滴などの方が高いと思われます。
ちなみに上記の患者様は膝関節内注射にケナコルトを用いていますが、「蕁麻疹が出ても、顔が赤くなってもいいからケナコルトを注射してほしい」と切望します。よって私はこの患者に蕁麻疹予防にポララミンを1週間分処方しています。副作用のマイナス面を差し引いてもこの患者様は膝関節の痛みが驚異的に改善するケナコルト注射を切望されます。それはケナコルトを注射しなければ膝の痛みのために仕事にならないからであり、生活が成り立たないからです。こういった患者の生活を守るために、体に合わないとわかっていても、使用した方が患者様の人生にとってハッピーである例があります。そうした柔軟な対応を封じた内容が上記の追記文であると言えます。
追記文を無視して柔軟な対応をすると、万一その結果で医療事故が生じた場合、医師は全ての責任を負わされてしまいます。よって追記文は医師をケナコルトの使用に怖気づけさせるに十分な効力を発揮します。

さいごにひとこと

もう一度いいますが、私はケナコルト使用推奨派ではありません。真実だけを見ようとして医師をやってきただけです。その眼鏡で書いた私の個人的な意見です。正しくないかもしれませんので。あしからず。

ケナコルト注射による腱断裂についての考察」への31件のフィードバック

  1. テニス肘を患っております(原因はゴルフです)
    サイトを見させていただいて先生の治療を受けたいのですが
    可能でしょうか?

  2. ケナコルトの腱鞘内注射は少量であれば安全というのはいかがなものでしょう?
    家兎の右後肢アキレス腱に酢酸ハイドロコルチゾン5mgを0.2ml溶液にして25G針で約1cm刺入して注射、左後肢は対照として0.2ml 0.9%生食を注射した古い論文があります。72時間でコラーゲン線維の壊死が起こるそうです。ケナコルトであれば少量でもより効果は強いと推察します。

    free DL出来ますのでご参照下さい。

    http://www.boneandjoint.org.uk/highwire/filestream/11821/field_highwire_article_pdf/0/729.full-text.pdf

    日本でも同様の論文は出ています。「副腎皮質ステロイド注射はラッ ト腱細胞のアポトーシスを誘導する」

    • このような反論を記載していただき、その勇気ある行動、正義感に非常に感服しました。これは嫌味ではなく心からありがたい気持ちでいっぱいです。本来、このサイトはこうした反論を検証していくことでしか発展しないと考えていましたので、まず第1号として感謝しています。
       まず、ステロイドですが、人は炎症が起こればその箇所に体内(副腎)から生産される自分のステロイドが移行していき、炎症を抑えようとします。ステロイドでアポトーシスが起こることが病理学的に示されても、人の体(副腎)はステロイドを分泌させます。アポトーシスが事実であることと治療は別次元で考えてほしいと願っています。
       人の体でさえ、体内の炎症を抑えるためには「何かを犠牲にして何かの利益を得る」ということを常に行っています。アポトーシスの事実はその中の「何かを犠牲にして」の部分の研究であり、それは素晴らしいことです。しかしそれは「何かの利を得る」ことを否定する事実ではないと思います。リスクがあるから治療をすることは悪であるとするならば、副腎という組織自体が悪になります。
       また、私は、そうしたリスクを患者に負わせることが正義だとは思っていません。リスクが、注射方法や薬剤の量や濃度、アレルギー反応や体質に依存することを研究したうえで、どうすればリスクを減らせるか?の研究を建設的に行っていくべきだと考えています。そうした研究を行っている数少ない医師の一人が私です。ステロイドでアポトーシスという文献にはそうした建設的な研究をも阻止してしまっていることに非常に残念な気持ちでいっぱいです。ケナコルトのリスクと効果をお読みいただければ幸いです。
       さて、話は変わりますが、ここに掲載した私の論文は「かなり嫌味な言い方」になっていて、ステロイド反対派の方々の正義感やプライドを汚すような言い回しになっていたことをお詫びし、反省しています。これでは議論する前に互いが姿勢を硬化してしまい、相手の意見を聞き入れる余地がなくなってしまいます。申し訳ございません。リスクとベネフィットのバランスを考えることが、医学だと思います。全ての治療にリスクがあり、特に手術にはステロイドをはるかに超えるリスクがあり、そうしたリスクを簡単に患者に負わせてしまう外科医たちにそのモラルが問われるべきでもあります。医学は患者のためにあるようで、患者のためにないのが残念です。

  3. 昨年七月に簡単な肩鍵盤断裂手術をしました。今だに以前よりひどい運動障害があります。外旋をするといたみがでます。先日 ケナコルト40mgを始めて注射しましたが、2・3日して手を動かした後、肩と上腕にひどい痛みがでました。これは注射がきかなかったのでしょうか?ちなみにレーザーもあまりきかない気がします。出来れば先生に診ていただきたいと思いますが、可能でしょうか?

    • 言いたくはありませんが、ケナコルト40mgは量が多すぎます。健康を害する量です。そして、注射の効果がないことから、注射が狙った箇所に入っていないことがわかります。肩の注射は極めて難易度が高く、的確に入らないことがほとんどです。的確に入れるにはかなり高度な技術が必要ですが、厚生労働省が決めている治療費がたったの800円ですから、医師は治療を行うと赤字になり、かつ、高度な技術が必要なこともあって、「本気で注射技術を高めよう」とする医師が皆無に等しい現状があります。この国のこういう現状では、肩の治療は進歩することが極めて難しいです。

      ただし、ケナコルトは局所にとどまって、2週間以上効果を発揮しますので、時間が経過すると効いてくることもあります。多少期待を持ってください。

      肩の痛みにはおおよそ3種類あります。1、腱板周囲の痛み、2、関節内の痛み、3、頸椎神経根由来の痛みです。この3つとも、高度な治療技術を要します。かつ、普通の整形外科医は1しか行いません。かつ、1でさえ、ほとんどまともに成功していません。よって肩の痛みを治せる医師に出会うのは砂浜に落としたコンタクトレンズを探すよりも難しいと言えます。もともとこれらの技術を800円で行うことは絶対に無理です。800円はほとんど無料と同じ意味ですから。つまり、国が「注射で肩の治療を行うことを認めていない」のと同じ意味です。肩は自然に治せ!医者にかかるな!というのが国の方針です。日本の保険制度では、肩は治せません。後ほど連絡差し上げます。

  4. はじめまして。
    ケナコルトの局所注射のことを調べていて先生のブログにたどり着きました。
    実は私は美容整形手術で顔にデコボコができてしまった者です。
    先生のブログはとても真剣で相談されている方ももっと深刻な身体の不調に悩まれている方ばかりです。なので、このような悩みを書き込むことはとても恥ずかしく、軽蔑されるのではないかと思ってしまいます。
    しかし、もう4年も悩んでおり、とても孤独で精神的に限界にきており、ずっと避けてきたステロイドによる治療をやってもらおうかと思い、自分でもいろいろ調べておりました。
    ステロイドの記事に関してということではなく、こんなお医者様もいらっしゃるのだなと感銘を受けたしだいです。
    私は今、美しくなりたいという欲望のために、健康である自分の身体にメスを入れてしまったことを、ひどく後悔しています。執刀医のみでなく、方々相談に歩きましたが、親身になってくれる医師には出会えませんでした。
    ほとんどが気にしなければいいという意見でした。デコボコは明らかにあるけれど、他人の犯した失敗に巻き込まれてたくないというのが正直なところだと思います。美容医療の結果には主観もあるため、気にしなければという意見もわからなくはないです。
    それでも、もし可能性があるなら、100%元どうりになることは無理という結果は受け入れた上で、少し改善するような治療は受けたいと思います。
    先生は整形外科系が専門いらっしゃるのかと思いますが、私のような症状に対するステロイド治療なども行いますか?例えば、疾患で言えば、ケロイドや肥厚性瘢痕と類似のケースになるかと思います。

    • 残念ながら私は皮膚瘢痕の治療をおこなっていませんし、自信がありません。瘢痕の原因が吸収糸が残っている場合があります。吸収糸が吸収されないことがしばしばあるからです。その場合は吸収糸を抜去することが最善ですが、これは技術的に難しいかもしれません。

      ケナコルトは効果が高いですが副作用として皮膚の表面が異常に薄くなる、くぼみができる、白斑ができる、というものがあります。ケナコルト自体がアレルギーの原因になる方もまれにおられます。だから使うのはやめた方がよいというのではなく、使い方が難しいと思います。効果が高いものはリスクも高い。だからある程度リスクを覚悟して治療を行わなければなりません。水溶性のケナコルトであればリスクは低いですが効果も低いでしょう。どちらを選ぶかは自分の意志で決めるべきだと思います。自分の意志で決めて、希望を医師に伝えるとよいと思います。

  5. テニス肘で診察をお願いしたいです。
    ゴルフでテニス肘となり近所の整形外科で二週連続してケナコルト40mlを注射しましたが一向に改善しません。二代目の若様の治療が不安で自分でいろいろと調べた所、ここに辿り着く事が出来ました。宜しくお願いします。

    • 2週連続ケナコルト40mgはかなり過剰な量ですので「やばい」と言えます。こういう使用を行う無謀な医師がいるため、ケナコルト自体が否定的なイメージを作ってしまいます。いろんな意味で残念です。

      さて、2度の注射で治らないテニス肘は原因がテニス肘ではないことが多いでしょう。関節内の骨・軟骨の損傷や頸椎からの神経痛に原因があることを考えますが、いずれも整形外科医には荷が重いと思います。というよりも、日本の保険医には荷が重いです。

  6. テニス肘です。草取り作業で発症したようです。
    左肘にケナコルト40mgを、
    H.26年「7/24」
    H.27年「3/11」と「7/29」
    H.28年「1/15」と「5/23」
    に注射してもらいました。

    とてもよく効き助かっていましたが、注射の間隔を見てみますと8ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、4ヶ月となっています。今既に左肘が先月から痛んでいますが、それだと最後の注射から2ヶ月で再注射することになるので、大丈夫なのかと心配で我慢してきました。でも次第に日常生活のいろんな場面で痛みを感じるようになってきましたし、痛みの度合いと広がりが増して来ているように思いますので、どうしたものかと思案しています。

    このサイトを読みまして、痛みが消えても無理をしてはいけないのだと分かりましたので、これからは痛みが治まっても、痛みが出ないような動作を心がける必要があると理解しました。

    上記のような間隔で注射をしてきているのですが大丈夫でしょうか?今(最後の注射から3ヶ月になりますが)またケナコルトの注射を受けても大丈夫でしょうか?それとも問題があるでしょうか?何かアドバイスがありましたら頂きたくコメントを差し上げている次第です。

    因みに右肘も痛み始めましたので今年の「1/13」と「7/15」にケナコルトの注射を受けました。今のところ右の痛みはまだ痛みはありません。

    • ケナコルト40mgは多すぎる量ですが、注意すべきは腱断裂ではなく、副腎機能低下症、下垂体機能低下症です。私の研究ではコレステロール値が高い人が、ステロイドを多く使用すると発症します。これはコレステロールを下げる薬を使って値を下げていても無駄で、もともとのコレステロールが高ければ発症しやすいというものです。近くの内科に行き、事情を説明し、ACTHとコルチゾールの二つを測定してもらうことをお勧めします。これらの値が少ない状態では、ちょっとした病気で高熱が出るな、いろんな病気の症状が強く出るなどの危険な状態になります。数か月続きます。

      測定して問題がなければ、宇h他旅ケナコルトを使用しても大丈夫です。ただし、医師はなかなか患者の希望を採用しません。その理由は最近のブログ、「日本の医療への苦情」をお読みいただければわかります。

      • 早速のご返信有難うございました。

        早速内科を受診して、ご指摘の「ACTH」と「コルチゾール」の二つを測定してもらうことにいたします。

        P.S. できましたら、当方の名前をここに表示した「mimi」に変更したいのですが、そちらで最初の文面の分も変更することは可能でしょうか。できたら有難いのですが。

    • ケナコルト40mgは多すぎる量ですが、注意すべきは腱断裂ではなく、副腎機能低下症、下垂体機能低下症です。私の研究ではコレステロール値が高い人が、ステロイドを多く使用すると発症します。これはコレステロールを下げる薬を使って値を下げていても無駄で、もともとのコレステロールが高ければ発症しやすいというものです。近くの内科に行き、事情を説明し、ACTHとコルチゾールの二つを測定してもらうことをお勧めします。これらの値が少ない状態では、ちょっとした病気で高熱が出るな、いろんな病気の症状が強く出るなどの危険な状態になります。数か月続きます。

      測定して問題がなければ、宇h他旅ケナコルトを使用しても大丈夫です。ただし、医師はなかなか患者の希望を採用しません。その理由は最近のブログ、「日本の医療への苦情」をお読みいただければわかります。

  7. ケナコルトについて調べておりましたらこちらにたどり着き、藁にもすがる思いでコメントさせていただきました。

    40歳、女性、リウマチ歴17年です。

    膝の関節の、変形がかなり進み、痛みも酷く、歩行に支障をきたしてます。
    長年通っていた大学病院では、手術は避けられないかもしれない。
    といわれ、それをなんとか避けられないかととある開業医に出会い、10ヶ月前からお世話になってます。

    その先生の治療から
    エンブレルが始まり、初診でケナコルトを注射してもらい、
    注射翌日、奇跡が起きたかと思うほど足の痛みが消え失せ軽快に歩けるようになりました。
    その後、完全とはいかないまでもいい状態で過ごすことができていたのですが、ちょうど二週間前、糸がいきなり切れたかのように膝の痛みが突如再燃。
    また曲げるのも伸ばすのも、寝ていても痛くて耐え兼ねケナコルト二回目を10ヶ月ぶりに両膝にうちました。
    前回は翌日には効いて楽になっていたのですが、今回、2日経った今も痛みが取れません。
    二回目ということで効果がなくなってしまったのでしょうか?
    効果がでないほど、関節の状態が悪くなってしまったのでしょうか?
    曲げ伸ばしするたびにコリコリ音がして痛いです。

    • 痛みがとれない場合の理由は二つあります。一つは坐骨神経痛が合併している場合、一つは関節というよりも骨が破壊されている場合、です。骨が破壊されている場合、注射は一切効果がなくなります。骨折(骨破壊)の痛みですから・・・

      骨破壊の痛みを治療する方法は「体重をかけない」以外には存在しません。よって、車椅子や松葉づえの使用を最低でも1か月行わなければなりません。しかし、骨破壊かそうでないか?を適切に判断することは膝専門の整形外科医にさえ無理ですので普通に整形外科に通院しても治療になりません。もちろん、あなたが「とにかく免荷で1か月頑張って挑戦してみる」とイチかバチかの賭けに出るというのであれば問題はありません。しかし、治る保証がないのに、1か月免荷する勇気があなたにはありますか?という問題になります。

       このような「治らない膝の痛み」を的確に指導して治していくには、「治らない膝の痛みを実際に治療して治した実績が豊富にある医師」の指導の下に治療する必要があるわけです。そうでなければ努力が無駄になる確率が高くなります。しかし、そんな医師は全国を探しても私しかいないわけです。なぜなら、学会で誰もそういう治療法を発表していないからです。私はきっちり研究しています。しかし整形外科医は骨壊死を伴い、痛みの強い膝は「手術以外に方法がない」と信じています。

      西洋医学というものは外科医に都合よく作られていることが多く、外科医の仕事がほされてしまう方向には研究がなかなか進まないものです。その中で、私は外科医の仕事をほす研究ばかりを行ってきた異端児なのです。自慢しているわけではなく、手術を避けたいのなら私の指導を仰ぎに来るか、イチかバチかで自ら免荷に挑戦するか? を選ばなければなりませんよ。というお話です。全国に異端児医師は探してもなかなかみつかりません。そして異端児医師を信じるかどうかも、全てあなたの自己責任です。

       

      • お忙しい中お返事を賜りありがとうございます。

        骨破壊と認めるのが怖いですがおそらくこちらなのでしょう。

        一ヶ月の免荷。
        今の私の生活では難しいです。

        まだ小さい子どもの子育てしながら家計を私が支え、加えて病気の治療…
        時間的にも経済的にもその選択はまず無理で、
        ということは
        痛みをロキソニンを服用で、我慢しながらなんとか生きていくしかないですね。
        宿命なのでいたしかたございません。

        一生付き合っていく病院と受け入れているつもりですが、
        年々悪化する自分のからだが不安と恐怖でしか感じられません。

        こんな話を聞かされてもお困りとお察ししますが、
        ケナコルトが効かない=骨が破壊されている
        なるべく無駄な負担はかけないように生きていくしかないと覚悟しなければならないと思いました。

        • なるべく負担をかけないように生きれば、1年くらいがんばれば落ち着きます。1ヶ月免荷とは、早く治すための治療法であり、ゆっくり治すと覚悟すればなんとかなるものです。ただし、痛みが強い期間にその痛みを無視して生活をすると、普通の変形スピードの数十倍の速さで変形が進みますのでそれを理解した上で人生を送ってください。

  8. ケナコルトが原因で起こり得る石灰沈着について直接お聞きしたいと思っております。可能でしょうか。

    • 直接質問する(メールなどで?)のはご勘弁ください。ケナコルトを局所に大量に入れると、ケナコルト自体が異物となり、その箇所に血行障害を起こすと思われます。ケナコルトは固形ですので。石灰沈着は一種の細胞適応であり死んだ細胞のゴミ処理の過程で析出するものと私は考えています。やはり、局所に入れる量が問題になると思います。

  9. はじめまして。36歳の男性です。

    2016年4月より、右手人差し指の付け根に痛みがあります。

    趣味でバスケットボールをしていたのですが、
    この1年間は痛みでプレイできておらず、復帰するのが目標です。

    主な治療歴は下記となります。
    ■スポーツ整形8ヶ月(昨年)
    ・1ヶ月に1回のリハビリ(電気、マッサージ系、ボールを握るリハビリ)
    ・リンデロン注射1回(手の甲側)
    ・ケナコルト注射1回(手のひら側)※使用量不明
    ■手の専門医3ヶ月(今年)
    ・ケナコルト注射 5mg1回(手のひら側) ※10日前(5月12日)
    ・1週間に1回のリハビリ(主に伸ばす動作。開く閉じる。握る・反る。)
    ■他にスポーツ整形や指専門医を5ヶ所ほど回っていますが、
    長期間通ったのは上記2院のみです。
    ■鍼灸 1ヶ月半(計10回)
    ■2ヶ月間の安静

    大きめの痛みが出る動作は下記となります。
    ■付け根の関節を鳴らす(痛くてできないので鳴らしていません)
    ■指を反る(バスケのシュート動作ができません)
    ■指の股を広げる
    ■ペットボトルを開ける(開けられない)

    小さめな痛みが出る動作です。
    ・ボールを握る
    ・ポケットに手を入れるとき
    ・靴を持ち上げる
    ・寝ていて布団を持ち上げる
    ・関節を触る

    痛みが出ない動作です。
    ・握力測定のように強く握る
    ・懸垂などでブラ下がる
    ・グーパー

    受傷のきっかけは不明です。
    強く打つ、突き指、などの思い当たるきっかけがありませんでした。
    なんとなくの違和感から始まり、慢性化してしまいました。

    スポーツ歴が長く突き指、捻挫、足首の手術、TFCCと
    様々な怪我やその後遺症を経験してきましたが、今回の
    人差し指付け根はそのどれとも違うタイプで、大きな痛みは
    ないものの、かといって改善することがありません。

    レントゲン、MRIに異常はなしとの見解で、
    腱鞘炎、バネ指も否定されています。

    先生の診察希望です。
    よろしくお願い致します。

    • 関節内の一部に小さな骨壊死があるのではないかと推測します(MRIで見えないくらい小さい骨壊死巣)。まあ、一度私が診させていただきたいと思いますが、MRIは持参できますか?

      • お返事ありがとうございました。

        MRI撮影した整形外科に問い合わせてみます。
        近日中にMRI持参して伺わせていただければと思います。

        よろしくお願い致します。

  10. 腱鞘炎に対して、ケナコルトを最小量で処方して下さるというのを拝見し、メールさせて頂きました。私は指を使う仕事をしているため、安静にして治すことができません。

    過去何度かいくつかの指で腱鞘炎をやっていて、ケナコルトは計4回程度、オペは1回やっています。今回の腱鞘炎でも、これまでのように整形外科に行ってケナコルトを打ってもらおうとしたら、「同じ部位には2回までにした方がいい。腱が断裂するかも知れないから」とのことでした。

    今回の部位には既に1回、もしかしたら2回打ってる可能性もあるので、断裂のリスクを最小限にして仕事を続けたいと考えています。

    貴院は都内とのことなのですが、診療曜日と受付時刻、ご住所や連絡先なども教えて下さい。よろしくお願い申し上げます。

    • ケナコルトによる治療を行うべきと思いますが、まずその前に知っておくべきことがあります。腱鞘内注射は厚生労働省が治療費を270円と設定したため、この注射は「病院側にとっては赤字治療」となり、さらに腱鞘内にステロイドを注射して腱断裂、動脈損傷、神経損傷などをおこすと、その責任も問われるため、実はその赤字が小さい金額ではありません。訴訟されるリスク(事故の責任を問われる料金)まで計算に入れると、1回の治療は1万円以下にはならないでしょう。それを270円で行うわけですから「誰も行わない治療」「医師ならば誰もが嫌悪する治療」と化しています。

       これは「厚生労働省による治療潰し」と言われるもので、値段設定を安くすると、その治療を行う医師が存在しなくなり、事実上、その治療行為を国が認可していないことになります。値段を格安に設定すると治療潰しになるという仕組みです。

       腱鞘内注射は、しろうと医者が行うと、神経や血管を損傷するリスクが高く、かつ腱断裂のリスクもあり、とても簡単な注射ではありません。それを270円に設定するという意味を理解しなければなりません。

       私はこうした国が「事実上認可を認めていない治療」の数々を、高等なテクニックを用いて行っていますが、それを保険で行うというような屈辱には耐えることができません。よって、予約をするだけで料金が発生するようにし、かつ、自費診療で行うことで屈辱をしのいでいます。このようなことをご理解いただけない患者様とはかかわりを持ちたくないという正直な気持ちがあります。

       日本の保険制度は崩壊寸前であり、そのためのしわよせが患者に押し寄せていることを理解していただける患者様としか信頼関係を結べないという状況にあります。靭帯や関節の悪い患者様は「命に関わらない疾患」であるため、わがままを言う患者様が多く大変困っております。私の診療所には「命に関わる、人生が地獄に落ちてしまっている」ような難病の患者様ばかりが来られますので、「軽度の症状」の患者様が、「お客様は神様だ」というような顔で来院されることに大変困惑する次第です。

       どうか「私があなたという医者を選んでやってるんだ」という顔をされないことを最初から述べておきます。特殊技能をお持ちの方はまるで自分を神様のような特別の存在であると勘違いされている方が多いようです。当院ではそういう方は他の患者様に大変迷惑になりますので、どうかそのところだけはご理解いただきたいです。

       追伸。あなた様がそうであると述べているわけではありません。腱や靭帯・関節などの治療で当院に来院される方たちのわがままに、さんざん悩まされており、そのうえ、高等な注射技術を奉仕価格で治療し、屈辱を味わってきたという現状を、述べているだけですので、どうかお気になさらないでください。

  11. お世話になります。
    83歳になる母(膠原病・膝関節痛)について、以前こちらのサイトで先生からアドバイスをいただきました。
    その節はどうもありがとうございました。
    現在膝の方は、五カ月に1回のケナコルト注射のお陰で 痛みのコントロールができている状態です。
    CRPの値も注射を打ってから二か月間くらいは、2.0以下になります。

    今回は、手(手首と指の腫れと熱感と痛み)について相談させていただきます。
    7/5に膝にケナコルト注射を打ってもらい、1ヵ月間安定していたのですが、台風5号が日本に来た頃から手首と手指の痛みが強くなってしまいました。

    このような状態で、手首や手指にケナコルト注射をすることは可能なのでしょうか。
    母の場合、膠原病で高齢なので それが心配です。
    とにかく痛みをなんとかしてあげたいのですが…

    アドバイスを頂けますと幸いです。
    何卒宜しくお願い申し上げます。

    • ケナコルト注射はそのトータル量をしっかり管理していれば問題が起こりにくいと言えます。私の場合、1か月に10㎎という安全域を設けて治療にあたっています。まあ、1か月に20㎎でもほとんど大きな問題にはなりませんが、それ以上は副作用の問題があります。トータルで使用量を制限していれば何か所に注射しても大丈夫です。

       ただし、指や手関節に注射ができる医師がほとんどいません(もちろん、私はできます)。いたとしてもミスをされる可能性が高くなります。腕の立つ医師が近くにいて、手や指に注射してくれるというなら、極めてラッキーなことです。そういう医師はなかなか出会うことが少ないため、私の患者の中には四国から毎回飛行機で来院して手や指に注射をしに通う者もいます。飛行機通院までして私のところに来るか、注射をしてくれる医師を近くでみつけるか?ですね。

  12. 先生、ご多忙中にも関わらず どうもありがとうございます。

    ケナコルトの量について、確認させてください。
    母の診療明細書を確認したところ、ケナコルト-A 40mg/1ml 1瓶、と記載されております。
    これはケナコルトが40mg入っている注射を打っていることになるのでしょうか。
    4~5カ月に1回の頻度ではありますが、
    先生が問題ない量と仰っている20mgをはるかに超えています。
    これは「ヤバイ」域に入りますでしょうか…。

    因みに前回は7月5日に片膝に打ちました。

    • ケナコルトの副作用について知りたいのでしたら、私のサイトの右上にある検索マーク(虫眼鏡マーク)のところに「ケナコルト」と入力して検索すると4つや5つのファイルがヒットしますので、それを読めばいろいろとわかります。医師たちがケナコルトの使い方を知らないことが理解できると思います。特に副腎機能低下症は問題になりますのでこちらをご覧ください。

  13. 先生、貴重な掲示板を何回も占めることになってしまい申し訳ありません。

    先生の予約がいっぱいで直ぐに診ていただくのは困難と思われたので、膝に注射を打ってくださっている主治医にメールで相談しました。
    痛みと腫れと熱感が強く、苦しい。ケナコルトを打ったら緩和されますか、と。。
    可能性はある、と即レスがあり割り込みで診察して貰えました。
    大学病院の勤務医ですが、苦しいときは即対応してくださることもあり、毎回謝礼をお渡ししています(母と私にとっては、自費レベルの医療と同等の価値を感じていますので…)。
    ただ、明細書にはケナコルトてはなく、キシロカイン、デカドロンとの記載されています。
    また、専門は膝なので手首については専門外です。

    先生の解説を拝読したところ、多少ポイントがずれていても少しはよくなったりする、とのこと。
    一晩、様子を見ることにしました。

    先生に診て頂くとなると、やはり1カ月以上前にインターネットで予約すれば宜しいのでしょうか。

    何度も恐縮です。
    今後とも宜しくお願い申し上げます。

    • 私の診療所は緊急性が高い人のために、常に緊急枠という予約枠を設けております。が、現在大阪に研修に来ており少し、難しい状態です。秘書の方からメール差し上げます。手首への注射は、手の専門家であってもできません。よって専門が膝であろうと手であろうとそれとは関係なく正しくできる医師がほとんどいません。とても残念なことですが、整形外科医教育の不甲斐なさであると思います。ですが、あなたのいうとおり注射がうまく入っていなかったとしても多少は効果あります。ただ、腫れている関節に注射を行うと、場合によっては腫れを助長するかもしれないという恐怖心や責任の重さがあるため、なかなかケナコルトを手関節内に治療できる勇気のある医師はいません。治した実績のある医師でなければ、なかなか注射を手首に打つことは難しいでしょう。

       一つの解決策として、手首に副木つけて固定しておくと、痛みが軽減する場合が多いです。それで、少し様子を見てください。それでもダメなら私がなんとかしますが、たいへん申し訳ありませんが4~5日後になってしまいます。

やすこ にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です