腰椎後側方固定術の致命的な欠点

はじめに

後側方固定術は椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の手術の際に、椎間不安定性を認める場合、もしくわ内側関節切除術を行う必要があり、その後の不安定性が予測される場合に第一選択とされる術式である。Pedicle Screw(以下PS)が開発されて以来、外固定はPSで行うことが主流になりつつあるが、PSの合併症(神経根損傷や感染)を考えると、より安全な本法が選択されることも多い。だが本法にはそれらとは別に致命的な欠陥がある。それは欠点と呼ぶべきものではなく、患者によって絶対に行ってはならない禁忌の術式となりうるということが知られていない。それは固定後に脊椎が後湾し、その結果脊髄や神経根の緊張を高めてしまうところにある。よって術前に神経根(馬尾)が緊張している所見があれば、この術式は禁忌となる。今後、本法の適応については患者選択を慎重にすべきであるとの警鐘としてここに記す。本文を書いたのは2010年であるが、最近はようやく脊髄が緊張するという概念が出はじめ、「脊髄終糸症候群」と言われるに至った。これは非常にうれしい進歩である。ここでは最近言われ始めた脊髄終糸症候群に後方固定を行って症状をさらに悪化させた例を紹介する。

術前術後の後弯

  • New Mook整形外科 腰部脊柱管狭窄症より
まず、敢えて教科書的な書物より症例を抜粋した。それは書物に掲載するくらいの症例は、術者が大成功と信じて疑わないものだからである。敢えて大成功の中からその欠点を抽出する。

症例1 54歳女性 第4腰椎すべり症

KK01KK02 左が術前、右が術後6年
L4/5の前方すべりは3.6㎜改善されている。しかしL3/4、L4/5、L5/S1はすべてにおいて後弯が進んでいる。椎間板の狭小化も上記の3椎間に認められる。6年経っているとはいえ、椎間板変性の進行は54歳にしては明らかに早すぎる。後弯角度は14.1°増加!(後弯がどういう悪影響を及ぼすかについては後述する)。

症例2 52歳 女性 第3腰椎分離すべり症

KK03KK04 左が術前、右が術後7年。椎体上縁に補助線をひき、後弯角度を測定。New Mook整形外科より
すべりはほとんど矯正されていない。L3/4が固定椎間だがL2/3で7.2°、L3/4で2.3°、L4/5で4.4°後弯が進む。しかし症例1のような椎間板の狭小化はない(これが普通)。幸運にもL1/2間で前弯が5.5°増加。これにより腰椎全体の後弯が8.5°増加でとどまっている。おそらくこのL1/2の前弯のおかげでL5/S1が後弯にならずにすんでいる。なぜL5/S1が後弯にならないか?それは重心の問題である。
前弯になると上半身の重心は後方に移動する。バランスを保つためには頸椎を前屈させるか、腰椎を後屈させる以外に直立していられる方法がない。頸椎を前屈させると視線が下がるので、たいていは腰椎を後屈させて代償する。腰椎を後屈させると骨盤が前弯し、臼蓋が後方に移動する。これでバランスをとるのが人間の直立2足歩行である。この症例の場合、L1/2で後弯が強くなったことにより、腰椎全体の後弯を阻止できたと思われる。むしろ稀なパターンである。この患者が将来的にL1やTh1で圧迫骨折が起こり、魚椎変形となれば、脊椎全体のバランスは一挙に崩れ(重心が前方移動し)、L5/S1の後弯化は防げなくなる。重心が前に移れば人間は骨盤を後弯にしてバランスをとらなければならなくなる。

後側方固定術で腰椎後弯化が進む理由

後側方固定術は「運動軸に近い固定」をうたっている。これの意味することは植骨後の骨癒合を強力な外固定によらず自然に近い状態で待つこと。しかし実際患者は術後の傍脊柱筋の疼痛のため背筋を強く効かせない生活を送る。すなわち前傾姿勢で固定されてしまう。結局「運動軸に近い固定」とは前傾(腰椎後弯)を意味する。骨癒合が完了すると固定部はたいてい5~10°前後の後弯となるが、後弯は重心を前に移動させるので人は骨盤を後傾させてバランスを保つ。そのためL5/S1も後弯となる(下図のイラスト)。
KK05  
「左は通常の脊椎。真ん中は後弯が進んだ脊椎。
  • 右図は骨盤を無理に前傾させてバランスをとった場合(脊椎を無理に起こして姿勢を正すとこうなる)。これを可能にするには腰椎で強前弯とならなければならない。こういうバランスのとり方をした場合、将来的に腰椎椎間関節の負担が増大し、関節変形・肥大が進んで椎間孔狭窄を起こしやすい。」後側方固定術ではイラストの真ん中のようになるのが最大の難点である。では後弯がどんな障害を引き起こすのだろう?これを以下に示す。

後弯は脊椎動物において危険

人間だけではなく、地上に住む脊椎動物全般で脊椎は後弯しないように作られている。ここで詳しくは述べないが、キリンでさえ水を飲む時は後弯(前屈)がなかなかできないため、前足を幅広く開きながら飲む。以下が前屈(後弯)の限界! KK06 人間においても例えば頸椎は最大前屈時でさえほとんど前傾とならない(曲がる人もいるがそれはアライメント異常症である!)。腰椎も同じく最大前屈時に曲がるのは胸・腰椎移行部のみ。0°以上に大きく曲がることはない(曲がる人もいるがアライメント異常症である!)。このアライメント異常症については現在研究・検証中。
ではなぜ後弯(前屈)が地上脊椎動物にとって危険なのか?それは脊椎の運動中心が脊柱管の前方にあるという宿命である。地上では脊椎が重力を受ける。この重力に耐えるために椎体が必要である。つまり椎体と椎間板を中心に脊椎が運動するので運動中心が前方にならざるを得ない。前方に運動の支点があると前屈をすると脊柱管は必ず引き延ばされてしまう。しかし脊髄は伸縮性に限界があるため、脊柱管が大きく引き伸ばされて限界を超えるとさまざまな脊髄炎、神経根炎を起こすのである。下にその原理を示す。
KK07 「脊椎が後弯(前屈)すると、その後方を走る脊柱管の全長が長くなり神経根が損傷されるというモデル。青●は後根神経節の位置だが、徐々に頭側に引き込まれることがわかる。地上の脊椎動物の脊椎は後弯すると脊髄や神経根に張力が働きリスクが増大する」一方、側屈の場合は脊柱管が引き伸ばされないので脊髄や神経根のリスクはほとんどない。以下の図。
KK08

症例3 自験例 39歳 女性

KK09 左が術前、右が術直後 L3/4、L4/5間を固定。固定した椎体は6.3°後弯し、腰椎全体でL1-S1間が11.9°後弯が進んでいる(私が手術したわけではない)。

後弯が進むと脊柱管が引き伸ばされる(MRIで検証)

以下のMRIは同自験例の腰椎矢状断の術前術後の比較である。 KK10 左が術前、右が術後。赤の矢印は脊髄円錐。赤の■点は脊髄円錐の位置から予測されるS1神経根の始点。薄い空色の線はS1神経根がたどる最短ルートである。
このMRIからわかることは、脊髄円錐の場所が等身大で6.6㎜頭側にシフトしているということ。これは腰椎よりも頭側で脊柱管の全長が伸びていることを推測させる。今回の手術が患者の姿勢を変化させてしまい、頸椎か胸椎で後弯が進んだ可能性がある。このMRI画像は荒く、脊髄円錐の正確な場所の同定が困難なので私の同定ミスも考えられるためこれ以上の論議は行わない。
次に薄い空色のライン(わざと薄くしてある)はS1神経根が通るであろう最短距離を示している。脊髄円錐の位置を考慮せず、L1椎体上円をスタート地点としてこのラインの全長を計測すると術前165.5㎜、術後174.3㎜であった。8.8㎜も全長が伸びている。もちろんこれは腰椎の後弯が進んだためだ。もしも脊髄円錐の位置測定が私の推定通りなら、さらに6.6㎜が加算され15.4㎜も全長が伸びたことになる。
周知のことであるが神経根は伸縮性がほとんどない。もし、術前の状態ですでに神経根に限界のテンションがかかっていたとしたらこの後側方固定術でさらに15.4㎜もの引き伸ばしの張力がかかることになる。当然この手術により症状が悪化する。これはS1に限定してその全長を調べたがそれ以外の馬尾神経にも高い張力がかかっていることが予測される。

MRIで馬尾神経の張力を予測する

術前に馬尾神経に高い張力がかかっていることが予測しえた場合、脊椎が術後に後弯となることがほぼ必死である後側方固定術は禁忌とすべきである。しかし、現整形外科学会に神経根に加わる張力が損傷を起こすという概念が全くない(終糸症候群の概念が最近ようやく確立された)。特に後弯が神経根の張力を高めるということを主張する者さえいなかった(過去)。だから禁忌である患者にこの術式が行われた現状がある。
さてMRI上、馬尾神経にかかっている張力を推測する方法を考案したので紹介する。まずは神経根を同定するための解剖を解説する(詳細は「脊髄・脊椎不適合症候群」で述べているのでそちらを参考ください)。 KK11 それぞれL1/2からL5/S1までのスライスを示す。L1MとはL1の運動神経(Motor Neuron)を意味し、L1SはL1の体性感覚神経(Sensory Neuron)を意味する。解像度のよいMRIを用いればそれが何の神経なのか?が一目瞭然でわかるということを認識しておきたい。それどころか、正中矢状断のMRIでさえL5やS1は同定できる場合が多い。
赤で囲った神経は張力が強いか弱いか?を判断できるポイントとなる。よく見るとパンダの顔のように見えるのだが(クリックして図を拡大下さい)、このパンダの目にあたる部分が重要ポイント。この目が耳のように見える場所に近付いているほど高い張力がかかっている可能性が高い。それは重力に反して椎間孔付近へ引っ張られている証拠だからだ。MRIは仰臥位で撮影するため、馬尾のテンションが低ければ背面に張り付く。しかし、神経根(馬尾)にかかる張力が高いと目は耳へと近づく。

馬尾神経への張力読影の実際

下の図は比較的張力がかかっていないほぼ正常な腰椎MRIである。注意:図右の脊髄の断面図はそれぞれの椎間の上縁付近のスライスであることに留意されたい。 KK12 Aは傍矢状断、Bは正中矢状断。Aのように傍矢状断では神経根が斜めに走行しているのが見える(クリックして図を拡大下さい)。
この時、神経根が曲線を描いているものは張力が低い。ここではS1、S2、S3の張力が低く緩んでいることがわかる。なぜこのようなシグモイド曲線になるのかは少し考えればわかる。馬尾神経はその重力により、一旦脊柱管の真ん中に集まる。なぜなら脊柱管が円錐または半円状だからだ。その状態から神経根は両サイドの椎間孔へと向かうため、ハの字に広がる。このハの字に強いテンションがかかっていると直線的になり、テンションが緩いと富士の裾野のようになる。裾野のようになった状態の神経根はシグモイド曲線を描く。
ただし、L2、L3あたりはもともと脊柱管の外側を走るのでテンションが緩くてもシグモイドにはならない。よって傍矢状断でテンションを判断できるのはL5以下である。
次にBの正中矢状断では馬尾神経のたわみ具合よりテンションを推測できる。赤の矢印部は張力が高いと重力に反して前方にシフトする。したがって赤矢印部に空間が多く空いていればテンションが高いと判断できる。緑の矢印は馬尾神経のたわみである。この図のように背側に凸となっていればテンションは緩やかである。
さらに図の右にはそれぞれの椎間における水平断面である。Lowと記した1から5の図はテンションが緩い場合の断面図。Highと記した1から5の図はテンションが高い場合の断面図。以下にその解説をする。 KK12 クリックして図を拡大ください。
 
  • 1、L1/2上縁スライスでは脊髄円錐と馬尾が混在する。張力が高いと重力に反し脊柱管全体に馬尾神経が点在する。テンションが低い場合は黄色で着色したように脊柱管の2分の1背側にのみ馬尾が存在する。
 
  • 2、L2/3上縁スライスではテンションが緩ければほとんどの馬尾神経が脊柱管の背面に張り付く。ここより出るL2のみ最外側上方にシフトしている。テンションが高いと馬尾神経が上方(前方)にシフトする。
 
  • 3、L3/4上縁スライスは2と同様である。
 
  • 4、L4/5上縁スライスではパンダの顔のように見える。パンダのEarの部分がL4であり、EyeがL5となる。EyeがEarに近接していればL5のテンションが高いサインとなる。
 
  • 5、L5/S1上縁スライスでは4と同様である。EyeがEarに近接しているとS1のテンションが高いサインとなる。
 
  • おまけ テンションが高いとL5/S付近で硬膜が緊張するため、インコースを走ろうとして硬膜の前壁が椎体から離れて硬膜管前方にスペースができる。硬膜管の内頚も細くなる。これにより硬膜管の緊張状態が手に取るようにわかる。
 
  • 例外:テンションが一部だけに強かった場合は例外もあるだろう。脊椎の側弯、前弯、後弯が強すぎる場合も例外があるだろう。今後、すべての例外を網羅するべく症例を重ねる。理論はまだまだ未完成!
 

まとめ

神経根のテンションは年齢が若いほど強い傾向がある。高齢になるにつれ椎間板が狭小化するためテンションが低下するからだ。よって椎間板ヘルニアでテンションサインが出るのも若年に限定される。高齢者ではほとんどテンションサインは出ない。この基本原理からすると、後側方固定術は年齢の若い者に行うには厳重な術前検査を行い、馬尾神経にテンションがかかって症状が出ていることを完全に否定しなければならない。とりわけ、明らかな占拠性病変がないにもかかわらず、強い症状を訴える場合など、テンションの関与が疑われる。
画像診断と症状が不一致である場合は、まず第一にテンションの関与を考えるべきであるが、現在テンションを把握できる手技や検査は開発されていない(SLRやFNSTは厳密にテンションサインと言えるかどうかは大疑問である、脊柱管内でテンションがかかっていれば、末梢神経にテンションがあるなしは関与しないからだ。むしろ姿勢と関与する)。また、患者が若年であればあるほどテンションの関与は大きいと考えるべきであり、40歳未満の患者に後側方固定術を行う場合は、神経根に余裕があるかどうかをチェックしておかなければならない。さらに、術前、もともと患者の腰椎がストレートバックの傾向があるかどうかもしっかり見ておく必要がある。ストレートバック(もともと後弯)では後側方固定術後、症状が悪化しかねない。いくら手術が成功していても症状は悪化する。
脊椎の後弯による馬尾の緊張という病態は、現在整形外科的には知識の欠落している分野である(最近、ようやく認識し始められた)。あらゆる可能性を考えて手術の反省をしなければ犠牲者は増える。術者も後味が悪い。不幸にも、症例3の女性は、術後、腰・下肢痛の悪化だけでなく、両上肢のしびれ、痛み、握力低下、頭痛、背中の痛み、自律神経失調、不眠で酷く苦しんでいた。私はこれをブロックで軽快させ、日々をやっと送る生活をしていた。皮肉なことに術者の隣で私は彼女を診療していた。私はこの病院を都合により辞めたが、その後彼女をブロック治療できる医者が県内に1人もおらず(何十か所の大きな病院のペイン科を回ったが、一切効果がなく、精神異常者扱いされるはめとなった)、彼女はやむなく私を追いかけ、東京に2週間に1回通院している。私のブロックは極めて効果があるので、彼女は精神異常ではない。ペイン科の医者たちが、うまくブロックできていないだけであった。さて、彼女の術者はその後も次々と脊椎の固定術を繰り広げたのだが、治療しても治らない患者が続出したため解雇されてしまった。
私は術者に手術され、治らなかった患者を、ブロックで軽快させ、患者の怒りを抑えていたのだが、私が辞めた後に患者たちの怒りが爆発し、その医師を解雇においやったようだ。手術の腕は一流であるが、その適応を誤っていた。脊椎手術により大勢の被害者を作ってしまったのだ。痛ましい話である。彼女はこの手術のために脊髄全体が高いテンションとなったと思われ、そのため上肢帯にも痛み、脱力が発生し、耳鳴り、めまい、嚥下困難、呂律が回らない、三叉神経痛、眼精疲労、自律神経失調症などが出現するようになった。私が現在治療している難治性の患者の一人である。
私の馬尾神経のテンション理論は今日明日のひらめきではない。長い期間、症例を集め研究し、毎日の積み重ねの研究により導いた理論である。したがって一見奇抜に思える理論だがすでに確証や証拠集めは大半が完成している(終糸症候群はそのうちの一部の考え方である)。今回の後側方固定術への警鐘も、そうした積み重ねから導いた結論である。そして後側方固定術の術式自体の見直しをすべきだと考える。とりわけストレートバックには要注意であろう。

自験例のテンションチェック

KK13 クリックして図を拡大下さい
  解像度が悪すぎて読めない! と思うかもしれないが、術後の馬尾のテンション増加ははっきりわかる。次の3点で証明される。
  • 赤矢印:脊髄の前方シフトが起こっている。
  • 緑矢印:馬尾神経の束が細い。
  • 青矢印:硬膜嚢が強く緊張している。
 
現在、こういうことに留意して固定手術をする整形外科医はほんとうにわずかしか存在しない。テンションの高い患者に固定術をする場合、その後に後弯が起こって脊髄が緊張することを当たり前と考えるように一刻も早く進歩してほしい。本文がそのきっかけになってくれることを祈る。被害者は全世界にいると思われるが、私には私の周りの被害者しか救済してあげられない。

腰椎後側方固定術の致命的な欠点」への69件のフィードバック

  1. 初めてコメント致します。
    当方21才の女性、東京在住です。
    椎体固定術を調べていた処、こちらのサイトを読ませて頂いた次第です。

    1年半前頃に腰椎椎間板ヘルニア(正中巨大型L4/5、L5/S1)と診断され、服薬や理学療法、整骨院など通いましたが、症状は進行しているように思います。
    日常生活は送れていますが、痛みと今後の仕事に影響が出ています。
    現在は手術した方がいいと言われ、神経除圧術か椎体固定術か精査している段階です。
    ただ、先生が仰ってる様に脊椎がフラットバックになっている点が気になり、このまま手術しても恐らく近隣椎間へのストレスは逃れられないのではないかと考えており、このまま手術していいものか悩んでいます。
    神経へのテンションに関しては大変勉強になりました。アライメント異常と密接に関係しており、手術は更に神経へのテンションを助長するしかないのですね。
    お恥ずかしいですが、初めて聞きました。

    一度、先生の外来を受けることは出来ますでしょうか。
    治療の見込みも相談したく思います。
    お忙しい所大変申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

    • 運よく私のサイトを見つけることができましたね。手術をする前に見つけることができたのは幸運だと思います。21歳の若さで固定術を行えば、将来は再手術をしなければならない可能性が高くなります。現在は内視鏡でヘルニアを摘出するやり方がありますのでそういった方法を模索するためにセカンドオピニオンを求めて他の整形外科医にかかるのもよいかと思います。私の診察で神経根の張力が強いかどうかを判断することは現時点であまり意味がありません。その理由は大きなヘルニアが存在していれば張力が高くなってしまうからです。意味があるとしたら、ブロックで症状が軽快するかどうかを試すことでしょう。軽快するなら自然消失を期待して持久戦に持ち込む。軽快しないならまず内視鏡で摘出がおすすめです。まあ、私のセカンドオピニオンを聞きたい気持ちはわかりますが、外来が混雑しているためあまり一人の患者に時間をとることができません。それを承知していただけるようなら診察させていただきます。

      • はじめてメールさせていただきます。
        私の姉がぎっくり腰で長年寝込んだりして家族にも会社にも迷惑がかかるし、なにより痛みに耐えられなくて、固定術の手術をしました。滑り症もあり、骨が不安定だから手術を勧められたのですが、以前よりも悪化し、左足の外側のしびれやどこが痛いのかわからないほど、まだ痛みと戦っています。鬱になるほど手術を後悔しています。8本のボルトとプレートで固定され、骨盤も固定されています。先生は精神的に痛いとおもうから痛いんだと言い、痛くない範囲で背筋腹筋を鍛えてとにかく歩くことと言っているそうです。これだけ広範囲で固定されていて、痛みが一年後二年後よくなるのでしょうか?まだ手術して6ヶ月です。
        事務仕事にはマスクをして痛みで辛そうな顔をみられないようにしてがんばってはいます。先生にこのような姉を助けてくれる処置はありますでしょうか?
        先生はどちらの病院でしょうか?
        姉は新潟県長岡市です。

        • 固定器具を除去する手術を受けることをお勧めします。「骨が不安定だから手術」という目的は、不安定が痛みの原因と推定した医師の推論が誤っていたことを意味します。未熟な整形外科医(基本的に大学病院の医師(教授も含む)でさえ未熟です)の未熟な判断の被害に遭われたということです。本来は痛みの原因が90%以上の確率で不安定性であると断定できてはじめて手術をするべきなのですが、未熟な医師(教授も含む)はそういうことをしません。

           本来はあらゆるブロック、最低でも椎間関節ブロック、神経根ブロック、などを行い、痛みを抑える治療を行い、それでも改善しない場合に最終的に手術をするべきなのですが、実際はブロックをそこまで行うと大半が改善してしまい、外科医の仕事がなくなってしまいます。だから外科医はブロック治療を徹底しません。商売です。
           固定器具が入っていても神経根ブロックは可能です。東京までご来院ください。秘書からメール差し上げます。

          • 先生、大変早くご返信ありがとうございました。早速姉にコメントを見てもらいました。姉は現在46歳です。
            3ヶ月の診察の時にいっこうに良さそうな兆しが見えないので、なんとかならないかと相談したところ、いつでも固定器具を外す手術をしますよ。という返事だったそうです。しかし半年の診察では、金具は外さない前提で、もしほんとうに耐えられないようなら、二年後に取り外す手術をするのがいいと言われたそうです。それ以上たつと、金具に骨が癒着?して削るリスクがあるとか。。。
            今はレントゲンでも問題がなく良好で、骨もほぼ出来てきたとのこと。
            痛くても動きなさいと。。
            でも、最近は痺れている左足を地につけると、骨盤の中が痛かったり、膝の裏側の違和感、今までになかった症状がどんどん出てきて、痛みも術後の痛みがあるときもあり、歩かなきゃとわかっていても、寝てしまっています。
            手術に5時間もかけた大手術をしたのに、また、金具を外す大手術をして今度は本当にあるけなくなるのでは?と怖くて、もう何をしたら一番最善なのか見いだせません。外すとは8本のボルトとプレート、骨盤の固定器具でしょうか?
            先生のコメントを見させていただくと、神経ブロックは直接神経に針を入れないで少しずらして打つので何回も可能とのことですが、それをして、またあらたに悪化することはないものでしょうか?
            必ず良くなるものでもないでしょうか?個人差もあるかとおもいますが、どれくらいのペースで通ったりしなくてはなりませんか?
            整形外科は今大きい病院は紹介状がないとどこも診察をしてくれません。
            先生の診察を受けるには、姉が通っている病院の紹介状や経過資料などは必要でしょうか?

          • 医療秘書のAと申します。あなたさまの連絡先にご連絡させていただきましたが、エラーとなって返ってきてしまいました。できれば携帯ではなくPCアドレスをご用意いただきたいのですが、可能でしょうか?当院へのご来院ご希望でしたら、ご質問も多いようですし、これ以上のここでのやりとりは控えさせていただき(治療する前にお応えできることは限られております)、まずはご連絡先を変更していただけると助かります。

          • やばんな手術を選択した時点で、崖を踏み外しています。問題点はそこにあるのではなく、あなたがたが「西洋医学に対して、全く信用できなくなっている」ことにあります。そしてすでに選択肢がなくなっていることに気づいておられないようです。

             神経根ブロックで再発はどうのこうのと言う前に、神経ブロックでわずか1日でもいいから、この痛みを逃れることができるのかどうか?を試さなければならないという道の上にいることを忘れていませんか? 神経根ブロックが「効くかどうかわかりませんよ」と言われても、それ以外に方法がないことに気づきませんか?

             その前に、他の医者で現状を打開し、うつ手を提案してくれた者がいましたか? 私は何度でも言います。私以外のところで、打つ手があるとうのなら、まずそちらにかかりなさいと。私たちは最後の砦であり、それを信じられない方はまず他の砦を回ってくださいと何度も申し上げています。

             他に選択肢があるのなら、まずその選択肢の方から受診してください。私たちは毎日、命をすり減らして重症かつ難病の患者を必死になって診療しています。他に打つ手があるのでしたら、まずそちらにおかかりください。

             そうした「最後の砦」を張っている私たちに対して。「悪化することはないのですか?」と質問するということは、極めて強い人間不信に陥っていることが判明します。大丈夫ですか?と言いたくなるのは、病気のことではなく、あなた方の人間不信が極めて高いレベルになり、振り切ってしまっているところです。

             私たちは極めてデリケートな診療を行っています。よって患者様の不信感はそのまま私たちの心に移植され、あなた方の治療への障害となります。西洋医学は心のない医学ですので、不信感など関係なく機械的に治療をしてほしいと思うかもしれませんが、私たちは難病を扱うだけに、機械的な治療でなおせるほど甘い世界にはそんざいしておりません。患者自身が私たちをしっかり信頼した上でしか成り立たないレベルの繊細な治療をしています。

             もしも、私たちに不信の目を向けるのであれば、まずはこのサイト内の全てをお読みになり、私たちが信頼に値するかどうかを心行くまで調査してください。それが面倒だというのであれば、私たちの治療を受けるまでもなく、他の医師にご相談ください。

             再度申し上げますが、問題となっているのは病気ではなく、あなたがたの人間不信であることをお気づきください。その不信感を私どもの診療所に持ち込まれますと、私たちの精神が疲弊してしまい、他の重症患者の治療に支障をきたします。つまりあなた方が他の患者様の治療の障害になってしまうのです。

             私たちはそれほど命を張った危険で繊細な治療をしております。どうかご理解のほどお願い申し上げます。

             こうした私の意見に「吐き気が出る」と抗議をした者がいますが、抗議できること自体が幸せなことです。世の中には西洋医学に裏切られ、地獄に落ちた人が数多くおられ、わらをもすがりたいという状況なら、抗議などできるはずもないからです。批難できるうちはまだまだ幸せです。私の診療所に来ればそれがわかるでしょう。

             ちなみに、紹介状はいりません。また、自分たちの非をさらけることになるので、彼らは紹介状を書きたくないはずです。

          • 先生、忙しい中ご返信ありがとうございます。
            まさに、図星のことを言われました。
            姉は自分がバカだったことをわかっています。まだ心のケアも体と同時に必要としています。
            先生の治療をしたい気持ちもありますので、秘書の方から詳しく診療所を聞かせてください。よろしくおねがいします。
            携帯電話でエラーが出て送れなかったようなのですが、pcからの受信も出来るようにしましたので、今一度教えてくださいますようおねがいいたします。

  2. お返事ありがとうございます。
    やはり若いうちに固定術はリスクが高いと思います(仕事内容含め)。
    内視鏡認定医の先生にも伺ったのですが、その際はヘルニアだけ摘出する方がいいとの事で、主治医と意見が分かれる形になりました。
    神経根の張力は、現段階では意味がないのですね。持久戦にかけたい気持ちもありますが、あまり時間もなく…
    ブロックも挑戦してみたいと思っておりますので、お忙しいと存じますが一度先生の所に伺わせて頂けたらと思います。

  3. 初めてメールさせて頂きます。
    52歳女性で腰椎すべり症を発症しています。現在は薬(リリカ75mg・トラムセット・プラミール)である程度普通に生活しています。腰椎3、4番にすべりがあり、MRIを撮りだいぶ悪い状況であることは自分でもわかりました。担当医からは手術をしてもいい位の状態ですが…という感じですすめられたわけではありません。ただ、ネットなど見ているといろいろ書かれていて、遅すぎると症状が改善されないこともあるとも聞きました。実際、固定術を受けようかと思っていたのですが、いつがよいタイミングなのかがわかりません。薬で、具合が悪くなることや予定をいれたくても朝にならないと体調がわからなかったりと考えています。良いアドバイスがあったらお願いします。

    • 52歳という年齢では可能な限り手術を回避されたほうがよいです。それは固定術は短期成績ではよいのですが、長期成績は悪い事が多いからです。できるだけブロック注射でなんとかやり過ごすことが最善とおもわれます。しかし、ブロック注射は技術的に難易度が高い手技ですので、腕の良い医師に当たらないとこれも成功しません。

  4. 初めまして現在58歳の男性ですが、去年の8月に椎間板ヘルニアの手術をラブ法でしましたが、この時の手術に関する意見書で執刀医がヘルニアが見つから無かったとの事でした。そして3ヶ月たった11月に椎間板ヘルニアが再発(MRIにて確認)したため、最初の病院で見てもらいましたが手術しかないと言われたので考えさせて下さいと言ってセカンドオピニオンで色々な病院、整体、ペイン等を探しましたが、症状は改善されませんでした。諦めて現在手術前検査入院中で初回の手術所見がよく分からないと色々と検査をしましたが、ブロック注射が効かないなら手術(固定術)L4~L6までを手術するしかないと言われてます。しかし、現在坐骨神経痛の症状になると思いますが右足の臀部から足先まで痺れと痛みとふくらはぎの筋力低下が有ります。我慢すれば動きは遅いですが、歩けない事は有りません。このような状態でしたらやはり固定術を進めてくるのでしょうか?
    手術して余計にに負担が増えないかが心配しております。思ったままを書きましたが、ご意見頂けましたら幸いです。よろしくお願い致します。

    • 固定術が必要な条件とは・・・神経の出る孔である椎間孔の天井が低くなり、そのままではどうやっても神経が挟まれて症状が改善しないという場合。痛みやしびれが動作と極めて連動していて、動作時のみに強い症状が出る場合などです。天井が狭い場合、天井を高くするためにスペーサーを椎間に入れて固定します。動きと連動する場合は、固定して動かないようにします。それ以外の目的で固定術を行ってもよい結果を生みません。ブロック注射が効かないから手術という考え方は、もっとも愚かな手術適応の決め方だと思います。また、「ブロックが効かない」という意見は、本当にブロックが効かないのか? 適切にブロックが行えていないのかが判明しません。よって、望ましいのは、最低でも原因箇所への神経根ブロックを数回行い、「本当に効かないのか?」を見定めたほうがよいと思います。ただし、神経根ブロックは技術が未熟な医師が行うと、極めて激痛を伴い、そして神経根を傷つけますので「医者ならば誰でもいいからやってもらう」ことはあまりおすすめできません。

  5. 先生からのメールをPCメールで拝見することがようやくできました。(娘にやってもらいました。笑)
    先生が東京で良かったです。予約を入れ予約がとれたら診てもらえると思ったら安心しました。

    先日、◯井整形外科内科病院に行ったところ院長先生がいつも通りに「今の痛みを10段階でいくつ?」と聞かれ私は、「手放しでは、喜べませんが不思議と4日間、調子がいいんです。4です。」と言ったら造影剤を打ちましょうとなり打った後に20分くらいしてからの痛みを聞かれたので「4から2ぐらいでしょうか」とこたえたら近いうちに旦那さんを連れてらっしゃい。手術の説明をするからと言われました(術式:腰椎椎体間固定)理由は、発症から8ヶ月経つ 。4.5の間が黒い。腰椎椎間板変性症だからだとのことでした。今現在、痛みが4レベルなのに⁈って思いました。
    確かに4がいつまた10になるかは分かりませんが…

    固定術をすすめてくれたのは、私の今後のことを考えて言ってくださったのか?または、悪く考えれば8ヶ月間、保存治療したから次は、手術しかないかぁ♪みたいな感じだったのか?

    ☆痛みがまた我慢できなくなったら先生のところに行ってブロック注射をしていただいこう!って思えたことが今の私の精神的な支えになっています。その節には宜しくお願いします。

    • ◯井整形外科内科病院ではおそらく、8ヶ月ブロックを行っても完治しなかったので「完治のために手術を」という考え方ではなかろうかと推測します。「☆痛みがまた我慢できなくなったら先生のところに行ってブロック注射をしていただいこう!」という考え方でいいのではないかと私も思います。

  6. 度々すみません。

    仙骨に打つ注射を3回。
    トリガーを2回。
    ルートブロックは、2回やりました。
    造影剤も2回やりました。

    痛みレベルがこの1週間4です。8くらいになったら◯井整形内科病院でブロックは、しないでそちらでやって頂きます。ありがとうございました。

    • 手術を勧められた理由がわかりました。ルートブロックという最終手段の治療で痛みが残ったからだと思います。ルートブロックは最終兵器かつ「何度も出来ない」治療だからです。おそらく2回か3回が限度。その理由は神経を直接刺し、造影剤で神経根を圧迫するため、何度も行うと神経根に悪影響を及ぼすリスクが高まるからです。

      そこで私はルートブロックを行う際には神経根をできるだけ直接刺さず、「寸止め」で神経根が通る筋間溝に薬剤を入れるという方法をとります。この方法でなら何度も治療が可能になり、かつ、治療時の痛みを回避できます。しかし問題は保険です。3回以上行うと、保険の審査でひっかかり「支払いを拒否して来る」からです。毎週行うのなら2回連続が限度となります。

  7. お返事ありがとうございます。

    ルートブロックは最終兵器なんですね。
    ブロックや、薬や、ストレッチ、全てやることはやったが痛みlevelが4であるにせよ ある訳だから あとは、手術しかないってことになり、薦められたわけですね。
    なるほどって思いました。

    それにしても固定術は、怖いです。椎間板が黒い(水分がない?)くらいで体内に金属(チタン)を埋め込んだりしたら上下の骨に負担がかかりそうだし、日々の生活にどんだけ気を使わなければならないか?
    交通事故とかだったら仕方ないと諦めもきくが、20分〜30分は歩けるようになったのに、手術をして手術する前より悪くなってしまたらとか、違う痛みが出たらとかを考えると不安です。
    後悔しないように、納得いくまで固定術は受けないで、違う方法でもう少し頑張ります。いつも先生ありがとうございます。

    • 腰は「うまくつきあう」ことで何とかなるものですから、可能な限り手術は避けたほうがよいと思います。ですが中には性格上「うまくつきあう」ことがどうしてもできない方がおられます。そういう方は手術への道を選ぶようです。

  8. 初めてコメントさせていただきます。

    現在42歳、12年前に分離症のためL4とL5の腰椎固定術を受けました。
    その後は時折ぎっくり腰を起こしながらも順調に生活してきました。
    しかし今年2月にひどいぎっくり腰になり、近所の整形外科で診察を受けたところ「ボルトがゆるんでいるのではないか」と言われ、県内の大きな病院に紹介されてまた診察を受け、「ボルトに問題はないから痛いのなら腰痛体操をしろ」との事でした。
    結局痛みが気にならなくなるまで3ヵ月かかり、ようやく普段通り仕事ができるようになった2ヵ月後、朝目覚めたら起き上がれないほどの背中から腰にかけて激しい痛みが。
    歩くのがやっとの状態で別の良いと聞く整形外科に受診し、背中のレントゲンを撮り、「骨には問題ないので筋肉の疲労でしょう」と、2週間後にまた診せてと痛み止めと消炎剤を出されました。
    3日ほど安静にした後、効かない痛み止めを飲みコルセットをして仕事をしていました。
    そして2週間後に受診し、まだ痛む事を言って腰のレントゲンを撮ったところ、「固定術をしたすぐ上の椎間板が狭くなって傷んでいる、腰の痛みを取るには今入ってるボルトを抜いて上の骨と固定する手術しかない、それも今後に問題が出るので勧めない、ボルトが入ってる部分はすぐ表面が皮膚なので筋肉はつけられない、今は背中からの筋肉を弛めるリハビリに来なさい」との事でした。(その時のレントゲン写真はあります)
    12年前に手術を受けた時に、「10年後位には上下の骨には負担がかかる影響で何か起きるかもしれない」と言われました。それがこういう事なのでしょうか?
    座ると足の先までしびれています。
    まだ毎日やらなければいけないこと事がたくさんある中で、このままでは歩けなくなるかもしれないのではという不安と仕事を含め自分がどうすればいいのかわからない事で悩んでいます。
    鍼や体操も色々試しますが効き目は薄く一時しのぎに過ぎず、根本的に治すのは難しいのでしょうか?

    長文になってしまいましたが、お返事いただけたら幸いです。

    • 若くして背骨に器械をいれてしまった方はその後の人生を極めてデリケートに生きなければなりません。しかし現在の整形外科は患者の将来など全く考えず、その場がよければよいという考え方なので、術後の生活指導を徹底しません。これによる被害者は後を絶ちません。非常に残念なことです。器械を入れた後は、普通通りの生活をしてはいけませんが、その真実を術前に言うと、手術を受けようとする患者激減しますので、整形外科医のメンツが立たなくなります。よって真実を術前に言う医者は皆無であり、あなたのような被害者が出ます。

       私はあなたのような被害者を救済するための特別な治療を研究し続けてきた医師です。いわば、整形外科医の手術の後の尻拭いをずっとやってきました。よって私の言うことは信憑性が高いので軽視しないでください。

       まず、あなたの場合、ブロックは神経根ブロックか、仙骨部硬膜外ブロックのどちらかしかできません。仙骨部硬膜外ブロックは効きが甘いですので効果が持続しません。神経根ブロックは効き目が高いですが、神経根を針で直接刺すので神経根を損傷しやすく、3回が限度と言われています。その上ブロック時に極めて激しい痛みを伴います。一生消えない心の傷になるほどに激しい痛みです。

       なぜ、それほど痛いかというと、神経に針を刺した上で造影剤を入れるからです。そこで私は「ほとんど痛みのない神経根ブロック」を行う技術を開発し、さらに神経根を傷つけない技を身につけました。あなたのような方を救うためにです。

       私は神経根を直接刺さず、神経根の1ミリ手前で針を止める技術を身につけており、神経根を刺さずに薬剤を神経根に接して流し込むことができます。そのため、通常は3回が限度とされていますが、私の場合は無限に治療を重ねることができます。

       と、まあ、私のような技術を持っている医師をあなたの近くで探すことが出来れば問題ありません。その医師にかかれば症状は改善します。ただ、私と同じ技術を持つ医師が日本にいるかどうかはわかりません。

       また、神経根ブロックは一般的に3回までしかできないと思われており、保険の審査員が4回目以降の神経根ブロックを認めない(支払い拒否する)現状があり、4回目以降は保険が使えなくなります。このブロックは1回15000円ですので家計に響くと思います。

       まとめると、神経根ブロックがあなたには最適ですが、それを行う医師探しが難しいでしょう。ペインクリニックの医師は、比較的神経根ブロックが上手ですのでまずは近くのペイン科をさがしてみてください。そこでの治療で「ブロック時の痛み」に耐えられるようならそれでよし。耐えられそうにないならご連絡下さい。

  9. お返事をいただきありがとうございます。
    今の状態をご理解くださり、体の力が抜けるような安心感をいただきました。

    手術に至るまでも何度も何度も仙骨、硬膜外、神経根ブロックを受けました。
    今年も整形外科で久しぶりに神経根ブロックを受けましたが、打った直後でも全く痛いままで、これだけの痛みを我慢するのだからせめて患部に当ててほしいとがっかりしました。

    ペインクリニックを探した事がなかったので探してみますが、もし良ければ先生の病院を教えていただけないでしょうか?

    • ドコモの携帯アドレスではPCからのメールが届かないことが多いので連絡がつかない場合がございます。

  10. 現在72才です。平成19年に5・6番の開放手術を行いましたが、手術翌日に手術前と違うところが痛くなりましたが退院し、歩行も痛くてままならず、痛みを取るペインクリックを紹介され、硬膜外ブロック等の治療を3年近く行いましたが、余り良くなりませんでした。ところが急性肝機能障害で平成22年に入院する事になり一週間程入院し、退院いたししたところ、足の痛みも和らぎ歩行が出来、今までの痛みはどうしてなのかと思っています。その後は日に9000歩歩け、ゴルフも再開致しました。
    ところが今年の4月頃から又歩くと痛くなり、6月にMRIを取りました。しかしMRIには写らないので、検査入院となり造影剤の検査を致しました。検査後病室に先生が来られ痛みを取るなら4・5番の固定手術ですと言われ、様子を一ヶ月見ましょう。一ヶ月後にどうするかきてくださいと言われました。一ヶ月間様子を見ましたが良くなる事はなく、歩けば両足が痛くて直ぐに座る次第です。でも前回の事があり、手術をする事に躊躇し、7月の診察時にどうしますかと聞かれ、もう暫く様子を見ますと返答致しましたところ、では11月に手術相談しましょうで診察があっという間に終わってしまいました。4ヶ月後ですかと尋ねると、痛くなったら来てくださいと言われました。
    現在痺れと麻痺は余りないのですが、歩くと痛くて固定手術すべきか迷っています。整体・鍼灸に通っていますが、良くなりません。ペインクリックに行くべきか、違う病院で再検査してもらうべきか迷っております。長文になりましたが、どうすべきか教えて下さい。

    • 残念なことですが鎮痛薬やブロックが全く効果のない痛みというものが存在します。それは「安静時には痛くないが、動いた時に起こる痛み」です。動作時の痛みは明らかに「動作が神経を傷つける、骨折を起こす、組織を破壊する」ということに直結している場合です。動作をやめれば治ることであり、自ら傷つけている系の痛みはブロックでも薬でも決して治りません。

       この痛みを治す方法はこの世にただ一つしかなく、「傷つけることをやめる」以外にありません。では、傷つく原因を除去すればよいわけですが・・・なぜ傷つくかの原因は

      1、背骨が不安定な動きをしてしまう 2神経が腫れていて少しの動きで痛みが一触即発

      このうち、1、は動きを縮小すること、手術をすること、で対処しなければなりません。この際「鍛えれば治る」という世間の嘘に翻弄され、患者は一生懸命「動いて治す」ことを好むものですが、これが嘘であることは、あなたが入院安静をして症状が改善したことで実体験しています。だから言うまでもないことです。手術をすれば不安定性は治りますが、固定した前後の脊椎が壊れることも説明した通りです。
      2、は2週間安静にしていれば腫れが引きますので、一触即発の状態を逃れることができます。しかし、不安定性は治りませんので再びいつか同じ状況になります。ですが、安静で治すのが「本来の治し方」であり、体力は少々落ちることになっても、それをはるかに超えたメリット(腫れがひく)があります。よって、腫れがひいたあとに、腰をいたわりつつ生活をして再発防止に意識を集中して生きて行くことが最善の策となります。しかし、それには自制心が必要であり、ゴルフにうつつをぬかす人には到底できませんので、たいていは手術を選ぶことになります。手術は他人任せなので自制心が不要だからです。

       しかし、手術して楽になった患者は、その後に自制のない生活を送りますから、固定した箇所の前後を損傷させて同じことを繰り返すことが多いのです。何が悪いのか?の本当の理由は、親から受け継いだ背骨の遺伝子上の構造が悪いわけで、そこを認めないことで不幸を招きます。

       私がこうした真実を述べても、たいていの方は無視しますので、結局「痛い目」にあうしかないのが弱い人間のお決まりのコースです。もちろん、手術する医師もそういうことを知っていますが、残りの人生を「手術しても注意して生きてください」と言ったところで、患者がそれを守るはずがないことを知っていますので、誰も忠告しないものです。

       早い話が、必要なのは自制心であり、精神力であり、手術でもブロックでもないのです。それは手術してもしなくても変わりません。自制心の強い方はまず三度のめしよりも大好きなゴルフをやめることから始めます。それが「親から受け継いだ背骨が、他人より劣っていることを認めて生きる」という意味なのです。

       あなたにはこうして文章で説明していますが、このような真実を述べても患者は理解できませんから、診察室ではこんな内容を話しすることはありません。真実を述べれば、大抵の患者は怒り狂います。つまり、説明自体が無駄です。

       私ならば強い意志で2週間安静を行い(ブロックをしてもしなくてもよい)、その後にカイロプラクターや腱引き師などの指導の下に「負担をかけない動き方や姿勢」を身につけ、その後の人生を注意しながら行きます。そのためにならゴルフはきっぱりやめます。2週間安静が出来ないなら、手術に逃げるしかありません。もっとも大切なことは手術でもブロックでもなく、自分を理解することです。自分の体からは一生逃げることができないことを、早く認めることです。痛みは教師であることを知ることです。私の周りには、私の忠告を無視し、手術を2回3回と行う愚か者が大勢います。

      ちなみに、「安静」とは何を意味するのか?をほとんどの患者が理解していません。あなたならわかると思いますが・・・なにせ2週間入院していた経験があるのですから。家でおとなしくすることは安静のうちに入らないことが多いと思います。

      • 有難うございました。安静にして様子を見ます。
        現在の担当医師は転勤移動で最初の手術した先生から3人目です。
        最初の手術は固定手術では無く、良く歩けるようにもなり、私の判断で手術後7年目に誘われてするようになりました。それが良くなかったのかと先生のお話から思っております。
        しかし、私が最近再会したゴルフの事はどの担当医師には伝えておりません。現在の担当医師は今年の四月からです。
        ご指導の中で、このような真実を述べても患者は理解できませんから内容を話しする事はありませんと、言われていますが19年の手術後定期検診にはずっと通っており、問診と時々レントゲンを撮って頂いて経過観察をして頂いておりました。良く歩けるようになった時は良かったねで終わっています。この間ご回答頂いた内容についての説明をして頂きたかったと思っております。有難うございました。

  11. 32歳の女子です。23歳の時に飛び降りで腰椎破裂骨折と仙椎骨折と診断されました。その時、徐圧と固定手術を行いました。今、腰がかなり痛く、右側の太股の裏からお尻にかけて痛みと痺れがあり固定術を考えています。私は、精神疾患ももっておりこのままこの痛みとつきあっていかなければいけないと考えるとこの先の事を考えると物凄く不安定です。どうか良いアドバイスをください。お願い致します。

    • なぜ固定術をするのか?の理由がわかりませんので、回答は眼底的になります。手術をするにしても、まずは仙骨部硬膜外ブロックやS1の神経根ブロックを行い、それらが無効だった場合にのに手術を考えるべきですので、第1選択はまずブロックです。よって近くのペインクリニックを探してブロックを行ってもらうことをお勧めします。また、究極の治療法として、2週間ベッドで寝たきりになるという方法があります。ブロックと併用でもかまいません。トイレもできるだけ行かないレベルでベッド上で寝るという治療法です。ごはんもおにぎりですませます。この場合、ベッドのマットレスは重要であり、西川のムアツを使用することをお勧めします(4万円以内で通販で買えます)。まずはペインクリニック探しが妥当だと思います。

      • ありがとうございます。今、近くの整形外科でレントゲン、CT、MRI検査をして今日その検査結果を聞いて来たのですが第5腰椎が圧迫しててその骨がつぶれていると言われました。なのでその部分がグラグラしていて痛みや痺れが出ているんだろう。と言う事でした。その骨の部分がつぶれているから色んな症状が出ているみたいです。そういった場合どういう手術をするのがいいのでしょうか?そして我慢出来ないくらいの腰の痛みが出た場合どうするのがいいのですか?教えてください。お願い致します。

        • 「どういう手術がいいのか?」は「手術を計画している医師」の意見はおおむね適正でしょう。そして、ネット上で私が一言答えれば、「すべて解決する」と考えているあなたの幼稚さに困惑しているというのが真実です。まわりの書き込みを見てください。「手術方法を教えてください」という質問は一つもありません。私はここで手術のリスクについて意見しているのであって、「簡単に主治医の意見を信じて簡単に手術に踏み切ることは得策ではないかもしれない」ことを述べているだけです。手術自体を否定しているわけではなく、主治医の考え方が今の症状に追いついていないこともあるから「よく考えてから手術を選んでください」と述べています。

           固定をすれば、その後の人生は「腰の曲げ伸ばしをできるだけしないように」気を付けて生きていかなければ、やがて固定した箇所の上下の腰椎が壊れて行き、再び痛みが出ます。そういうことを術者はあなたに言わないので、自分の体は自分で守るしかないことを述べています。転ばぬ先に杖をつくためです。

          我慢できないくらいの痛みが出ればどうすればいいか? もし、ここで私がアドバイスして、その痛みを避けることができる方法があったとします。ならば、それを実践すれば世界中に腰痛のある人はゼロになると思いませんか? また、そういう方法があるのなら、私が言う前に、過去の医者たちが世界中の人にアドバイスしていると思いませんか? 簡単に文章で2~3行アドバイスして、腰痛がこの世からなくなるのなら、その意見を隠す必要などありません。述べます。

           よって、「痛みが出たらどうすればいいか?」などという質問を、普通の人はしません。それが「ないものねだりの質問」であることを大人の方なら理解できるからです。人は誰もが歳をとれば腰痛が出ます。「どうすれば歳をとらなくなりますか?」という質問と同じです。

           そもそも治療とは「何かを犠牲に何かを治す」ものです。全てがうまくいくことは絶対にありません。風邪をひいて寝込むという場合でさえ、「寝込めば筋力が低下する」という犠牲を払っています。手術は犠牲が大きいだけに「どんな犠牲があるのか?」を知らずに受けることは不幸であるから、私はこうして文章で伝えているだけです。手術を否定しているわけではないのです。犠牲を払わなければ治らない方は、犠牲を払うしかないのです。

           手術をしない方法を選択することは「手術をする」よりももっと大きな犠牲を払います。それは「治ることが保証されていない治療に挑戦する」ことになるからです。整体に通い、コルセットを特注し、漢方薬を試し、鍼灸に行き、トレーナーに筋トレしてもらい、数か月安静をとったり、寝具に100万円かけたり・・・、それらに払う金銭的・精神的・社会的犠牲は極めて莫大です。そして莫大な犠牲を払いつつも「治る保証がない」ものです。手術に逃げる方は、そういう犠牲を払えない方です。

           自分のからだからは逃げられません。だから向き合うしかありません。私があなたに言えるアドバイスは一つだけです。もっと勉強して自分のからだを知りなさい、ということ。知ればこの世にないものとあるものの区別ができるようになります。このサイト内をくまなく読めば、人の体のしくみ、難病に苦しんでいる方たちの生きざまがわかります。

  12. 医師の診断名が第5腰椎破裂骨折術後と言われました。神経が圧迫されて下肢に痺れや痛みが出ているとの事でした。変形もかなり進行しているので固定手術が必要だと言われました。ブロック治療の話をしたのですがブロックは効かないと言われました。再度固定術を行う場合の注意点などはございますでしょうか。

    • ブロックが効かないか?効くか?はブロックをしてみないとわかりません。しかし、手術をしていると、ブロックができない場合があります。「できない」と言うと、理由を聞き返されて面倒なので、「効かない」と言ったのかもしれません。

      再固定術後の注意は、「自分の腰は、普通の人よりも弱くなっている」ことを自覚し、腰に負担がかかることの全てを、できるだけ行わない人生を送ることを常に考えておくことが重要です。

  13. 68歳女性です。現在、すべり症で、第3、4、5腰椎が滑って坐骨神経痛がひどくなり、歩くと休み休みになってしまいます(不思議ですが、腰そのものの痛みはありません)。手術を検討中ですが、まずは先生のブロック注射を受けたいと考えております。今後についてご相談させていただきたいのですが、どうしたらよいでしょうか。

    • まずはブロックを受けてみるという考え方は正しいと思います。ただし、本気でブロックで治そうとするなら、日常生活でも工夫が必要です。できるだけ歩かないということが重要な治療方針になります。この治療方針は「歩かないでいると、体力が低下することが怖い」と考えておられる方には適しません。そうではなく「体力を犠牲にしてでも、脊髄(神経)の改善を優先する」という考え方が必要です。この考え方に同意される方でなければ、私は手術を勧めます。

  14. 初めてメールいたします。
    現在47歳(女性)で約30年前の18歳で「腰椎無分離すべり症」で後方固定術を受けました。固定のボルトは20歳で抜釘しています。
    趣味が登山で冬山など重い時には約20キロ近くの荷物を背負います。筋トレ、ストレッチのトレーニングは週3回程度行っており腰痛などありませんでした。
    ところが2年前に腰部を捻ってから鈍い腰痛と臀部の痛みが出現し続けています。
    後方固定術の限界は何年程度なのでしょうか。
    まだ若いので趣味の登山もバリバリと続けたいと思っていますが、限界を超えると後の人生にどのような障害を抱えることになるのでしょうか.

    • ボルトを外したということですが、私には詳細がわかりませんので限界が何年?という質問には「わかりません」としか言えません。一般的にはこの論文にあるように、固定した箇所の前後の椎間が壊れやすくなります。前後の椎間では関節の変形と椎間板の崩壊、脊柱管の狭窄が「普通の人の何倍も起こりやすく」なります。起こりやすいとはいうものの、人それぞれの体型があり、生まれ持った脊椎の形があり、運が良ければ数十年もつこともあります。しかし、活動的な人では術後数年で障害が出る人もいます。あなたの場合は「これまで大きな症状が出ていない」ことから、運が良い部類に入っていると考えてよいと思います。

       無理はできませんよ。くらいに考えておいてください。

      • 55歳男性です。40歳頃から腰椎椎間板ヘルニアで腰痛がありました。
        1カ月前に長時間歩いてから下肢のしびれが出現し、腰痛が強くなりました。レントゲン、MRIで、L4/5の脊柱管狭窄症で3mm程度のすべりを認めました。(3年前くらいから腰椎の前後屈で腰に礫音があります)。現在、腰痛は1カ月以前くらいになっていますが、下肢のしびれが常時あり、間歇跛行が2〜300mです。
        7日程度の休みしか取れないため、内視鏡下の低侵襲手術を希望し、ある病院で診て頂きました。除圧だけだとしびれは取れても固定しないと今の腰痛は取れないのではないかと言われました。(地元の大学の整形外科では、固定の必要はなく通常に切っての手術を勧められました。)

        先生はどう考えられますか?

        • 腰痛としびれは原因が異なるということを「固定を進めている医師」は言いたいのだと思います。固定を進める医師は「腰痛の原因は力学的な不安定性にある」と考えています。

           さて、少し考えてみてください。ある一定方向に腕を動かすと肩が痛くなるという五十肩の人がいたとします。この場合、肩を固定してしまえば痛みは除去できると普通の医師は考えるかもしれません。しかし、その固定がもし「痛みを誘発させる箇所」での固定だったら、どうなると思いますか? 痛みはさらに大きくなり、周囲の組織は大きなストレスが24時間かかったままです。医師の知恵などたかがしれているわけで、どの位置に固定すれば痛みがゼロになるか?は神様にさえわかりません。ただやみくもに固定をし、運が良ければその固定位置はあなたにとってすばらしいものとなり、運が悪ければ最悪になります。固定手術はやり直しが簡単にできるものではありませんので、その後の一生を引きずるものです。それを運と医師の浅はかな知恵にゆだねるということができますか?という問題になります。

           腰痛の仕組みは今の医学をもってしても全くわからないほどに難解です。それを運任せで手術をすることにより、ジョーカーを引いてしまう人がいるということを知りましょう。もちろん、運任せの場合、運がよければ快適な人生を歩めるでしょう。ですが、それにしても「肩を固定」すれば腕は動かなくなるわけです。腰椎を固定しても腰椎は動かなくなるという欠点を必ず背負います。その欠点について、全く考えもせず、患者に説明さえできないのが、現在の有名な脊椎外科医たちなのです。患者に説明できない=何も考えていない、ことを意味します。

           私のいうことは、ごく普通の当たり前のことなのですが、その当たり前のことを考えさえしないという医師たちに、あなたの背骨をいじられることに恐怖を感じませんか?という話です。手術を選ぶことは自由ですので否定はしません。ですが、恐怖を持つことは転ばぬ先の杖のために重要だと思います。自分の頭でよく考えることをお勧めします。そして自分で選んだ道には責任をとるしかありません。人生は一度きりですから。

  15. 今年に入ってから、腰椎横すべり症の手術を2回、受けました。
    生活態度が原因なのか、清掃の仕事による
    影響なのか、原因は分かりません。
    仕事の方は、残念ながらリタイヤをして途方にくれてます。

    3度目の手術が気になって夜も眠れません。

    しっかりとコルセットをして、いますが
    3度目の手術は避けたいです。
    どうか手術しない方法のアドバイスを下さい。
    よろしくお願いいたします。

    • 手術を何度もされている方の場合、治療は神経根ブロックがメインとなります。神経根ブロックは神経根を傷つけるリスクがあり、このリスクを上手に避けながら行える医師は極めて少ないという状況です。「抵抗消失法」という神経根ブロック手技が低リスクのものです。ネット検索して探すか、私のところへ来院するか? ですね。

  16. ご返信、ありがとうございます。
    2度目の手術を受けたばかりなので
    様態が安定しましたら、先生に診て欲しいと
    思っておりますので、よろしくお願い致します。

  17. はじめまして!50才で私は、1年10ヵ月前に脊柱間狭窄と椎間板ヘルニアで腰椎後方固定手術(L1S5)をしました。手術をすれば、治ると安易な考えでいました。しかし、結果は全く違いました。長年勤めた会社も辞め現在もリハビリに通っています。私生活では、長時座る事が出来ません。(2時間以上)
    車の運転も連続で2時間が限界です。術後から、仰向けに寝ると背骨になるのか分かりませんが下から突き上げられる様な圧迫感と痛みに悩んでいます。
    術後の経過診察では、大丈夫と言われます。しかし、術後から出た痛みや足の違和感などあります。プールなどで、水中歩行なども1年、超音波や電気治療
    ホッとパックをしています。他には、鍼灸トリガーポイントや整体など…
    しかし、なかなか改善されないです。何か良い治療は、ないでしょうか?
    今後の生活で悩んでいます。宜しくお願い致します

    • 腰椎の固定術をされてしまった方のその後の治療は1、仙骨部硬膜外ブロック 2、手術創の上部からの腰部硬膜外ブロック 3、神経根ブロック がありますが、2と3は整形外科医は行いません。入れた固定釘に感染が起こることを毛嫌いするからです。実際には私がこれまで行ったブロックで、感染が起こった例は1例もありませんが、彼らは「万一起こったら責任を取れない」ことを理由に2と3を絶対にしません。まあ、それだけではなく、リスクとテクニックの問題もあります。

      ペインクリニックの医師であれば、2や3をしてくれる方がいるかもしれませんのでまずは近所を当たってみることをお勧めします。見つからない、または私に直接治療を希望されるのであればもう一度ご返答ください。

      • ご無沙汰しております。あれから、ペインクリニックなどで治療を行いました
        現在は、トリガーポイント治療をしています
        筋肉と思うんですが、固定手術をしている為にその周りの筋肉が固まってしまっている感じです。
        自分で触った感じでも、左側の骨盤の上周りの筋肉がコリコリになってます
        何か良い治療方法は、ありますでしょうか?
        宜しくお願い致します。

        • 固定手術を行った場合、器具の周囲で筋肉がどのように収縮しようとも、固定した箇所は動きませんので筋肉は凝り固まりやすくなります。何か良い方法は固定器具を除去することです。固定手術をする前に考えるべき案件でした。一つだけ注意するとすれば、固定術を行うと重心の移動が非生理的となりますので、姿勢自体が変化します。動きも変化します。普通の人と比較して変な姿勢・変な動きになります。しかし、それは格好が悪いので、よい姿勢、よい体勢で動こうとすることで、さらに固定器具周辺が破壊されていきます。つまり、固定したが最後、よい姿勢は体にとって悪い姿勢になります。このことを受け入れないで生活をすると、体が壊れていきます。これが私のアドバイスできる最善の良い方法です。

  18. 初めてメールさせていただきます。
    義母(76歳)ですが、変形性膝関節症で両膝の人工関節置換術を受けています。数年前から腰が曲がり、腰椎変性後弯症と診断され、腰痛や立位持続困難、歩行障害が発生しています。軽度から中等度の腰部脊柱管狭窄症もあるようです。
    もし独歩したいなら、変形矯正手術が必要との事。
    医師はこの分野は最近めざましく進歩を遂げている分野で、最近の手術成績はたいへん良く、全国的に見てかなり良好な矯正と低い再手術率を誇っていると言いますが、私はそもそも両膝がまともに曲がらないのに、腰にまで金属を入れて曲がりにくくして、果たしてちゃんと生活できるか疑問です。
    義母は食事のコントロールができない人でかなり肥満しており、動けないので筋力も弱っています。
    現在の所、ブロック注射、コルセットや痛み止めの使用、トレーニング等は全くしておらず、体重も減らさなければと言いますが、意志が弱くてできません。
    私から見ると本人も周りの人間も、手術を軽く考え過ぎているように思えます。
    両膝人工関節で腰の矯正手術などを受けるということはどうなのでしょうか?
    ご意見をお聞かせいただければと思います。
    よろしくお願いいたします。

    • 腰の矯正手術の内容が判明していませんのでアドバイスが難しいですが、一般的な手術に関する意見を述べておきます。整形外科の手術の進歩が目覚ましいと言っているそうですが、私の元へは、誤診により「手術しても全く改善しない」「さらに悪化した」患者が全国から来院されます。手術がすばらしいかどうかの前に、診断が間違っているため、本当に悪い箇所には何の治療も出来ず、全く悪くもないところを手術してしまうわけです。これではどれほど技術が高くても意味がありません。

       たとえば、背骨が曲がっていて歩けない→背骨を真っ直ぐに矯正すれば歩ける、は正しいように思えますが、そうではありません。歩けない理由は脳血管障害による歩行能力や姿勢保持力の低下である場合が非常に多いのです。つまり、治療すべきは脳であり、背骨ではないわけです。これは歩けない理由が背骨にあると誤診した例です。誤診が根底にあれば、整形外科の手術がどんなに発展しようとも、病気を治せません。

       ただ、脳に問題があるとしても、現医学では脳を治す方法がありませんので「病気が脳にあるという証拠」を示すことができません。ところが、私だけは証拠をお見せすることができるのです。それは、実際に脳への血流を上げる治療をして、脳から来る歩行障害や姿勢障害を治してしまう技術を持っているからです。この技術のおかげで、整形外科医たちが間違った手術をしてしまっていることをことごとく見破ってきたわけです。背骨ではなく脳に原因のある疾患をことごとく見破ります。

       これは私の自慢をしているわけではありません。医者の言うこと、特に外科医の言うことを真に受けることは正しいことではないということを知りなさいという意味です。どれだけ手術の技術が素晴らしくても、診断技術が劣っていれば、そんなものは猫に小判であるということ。

       つい、昨日の話ですが、私の患者で「背骨が悪いから」と言って他院に紹介したら、紹介先で「それは背骨ではなく股関節が悪いから手術をしなさい」と言われた患者がいました。名の通った名医にそういわれたそうです。私ならば、背骨が悪かろうが、股関節が悪かろうが、どちらでも注射で治せるというのに、その患者は私の腕を信じないがゆえに、他の名医にかかり、そして手術を勧められるはめになっているわけです。笑うしかありません。本当の名医が目の前にいるというのに、私の言葉を信じず、外科医の言うことを信じるわけですから、勝手にやってなさい! となるわけです。

       どんな名医でも、信じない患者を救うことはできません。

       追伸ですが・・・76歳にもなれば、必ず脳による歩行障害が起こっています。そこに手術をしたとします。手術では必ず血栓がからだじゅうに飛びます。とんだ血栓は当然ながら脳の小さな血管をも塞ぎます。よって手術をすれば血栓により、必ず現在よりも脳の機能が落ちます。手術により認知症が発症するのは、微小な脳血栓が原因に大きく関与していると私は疑っています。手術が怖いのは何よりも血栓であるということを知っておいたほうがよいでしょう。だから、どんな場合でも気軽に手術を受けてはいけないのです。私が医師1年目の時に、股関節の手術をした20歳の女性が、血栓が肺につまって壮絶な死を迎えたという経験をしています。新聞にも報じられることはありせん。

       しかしながら、こうし事実を発表する外科医はかつて一人もいないところに問題があります。都合の悪いことは発表しないという隠ぺい体質は医学の常です。そうした隠ぺいの影に、人生を台無しにされた患者が世界には大勢いることを知る方が得策です。

  19. 81歳の男性で腰が痛くボルトをいれましたが、
    その後痛みがひどく腰を曲げねば歩けません
    手術をした病院に行っても ボルトはちゃんと
    はいっているし後は薬か注射しかありませんと
    言われ、服用してますが痛みはおさまりません
    病院もそれ以上のことは言わず 痛くてしかた
    ありません
    改善方法はないのでしょうか?
    どこか別のよいセカンドオピニオンがないでしょうか。

    開業医の町医者では手術した病院がそういうなら
    右にならえの対応しかしてくれません

    • 腰を曲げなければ歩けない理由は、たいていは「まっすぐにすると椎間孔が狭くなり神経根を圧迫する」せいです。しっかりとボルトが入っているというのであれば、その固定した箇所の上下のいずれかで上述したようなことが起こっていると思われます。私もあなたのような「一流の脊椎外科医に手術後に治療を放棄された」患者をこれまでたくさん治療してきました。その感想を述べると、「治療には極めて労力がかかり、献身的にブロックを行ってやっとのことで歩けるようにしてさしあげた」という感じです。

       一般の開業医ではあなたのような患者を背負うことは重荷過ぎて無理ということです。「どこか別のよいセカンドオピニオン」となると、それは「重荷を背負い込むことを趣味にして生きる神様のような医師」を探すことを意味します。しかも、一流の外科医がお手上げ状態であるあなたの腰を治療するというわけですから、「私は世界一の医者だから何でも来い」と言えるくらいに自信のある医者でなければ手を出さないと思います。

       もちろん、私はそういう心意気で医師をやってきたからこそ、あなたのような患者を数多く抱えてきたわけですが、その私でさえ、遠方に住む方を治して差し上げることができません。たまたま私の近くにいた患者だから救えたわけです。

       さて、まずは現状をお伝えしましたが、次にあなたに何ができるか?について考えます。一つは腕がよい脊椎外科医を探して再手術をしてもらうことです。おそらく、今以上に広範囲をボルトで固定します。二つ目はペインクリニックを探してブロック注射に賭けること。3つ目は歩行器歩行を行い、背を丸めて歩くようにすること。4つ目はあまりお勧めではありませんが私の治療を受けに来ることです。私はどんな患者が(現医学で治らないと言われる病気の患者でさえ)来ても、おじけづくことはありません。必ず全力を尽くします。尽くしてダメなら仕方ありません。どれを選ぶか?はあなたの価値観によりますので私の意見するところではございません。

  20. 大阪在住、36才です。
    10年前に、軽く傾いて少しヘルニアが出てる状態で受診したところ、
    「痛みがなくなる」といわれ、固定術で4番〜5番を固定しました。
    術後、確かに横になっている時は、痛みが和らぐのですが、1キロほどあるいたり、前後にまげると痛みがでます。2、3時間すわっていても、痛みで辛い状態になり、術前より状態が悪く普通の生活ができてません。
    手術した病院(大阪では脊椎手術で有名)に尋ねると、「手術の際切った為、筋肉の問題」といわれ、診察を終了されました。他院でリハビリを何度も行いましたが効果がありません。
    ブロック注射もネットでしらべ、何箇所も通院しましたが、効果なく現在に至ります。

    海外で脊椎の人工関節の手術をうけるにも、資金がなく、せめて固定しているプレートとスクリューだけでも外してもらおうか、検討中です。

    将来的に日本で適用になれば、脊椎の人工関節をつけたいと考えています。

    スクリューとプレートを外す事によって痛みは軽減するでしょうか?

    • おそらく私が回答してもあなたは信じないでしょう。重要なことは原因を除去できているか?ということになります。現在の医学で解明できていない原理であなたの痛みが生じている場合、人工関節を入れたとしても治りません。二次ニューロン性腰痛のブログをまず読んでみてください。

  21. 東京M市57歳男です。スマホで一年以上前から拝見しておりました。
     一昨年5月歩行中脇見運転の車にはねられ第二腰椎破裂骨折で後方固定術、椎体形成術、一年後の昨年5月抜釘術を受けました。選択の余地は殆どなく望んで受けました。おかげですぐ歩けるようになりました。
    悩みはずっと続く腰全体の強張りと鈍痛です。
    最初の半年間の筋トレリハビリ以外は満足なリハビリも受けられない流れでした。もう治らない、画像上問題ない、これでは保険会社に口だけだと思われますよと言われました。もうこれしかないとのトラムセットで副作用と酷い禁断症状も経験しました。加害者が非常識な人物だったり、保険会社の対応への怒りが痛みを増幅することも認識しています。リハビリを受けたくて行った別の整形外科には精神病院へ紹介状を書かれてしまいました。
     最近半年間は折悪く千葉F市に単身赴任の身とされ、お医者さん探しも中断せざるを得ませんでした。仕事は機械の販売会社で作業が多く困っています。仕事を変えようもないし、ただ我慢して過ごしています。この先生きてる間ずっとこのままだとしたら辛いです。
    加害者側保険会社損保ジャパンと主治医はセカンドオピニオンを了解していますが、後遺障害を申請してもう終わりにしろと迫って来ました。納得いきません。拒否しております。
    先生の診断を受けたいと考えておりました。保険会社や主治医へも先生のことを以前から話していました。やっとメールが書けました。厄介な話ですみません。

    • まず、あなたは真っ先に礼儀を身に着けなければなりません。難易度の高い慢性疼痛を治療するには治療師側に多大な精神的な負担がかかります。にもかかわらず、他の方々と同じ料金で治療するわけですから、精神負担がかかった分は治療師側が自腹を切る形になります。つまり、あなたを治療する事は損失を生み出すということです。その損失をかえりみないで治療しようとする医師には多大な礼儀・謝意が必要です。しかしながら、礼儀を忘れた患者は、自己の恨みや書類や、裁判や、弁護士、保険会社との交渉などをしてほしいと医師に要求してきます。よって、そういう礼儀知らずの患者には精神科を紹介して立ち去っていただかなくては、通常の医療業務ができません。よって、たらいまわしになるのが常であり、そんな患者にまともな治療を誠心誠意行おうとする医師は一人も存在しません。

       あなたに起こったことは悲惨なことですが、それを治療する医師には無関係な話であり、とても迷惑な話です。つまり、面倒をかけるのであれば、最初からそれなりの儀礼が必要であり、そうした儀礼を全くすることなく医師に難病を押し付けようとすることを恥じなければなりません。その「恥じ」から治療への前向きな姿勢がやっとのことで始まります。日本の医師は安い金銭で治療を行いますので、重症な後遺症のある方を治療する事は、こんな安い値段では不可能です。アメリカに行けばわかりますが、難病の場合はおそらく10倍から100倍の値段がかかります。それを普通の値段で治療しようとする医師には敬意を払わなければならないということを知識としてもっておいてください。

       あなたが儀礼をわきまえる方であれば、私は難病であろうとも治療をします。事故に対する怒りとは全く別次元の話ですから、「人として」医師に敬意を払う事です。それができないのなら妥協してください。こういうことを最初に言わなければならない私の身にもなってみてください。敬意のない患者を治療する事は、私にとって極めて大きな負担になるからです。それをわきまえていただければ、一度診察させていただきたいと思います。

  22. ありがとうございます。そしてお詫び致します。
    先生の投稿、治療の障害は患者自身、再読しました。腰痛は医者には治せない、ブロック注射後の副作用対策、他今回読ませていただきました。
    先生のストレスが甚大であることを理解しました。私はずるいです。仰る通り弁護士の選定やその先を考えています。受け入れて頂いたら先生の業務の妨げになるのは分かっていました。
    医療費の支払いは自由診療を選択しています。
    先生はとんでもないご苦労をされている稀な方です。それでは身が持たないと思います。
    私が礼儀知らずなのは生まれつきです。事実です。どうかお許しください。
    先生からのご連絡、覚悟と共にお待ち申し上げます。

    • ご自分をひげされる必要はありませんが、儀礼や敬意がないのは困ります。それらがないことは治療の妨げとなるからです。覚悟がおありとのことですので診療させていただきます。できる範囲で後遺症診断書なども書かさせていただきますが、恨みなどが多いと前向きになれませんのでどうか治療に集中くださることを願います。

  23. お久しぶりです。手術をするかしないか、悩んだ末にやってしまいました。
    なぜなら固定術をやれば8割から9割がた良くなり治るとのことで昨年2016年11月に腰椎固定術をしてしまいました。やらなきゃ良かったとてもいまとても後悔してます。術前には無かった痺れが出てしまい痛みで未だに椅子に座る事ができません。(10分くらいなら可能ですが直ぐに重だるくなり足に痺れてきます)寝ていても仰向けは、辛く横寝をしたりと寝返りばかりをしてますいます。歩くのは、30分できますが5ヶ月以上経ちますが痛くて辛くて死にたいくらいです。希望の灯りが消えてしまいそうです。しかも医師からは腰の手術は失敗していないのだから痛みや、痺れが出たのは自律神経か脳の誤作動で痛みを覚えてしまったから痛いのだとかってに決めつけられてしまいました。痛みなどの原因は腰ではなく脳やら精神のせいにされました。責任転嫁されたような。。サジを投げられたような。。
    とにかく痛いので1日が長くて長くて。痛みと1人で毎日戦っています。痛みを忘れなさいと⚪️⚪️脊椎・関節病院院長にいわれますが痛いから忘れたくとも忘れられない。。

    • 固定術をやれば8割から9割がた良くなり治るとの判断が甘いかったのでしょう。脊椎外科医はもし手術をして、痛みが軽減しなかった場合に、ペイン科などに紹介するルートを持つべきです。それができないのは彼らの人間としての器の小ささでしょう。医師に「器が小さい」と言っても無駄でしょうけれど・・・とにかくできる限りの改善処置をしますので来院ください。

  24. 埼玉県在住の65歳男性です。4年前に朝起きると右足に激痛が走り近くの整形外科でMRIを撮りました。結果脊柱管狭窄症とのことでした。一週間経過頃からは右足に力が入らない状態になりました。1ヶ月ほど鎮痛剤の投薬で治療を行いましたが改善せず、主治医の先生から当院ではこれ以上の治療は無理ということで大学病院の紹介を受け診察を受けました。診察の結果ヘルニアの治りかけなのでしばらくそのままビタミン剤を処方してもらうようにとのことで、徐々に症状も改善しました。
    昨年の1月頃から朝布団から起きるとき腰が痛いのが続いたので仕事の都合上土曜日に営業してい整形外科でレントゲンを撮ったところ背骨の間隔がほとんどなくなっているとのことで加齢による症状とのことでやはり鎮痛剤と漢方による治療を3ヶ月ほど続けました。
    しかし痛みが酷くなるばかりなのでMRIを撮れる病院で診察した処背骨と脊柱管の間に水が溜まっていてそれが原因だということでした。
    一年程鎮痛剤で様子を見たのですが治らず他の病院を紹介され同じく水が溜まっているので注射で水を抜きましょうとの事で3月にその処置をしていただきました。結局水は抜けなくて神経ブロック注射の処置だったようです。
    10日間ほどはしびれはあったが痛みは消えたのですが、それ以後以前にも増して足のしびれと痛みがひどく歩けない状態が続きました。
    あまりの痛さに耐え切れず脊髄の専門の病院で受診した処やはり背骨の間隔が無くなっており、背骨と脊柱管の間に何らかの物が有りそれが神経を刺激しているとの事でした。
    その時手術しか無いとの事で今回は下二個の背骨をボルトで固定しますとの事でした。上の背骨の間隔もほとんど無いので術後何年かして痛くなれば上の2個もボルトで固定する必要があるかもとの事でした。
    そのときは足の痛さなため手術をお願いしますと即答してきたのですが、改めてこのこのサイトを読みそんな簡単に結論出さないほうが良いように思っています。
    手術は必要かも解らないけれど術後のリスクを考えるとボルトでの固定以外の方法もあるのでは?と思っております。
    先生のご所見をお願いいたします。

    • 「背骨と脊柱管の間に水が溜まっていて」の意味がわかりません。脊柱管を構成しているのが背骨だからです。答えようがありません。アドバイスとすれば、まずは痛みを改善できる専門の科、つまりペインクリニックに通院して、その症状がかいぜんするかどうかを試されることをお勧めします。その上で判断した方がよいと思います。

  25. 早速のアドバイスを有難うございました。固定術の件私なりに調べました。
    やはり術後のプラスマイナス等を検討しましたところ、早急に結論を出さずに他の専門医の方のところにも通院しその上で判断しようと思っています。
    有難うございました。

  26.  70歳の男性です。椅子に座っているときは痛みがあまりないのですが、歩くと(立つと)両足のふとももの裏側からふくらはぎの外側と右の膝が痛み足首に力が入らなくて歩行(立つこと)が困難で悩んでいます。
     今まで手術から逃げていたが、近くの診療所でMRIを撮影した結果、脊柱管狭窄症の手術を考えなだめだと言われており、先生のブログを何回も読み直しているところです。
     平成29年1月に先生のブログの質問者が書いておられた京都のペインクリニックでの腰部硬膜外ブロックにより腰の痛みが軽減したが歩行困難は解消されないため、大津のペインクリニックを受診した。
     平成29年6月6日別のペインクリニックで、腰部MRIからL2/3、3/4、4/5の狭窄症があるが足の痛みは一番下のヘルニアが原因ではないか、L5/S1のヘルニアであり、ブロック注射をするとヘルニアに薬が作用して悪くなる。注射は無理である。脊髄の専門医師を受診して、手術してからでないと注射は出来ないと言われた。
     L5/S1のヘルニアの手術となると固定術になるのではと思い専門医師の診察に躊躇しております。
     5月に少し歩きすぎて現在痛みがひどくなっておりますが安静を保って少し和らいだ時に診察願えればと思っております。
     こんな状況で駅での乗り換えなど歩行が大変になると思っておりますが、先生にブロック注射をお願いして、痛みが取れて歩行できるようなりたいと思っております。ブログの中に、「遠方の人は近くのホテルを予約して治療されている」と書いてありましたが、関西在住のためそのような方法でお願いしたいと考えております。
    もし治療して頂けるのであれば、診察もしていただいていないのにこんな質問は回答いただけないかもしれませんが、何日ぐらいの日程(ホテルの予約等)で計画するのが良いのかも教えていただきたいのですが。
     なお、私の今までの経過を次の通りであります。
     平成13年9月に左手左足に痺れがあることや、立ちくらみが出るようになったため脳神経外科を受診したところ頸椎後縦靭帯骨化症と言われ頸髄が圧迫され進行性の症状が出現していると言うことで手術をうけることになった。入院した時の病名は変形性頚椎症、腰椎症となっていた。平成13年12月5日に拡大椎弓形成術を受け、C3からC7まで4か所に棘突起再建スペーサー(8×8)(アパセラム)が4個入っている。
     頸椎手術の結果、左半身に力が入りにくくなり右半身は温度感覚がなくなり風呂の湯の温度が分からなくなった。また右手が痺れるようになった。
    平成15年12月に歩くと足が痺れて続けて歩くのが難しくなり、診察の結果、腰部脊柱管狭窄症で手術が必要であると言われたが、歩行に不自由ながら手術を受けないまま過ごしている。
     平成20年7月直ぐに腰がだるくなる、仕事の帰りは特にひどい間欠はこうで歩きづらく、両手は常にしびれている、右足に比べ左足が細く感じる、4百メートル位しか歩けなくなっている。
     平成20年8月〇〇県立医大でMRIの結果「発育性脊椎管狭窄」があり、腰椎全体にわたる脊柱管狭窄症を呈し、特にL2/3、3/4、4/5での著明であり、症状が馬尾性であり、手術部位の特定が難しく、多椎間の除圧が必要と言われたが手術はしなかった。
     平成24年5月、間欠はこうで少ししか歩けない、両手・両足がしびれている、腰がだる痛い右の腰下の太ももに力が入らなくて歩けない時がある、足の裏はスルメを貼っているようである、スリッパをうまく履くことができない、すぐにぬげる。靴の履くときや脱ぐときには椅子に座ってであるがスムーズにできない。
     平成26年10月21日に歩いていた時足が動かなくなり倒れる、左ひじの打撲、体全体の痛みあり。その後体重計に乗っても直立できなく、ふらついて静止できない、歩行もほとんどできなく伝い歩きがやっとの状態になった。
     平成27年7月から近くの診療所へ自転車(5百mくらい)で通院しリハビリ運動週1回実施している。 リリカカプセル25mg1日2錠を約1年間飲用していたが、何事にも気力が起きない状態になり。平成28年8月に服用をやめた。
     夜間寝るときには、腰、足首,太ももなどにモーラステープL40mgを10枚以上貼らなければ寝られない。
     平成29年1月11日に京都のペインクリニックでMRI画像無しで腰部硬膜外ブロック5ml (神経を直接穿刺しない、抵抗消失法)塩酸メピバカイン注シリンジ1%「NP」10ml1筒・デカドロン注射液3.3mg 1ml 2管を腰の左部分注射する。
     平成29年2月1日に京都のペインクリニックでMRI画像無しで腰部硬膜外ブロック5ml (神経を直接穿刺しない、抵抗消失法)塩酸メピバカイン注シリンジ1%「NP」10ml1筒・デカドロン注射液3.3mg 1ml 1管を腰の右部分注射する。
     腰部硬膜外ブロックのあと腰の痛みは少なくなり椅子に座っているときは痛みがなくなったが、歩くと(立つと)両足のふとももの裏側からふくらはぎの外側と右の膝が痛み足首に力が入らなくて歩行(立つこと)が困難である。
     現在腰の薬は、メチコパール錠500μg 1日3錠と八味地黄丸(ツムラ7)1日2包を服用している。また、たまにロキソニンとモーラステープL40mg・スミルチック3%を使用している。
     高血圧で15年くらい前から薬を服用し、現在は「アテレック5mg」1日1回服用、前立腺肥大症で平成24年1月から、ハルナールD錠 0.2mg1日1錠、エビブロスタット配合錠DB 1日3錠、ザルディア 5mg 1日1錠を服用している。

    • 東京までこられる気力がおありなら、東京の九段坂病院で手術の計画を立てるという考え方があります。固定術を頑なに否定するのではなく、固定術後に腰に負担をかけない生き方をすることで術後に起こる不都合を回避できます。回避することは簡単ではありませんが、今の生活よりもはるかに楽でしょう。お話をうかがう限り、手術を選択した方がメリットが大きいように思います。もちろん、私のブロックを受けに来られることを否定しません。他のペインクリニックと比較して私の方が優れているものがいくつか存在するからです。ですが、普通の硬膜外ブロックは「かえって悪くなる」という状態ですから、神経根ブロック以外にあまり打つ手がないと思います。神経根ブロックであれば京都で十分でしょう。

       私の周囲には超一流の治療師たちが集まっていますので、その方々とのコラボレーションという方法もありますが、無駄に終わる可能性もかなり高いということをご理解できますでしょうか? できるというのでしたら数日の連続治療をお勧めします。ただし、私には常ならぬ負担をかけることはわかりきっていますので、たとえ治らなくても敬意や謝意を持って挑んでください。私以外の者に治せるというなら、私のところへくる必要はそもそもないのですから。私のところへ来られるのなら、覚悟と心の準備をしておくことは当然です。

  27. 早速の診断有難うございました。先生の「手術を選択した方がメリットが大きいように思います」との診断で手術をする方向で検討しなければならないのかと思うようになりました。
     「数日の連続治療」も捨てきれず今迷っておりますが、東京での手術になると付き添い人等で難しく、九段坂病院の有名な先生の診察は紹介状があっても2~3か月先になるようでもあり、一度近くの脊髄専門医師の診察を受けて手術内容等を聞いてみて考えたいと思っております。
     診察の結果相談させて頂きたいのでその節にはよろしくお願いします。

    ※ 一連の質問等問題になりそうな文言がありましたら削除願います。

  28. 70歳女です相談よろしくお願いします。10年位前から腰痛はありました(薬プロレナ-ル.ハリ薬)27年4月30歩程あるいたところ痺れ痛さで歩けなくなりました。病院で腰部脊柱管狭窄症手術を勧められるが、なんとか杖をつき歩けるようになりました。H29年3月半ばいつもと違うきつい痛みの為硬膜外ブック注射を4回うけましたが効果がなく今は30歩位歩いただけでこわばり、少し休むとお尻の下の方重いですが少しまた歩けます。痛みの経過はお尻中間から下の方移り、右お尻から太もも裏から左お尻から太もも裏に移り今はお尻下方こわばり座ると治ります。肛門と排尿の筋肉3割位感覚ないように思います。手術を決意しあと造影剤のみのところで中断してます。アドバイス頼みます

    • 手術をするかしないかは自分で肉体を構造改革できるかできないかにかかわります。自分で行うと言っても、それを指導できるほどの人材が日本にはいないので難しい話です。難しい話ですが、そこをなんとか自分でやれる人も存在し、手術を回避して人生を送る人もいます。ですが、一般的には「自分で試行錯誤して生きる」ことのほうが手術を受けるよりも数百倍難しいことですから、ほとんど全員が手術という安易な方向に流れていきます。

       私が患者様の生活指導をするという方法論もあるのですが、患者たちに教えたところで「守らない」ことがわかっているので、最近は指導をしなくなりました。

       さて、手術を選ぶという安易さにはリスクがつきまといますが、どういうリスクがあるのかをこのHPで学べば、リスクをなんとか回避できると思います。ですから、手術を行う方向を私は勧めます。

  29. 私は54才女性です。昨年8月に腰椎すべり症固定術をN医療センターで受けました。退院したその日に足の裏の異物感を感じました。そして手術より、3ヶ月が経過しようとした辺りから、足の甲の灼熱感が現れました。担当の医師に訴えたところレントゲンMRI を首から腰までやりましたが、問題なしとの事で終わってしまいました。
    神経内科で、ムズムズ症候群ではないかと診断され、その薬を処方されましたが、私は違うような感じがしてすぐに服用を止めました。そのうち、椅子に座っていると足が熱く痛くなり長く座れない状態になりました。日赤で異常なし、と言われて納得が行かず近所の整体に通ったりしましたが改善されません。
    現在は近所の脳神経外科へ行き、手術で神経を傷つけられたのではないかと言うことでリリカを服用し、リハビリに通っています。そんな状態の時に先生のサイトを見つけて、先生なら何とかしてもらえるかもしれないと望みを託してメールしました。

    • 手術を受けて改善しなかった場合、それは手術という大ギャンブルを行ってその賭けに負けたことを意味します。なぜ大ギャンブルかといいますと、取り返しがつかないからです。タイガーウッズはすでに3度の腰椎の手術を行い、それでも痛みが取れず、薬物中毒になって逮捕されました。それほど手術は大ギャンブルだということです。まあ、全体の症状は改善しているのかもしれませんが、一概にその手術が失敗とは言えないとは思います。

       さて、手術を行った場合、すべての代替医療で効果を出すことが難しくなります。鍼灸、カイロ、心霊療法、気功、漢方、サイキックなどなど、全てで効果が出にくくなります。さらに、整形外科医は神経ブロックをなかなか行わないようになります。私の治療技術は「最後の砦」と言ってよいほどに難治性の疾患を治す実績を持ちますが、それでも、手術後の患者は治療が難しいでしょう。私はその難しい症例を、特に高くもない治療費で治療しますから、私にかかる負担は大きいと心得てください。心得るとは私に敬意を持つという意味です。敬意がない方は本当に治らないのです。

       

  30. 初めまして。現在52歳の女性です。
    みなさんのお便りに目を通していると、私はまだまだ新人の様なのでもう少し我慢しないといけないのかもしれませんが・・・。

    昨年12月初旬から急激な坐骨神経痛により脊椎外科クリニックを受診し、「腰椎不安定症」「腰椎分離症」「椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」と診断され一時期歩くことも困難な状況でした。

    リリカの服用とアルプロスタジルの点滴、仙骨へのブロック注射等で現在日常生活は普通(?)に行っていますが、腰の痛みがひどく、薬も弱くしたからか神経痛も感じる状態です。

    先日 経過観察で受診した際に、症状がほとんど変わらず 薬を飲んでも痛みはなくならず座るのも立つのも辛い状態と説明したところ3ヶ月後に変化がない様なら手術を考えましょう、と言われました。

    実は本日、こんな状況を心配してくれた会社の人がTVで見たクリニックを教えてくれて受診してきたのですが、そこでも手術(それも、すべり症がありそうなので固定術が良いと思う、と。)を勧められました。

    とにかく痛みから解放されたいので手術も覚悟し始めましたが、固定術に対する不安もあり色々と調べている間にこちらに行き着きました。

    やはり手術は最終の手段として、行ったブロック注射が仙骨硬膜外だったので一度神経根ブロックを試してみた方が良いのでは と思っておりますが、先生のところにお伺いすることは可能でしょうか?
    大変お忙しそうなので申し訳ないのですが先生のアドバイスを頂けると助かります。

    • 手術はあらゆる保存的治療で治らなかった場合にのみ考えるものであります。が、その「あらゆる治療」を先導する医師が日本にはなかなか存在しません。ですから私が「あらゆる治療」に尽力しています。私のところへ来院する難治性腰痛疾患の患者様のほとんどが手術を回避しています。ご案内差し上げます。

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