症状とは?

症状とは?

いまさら、当たり前のことを述べますが…症状とは何か?という根本的な定義です。これまでは現症を基軸としてあくまで医師の視点で症状を定義していましたが、日常損傷学では視点を個人に向けます。他覚症状・自覚症状という医師中心の大変大雑把な考え方から一歩進んで患者中心の実用的な考え方をします。それは患者視点で日常生活において困っているものを症状とし、困っていないものは症状としないというものです。
例えば、左手にしびれが継続しているが、それほど気にもならないし日常に支障がないというのであればこれを症状と考えず、治療の対象としません。逆にプロゴルファーが左手のわずかなしびれが気になってスコアが伸びないというのなら、これは症状ととらえます。
これまでの医学では症状がどんなに強くても器質的な異常がないなら積極的に治療しない。日常で困っていなくても検査値に異常があれば治療…など患者の日常生活のことを無視した治療が多いと感じます。 それらの「患者の視点に立たない治療」を否定し、患者本位の治療をするのが日常損傷学です。そして最後に予防医学として、将来に困ったことが発生するリスクを考えて今から治療することも必要で、これは現在本人が困っていなくとも症状とみなします(後述)。 患者の視点で症状を拾い集めることで「必要とされる医学」が誕生します。

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