医師も知らないMRIの常識

MRIは神話である

  •  MRIで異常がなければ「異常なし」、つまり「痛みがあるのはあなたがおかしい」と言われ(思われ)る。
  •  MRIで異常があれば「異常あり」、つまり他に痛みの原因があったとしても全てMRIで指摘された部分のせいと言われ(思われ)る。
  •  MRIで異常を指摘されないならば手術は必要ないと言われ、MRIで異常があれば「手術すれば必ずよくなる」と言われる。
これはほぼ世界の常識であり医師世界の非常識でもある。世界はMRIを中心に病態を考え始め、患者の痛みの原因の本質が何であるかを考える思考を止めてしまった。最近数十年の話である。MRIがあるから、医者は頭を使わなくなった…こういうMRI神話が異常であるということは医者ではない人であっても気づき始めている。(「MRI神話は終わった」を参照)。しかしMRIを絶対といまだに信じている医者は少なくない。

MRIで異常なしの異常あり患者の山

名のある先生たちの多くは知らないだろう。MRIで異常なしと言われ、それでも痛みをかかえ、路頭に迷っている患者が世界中にどれほど多く存在しているか? そもそも名医が診察する患者は「選ばれし患者」である。異常がしっかり見てとれる典型的な患者しか名医たちには回されない。そんな選ばれし患者しか診ていない名医たちがMRIで異常がないのに神経因性の疼痛で悩んでいる患者がどれほど多く存在するのか?恐らく興味を持っていないだろう。たとえそういう患者が飛び込みで名医の元にやって来ても、MRIで異常なければ「腰髄に異常がないので様子を見ましょう」と捨て置かれる。私はそうした「他の医師から見放された腰痛患者」を専門に診療している。

 MRIは平らな台の上で寝て撮影する非常識

根性疼痛を訴える患者には、立っていると激痛が走るが、寝ていれば一切痛くないという者が少なくない。しかし、MRIは寝て撮影する…。この意味がわかるだろうか?これは異常が出ない状態で撮影しているわけで、異常なしと診断されるのは不思議なことではない。立つと激痛というのはあきらかに異常なのであるが、寝て撮影するからMRI写真では神経が圧迫されないので異常なし。ならば寝て撮影するMRIに何の意味があるのだろうか?ということを医者ならば真剣に考えてほしいと願う。こうした患者で撮影したMRIは偽陰性(異常があるのに異常なしと出てしまう)となる。
  MRIの常識   この図は私の腰椎椎間孔を体の側面からXPで撮影したものを、椎間孔だけを着色したものだ。これで極めてクリアに椎間孔の形がわかる。それぞれ側臥位、立位、仰臥位で撮影したもの。すると孔の形がこれほどまでに変化することがわかる。特にL5/Sの孔を見ればわかるが、立位では孔の面積がかなり縮小することがわかる。このように痛みの出る体勢で撮影することによって、圧迫の様子が変わるということを認識しなければならない。立位で痛みが出る患者のMRIは立って撮らないと意味がないだろうというのはこれで理解できる。寝て撮れば圧迫所見は映らない。
さらに、上の図の丸で囲んだL4/5立位の孔の形を見てほしい。まるでハイヒールであるが、これは立位になることでL4が後方辷りを起こし、上関節突起が下から孔に突出している様子である。これは立位で撮影しなければわかるはずもない。ただし、立位で撮影できたとしても、椎間孔の描出はMRIでクリアにでにくいため、診断するのは難しい。早い話が、寝て撮るMRIでは病気を再現することもできないし、読むことも難しい。特に椎間孔でのわずかな病変で痛みが起こっている場合、それは専門家にさえ読めない。
さらに付け加えると、歩くと痛みが強くなってくるという患者の場合、歩行中に動的アニメーションMRIを撮影しなければ本当の病態を映し出すことはできない。そのようなアニメーション撮影が不可能なMRIやCTというマシーンを神のごとくあがめる医者たちに疑問を感じたことがあるだろうか? 私は昔から彼らを疑っている。「MRIで異常なし」と言われ、治療を放棄された患者が世界中にごまんといる。私はそういう「治療を放棄された患者」を専門に治療しているからよくわかる。

MRIで異常ありの異常なし患者の山

腰痛や神経痛の症状のない患者にMRIを撮ることはほとんどない。しかし、病気のフォローアップのために症状のない患者の腰髄MRIを撮ることもある。そして驚く。毎度驚く。明らかに厳しい脊柱管狭窄のMRI異常像を呈するにもかかわらず、無症状の患者が山ほどいることだ。大きなヘルニア塊が正中に出ているというのに、何の症状もない患者の山だ。おそらく70歳以上の高齢者で農業をいそしむ者を対象に腰髄MRIを撮れば、そういう人たちの山を築くことができる。こういう患者が山ほどいることを偉い先生方は「本当に知らないのだろうか?」。病気を診て患者を診ないとは彼らのことを指すのだろうか? そういう人々の書いた書物で医師は腰椎を学んでいる…

関連痛とMRIと矛盾

Macnab腰痛という書物にはこんなことが書かれている。「何年か前に、どこか他の部位の病気のために腰椎のルーチンのスクリーニング検査として脊髄造影を行ったときに、患者の37%に腰椎に著名な陰影欠損があることがわかった。大部分の脊髄造影陰影欠損はL4-5にあり、すべて無症状だった。これを読んだ私は「おっ!偉い教授先生もこういうことを知っているんだあ~」とちょっと感心した。しかし、この偉い教授先生は別のページでこう書いている。
「多くの専門家は、両側性で、根性パターンや根緊張刺激あるいは圧迫所見のどれも伴わずに、下肢に非常にびまん性の感じを呈するとき、患者に関連痛があると認める。これらの患者がCTスキャンやMRIで脊柱管狭窄を認めなければ、おそらく関連痛である。」。関連痛とは、ここでは「原因がありもしない(または脊椎由来ではない)のに痛みを訴えている」というニュアンスで使われている。極論を言うと「心因性に誇張された幻の痛み」であるといいたいようである。根緊張刺激とは通常、SLR testを意味する。
  • 「両側び漫性の痛み」+「SLR test陰性」+「CTやMRIで狭窄所見がない」=心因性
しかし、残念なことに、私は上記のような患者をたくさんかかえ、「心因性」と誤診された後に私のブロック注射で治ってしまうという症例を多数経験している。つまり、心因性ではないという結論を導き出している。上記のセリフは多くの専門家たちに上記のような患者を診療放棄させる口実を作っているようである。このセリフのために世界中に腰痛治療難民をたくさん作ってしまったとも言える。偉大な教授のお言葉はこれほどまでに影響力が強い。
ではこの患者のCTやMRIで脊柱管狭窄の所見を認めたらどう判断するのだろう!即刻異常として手術を勧めるのか?狭窄があるけれ心因性の可能性が高いとするのだろうか? どっち? 実際の医療現場ではこういう症状を呈する高齢者に日常茶飯事に遭遇する。彼らのほとんどがCTやMRIで狭窄症の所見を認める。
前半部分では「関連痛である」と宣言し、後半で「異常を認めてしまった」場合、症状の原因を関連痛のせい(心因性)にするのか?脊柱管狭窄のせいにするのか?どちらなのか?グレーゾーンである。この文章はCTやMRIを最終決定の切り札として使っているようで、実際は前半部分の診察で関連痛(心因性)と決めつけているのだが、それが皆さんにはわかるだろうか? つまり、実際には「両側び漫性の痛み」+「SLR test陰性」=心因性 とし、「CTやMRIで狭窄所見がない」と、心因性を確信する。というように使われている。真実はCTやMRIで患者をふるいにかける。そういった矛盾した医療を世界中の整形外科医が行っていることがわかるのである。

私は腰髄MRIをめったに撮らない

MRIの所見と実際の症状が一致しない人が数多く(かなり高い割合で)存在する。それはきちんと患者を診察し、きちんと患者の話を聞いていれば(それらを心因性としなければ)わかる事実である。したがってMRIを撮影することが治療の足しにならない。
ペインクリニックの医師が無造作に何枚もMRIを撮影しないのと同じように、私も治療にMRIが特に必要であると感じたことがない。理由は前に述べたとおり。痛みを訴える多くの患者がMRIで異常なしだからだ。しかも、歩くと痛い。立っていると痛い。など機能的な痛みを訴える者ばかりだ。MRIが歩きながらアニメーション撮影して録画できるなら私はばんばんMRIを撮影するだろう。私は、撮影よりまず治療だ。治療しても良くならない50人に一人の患者のみMRIで撮影する。何か他に病変があるかもしれないからだ。50人中49人は治している。だからMRIを必要と感じない。

MRIを信じる教授の迷言

ここではMRIを絶対視する教授の迷言を挙げる。
  • 「CTスキャンやMRIで脊柱管狭窄症を認めなければ、おそらく関連痛である。」「要約すると、関連痛の概念はCTスキャンやMRIという形での、今日の優れた検査によって変わりそうである。Macnab腰痛第3版より」
これは腰痛の大家の迷言である。関連痛とはおおよそ「心因性に誇張された痛み」という意味だ。つまりMRIやCTで異常がないなら脊椎外科で診るべき病気ではないと言いきっているようなものだ。そして多くの脊椎外科医はMRIやCTで異常がないなら精神科へ患者を回すということを行っている。
MRIやCTの画像はあくまで参考にしかならないものだということは今までしっかり患者を親身になって診察してきた医者であれば誰もが知っていること。しかし、それは「しっかり親身になって他人の痛みがわかって」診察してきた医者であればの話だ。もう一度原点に返り、画像診断はあくまで補助だということを各自に言い聞かせる必要があるのではなかろうか。

MRIで異常のない腰・下肢痛の研究

上記の文章は私がまだ40前半の頃に鼻息を荒くして書いた文章である。なにせ、「MRIで異常がないので、痛みは心因性だから心療内科に行きなさい」と言われた患者を懇切丁寧に診療し、ブロック注射で片っ端から治して差し上げていたから鼻息が荒かったのである。腰痛患者を「心因性(キ○ガイ)」扱いして治療もせずに放り出す整形外科医に対して嫌悪感と敵意を持っていたころの話である。
しかし、今は違う。MRIで異常のない患者を「脊髄・脊椎不適合症候群」と診断名をつけ、脊髄・神経根の緊張で発症するパターンをいろいろと研究したからである(自己免疫や血栓などで起こるものもあり、その奥の深さを知る)。MRIで異常の出ない理由がわかってきた。「緊張所見はMRIでは異常として出ない。病初期はMRIで変化が出ない。」からである。そして、今では緊張所見をMRIで読む方法を研究するようになった。さらにMRIで脊髄の脱髄所見を読める訓練を、研究をしている(まるで神経内科)。つまり、現医学で異常のないと言われるMRIから異常を見つけ出す作業をしている。

MRIの異常は心眼がないと読めない

「MRIの異常は読む気がないと読めない」。臨床医であればこのことを肝に銘じてほしい。私たちの脳には各種、「異常の画像はこういうものだ」という医学書を用いて頭にインプットする。そしてインプットした異常画像が「今、目の前にある画像の中に存在するか、しないか?」をチェックしているにすぎない。診断しているのではなく、「あるのか?ないのか?」を調べている。これはコンピューターのウイルス駆除ソフトと同じ作業である。まずウイルスの定義をダウンロードし、その定義がPC内に「あるか?ないか?」を調べるのがウイルス駆除ソフトである。
医師たちがMRIを読むときも、まさにこのようなウイルス駆除と同じ作業が行われているだけであり、異常があるかどうかを考えているわけではない。つまり、「異常画像の定義」が頭にインプットされていなければ、目の前に明らかな異常があっても読めない。もしも、本気で優れた臨床医を目指すのであれば、異常画像の定義を考え出す側に回らなければならない。ウイルス駆除ソフトもまた、目の前にウイルスがあっても、その定義が入っていなければ全く無反応である。
MRIは、この診断器械が発明されてからまだ数十年しか経っていない。たった数十年で異常画像の定義が完成するはずもない。よって、今後もどんどん「異常画像の定義」を作っていかなければならないのが医師の務めであるというのに、ほとんどの医師が自ら考えようとせず、ウイルス駆除ソフトのようにただMRIをながめて、異常のあるなしだけを論じている。これでは医学は進歩しない。

最後に

MRIで異常を認めないことを大上段に振りかざして患者に心因性のレッテルを貼るのは医者の恥であると考えるべきであると思う。常に真実を追究してこそ医の道ではないだろうか。未知なる人間の肉体を診断しているというのに、自分は全て知っているというような驕った考え方で、人を診断していないだろうか? 今一度考えてほしい。

医師も知らないMRIの常識」への10件のフィードバック

  1. はじめまして61歳男です、先生のお話はズバリその通りだと思います、私は腰部脊柱管狭窄症で間欠はこうが出始め10年前に内視鏡手術3,4、5番、2年前に固定術2,3番、昨年固定しない除圧術3,4,5番計3回手術しましたが間欠はこうは改善しません,先週北品川の脊髄専門の病院で見てもらいまた、枝の神経がつぶれてるということで椎間板をスペ-サ-にとり替え固定しないと良くならないと言われました、まだ61なので良く考えてからした方がよいとの事です、先生がブロック中射の名医みたいですので治療受けなんとか良くならないものかと思いメ-ル致しました、宜しくお願いします。

    • 手術後の患者のブロックは極端に難易度が高くなります。硬膜外ブロックは仙骨からしかできません。よって神経根ブロックがメインの治療になります。しかし、間欠性跛行が改善できるレベルにまでに神経根ブロックで治療できるかどうか?はやってみないことにはわかりません。ただ、4度目の手術を検討中であるなら、神経根ブロックをまず受けてみて、効果を考慮したほうがよいと思います。

  2. 御指導願えれば幸いです。昨年11月に私が赤信号停車中に追突され 整形外科に搬送されました。本日まで首及び右腕上腕と肘のしたあたりと手のこうに痛みと痺れがあります。整形医師はMRIに異常がないからと、湿布しか出してくれず
    事故当日より ずっと痛みを訴えていますが、何もしてくれず、整形外科には月1回 整骨院に週3回 通院しております。しかし 痛みがよくならないため、
    今後 すっきり示談するためにも、神経学的検査を希望したかったため、昨日医師にお願いしたらMRIに異常ないから必要ありません、神経学的検査とはなんのことですか、誰に言われましたかと冷たく拒否され悩んでいます。

    • 神経学的検査は他人がわかるように神経に異常が出ることを示す検査です。普通は打鍵器による腱反射、筋電図などがありますが、これらは筋肉の動きに関する検査であり、痛みや痺れは「他人がわかるわけがない」ので今の医学では一切判明することができません。つまり、神経学的検査は「筋肉が動かない」状況以外では無意味であり、それが検査を断られた理由になります。また、検査は「患者が医師に依頼することができない」ことが厚生労働省によって決められています。ただし、自費ならば問題ありません。

       追突事故で他覚症状(他人が見てわかる症状)が存在し得ないため、しばしばそれは法律上で争われることになり、医学では検証できないものです。交通事故のむちうち損傷に医学は無意味かつ無力です。だから医者に何も期待してはいけません。これが現状です。それよりもペインクリニックに行き、今の痛みを除去する治療をしてもらうほうが得策と言えます。残念ながら、政治が交通事故被害者には冷たく扱う事を許しているわけであり、恨むべき相手は政治であり国家です。交通が産業を発達させているために、多少の被害は目をつぶるのが国家というものです。

       よって裁判を起こしても勝てる見込みは少ないです。下手に弁護士に頼むと、全ての治療費を自腹で支払う事になり、大損害をこうむる事件があいついでいます。よほど達人クラスの弁護士に頼まない限り、弁護士に頼るのはかえって損失になります。

  3. 先生のHPを拝見し、非常に感銘致しました。
    実は、私の息子は事故後からおかしな行動が目立ち、また、事故から半年後から痙攣発作が起こったのですが、脳MRIに異常がないことから早期に治療を受けることが出来ませんでした。
    症状ではなくMRIという画像所見のみの診断で、精神病扱いされ、後遺症の苦しみに加え、心まで傷ついてしまった経緯があります。
    (一昨年、3TのMRIで撮影したところ、脳りょうに異常所見が見つかりました)

    先生のように、MRIではなく、患者の訴えを真に受け止めていただけるお医者様が増えることを心から願っております。

    • 私は最後の砦であり「最後の奥の手」です。あらゆる方面から病気を改善させる道を探ろうとします。あらゆる方面とは、みなさんが考えておられる以上のあらゆる方面です。それは超自然現象も含まれております。私は医師であり科学者ですので、超自然現象を利用した治療法を勧めることはありませんが、必要とあらばコラボレーションしてでも救ってあげようと考えることもあります。そのくらい「最後の砦」かつ「最後の奥の手」です。困ったときには思い出してください。

  4. 3ヶ月前に転倒事故により、左眼底骨折と鼻骨骨折をしました。
    左前頭部もぶつけて、神経痛と眼瞼痙攣がある為、神経内科に通っていました。

    記憶障害や人格障害、指示がないと動けないなどの症状がひどくなってきましたが、CTやMRI画像所見がない事から脳には異常なし、年齢から見て更年期だと言われました。

    しかし、月経周期や量はいつも通り、更年期特有の症状はありません。

    仕方なく、婦人科に行き説明し、首を傾げられましたが検査をしてもらい、連休明けに結果を持って神経内科に更年期ではなかったと言いに行く予定ですが、先生のHP記事を見せようと思います。

    • この手の復讐のためにHPの内容を医師に見せることは時間の無駄だけでなく、一生その医師と決別する覚悟が必要です。何度も書いていることですが、西洋医学にケチをつけることは、それがたとえ真実であっても、アメリカ合衆国に宣戦布告していることと同じことであると言うことを常に言い続けています。HPの内容が正しいか正しくないかなど関係のないことです。西洋医学は今やアメリカが先導しており、日本の医師はそれに従っているだけです。MRIで異常が見つからない場合に、「異常なし」とするのも、アメリカ合衆国の合理的な考え方の一つです。日本の医師に何を言っても無駄です。アメリカ合衆国に行き、戦争を仕掛けるのでああれば、死ぬ気でテロリストになってください。という話です。怒りの矛先は医師に向けているのではなく、西洋医学に向けていることになっているという意味です。正しくても正しくなくてもそんなことは一切関係ありません。暴力のためにここの記事を利用することはやめてください。

       ちなみに、更年期、精神症状、と断定して、うるさい患者を追い払うのも、アメリカ合衆国のやり方です。日本の医師はそれにしたがっているだけです。医師が悪いのではなく西洋医学自体がそういう権力を持っているのです。担当医に怒ることはアメリカ合衆国に核ミサイルを落とそうと画策しているくらいに愚かなことです。

  5. 先生、こんにちは。
    いろいろと調べているうちに先生のHPにたどり着きました。私のMRI画像ですが、現在頸椎の3番目と4番目の椎間板が飛び出し、脊髄を圧迫ではありませんが、接触している状態です。首をひねった怪我後から、頭のふらつき、倦怠感、首を後ろへ倒すと首に痛みがある、右手の痺れ、右足裏の痛み、右足の痺れが急激ではありませんが、徐々に発生しており、最近は左指先の痺れが発生しております。MRIは怪我後から半年以上たってから撮影し、椎間板が脊髄に接触しているような状態となっていることが分かりました。が、担当医師曰く、この程度は圧迫ではないし、仮に圧迫だとしてもあなたの症状を説明することはできないと言われました。神経支配部位というのでしょうか、ここの部位の神経圧迫であれば体のどこそこの部分に痺れ等が発生するはずということだと思います。私の体の異常が他にないとしたら
    考えられるのはこの椎間板の飛び出しの脊髄接触ぐらいしかないかと思いますが、やはりこの部分の接触状態では私の症状は説明できないものでしょうか?と疑問に思っております。

    ぶしつけな問い合わせで恐縮ですが、神経ブロック療法で治す方法しかないかと考えております。お手隙の際に先生のご見解をお教えくださればと思い
    ました。

    • 現医学には脊髄の緊張という病態が正しく理解されていません。緊張があればヘルニアがあってもなくても神経根や頸髄・延髄が損傷するという考え方が現医学にないということです。緊張というものは厄介なものであり神経根が延焼する場合もありますし、脊髄の後根レベルでの損傷もありますし、延髄レベルの損傷もあり、それらのどこに真の原因があるかを診断できる技術が現医学には存在しません。

       頭のふらつきは、脊髄レベルの問題ではなく、延髄から脳にかけてのレベルの問題ですから普通の神経ブロックでは力不足です。上頚神経節ブロックなどが適していると思います。また、手のしびれには神経根ブロックが適していると思います。

       あなたの症状から判断すると、普通の医師には治療は難しく、誰もまともに治療してくれないと思います。しかしながら、西洋医学以外の代替医療師の中で優秀な者は治せる可能性があります。それなりのお金はかかると思いますが、それをしっかり覚悟して、治療に踏み込む心構えが必要だと思います。一般的な西洋医学に頼っていると、なかなか難しいと思います。

       私の治療をご希望であれば、返信ください。メールさせていただきますので。

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