やってはいけない脊柱管狭窄症手術

症例 79歳女性

腰部、両殿部、両大腿、両下腿の強い痛みが2年前から続くという主訴で来院。来院時10分も連続で歩けないという。2年前に某医大で腰椎の手術をし、1年前にも某病院で腰椎の手術を施行される。しかし症状はよくなるどころか日増しに悪化する。現在、週に2~3回という常識外れた回数の神経根ブロックを行いやっと生活ができるという激しい痛みが続く状況。痛みはほぼ両側性にあり、殿部、大腿部、下腿部と日によって痛む場所が異なる。たまに2週間程度痛みがあまりなく過ごせる日もあるが長くは続かない。

腰部単純XP

YS01 fig01 左は腰椎正面 右はわかりやすいように各椎体に色をつけたもの
fig01よりどこを手術したのかのおよそがわかる。緑色のL4の右側(向かって左)を椎弓切除し左側(向かって右)を開窓したことがわかる。赤い部分が切除した部分。脊柱管狭窄症ではこのように後方の骨を切除、あるいわ開窓し、狭くなっているであろう脊柱管の後方部分を広げて徐圧するという手術が一般に行われている。
ではなぜ彼女の場合、症状がとれないのか?これを真摯に考えるべきであろう。まじめに考えれば、L4の脊柱管を広げ徐圧することが彼女の痛みの原因を取り除けないとなる。ふまじめに考えれば、彼女が精神異常で異常な痛みの訴えをする性格の持ち主であるとか、腰椎以外に神経が障害を受ける病気を持っているとか…

やってはいけない手術

YS02 fig02 同患者の側面像、わかりやすいように色分けしている。赤く塗りつぶしている部分が椎間孔(神経根)が出る孔である。
ではこの患者の側面写真を見てみよう。側面写真は左右にあるものが重なって見えるためにその評価が難しい。しかしよく観察すると、重なり具合をしっかり分析することで左右どちらか一方の影だけを抽出することができる。そうやって抽出した影に色をつけることで椎間孔の大きさを調べることができる(左右片方の評価にはなる)。
一番下がL5の椎間孔。ここは神経根が出るすきまもないほどに孔が狭くへしゃがっている。しかも下から押している関節突起はみごとなまでに前方に屈曲・変形している。L4の椎間孔も同様だ。L3の椎間孔は開いているが狭い。L2の椎間孔はやっと正常人なみ。手術を2回行った患者の椎間孔の大きさがこれほど狭いのなら、何のための手術なのか?といわざるをえない。どれほど脊柱管を広げたところで、治療にはあまり効果を発揮しない。
驚いてもらっては困る。この手術は特殊な失敗例ではない。今も全世界で一般的に行われている脊柱管狭窄症の普通の手術である。こういう状況なので脊柱管狭窄症の手術を「やってはいけない」と言うことになる(無意味な手術であるなら)。
脊柱管狭窄症は脊柱管の狭さによる症状と、椎間孔の狭さによる症状の二つに分けて考えなければならない。しかし実際は椎間孔の狭さをきちんと評価する医師がほとんどいない。その理由はいまだに整形外科医は腰椎の病気のほとんどが脊柱管中心部で起こるとかたくなに信じているからだ(実際はほとんどが椎間孔で起こる)。なぜそのような誤解が多いか?については世界の脊椎外科学会をゆるがす大間違いで述べているのでここでは詳しく述べない。ただ、今後あなたが脊柱管狭窄症の手術を受けたいと考えているのなら、最低でも椎間孔を広げる手術(椎間関節切除術)をしてくれる医師を全国を渡り歩いて探さなければならない。見つかるまで探し歩く必要がある。なぜならば椎間孔を広げる手技は困難を極めるからだ。たやすくない。それをふまえてきちんとやってくれる医師は数少ない。そんなサムライ医師を探すことはとても難しい。

高齢者腰椎の基本

YS03 fig03 高齢者の腰椎模型 青は関節、黄は黄色靭帯
高齢者になると椎間板が非薄化して椎間がせまくなり関節は著しく重なり合う。fig03では重なり合う関節面がわかりやすいように青で示してある。実際にこのように関節面は大きくずれ、まるで脱臼しているかのようにずれる。そして新たな骨棘と新たな関節面が出来上がり、その変形した関節が椎間孔を狭くする。青線で描かれているラインは開窓や椎弓切除のライン。上述した79歳の女性では同様な椎弓切除がなされていた。

若年者と高齢者の開窓シーンの違い

  若年者と高齢者では手術時の見え方が違う。以下にその見え方の違いを示す。若年者の場合、椎間板が緊張を保って存在しているので開窓するとそのすぐ前方に椎間関節が見える。しかし、高齢者の場合、椎間板が非薄化し、椎間関節が極度にかさなりあっているため、実際に切除しなければならない関節突起は想像以上に奥のほうにある。したがって若年者の腰椎よりも関節突起の切除がはるかに困難であり、開窓くらいではなかなかとりきれない。
YS04 fig04 右が若年、左が高齢者の開窓後。黄色の矢印は関節突起が変形して脊柱管中心部に張り出している様子を示す。若年者(右)では関節は張り出していない。また、椎間孔の位置がわかりやすいように右では神経の模型を設置している。
fig04では高齢者と若年者の椎間孔の位置の違いがわかる。神経根が出ていく高さが椎間孔の位置である。ここで前述の79歳女性の腰椎側面像を思い出してほしい。椎間孔を狭くする要因は上関節突起だが、上関節突起の切除は若年者の場合は開窓した場所からすぐに届く範囲にある。しかし高齢者の場合、上関節突起は開窓した場所よりかなり上で奥のほうになる。彼女のような症例では上関節突起をトリミングしない限り、脊柱管狭窄症の手術は成功しない。さあ、どうする。この程度の開窓ではそれができないのだから。
YS05 fig05 真上から見た脊柱管中心部 赤い部分が張り出した関節部分
張り出した関節突起は真上から見るとfig05のように見える。これをMRIで見ると、脊柱管がとても狭窄しているように見えるため、ほとんどの医師が「この狭窄のせいで痛みが来ている」と誤解する。しかし、馬尾はこのような脊柱管でも無症状で耐えうる(脊髄実質ではなく神経線維がすだれ状に走っているだけだからである)。多くの外科医がこの脊柱管の狭窄をやっきになって広げる(徐圧の)ことばかり考え、肝心な椎間孔を広げることについては全くノーマークであることが多い。

椎間関節切除手順

YS06 fig06 開窓した場所を30度斜め下から覗いた図 矢印の順に関節突起を切除していっている図 最後の図は上下の関節突起を切除した後に椎間孔を外則から覗いた図
fig06のように開窓した場所から肥厚した関節突起を削りとっていく。まずは下関節突起を削り、次に上関節突起を削る。こうすることで脊柱管の中心部はかなりゆるやかに広がる。しかし、外から椎間孔を覗いてみると、全く上関節突起が削れていないことがわかる。fig06のごとく切除しても椎間孔は全く広がらない。切除してもしなくても椎間孔が広がらないのなら何をやっても無駄? そうではない。では、どうすればよいか?それはそもそも脊柱管狭窄症の手術では開窓くらいでは椎間孔の処理ができないことを認識しておくべきだろう。やってみればわかるが、片側の椎弓切除をしても同じくできない。実際は棘突起も切除して、完全に両側の椎弓を切除し、十分に椎間孔が目視できる状態でなければ関節突起の切除ができない。
SK15     fig07 棘突起ごと椎弓を切除したところ
fig07のように見通しがよくなってはじめて椎間孔がしっかり開くレベルまで関節を切除することができる。

ここまでやってはじめて脊柱管狭窄症の手術といえる

しっかり椎弓を切除してがっちり椎間関節を削る。これではじめて椎間孔が開く。そして不安定にならないように椎間にスペーサーを挿入して固定する。そうすることで椎間孔における神経根の圧迫が解除される。これが真の徐圧術といえる。このように脊柱管狭窄症の手術ではしっかり椎間孔を開く処置をしなければならない。それ以外の姑息的な手術は申し訳ないが術者の自己満足の手術だろう。術前述後にきちんと椎間孔が開いたかどうかの評価を全外科医がすべきことであるが、実際は行われていない。しっかり評価すれば手術してもよくならないなんてことはほとんどなくなる。
スペーサーを入れなくとも後方から固定すれば、椎間の不安定性がなくなるのでそれだけでも後根神経節(神経根)の損傷が起こらなくなるだろう。しかし、椎間孔が狭いままでただ固定だけした場合、いずれは固定のゆるみから神経根が損傷することを防ぐことができない。
スペーサーを入れた椎間も同様にスペーサーは年々椎体に沈みこむことを考えれば、関節のトリミングをしておくべきだろう。後方固定などの固定術は基本的に水平方向の動きを制限するもので垂直方向(重力方向)の動きを制限するものではない。だからスペーサーを入れた個所は必ず年々沈んでいく。そのときに再発するようでは根治術と言えない。だからこそスペーサーを置こうとも、椎間関節をきっちり切除する必要性がある。しかし、そこまで将来のことまで考えて手術してくれる医師はほとんどいない。
脊椎の手術はあまりにも再発が多すぎる。そのことを考えれば姑息的に手術しようとする意識から改革していく必要があるのではなかろうか。私は今も腰椎術後の再発の患者を数多くブロックで治療している。その患者たちは例外なく椎間孔が狭いままでいる。こういう被害者を一人でもなくしたいと心から思っている。かなり乱暴な言い回しで、真剣に手術に取り組んでいる脊椎外科の先生方には申し訳ないという気持ちもあるが、それにもましてこの高齢化社会を救うために、精進してほしいと思っている。手術が難しいだとか医療器具が発達していないとか、理屈をつけてここに書かれていることから逃げてはいけない。高齢化社会はもう待ってはくれないのだから。

やってはいけない脊柱管狭窄症手術」への125件のフィードバック

  1. 5年前に脊柱管狭窄症で手術をしましたが、痛くて仕方ありません。この相談は何処へ送信されますか。有料か無料で相談できる訳がないとおもいますが。
    どう考えればいいですか?

      • 満90歳になる母が脊椎間狭窄症で間欠歩行、足の痺れもある様です。症状は重い時と比較的軽減してる時があるみたいです。約35年前に右股関節の人工関節置換手術を受けているのでMRIは撮れないと思います。何度か転倒もし圧迫骨折も複数回してその度に整形で診てもらうのですが、股関節の状態は申し分無いくらい良好なんだそうです。執刀医の先生に勧められ今も腹筋背筋鍛えるために水泳を週3〜4回してます。最近目に見えて衰えを感じるのと、母の実妹が脊椎間の手術をして良くなったので手術をした方がいいのかどうか悩んでます。アドバイスいただけますでしょうか?

        • 手術をするべきかどうかは手術をする医師の腕次第だと思います。うまい医師であれば負担も少なく短時間で適切に手術可能です。そして腕の立つ医師は負け戦はしません。ですから、患者は、腕のいい医師を選定し、その医師の意見をよく聞いてから考えてみてください。そのときはもう少しましなアドバイスができます。

          • 早速に回答ありがとうございます。
            20年以上前に転倒し寝たきりになりそうな時にも最初に連れてった整形ではオペを勧められました。次に連れてった外科の先生は易しいオペじゃないと勧められませんでした。その先生は水泳も冷えるからと勧められませんでした。悩んだ末股関節手術の執刀医の先生に診ていただいたら水泳を続けて下さいと仰ってくださりその後順調に回復し現在に至ってます。母もこのまま現状維持出来るならと思ってるみたいです。診察は受けてみてオペするかどうかはその後で決めれば良いと話してます。もし手術をすると決まった時には又助言をお願いします。

    • 64才主婦です。
      腰部脊柱管狭窄症の固定手術で迷っています。
      今年8月から痺れが強くなって、休み休み、背中を曲げてないと歩けません。家事も背中を曲げて最低限やれています。整形外科を受診してMRIを撮りました。 4/5の椎間板ヘルニア、4の骨が動くことで神経を圧迫しているのが原因で痺れがあります。薬や注射で稀に収まることはあります。まだ若いから固定手術を考えて下さい。と言われました。大学病院でMRIを持って行って相談しましたが同じように言われました。手術をすれば普通に歩けるようになりますか?痺れは無くなりますか?後遺症はありますか?

      • あなたの症状から察すると、手術は有効のように思えます。背中を丸めると楽に歩けるのでしたら、背中を丸めた位置で固定をしてしまえば症状はおそらく改善します。ただし、脊柱管狭窄ではなく、椎間孔狭窄の場合、固定のやり方が不適切であると症状が改善しないことがあります。また、改善したとしても固定した上下が必ず不安定になってきますので、手術後の人生は控えめに生活しなければなりません。

        しかし、ブロック注射で現在の症状が改善しないのであれば、手術にかけてみる以外に手がありませんから、「究極の選択」にならざるを得ません。よって、まずはブロック注射を地道に繰り返し、症状が改善するか?しないか?を経過観察することから始めることをお勧めします。整形外科医はブロック注射があまり得意ではありませんので必ずペインクリニックでブロック注射を受けることが必要です。よって、まずはペインクリニックを探すことから始めるとよいと思います。

         追伸:人間のからだは、ゆっくり時間をかければ、どんなに狭窄が強くても、神経が適応していくものです。1か月間安静にしていれば、症状が軽くなる可能性があることを知りましょう。しかし、人間というものは、「安静にしていたら寝たきりになる」と勝手な言い訳・勝手な推測をして、安静にしていられないものであり、その結果、慌てる乞食はもらいが少ない、となってしまうことがほとんどです。まあ、私の意見を信じる必要はありませんが・・・

    • 私は6年前に腰部主管狭窄症の手術を受け4本のチタンのくぎを固定のため使用しました。手術は10日で(リハビリも含めて)完了しあるって退院し迎えに来た車を運転して帰宅しました。しばらくは静養してましたがコルセットを使用しての畑の手入れもし耕運機も運転して作業ができました。
      6年後の今日も重たいものを運ぶ時は安全のためコルセット
      を使用します。先日は太さ40センチの梅の木を一人で切断しても問題起こしませんでした。

      • こんにちは。私も6/20に同じような手術をしましたが、椎間板を除去し
        ゲージをL3,L4の間とL4、L5の間に埋め込んでいるのですがL4,L5のゲージがずれそれによる左足ひざ下および甲、土踏まずの知覚系しびれ(靴連れしたときの痛み)に悩まされ7/5にずれたゲージの除去手術をして7/14に退院しましたが、現在、まだ左下の知覚系しびれに悩まされています。

        Doctorも含め、手術した主治医は、3~4か月かけて徐々に良くなるとは言っていますが果たしてそうなのかご意見とアドバイスをください。

        • 3~4か月かけて局所の腫れが引いてくるということは確かに嘘ではありません。つまり自然治癒を目指す方針に変わったという考え方もできます。手術自体は不成功ですが、整形外科医の裏話として、手術は不成功でも、手術後に安静を保つことがある程度強制されるため、そのせいでよくなるという例もあります。安静といっても、安静のやり方はとても難しく、ただ寝ているだけでは余計に痛みが増すこともあります。

           また、手術をしてしまいますと、ブロック注射で治すという選択肢が消えてしまいます(私ならブロックをしますが、一般にはリスクが大きすぎて医者は手を出せないというところです)。よって、どちらにしても西洋医学では治せない領域の話になっています。ですから、鍼灸やマッサージなどで達人級の人に治療をしてもらうことを考え始めなければならないでしょう。お金と手間・暇がかかりますが、西洋医学以外の治療法を模索することをお勧めします。私のところへはお金がなくても遠方から通院される方もおりますし、腱引きの達人、などもご紹介できます。

  2. はじめまして、記事を拝見致しました。

    49才 男性です。
    今月10月8日に脊柱管狭窄症を内視鏡で手術しました。今年の2月頃より左足脛に歩行時痛みを感じ8ヶ月程度ブロック注射など保存療法を行ったのですが段々と痛みが強くなり手術を受けました。 L5神経の圧迫除圧(左片側の椎弓切除)、外側ヘルニアも見られ除去、神経癒着の剥離、医師と相談の上実施しました。手術前仕事で腰を使わなければ、歩行痛は小さく日によっては1km位は歩けていました。手術は相当迷ったのですが、趣味のランニングや介護の仕事を続けたく決断をしました。
    今日で術後3週間になります。 傷口などの痛みはなくなりましたが、歩行すると左足に痛みがでます(術前と同じ所)
    何となく手術前の状況に戻っただけのようにも感じます。
    医師からは、神経を剥離しているので強い痛みがあります。4週~6週様子を見ましょう。痛みが続くようであれば再手術(大きく椎弓を取り固定術)も検討出来ますよと言われています(希望すればですが)

    相談ですが…
    術後痛ってそんなに長いものなのでしょうか?除圧が適切であれば痛みはすぐ良くなるように思うのですが・・・・

    固定手術でないと治せないものなのでしょうか?

    術後のCTで説明を受けた時椎孔が術前とと比べとて広くなっているのを確認しました。素人目ですが・・・・

    もうこのまま一生治らないのでしょうか

  3. 何のコメントも頂けないのですね!
    がっかりです。
    結局ご自身の知識のひけらかしサイトなんでしょうね

    • 書き込むのをうっかり忘れていましたが・・・すごいですね、いきなり誹謗中傷に変わるあたりが・・・これがネット社会というものなのでしょうか?しかも私は自分が誰だとかひけらかしをしていないというのに、「知識のひけらかし・・・」。名前を書かないとひけらかせません。痛みが治っていないのは神経の除圧がやはり不十分と考えます。対処法としてはやはり固定術が有力です。なぜなら、椎間孔を開けるのは極めて難しく、椎間板のところにスペーサーを入れて固定しなければ十分に孔が開きにくいからです。もともと椎間孔を広げるのは内視鏡では苦手系ですから。私なら、とりあえず神経根ブロックを数回行い、その加減で考えます。ただ、私に誹謗中傷を書かれたので私のところへは来院できないでしょうけれど・・・。心配いりません。怒っていません。笑っています。

  4. はじめまして、記事を拝見致しました。

    53才 男性です。
    L5/S1の腰椎分離すべり症で、まさに記事の通り
    椎間孔狭窄によるL5神経根圧迫による下肢の痛み、痺れ、
    間欠性跛行があります。

    すべりの度合いが強くなければ除圧術だけで済むのではないかと
    考えておりましたが、上記の記事の通り
    椎間孔を広げるには固定術がマストなのでしょうか?

    宜しくお願い致します。

    • 椎間孔を広げるためには外科医の腕が超一流でなければうまくいきません。つまり成功・失敗の鍵は人間の技術力と精神力に依存しています。しかし、日本の整形外科医の技術は「お金で評価されていない(手術料金で腕がわからない)」ので真に技術力が高い医師を患者が見分けることができません。よって運に依存してしまいます。固定術なら運に依存せずに成功率を上げることができるという意味です。しかし、固定術にも技術がそこそこ必要です。単にヘルニアの手術の技術が10とすると固定術には20の技術が、椎間孔拡大には50の技術が必要ということです。50の技術を持つ医師は大学病院にもいないことが多く、そうそう簡単に巡り合えません。技術というよりも精神力の強さが必要なのです。いわゆるサムライスピリッツを持つ医師です。九段坂病院にはそうした医師が修行に集まっています。全国から患者が集まりますので、手術は3か月以上も待ちの状態です。それ以外はご自分で探すしか方法はありません。九段坂病院以外にもサムライ医師はどこかにいるはずですから。

  5. 早々のご返事、有難う御座いました。

    追加で質問させて下さい。

    それでは、九段坂病院では
    固定せずに椎間孔拡大が出来ると
    いうことでしょうか。

    その場合、棘突起、椎弓、椎間間接と
    広範囲な切除になると思いますが、
    固定せずに安定性を保つ事ができるのでしょうか。

    お忙しい所、申し訳御座いませんが、
    宜しくお願い致します。

    • 椎間孔拡大は手術的に極めて難しいので、「できる」という話ではなく、「普通の整形外科医の腕ではできない」ことを前提として、九段坂病院クラスなら「検討してくれかもしれない」というレベルでの話をしています。誰が行ったところで成功確率が低い手術であることは確かで、九段坂病院の先生方であれば、その成功率が普通の先生方より高いでしょうというお話です。どちらにしても成功率は低いのです。しかし、一流の脊椎外科医は、そこをなんとかしようと考えてくれるでしょう。しかし、なんとか・・・でしかないのです。確実に治すことは神様にだって不可能です。今の医療技術では。

  6. 親切丁寧なご回答、有難う御座いました。

    本日、主治医に手術内容を詳細に説明して頂きましたが、
    神経根を圧迫している椎間孔を360度しっかりと除圧し、
    その上で椎間にスペーサーを挿入し椎間を高くし、
    すべった腰椎を元の位置まで戻し固定するとのことで、
    先生のおっしゃる真の徐圧術に近いのではと判断し、
    手術をお願いすることと致しました。

    もし今回の手術で根治することが出来なかった場合には、
    次回は九段坂病院の門を叩かさせて頂きます。

    また、今回このように親切にご回答頂けたことで、
    手術を決断することができました。

    先生のような一流の脊椎外科医が
    今後、日本にも増えることを期待しております。

    誠に有難う御座いました。

    • おっしゃるとおり、主治医の詳細は真の除圧であると思います。一任してよろしいかと思います。私は脊椎外科医ではありませんが、診察力・判断力だけは一流でありたいと思い、研究しております。無事に手術が終えることをお祈りしております。

  7. 今晩は! 四年前に椎間板ヘルニアを手術しました。腰痛と痺れ痛がひどくMRI を、撮り異常なしとの事からⅠヶ月半に成り、癒着が有り脊柱管狭窄症なので先進医療のエピドラスコピーを勧められました。難治性かし痛治療だが有効期間も六か月で有効期限も軽減し仙骨ブロックをし続けるのがどうしても受けがたいのです。
    癒着と診断されてもMRIしか検査していません。
    どこか良い病院を紹介して頂けませんか。

    • 何を悩んでいるのかがいまいち私に伝わりません。術後に半年間、硬膜外ブロックを行うことが耐えられないということでしょうか? 現代の整形外科学は消去法で原因を推測する手探り状態です。痛みがあるのにヘルニアなし、狭窄はわずか、となると残された原因は癒着しかない、という考え方です。エピドラスコピーも終糸切断術も、近年開発された手術ですが、それらでさえ「治る保証がない」手術です。おすすめは根気よくブロックの上手な先生にブロックをしてもらうことです。ブロックが上手な先生は痛みをあまり感じさせずにブロックを行うことができます。そういう医師を探すことがお勧めです。整形外科から離れて、ペインクリニックを探されてはいかがでしょうか? 私は良い病院を知りません。

    • 添谷さんのコメントから1年になりますが、私も今同じような状況です。その後どうなさったか、教えていただけないでしょうか?エピドラスコピーでの神経剥離は受けられましたか?受けられたとしたらどの病院で?仙骨ブロックが効くようになりましたか?私は仙骨ブロックが無効だったのですが、硬膜外腔が癒着で塞がり薬液が広がらないのではないかとうたがっています。

  8. 2012から2013年頃から両足の甲にしびれを感じ、3年後の今では、両足に疼痛が走ります。原因を探すため、整形外科、神経内科、脳内科、循環器科、脊椎外科、ペインクリニック等3年以上ドクターショッピングして、血液検査、CT,MRI,生体検査、脊髄液検査等を行い異常無しばかりの診断でした。新聞で脊柱管狭窄症の記事があり、私の病気かもと思い脊椎外科センターのある病院で検査して貰ったところ「腰部狭窄症」診断されました。病気を治すには全身麻酔による手術(約2週間入院)が必要との説明でした。このホームページの説明では「腰部狭窄症」の手術では一般的には治らないとのことですが、どのような方法があるのかアドバイスを頂ければ幸いです。

    • まず、何年もドクターショッピングして原因がわからなかったものが、突然MRIで「狭窄症が原因です」と医者に言われても、それを信じるほどあなたは愚かではないでしょう。これまで原因がわからなかったものが、突然原因が顔を出してくれるはずがありません。基本的には、調べた箇所に原因がなかったからこそ、異常なしとなるわけです。例えばあなたの症状が頸髄にあったとします。検査で調べるのは腰髄ですから、原因は不明となります。ところが3年の歳月の間に、たまたまあなたの脊柱管が変形して狭くなってきたとします。最近のMRIを見た医者は何も考えずにあなたに「足のしびれの原因は脊柱管狭窄が原因です」とたやすく誤診してしまいます。もし、この3年間で脊柱管が変形を起こさなかったとしたら、最近の医者にも「原因不明です」と言われたはずです。しかし、たまたま脊柱管が少し変形したために、足の痺れの原因は狭窄である!と彼をそう思い込ませてしまったわけです。

       そして、その医者の言うことを信じて手術をすると、治るわけがありませんから、あなたは被害者となります。たまたま、この3年間で脊柱管が変形してしまったために起こる不運なできごとです。

      私からのアドバイスは、まず、原因箇所をつきとめなさい!ということです。本当に腰椎に原因があるのなら、腰椎へのブロックで症状がたとえ1日でも軽快します。それが全くないのなら、原因は腰椎ではないと思います。つまり、あらゆる治療をして「症状が軽減する方法を探す旅に出なさい」というアドバイスです。何をやっても治らないのなら、当然ながら手術は絶対に成功しません。あらゆる治療と言っても、医者を信じてはいけません。すでに医者は信じられないと言うことをあなたはこの3年間で学んだはずではないでしょうか? 代替医療者を探し歩くべきだと思います。

       ただし、西洋医学で治らなかった症状を治すには、お金が湯水のごとく消費することは事実であり、それが無理ならあきらめるしかありません。西洋医学で治らない症状を治そうとすることは、この世で最高級のぜいたくですから。アメリカなら平気で1回の治療費に100万円くらいとられます。ここが日本でよかったと思います。代替医療者は100万円も請求しませんから。

       まずはとにかく症状を軽快方法を探すことです。あらゆる方法で。

  9. 現在腰部脊椎狭窄症です7月中に手術予定です、6月は4回山登りしています、痛みはありましたが、卓球、テニスと遊んでいましたが、10程も歩くのができなくなりました、現在79歳です、読んでみて、悩んでいます、

    • 急に起こった症状は馬尾神経に小さな出血や腫れ、強い炎症などが起こっているはずです。その腫れや炎症のおかげで馬尾神経自体が肥厚し、神経細胞への酸素不足で症状が出ると思われます。ここからが重要ですのでよくきいてください。

      口内炎ができると腫れますが、腫れると歯で噛んでしまったり、食べ物との摩擦でさらに腫れが増します。今は馬尾神経が口内炎のように腫れていると考えてください。口内炎の腫れが引かない限り、「腫れやすい」という悪循環は治りません。逆に言うと、口内炎は腫れが一旦収まれば、噛むことも、摩擦することもなくなるので急速に改善して行きます。

       では、どうやったら口内炎の腫れが引きますか? それは「絶対に噛まない、摩擦しない」という状態を1週間以上継続させればよいわけです。これを馬尾神経に例えれば、「1週間可能な限り安静にする」ことが必要であるとわかります。狭窄症は以前からあったものであり、急に出現したものではありません。それが急に症状がでたのは、狭窄がひどくなったのではなく、馬尾神経が腫れたためと考える方が妥当です。

       本気で悩み、本気で解決策を探すのであれば、まずは本気で「1週間安静」にするべきではないでしょうか? 本気の安静とはトイレにも行かず、小便はシビンでとるレベルを言います。絶対に1分も1秒も、症状を出させてはいけません。症状が出た時は「適当な安静が出来ていない」ことを意味します。手術を考えるのなら、1週間安静などたやすいことだと思いますが・・・。ただし、これは改善することを保証するものではありません。私のことを信じるべきか信じないほうがよいか?はここに書いてある数々の文章から判断するしかないでしょう。

       それができないとあっさり否定するのなら、あっさり手術を受けてください。

  10. 73才男性です。
    以前より尾てい骨当たりの痛みがありました。3週間前から急に痛みが強くなり増してきました。痛みは臀部から太もも、膝に現れるようになりました。近くの整形外科でのレントゲン検査にて、腰部脊柱管狭窄症との診断で、リハビリ、消炎鎮痛剤、リリカやビタミン剤等が処方、コルセットも作成しました。しかし全く痛みが改善しません。また間欠跛行という状態ではなく、歩き始めると10mくらいで、右膝周りと右太ももに刺すような痛みがでて、歩く事が困難です。医師は神経痛だと申します。屈めても痛みはとれず、横になってもなかなか痛みはとれません。椅子に腰掛けると45分くらいは座れますが、それ以上だと、痛みが出現します。医師に痛いというと、痛み止めを増やしましょうとのことでした。手術経験者は脊柱管狭窄症は神経が痛まない前に手術は早めの方がいいのだと、北品川にある某病院を進めます。痛みの原因が本当に狭窄によるものなのか、不安です。また今の痛み軽減の為にマッサージを受けているところです。いちどブロック注射をうけ原因を明らかにした方が良いのでしょうか

    • 基本的な医の考え方として手術はあらゆる治療が無効で、手術以外に治す方法がない時に行うものです。原因がどうこうというのは関係のないことです。かつ、手術をすれば90%以上の確率でほぼ永続的に改善される見込みのある場合にのみ許されます。この原則を守らない外科医が多すぎることに私は嘆くばかりです。

       最低でもあらゆる保存的治療(ブロック注射)を行い、その効果が全くない場合にしか手術を考えるべきではないというのが医の倫理です。それはどんな些細な手術でもリスクを伴い、大丈夫と思われる内視鏡での手術でさえ、大腸に穴をあけてしまい、患者を死亡させることがあるからです。手術の前に、麻酔で死亡する方もいます。だから軽はずみに手術選ぶべきではなく、ブロックを試さない外科医に手術をする資格がないと私は思っています。どんなに腕の立つ外科医であってもです。

       また、急に発症した痛みの場合、絶対安静を守れば(およそ2週間)、ほとんどの痛みが沈静化します。絶対安静は「極めて威力の高い保存的治療」であり、かつ、お金もまったくかかりません。必要なことは絶対安静を指示した医師を信じることができる患者の精神力です。

       基本的にすぐに手術を選択する患者は、忍耐力がゼロで他力本願で、自分で治そうとする意志がないずぼらで弱い人間です。そうやって選んだ博打性の高い手術で被害者になることがあります。これは手術を受けるな!という意味ではなく、手術が真に最良の道なのかを考えるための試行錯誤をせよという意味です。試行錯誤の中には絶対安静」などという拷問に近いものもありますが、ブロックは腕のいい医師にかかれば、安全で治る確率が高いものです。そういう医師を自分で探すことを怠る人は、手術をすぐに選択するものです。

       これらは私の意見というよりも、客観的な医学の原則です。あしからず。

      • 外科手術についての不安を漠然と抱いておりましたが、お話を伺って正道を教えて頂いたように思い、安心を得ました。授かっている身体の保存的治療を大切にする選択をしたいと思いました。迷い(早く外科手術をしないと、外科手術をした後も、痛みが残る、という説)を吹っ切れてよかったです。ご見識に感謝します。

        • 私は外科手術を否定しているわけではありません。外科手術は保存療法が効果なしの時に最後の手段として行うべきものですが、結果的に「最初から外科手術を受けておいた方がよかった」人もおられます。しかし、保存療法でたいていは対処できます。ただし、そこには患者の努力と医者の努力が必要であり、根性がない人に保存料は向いていません。現実として保存療法の方が外科手術よりも根性が必要です。この意味が理解できない方が多すぎるため、私は畝に当惑させられます。外科手術は安易な逃げであり、患者にとっては逃げる方がはるかに楽だということ。楽がゆえに手術の罠にはまりやすいのです。

           私のような保存治療が出来る医師は全国を探してもおそらくゼロである理由は、医者にかかる負担がはるかに大きいためです。つまり保存療法は基本的に医者に極めて多くの迷惑をかけます。アメリカでは迷惑料金が加算され、治療費が5倍10倍と膨らみますが、日本ではそれが許されていないので、治療する医師がゼロとなるというからくりがあります。保存療法が大変なのは患者と医者の両者だということです。さらに、神経根ブロックは駅対の変形が強すぎると不可能な場合もあります。医者の技術が卓越していないとブロックが成功しないにもかかわらず、卓越した技術を身につけても、治療費は均一なのが日本の医療です。だから誰もやらないのです。

           それほど、保存療法は困難であるというのに、患者は医師に敬意も示さず、来院するなり「痛い」「治らない」の言葉だけを毎回連発し、自分で生活態度を改めようとさえしないことがあまりにも多く、私は怒りを通り越してあきれています。わがまま勝手では保存療法は成功しません。また、通院(交通費)には高額をかけていただくことになります。痛みが強い場合はタクシーなどを利用しなければなりません。

           基本的には、腰痛関連は近所で行うことが原則です。遠距離通院は患者にとっては極めて困難ですので成功率が下がります。それらをふまえて、保存療法は安易な道ではないことをご承知ください。

  11. チヒロ
    追伸
    腰は突っ張りのような痛みですが、確かに膝の痛みは神経の痛みであるように感じます。この痛み軽減のため、先日アルツディスポ関節注5mg・キシロカイン注射液1%を関節腔内に注射いたしました。しかし全く痛みが引きませんでした。
    先生のご経験で、腰部脊柱管狭窄症と診断された患者の中に、私のような例はございますか。もしブロック注射の手技の問題であるなら、先生のクリニックに伺いたいと存じます。
    お忙しいところ、真に申し訳ありませんが、宜しくお願い申し上げます。

    • 膝の注射は全く効かない場合に、注射が不成功の可能性もあります。不成功ではない場合、膝の痛みは神経痛であることが確定します(キシロカインを入れているので、関節内の痛みであれば全く効かないということがないからです)。少ししか効かない場合は骨壊死による痛みのこともあります。これらを判明させるには、神経ブロックを行ってみればよいことです。神経ブロックで痛みが消失し、その消失時間が数時間以上継続するなら、その痛みは神経痛でほぼ確定です。神経が原因でない場合は、1時間前後で効果が消えます。

      これらは治療の医学といい、「治していくことで原因を探っていく」手法です。

  12. 今年の3月から脛椎ヘルニアで痛みと痺れ、握力の低下により整形外科に入院し、ブロック注射と投薬治療を受けましたがいまだに握力も戻らず痛みと痺れもよくなりません。首も上を向くのも下を向くのも痛いです。
    先日別の病院でMRIを見ていただいたら、下記のように診察されました。
    C4/5で左側の椎間板ヘルニア、
    C5/6で右側の大きな椎間板ヘルニア(2014からあり)と両椎間孔狭窄を認めます。
    以上の様な状態で快復するために手術というのは有効でしょうか?
    またお願いするとしたら、整形外科でしょうか?脛椎専門の脳神経外科がよろしいでしょうか?
    先生の所見を教えて下さい。
    お願いします。

    • 手術の方法や、どの医者が達人であるか?ということは私はわかりません。私が常に述べていることは、まずはブロック注射を行い、それがどの程度有効か?無効か?を調べてから手術を行うことが最善であるという一般論を述べています。外科たちは、脳外科医も整形外科医もそういうことを考えず、ただ画像を見て「ここを削ればいい」という考え方で行っています。私は画像は全てを現さないことを何度も何度も述べています。そうではなくブロックで治療経過を観察し、本当に悪い場所を絞り込んでの手術を推奨しているわけです。

      しかしながら、頚椎に上手にブロックができる医師は極めて少ないため、実際にはそういうブロックテストができないのが現状です。よって画像に頼りきって手術をするというのが、外科医の共通です。うわさでは脳外科医に椎間孔開大の手術を専門とする医師がいると聞きます。ネットや雑誌などで検索するとよろしいかと思います。

      • コメントありがとうございました。
        今現在整形外科に併設されている、ペインクリニックで星上根ブロックとこうまくがいブロック(すみません、漢字がわかりません)を入院した時からずっと打ってもらっています。中々痛みが取れないのでペインの先生は整形の先生に相談してみてくださいと、おっしゃられます。
        先生が教えてくださった、脳神経外科の先生を探してみます。

        • ブロックでとれない痛みは、手術適応です。ヘルニアと椎間孔狭窄の二つの原因があると思われますが、おそらく椎間孔狭窄がメインだと推測します。なぜなら、頸椎のヘルニアの場合、神経根を選択的に圧迫する確率は低く、本当にヘルニアが原因の場合は、上肢だけでなく下肢にも脊髄圧迫の症状が出ることが多いからです。アドバイスとしては椎間孔を拡大する技術を持つ医師(多くは脳外科医)を探してみてください。この手術は椎間孔を拡大すると言うよりも、椎体に椎間孔を掘り進めるイメージとなります。整形外科医でも、上手にできる外科医がいるとは思いますが、そういう医師は少数です。探し当ててください(紹介できなくてすいません)。

  13. 70歳女性です。
    3月後半に、腰痛運動で腰を痛め、整形外科に通いはじめ、その後その病院でのマッサージ中に違和感を覚えた後、激しい腰の痛みと太もも後ろ側の痛みで動けなくなりました。あまりの痛さに地元の病院にて6/23に脊柱管狭窄症の手術をうけました。手術は成功と言われましたが手術後の容体はパッとせず、1日2回の痛み止めと、精神安定剤を飲んで、コルセットを付けています。月に一度の受診時で主治医からは、まめに動き、からだをゆすってほぐすようにとだけ、言われますが、痛みはそのようなレベルではなく、痛み止めが切れる夕方頃には右側の臀部と右側の背骨に刺すような痛みがあり、本当に辛い毎日です。歩くことはできるので朝晩30分のウォーキングをしています。臀部いたみにより、座ることが困難です。 どの様なリハビリをしていけばよいでしょうか。また、ほかの病院にかかっても、同じ様な診断、痛み止めの処方のみになるのでしょうか。

    アドバイス頂けると大変嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します。

    • お気の毒です。こういう手術をやってはいけないことを何度も述べているのですが、整形外科医たちが反省することもなく次々と手術をする様子に怒りさえ湧いてしまいます。なぜなら、一度手術をしていまうと硬膜外ブロックなどの有効な注射が受けられなくなるからです。手術の詳細がわからないので回答が無理です。

      私があなたの立場なら、まずペインクリニックにかかり、とにかく痛みを治療してもらいます。整形外科では無理です。その上で、痛みが出ることは絶対に行わないということを徹底します。つまり、「絶対に座らない」ということを行います(最低でも2週間)。これが私があなたの立場だったとしたら行うことです。座ると痛いという状況がリハビリで治るとは考えにくいです。それでもダメな場合は再手術も検討しなければなりません。再手術は一流の腕を持つ医師を探さなければなりません。

       ただ、人間のからだは長い年月をかければ、どんな不具合にも対応できるように変化することができます。それを根気よく待つのであれば「痛いことをしない」ということを長期間徹底しなければなりません。

    • 大変お世話になります。
      貴重なご意見、ありがとうございました。
      無理して座る練習するべきか、迷っておりました。
      安静にして様子を見ようと思います。
      ペインクリニックも受診してみようと思います。
      前向きに進んで行こうとおもいます。
      ありがとうございました。

  14. こんにちは。
    この場にふさわしくない質問であれば削除してくださいますようお願いします。

    私の職場の71歳の男性が腰部脊柱管狭窄症の手術を受けることになりました。
    3日ほど前に「今すぐは休めないので9月の半ばに入院して手術する」と
    言っていました。というこは、緊急性は要していないということだと思うのですが、9月末は年に3月に続いて忙しい時期ですので、おかしいな、と思います。
    急を要しないのであれば10月でも良いはずだと思います。
    この病気の手術は緊急性を要することは基本的にはないものでしょうか?

    切開はしない手術方法だとのことですので、1週間ほどもすれば
    出勤可能なのでしょうか。自分も40代ですが、以前からの腰痛が最近ひどいので、他人事には思えません。

    • 71歳の男性が仕事をする意味を考えてください。日本は世界一の高齢国であり、高齢者は働けないにもかかわらず、多くの医療費を消費します。その医療費は働く生産年齢の方々の税金から作られているものです。つまり、高齢者は若者たちの生き血を吸って生きています。この超高齢大惨事は2060年頃にピークになる予定です。どうすれば若い者たちを助けることができるか? それは高齢者に働いてもらう以外にありません。よって71歳で働くことはきわめて意味のあることであり、私は高齢者を働けるように健康管理し、国を縁の下から支える目的で医師をやっています。だからこういうHPを作っています。

      71歳の男性がリタイアするつもりであれば、手術は受けません。今後も頑張って働くつもりだからこそ手術を受けます。周囲はそれを支えてあげなければ、結局しわよせは若い世代に巡ってきます。「手術が忙しい時に行われること」は極めて正しい判断です。なぜなら、忙しい時期を現在の「腰が悪い状況」のまま仕事を行えば、手術をする前に腰椎が壊れて歩行不能になるからです。今後も71歳の方に末永く働いてもらうためには、忙しい時にこそ休む必要があります。切開しない方法であれば、比較的短期間で復帰されると思いますので、温かく見守ってあげてください。

      高齢者をいたわらなければ、そのしわよせは必ず若い世代にめぐります。ブラック企業が多い時代ですが、苦しいのは日本だけではありません。諸外国もまた高齢化しているのですから。現代は、世界中のどの国も経験したことのない高齢社会であり、今だけに起こっていることで、200年先には人口ピラミッドが正常化しています。だから今だけの特別な配慮が必要であると思います。

  15. 悩んでいます。
    若い頃から椎間板ヘルニアで痛みと戦っておりましたが、数度のブロック注射で痛みが無くなりました。
    現在57歳ですが、5年前位から再び腰痛と左下肢の痛みが発症して、整形外科を受診したところ、椎間板ヘルニアと、脊柱管狭窄症と言われ、痛み止めの注射と薬でその場は痛みが無くなりましたが、3年前から足首から脹脛の外側、太腿の外側から臀部、股関節の外側まで痛みが出て、歩けなくなり大きな総合病院に運ばれましたが、痛みでMRI にも入れなく、いろんな痛み止めを打たれて、やっとの思いでMRIに入りました。やはり脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアという事でしたが、狭窄症の場所が6か所もあり、手術は無理と言われたのですが、私の場合、手術での根治はむりなのでしょうか。
    拙い文章で申し訳ございませんが、まだまだリタイアする気も無く、人生これからだと思ってます。
    なんとかお助け下さい。

    • 現代の整形外科医たちはMRI画像診断に頼りすぎていて、本当に悪い部分を見極める能力が低下しています。6箇所狭窄があるといいましても、真に原因となっているのはたいてい1~2箇所です。しかし、画像では真の原因箇所がわからないので「手を出さない」ことになります。まずはルートブロックなどを行い、効果を判定し、原因箇所を特定することが必要だと思われます。画像ではなく、治療して痛みを改善させながら原因を特定する方法です。面倒なのでほとんどの医師がそうした治療をやりたがりません。ペイン科の医師に相談してみてはいかがでしょうか? この内容をそのままコピーして相談するのも手かもしれません。

  16. 椎間孔狭窄の疑いで下肢の痛み痺れほてりがありゲリラ的にでます整形医師には手術は除圧とともにスクリューで補強が必要でおおがかりになるので投薬とブロック注射をと言われて続けていますがあまり効果がなくうつ病を心配する状態です。間歇破こうはないのですが排便排尿がへんで専門医で受信しましたが異常なしでした。今かかっている所は3軒目はじめて脊柱管狭窄から椎間孔狭窄疑いといわれました。
    かなりの苦痛のブロック注射を続けなければだめなのでしょうか?

    • ブロック治療となると、整形外科医は専門家ではなく、ペインクリニックの医師が専門家でブロックの腕も平均してよいと言えます。科を変えれば「かなり苦痛なブロック」が「それほど苦痛ではないブロック」に変わると思います。手術を考えるのは科を変えてからでも遅くないと思います。

  17. 2年ほど前に首から左肘までの痛みと痺れから、国立の病院で診察を受けました。
    神経根症、脊柱管狭窄症と診断され、即手術をすることになりました。
    首の後ろから手術し、プレートを埋め込みました。術後から首の違和感、プレートのあたる感覚が消えず、今も痛みが消えません。
    先日別の病院でMRI、レントゲン等を撮ったところ、首のプレートがずれていたり、曲っておりました。しかも痛みの原因は血管が圧迫を受けている箇所があり、そこが原因ではないかというのが、今相談している医師の見解です。
    つまり、首の手術は必要が無かったのではないかとのことでした。
    この首の違和感は一生消えるものではないかと思っておりますが、現在あまりの首の違和感と痛さで仕事もままならないため、休んでおります。
    先生に相談したところ、嫌ならプレートを外してあげるよと簡単に言われ、再手術は別の病院を紹介すると言われました。
    とても手術を2度受ける気力がありません。
    障害者認定をうけられるか検討しておりますが、担当医からの報告書が必要となるのですが、一度相談したところ、「絶対に書かないよ。どうせおりないし、プレートがずれることはよくあること、そんなことで言ってきた人は今までいない。」と半ば強引に言いくるめられてしまいました。
    こういった場合、医師にご協力いただくにはどうしたらいいのでしょうか?
    勿論、症状を改善することを考えたいのですが、目の前の生活もままならないことで、どうすることがいいのか本当に悩んでおります。
    私はどうするればいいのでしょうか?
    場違いな質問でしたら、大変申し訳ございません。

    • 障害者認定は認定医にしか書く資格がありません。認定医なら誰でも書けますので、担当医以外に頼むことができます。通るか通らないかはまた別の問題です。よってクリニックを何軒も何軒もまわれば、いつか「書いてあげますよ」という親切な医師に出会えるかもしれません。そのために、担当医には紹介状だけ書いてもらうとよいでしょう。

      障害者の申請用紙を医師がなかなか書かない理由は、医師にあるわけではなく、国にあるということを知らなければなりません。医師に怒るのは見当違いであり国に対して怒るべきものです。国側が障害者に対するお金を出したくないために、書類を複雑にし、面倒にし、条件を厳しくしているからです。そして、複雑で手間をとらせるにもかかわらず、その書類作成料を十分に支払わないために医師が書かなくなっています。早い話が5万円くらい医師に袖の下を渡せば、誰でもきちんと書いてくれるはずです。障害者を認定しにくくしているのは国の財源の問題です。

      あなたが闘っているのは担当医ではなく、国なのです。だから訴えても敗訴します。まずそれを知らなければ厳しい戦いになります。その上で、申請書を書いてくれる医師は奉仕と慈愛の精神で書いてくれるということも知らなければなりません。強気な態度で医師に接すれば、誰も書いてくれないのは当たり前のことです。何度も言いますが、怒りは国に向けるべきものです。あなたは医師と闘っているのではなく、国と闘っています。

      ただし、担当医には「手術したにもかかわらず治せなかった」責任がつきまとうので本来は担当医が、罪滅ぼしとして申請書を書くべきものです。しかし、実際のところあなたはおそらく担当医に「精神異常」と思われており、自分の責任を「患者が精神異常のせいである」と転嫁していると推測します。だから書かないと推測します。もしも次の医師に頼みに行くときは、絶対に相手の医師の機嫌を損ねないこと。精神異常と思わせないように必要以上に丁寧に、した手に出て謝意を十分に示すことなどが必要かもしれません。

  18. 早々のコメントありがとうございました。
    こんなに適切なアドバイスがいただけましたこと、感謝申し上げます。
    相手は国ですか。全く考えておりませんでした。
    認定医の選定、怒りは国であること大変勉強になりました。
    視点を変えてアプローチを考えてみます。ありがとうございました。

  19. 71歳の男性です。術後の症状で悩んでいます。
    今年1月半ばに腰部脊柱管狭窄症(L4とL5が狭窄)と診断され手術をしました。手術前の症状は左脚に痛みと痺れ(麻痺に近い)があり長く歩けない状態。手術に踏み切ったのは安静時にも症状が出ていたのと好きなテニスや登山に早く復帰したいと思ったからです。

    手術は第3~第5椎弓切除術を行ったとのこと。タイプは神経根型と馬尾型の混合型でボルト固定はしていません。術後、脚の痛みは直ぐに消えたものの術前にあった左足のつま先が上がらない状態、及び左足の脛から足裏にかけての痺れが暫く残り500mも歩くのが大変な状態でした。それでも、毎日リハビリを続けることで次第に歩く距離を伸ばし現在では毎朝3キロの散歩(約32~34分)ができるようになりました。また、つま先も上がるようになり脛の痺れも取れました。筋力を付けるため、毎朝3キロの散歩と隔日で脚の筋トレ(スクワット、腹筋、背筋、ふくらはぎなど)と約7キロの自転車走行を続けています。

    しかし、その後未だに残っている症状があります。それは①脚全体の疲労感(言い表しようもない程の重だるさと疲労感、時々筋肉痛を伴う)と②足の裏の灼熱感というか違和感(特に踵の部分)、これだけはリハビリを続けても消えることがありません。それと、③10月初め頃から手術部位近辺に軽い痛みというか違和感(同じ姿勢を取ると痛くなるような)を感じています。
    上記症状のうち、②と③は耐えられないほどのものではないですが、①については辛いものがあり、どうしても長時間の外出は億劫になってしまい日常生活にも一部支障をきたしている状態です。
    この症状はリハビリを続けていればいずれ取れるものなのでしょうか?術後約10ヶ月ほどになりますが、一向に改善されているようには思えません。それとも神経に損傷を与えたような所謂医療ミスなのでしょうか?
    このままこの状態が続くとなると精神的にもかなり参っていて鬱状態になってしまう気がします。
    劇的に良くならずとも少しでも緩和できればありがたいと思っていますが、何か良い方法はありますでしょうか?鍼灸、整体、カイロプラクティックなどを試みた方が良いでしょうか?
    どんなことでも構いません。少しでも緩和できるようなアドバイスを頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

    • 残念ながら足の灼熱感はその病態生理が現医学で解明されていません。なぜ灼熱感が起こるのか?判明していないだけではなく、ブロック注射もほとんど無効なことが多いのです。ブロック注射が無効である理由は、原因が手術した部位に存在しない可能性を示唆します。おそらく、中枢感作という状態になっており、足の触覚を温熱覚に変換してしまう非常システムができあがったと思われます。その原因箇所は手術箇所よりも頭側にあると私は推測しています。とはいうものの、手術や脊柱管狭窄とは無関係ではないはずですが、その関連性も現医学では判明しません。

      まあ、信じようと信じまいと自由ですが、私は脚の灼熱感を改善させた実績を持ちますが、その治療は腰ではなく頚部です。足が悪いのに首に治療するという馬鹿げた治療を信じる者はいませんので無視して下さって結構です。

      ・・・と、いうような治療例があり、とても普通の治療で治るしろものではないと思われます。鍼灸・カイロなど代替医療を利用することも悪くありませんが、奇抜な治療発想を持つ治療師にしか治せないことが多いということは認識しておいた方が良いでしょう。超一流の治療師は、奇病ばかりを治しているので奇抜な発想で治せることがあります。

      再手術で治すという考え方もありますが、もしそれを行うのなら、最低でも「何をすればその灼熱感がとれるのか?」を様々なブロックで試して、治る見込みを見出してから行う方がよいでしょう。ブロックで治せない症状は手術でも治せませんから。

      • 早速の返信コメント、ありがたく大変感謝しております。
        足の灼熱感の原因が頚部にある可能性があるとのご指摘、意外であると同時に驚いている次第です。
        この症状は気にはなりますが、生活に支障をきたすほど深刻ではなく、あまり気にしないように心掛けています。
        私が今一番辛いのはむしろ①の「脚の疲労感、倦怠感、重だるさ」の方です。当初、左足のつま先が上がらず歩くと左右の動きが違い、脚の疲労はその違いからくるものかと思ってましたが、術後10ヶ月が経ち今ではその左右の動きの違いも感じられませんし、左脚の痛みや痺れも取れていますので、その原因が分かりません。
        言えることは、左右の脚の太さは左の方が少し細く筋肉の付き方も右に比べ少ない気がします。気付かないところで左右のバランスの違いからこの疲労か生じているのでしょうか?
        先生にお聞きしたいことがあります。一般的に、脊柱管狭窄症の手術を行った方で私と同様な症状、つまり脚の疲労感、倦怠感、重だるさは感じている方はいるのでしょうか?何と表現したら良いか迷いますが、普通の疲労感と違います。登山から帰ったあくる日のような重だるさが朝起きたときからあります。尋常な疲れではなくこれがずっと続いているので外出するのも億劫になってしまいます。この脚の疲労感はリハビリを続ければ次第に薄れてくるものなのでしょうか?それとも、手術ミスで神経に損傷を与えてしまったからなのでしょうか?
        それと、今まで歩けなくなることを心配しリハビリに専念し、歩く距離も少しづつですが伸ばしてきてやっと毎日3キロ程歩ける(約32分~34分で)ようになりましたが、最近、太ももやふくらはぎに筋肉痛を感じるようになりました。多少の筋肉痛があっても毎日の歩行を続けた方が良いのでしょうか?筋肉痛と相談しながら歩くのは2日あるいは3日に一度と減らした方が良いのでしょうか?
        お忙しいところ誠に恐縮ですが、コメントを頂ければとお願いする次第です。

        • 基本的に手術ミスは椎弓切除術ではおこりにくいでしょう。逆に椎間孔の手術は行っていないので、椎間孔の狭窄が起こっている可能性があります。神経根ブロックなどを行ってもらえば症状が改善するかもしれません。運動に関しては症状が悪化するものは禁止、悪化しないものはいくら行ってもよい、ということになりますので、自分のからだにききながら、度をこさない程度に行うとよいでしょう。痛みは先生ですので、無視するべきではありません。先生の言う事はなるべくききましょう。

  20. 男61歳です、お忙しいところ恐縮です。
    けっこうひどいすべり症があり、10年ほど前に右足に激しい痛みがあり硬膜外ブロック注射をうちました。
    その後症状はいったん出なくなり、マラソンやゴルフが不自由なくできています、しかし、しばらくしてからは2年サイクルくらいで何度かしびれ・こわばりがひどくなることがあり、お酒を飲んだ後などに間欠性把行障害が出ることがあります。
    そのたびに、激しい運動は控え、投薬でしのいで、また運動も再開するという腰痛との付き合いを繰り返してきました。
    4週間ほど前に、またちょっといつもより腰が重だるいなと感じて運動を控え一週間ほどしたら、右足の付け根がひどくこわばり、脛のあたりがしびれるようになりました。整形に行き、まずレントゲンを撮ったら4番5番のところで11ミリ滑っているとのことで薬をいただきましたが、足の付け根のこわばりはなくなりましたが、右足が抜けるような感覚があり階段の上り下りが不安で気持ち悪いんです。
    今度はMRIを撮ったところ、L3/4とL4/5に重度の狭窄症があるとのことで手術を要すると言われましたが、感覚の鈍い右足もテストをすると充分な力が入るので、薬を変えることとリハビリをして様子をみようということになりました。
    今もランニングは完全に控えていますが、ゴルフはしています。歩くのは相当長い距離歩いても全く問題ありません、一日中の立ってのボランティア活動もできますし、一日中の会議・運転などで座っていても痛みは出ませんし症状を忘れるくらいです。朝、ベットから出るときにはあれっ治ったのかなと思うことさえあります。
    しかし立ち上がると、お尻の下がビーンとつっぱり感があり、まだ階段や坂道手の右足の抜けるような不安は解消しません。
    今後の治療の選択肢としてどういったことが考えられるでしょうか?

    • 立ち上がると症状が出るという状態は非常にやっかいで、ブロック注射での治療が効きにくいタイプのものです。つまり、症状が悪化すれば手術以外に選択枝がなくなる可能性を秘めています。そのくらいリスキーな状態であるということを頭に入れておけば、第一に行わなければならないことは「悪化させない日常生活」でしかありません。他の選択肢はほとんどありません。偶発的な事故や長時間の立位、長時間の歩行が要注意ですが、歩いても立っても大丈夫というのなら、限度をわきまえていれば大丈夫だと思います。その上で、効果が出るかどうかはわかりませんが、硬膜外ブロックや神経根ブロックを受け、少しでも早く症状が改善するように通院されることをお勧めします。

  21. 59歳女性です。
    長くなりますがご相談宜しくお願い致します。

    腰痛は20代からありました。
    一昨年2015年10月にL4L5の右ヘルニアの内視鏡手術を脊椎外科で致しました。しかし術後も坐骨神経痛が残り座位が困難でした。MRIを撮って頂いても脊柱管は綺麗になっており仕事復帰もあり焦っていて、代替医療にすがりましたが、右だけでなく両お尻から下の下肢の痺れも出て悪化するばかりでした。

    今年2016年の2月に大学病院でミエロをして頂いたところ、右ヘルニアの取り残しと椎弓の医原性骨折、また一つ上のL3L4の脊柱管狭窄症も指摘され大きな手術を勧められました。セカンドオピニオンで行った病院ではヘルニアの取り残しはないが、手術をしたL4L5の右椎間孔狭窄症とやはりL3L4の狭窄症の手術を勧められ、椎弓の骨折は問題ないとの事でした。

    無理な身体で車の事故を起し仕事は退職しましたが、どうにか普通の生活をしたく、セカンドオピニオンで行った病院が低侵襲手術だったので、半年近く待って10月に手術をして頂きました。除圧のみで固定はしていません。(待つ間に手術を回避したく、近医で仙骨ブロックを週に2回・4か月して頂きましたがいつも約3時間しか持ちませんでした)

    術前に医師より「痛む箇所がL5の神経根症状と思われ画像と一致しないところもあり予後の予想は困難です。よくなって2割でしょうか」と言われた中での手術でした。今日で約術後1か月少しですがやはり脚の痛みはとれず、むしろ術前より悪化して家事以外は床につくのが多い日々です。

    その混乱の中で先生のこのサイトにたどりつきました。

    「基本的な医の考え方として手術はあらゆる治療が無効で、手術以外に治す方法がない時に行うものです。原因がどうこうというのは関係のないことです。かつ、手術をすれば90%以上の確率でほぼ永続的に改善される見込みのある場合にのみ許されます。」という言葉を読んで、自分のした事が取り返しのつかない事だとショックを受け涙する程です。
    また、「基本的にすぐに手術を選択する患者は、忍耐力がゼロで他力本願で、自分で治そうとする意志がないずぼらで弱い人間です。そうやって選んだ博打性の高い手術で被害者になることがあります。これは手術を受けるな!という意味ではなく、手術が真に最良の道なのかを考えるための試行錯誤をせよという意味です。」との言葉が心に突き刺さりました。全くその通りだと思ったからです。私はあらゆる手をつくして原因を特定しなかったと…。反省をしても、してしまった手術は取り返しがつきません。

    そしてここからが相談です。
    ずっと治療の経過を記録してますが、どうも代替医療(AKA・整骨院)を行ったあとで痺れが悪化していった事が2回あるのに気づきました。施術後、神経に触れたと思われるような痺れが来ました。もしかしたらL5に軽微な不完全な脊髄損傷が起こったのではないか思い起され真っ青になっております。でも残念ですが、そうなると手術で取れなかった下肢の痛みがつじつまがあいます。

    もし、もし…脊髄レベルの損傷の場合、今後先生にブロックの治療対象として診て頂く事ができますでしょうか?また可能なら、今は術後直ぐなのでいつごろからならブロックして頂く事ができますでしょうか?(近医は以前、手術した患者はブロックはできないと言っておられました)

    埼玉在住ですので、通院は問題ありません。
    どうにかして少しでも痛みを軽減し、普通の生活を送りたいと願っております。
    どうか、よろしくお願い申し上げます。

    • AKAで脊髄レベルの損傷は起こりませんのでご安心ください。正確に言うと、神経根レベルの損傷が起こります。狭くなった椎間孔で損傷が起こりやすいです。その神経根にブロックをすることが治療の第1選択です。

      手術した後にはブロックができないと整形外科医はほぼ全員がそう思っています。自分たちが犯した罪のつぐないさえもしません。私は、術後に苦しむ患者のフォローをずっと行っていますが、中には頸椎術後数年でお亡くなりになられた方もおられます。今、脊椎外科は暗黒の時代の真っ最中であり、数十年前に一旦反省したはずなのに、のど元過ぎれば熱さ忘れるで、再び罪を重ねています。術後に「もうやるだけやったから何もできない」と患者を捨て去る外科医の姿を私は見続けてきました。非常に残念なことです。手術をしなくても治せる道を、彼らが模索するということがないことに対し、非常に悔しい思いをします。

      私は腕の良い医師であるとうぬぼれてはいませんが、最後の砦であると自覚しています。まずは神経根ブロックを行いたいと思います。

  22. 62歳  男性
    今年の8月中旬頃から左腰(お尻の上)辺りに痛みを感じ、その後左足が痛くなり歩行困難となりました。
    腰痛は持病のようなもので、20代からあります。
    今年から、近くの整形でリハビリに通っていましたが腰痛は改善されず8月にこのようになり
    MRI診断で腰部脊椎間狭窄症と診断され9・10月は痛くて、だるくて寝れない日がありました
    現在は薬 リリカ、セルベックス、プロレナール、セレコックスを副用しており、多少改善されましたが痛みや痺れが続いています。
    そこで、質問なのですが
    ①改善しようと、ウオーキング・自転車  ジム(プールで歩行・ストレッチ)結構無理してやってますが、続けた方が良いでしょうか

    ②脊椎間狭窄症の手術で有名な病院が有り、そこで診断受けたら直ぐに手術が必要と言われ、遅れるとそれだけ悪化し回復も遅くなると言われました。
    そこは自宅から遠いので、近くの総合病院で診断受けたら直ぐに手術する必要無いと言われ迷っています
    私としては、改善したいしイライラもあるので
    手術覚悟でしたので今後に迷いが有り、アドバイス頂けたら有難く思います。
    昨年まで、ゴルフは年40回程行っていました(腰痛を気にしながら)

    • ①改善しようと、ウオーキング・自転車  ジム(プールで歩行・ストレッチ)結構無理してやってますが、続けた方が良いでしょうか?

      悪いです。痛みやしびれは先生です。先生からの中止命令です。それにそむけば基本的にからだは壊れるように作られています。スポーツトレーナーは運動で痛みをとる方法を知っている者もいますが、痛みをとりのぞく運動は特殊、かつ難しく、よほどの実績を持つ者にしか改善させることは難しいです。ましてや自分でやる運動など論外です。痛みがあると代償運動を行うために、全てが悪化するというのが基本的な考え方です。

      ②脊椎間狭窄症の手術で有名な病院が有り、そこで診断受けたら直ぐに手術が必要と言われ、遅れるとそれだけ悪化し回復も遅くなると言われました。

      これは正直、間違いです。というより、脊椎外科医がそう信じ込んでいると言ってもよいでしょう。外科医だけに通用する「希望的観測」です。それを証明するように、私は「手術しかない」といわれている人々をブロックで驚くほど回復させてきました。

       狭窄の本当の症状は痛みではなく麻痺・筋力低下です。痛みやしびれのみなら、現段階でブロックで改善可能です。

      ただし、これは手術をするなという意味ではなく、明らかに手術をしたほうがよいと思われるタイプの狭窄症もあります。ですが、手術をしたほうがよいのか、しなくてもよいのか?はまずはブロックを徹底的に行ったことにより治るか治らないか?で判断するべきものです。しかし、徹底的にブロックできる医師が極めて少なく、かつ、脊椎外科医はブロックで試すということをしないので被害者が増えるという図式があります。

      • 回答有難うございます

        プールでの歩行、自転車での走行は非常に良いと言われてたのですが中止した方が良いでしょうか、筋肉の衰えを恐れて上半身に負荷を掛けてストレッチもしてます。
        ふくらはぎはぎにも負荷を掛けてストレッチしてますが辞めた方ががいいででしょうか。正直つらいです(腰への負担は有りませんが)
        今は薬による治療で、ブロック治療がよく判りません
        担当医もそんな話がなかったものですので
        ブロック治療の説明をお願い出来ますでしょうか

        • 運動については前回述べたことが全てであり、私の言うことを信じないというのなら、誰でもいいので、あなたが好みそうな回答をする人の意見を信じてあげてください。

          ブロック治療をしらない方がおられるとは少々驚きを隠せません。このサイトではブロック治療のことについてはろいろとたくさん述べていますが、たくさんすぎて読み切れないと思います。そこでインターネット検索で、硬膜外ブロックや神経根ブロックと調べて、わかりやすく説明してあるクリニックのサイトをご覧になることをおすすめします。まあ、端的に言うと、手術を避けられるほどに強力な痛みをブロックしてしまう「手術以外の最高レベルの治療法(注射)」です。

  23. はじめまして、53才の主婦で職業はケアマネをしております。
    12月に入った頃から立ち上がるときや起床時にお尻からスネに痛みがありました。
    すぐに治りますのでヨガに行ったり、犬の散歩で走ったりしていました。
    念のため12月9日に整形外科にかかりレントゲンを撮ってもらったら腰椎4番5番のすべり症と診断されリリカ25ミリを処方されました。
    12/11より激痛に変わり、夕方落ち着いて買い物に行くことができましたが、翌日は5歩歩いてはしゃがまないとお弁当も作れなくなりました。
    バイクで出勤しましだしたがトイレにも行けない状態で昼休みに近くの鍼灸院で鍼をしてもらいましたが痛みは変わらず、火曜日に整形外科でリリカ75とボルタレンの坐薬も処方されましたが市販のロキソニンを飲んでも痛くてつらくて。
    水曜日に仕事帰りにc&aアトラス療法をわらにもすがる思いで受けました。
    少し臀部から股関節の痛みはましになったものの今度は座る痛くてたまらなくなりました。
    ついに木曜金曜日は会社に行けませんでした。
    土曜日はMRIをとり月曜日に整形外科受診の予定ですが、c&aアトラス療法で体のゆがみと筋肉の調整で痛みが治るからしばらく通うように言われて予約して帰ってきました。
    今本当に迷っています。
    娘が二人いて来年に向けて国家試験の勉強を頑張っているし、仕事も責任あるし、もとのようになれるでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • 殿部から脛にかけての痛みですと、L5の神経が根元で炎症を起こしていると推測します。MRIで原因を調べることはとても重要ですが、その前に痛みを軽減させる目的で近所のペインクリニックに行かれることをおすすめします。ブロックで症状が一挙に好転することがあります。

      • ご回答ありがとうございます。今かかっている整形外科がペインクリニックを併設しているのでブロック注射を受けてきます。
        またその後の経過でご相談することがありましたらよろしくお願いいたします。
        痛みなく動ける、仕事や家族の世話ができることがどれだけの宝かと病気で気づかされた次第です。

  24. 昨日仙骨よりブロック注射を受けてきました。特に痛みは変わらなかったです。
    MRIではやはり4番5番のすべり症が圧迫してるでしょう、とのことでした。あとヘルニアと3番くらいの椎間板が狭くなっています。と言われて程度とあてとしてはそんなに重くないので保存療法で自然に治るのを期待しましようと言われました、診察の時右足を見てもらっていたら、足首があがりにくく、指も先生と力比べしても力が入らず麻痺があると言われました。
    並行して受けているc&aアトラス療法と言うカイロプラクティックの先生は麻痺は回復すると治るから心配いらない、手術はしない方向で考えていいとのことでした。
    ブロック注射も一回効かなかったからと言ってあきらめるのは早いですか?まだこれからの人生を考えると何が一番最善なのか考えれば考えていくとつらいです。アドバイスいただきたく書いてしまいました。よろしくお願いいたします。

    • 麻痺がある場合でも、その麻痺が急激に進行しているものでないのなら、まずはブロック治療が効果があるかないか?を見なければなりません。しかし、「ブロックが効果があるかないか?」を判断するためには、最低でもブロックの技術が秀逸である医師の治療を受けなければならないでしょう。さらに、保険内の診療では不十分なので、きっちり保険外治療レベルのブロックを受けることも必要です。保険外とは、「一度に2か所以上にブロックを同時に行う」というものです。保険では1週間に1回しかブロックが認められていませんので、そんな貧弱なブロックで「効果があるかないか?」を判断していたのでは、効果なしとなる例ばかりが増えてしまうからです。その結果「誰もが手術を勧められる」となります。

       つまり、保険でブロック治療を制限しているので、脊椎外科医の都合のいいように、患者に手術が勧められていくというのが日本の現状です。まずはベストを尽くしたブロック治療が必要です。しかし、それでも改善しない場合は私も手術を勧める場合があります。

  25. 53才主婦です。2ヶ月前ほどから、肛門の違和感で診察してもらいましたが異常無く、MRIでは脊柱管の狭小は無く椎間板の変性と軽度の膨張はあるが、明らかなヘルニアの所見は無し。脊髄異常無しと有りました。しかし、馬尾症状(残便感、サドル症状があり、腰痛、坐骨神経痛)もあります。
    馬尾症状はすぐに手術しないといけないと書かれていることが多いですが、どうすれば良いでしょうか?主治医はリリカんを勧めて様子を見てみようとおっしゃいますが。

    • [馬尾症状はすぐに手術しない]という見解は非現実的だと思います。また、手術を行っても改善しないことも多いですので一概に医学書を信じこまないほうが賢明です。明らかな所見のない馬尾症状類似症状は、原因が今の医学では解明できていません。その原因が腰椎よりももっと上にある場合もあるからです。まずは各種ブロックを受けるべきであり、その結果で判断することがよいと思います。まずは近くでペインクリニックを探し、症状を言ってブロックしていただくのがよいと思います。

      • 早速のご返答ありがとうございました。
        あれこれ調べて不安になっていましたが、慌てず治して行こうと思いました。
        ブロック注射試してみます。ありがとうございました。

  26. 33歳、男です。若年のヘルニア、狭窄症の予後について御教唆ください。私は26歳のときにC5/6,C6/7の2箇所に左側のヘルニアがあり、30歳の時に(過度のランニング)L5/S1の左側ヘルニアと、診断されました。MRIも撮影しております。両診断時期の激痛を早く取りたく手術をお願いしましたが、痛みに耐え抜けば楽になるからと複数の医師に言われ、数十回のブロックを行い頚椎、腰椎ともに日常生活、仕事はできるまでに、回復しています。現在の症状は
    *頚椎は2回/年程の激痛2wくらいと強い咳払い時に両上肢に電気が走る、頸部伸展時に左三角筋部に放散痛
    *腰部は時折左脛外側に痛み、臀部痛がある、です。
    腰部については半年程前から静的立位時に徐々に腰が痛くなってきて座ると軽減する状態で、ゆっくり歩くと痛く、早く歩くと気にならなくなります。
    この私の脊椎関連は今後どう進んでいくのか、また現状維持していけるかが不安です。御教唆ください。また、腰部の半年前からの症状は狭窄症でもあるのか、ヘルニアの症状なのかわかる範囲でお考えを聞かせてください。
    ちなみにペインクリニックへは症状が悪化するたびに行っております。

    • 脊髄が緊張している症状と思われます。脊髄の緊張は「脊髄脊椎不適合症候群」と私が名付けています。このサイト内に詳細があります。治療もさることながら、きちんと治したいのであれば、ブロックではなく、脊椎の形態を治療することです。CBPカイロプラクティクで何年もかけて背骨の軸を改善していくことをおすすめします。しかしながらCBPカイロといえども、彼らはレントゲンを撮影することができません。近くの整形外科医にレントゲンを依頼したところで、彼らは立位で撮影してくれませんので正確なデータが得られません。それどころか撮影を拒否されます。

       よって、レントゲンを撮影しながら本格的に背骨の矯正ができるのは、私の診療所だけなのです。とても残念なことです。まあ、ここで私の診療所の宣伝をするつもりではなかったのですが、カイロプラクティックの現状は、日本では「悲惨」ですので本格的な治療は難しいということです。

       まとめますと、あなたの症状はヘルニアが関与している確率は低いと思います。脊髄や神経根の緊張によるものだと思います。

      • 早速のご返信ありがとうございます。
        脊髄の緊張ですか、考えもしませんでした。新た見地です。
        今後の予後はいかがなものでしょうか?

        • 60歳を過ぎたころより、徐々に身長が縮まりますので、それにつれて緊張も緩和されていくと思います。それまでは苦労すると思います。

  27. 20の時に第四腰椎破裂骨折をして3回目の脊椎後弯症6年前に脊椎インストメーションの手術やり直しをしました。手術後右足の膝にマヒが残ってます。普段の生活はできますがこご2~3年で左足のみつってしまうことが多くなりここ2~3日で腰が激痛で痛いのですが、どうなんでしょうか?

    • 腰に激痛が走る理由はおそらく、1、骨や関節破壊 2、神経根の炎症 3、その混合 であると推測します。対処法としては 1、手術箇所から少し離れたところからの硬膜外ブロック、2、神経根ブロック がよいでしょう。しかし、そのどちらも整形外科医には腰が重い治療となりますのでほとんど拒否されてしまいます。これらを嫌がらずにやってくれるのはペインクリニックの医師たちです。よってペインクリニックに行く事をお勧めします。骨や関節の破壊が原因の場合はブロックもほとんど効きませんが、数ヶ月以内に痛みはおさまってくるものです。

  28. 有り難うございます。左足のつりも腰からの影響と言われました。今足のつりを軽減する為に漢方薬を処方されてます。
    手術後今だに神経の痛みもたまにあります。主治医からはあまりにもつりがひどいなら再手術と言われたのですが、手術はしたくありません。6年前の手術の時にかなり神経も骨もいじってるので正直恐いです。今は腰椎2.3.4.5とボルトで固定してます.

    • 前回アドバイスしましたが、今回の質問はそのアドバイスでは納得いかないという意味でしょうか? それとも遠方からでも私の治療を受けに来たいといういみでしょうか?

  29. 72歳の男性です。里山歩きが趣味でよく出歩いてましたが、
    半年前に腰痛が出まして総合病院3ヶ所でMRI.レントゲン撮影しましたがいずれのドクターも脊柱官狭窄症状を認めましたが加齢による程度の症状で様子見の診断、リリカ、のみの投薬治療です。痛みの改善がないため3か月前から市内の脊椎専門医でリハビリしてます。ここでもMRI.レントゲン撮影しましたがこのレベルならリハビリ体操で治る!との診断で週3回リハビリに励んでます。ひどいときは10分も歩けなかったのが2ヶ月のリハビリで1時間歩けるようになりました。(痛みを我慢しながら)しかし半月前からまた痛みがひどくなり先日の診察でこのまま改善がなければ手術も頭に入れておく様に言われました。回りのリハビリ仲間はこの病院や他の病院で手術した人ばかりでみなさん術後良くなったという人がいなくて(リハビリしてるので当然)手術に不安です。今日も痛みをこらえながら1時か休みなしで7000歩歩きました。痛いのは当たり前と頭を切り替えて歩けば結構歩けます。この様な症状ですが今後の治療法についてどうかご教唆よろしくお願いいたします。

    • あなたの質問は「痛いのを無視して歩いて動けるようにする、またはおとなしくして症状を改善さえるがその分体力が落ちる、のどちらを選ぶか?」のお悩み相談です。みなさんは真実を見抜く目をおそらく養ってこなかったと思います。自分で真実を見抜けないので、雑誌やテレビがいうことを真に受けて(特にNHKのテレビ番組)、痛いのを我慢して歩き回っているのです。歩き回って元気になる人と、歩き回って体を壊し寝たきりになる方と、どのくらいの割合で存在するのか? その真実を自分の目で確認するしかありません。真実をみてください。

       この言葉以外に私がアドバイスすることはありません。この手の話はあなたがたのようにテレビで先入観を植え付けられている場合、私が何を言おうと、信じるわけがないからです。そして、私の元には「歩き回って体を壊した方」ばかりが来院されます。そうした現実を見ているので、テレビ番組で堂々と「歩けば治る」と断言している名のあるお医者様たちを、私は軽蔑しています。

       テレビに出る先生方を信じるのは自由です。ですが、それで全員が治るなら、私がこんなサイトを立ち上げなくてもよいわけです。

  30. ご教示ありがとうございます。
    私は先日専門医からもう一ヶ月様子を見て改善しなければ手術も頭に入れておく様に言われましたので不安となりネット検索してこちらの
    「やってはいけない脊柱官狭窄症手術」
    を拝見し藁おもつかむ思いで情報が欲しくて昨日の様なコメントを致しました。現在の症状は痛みはありますがなんとか一時間は歩き通せます。今日もリハビリに行く前一時間少し速足で歩き通しました。だいぶ痛みはありますが途中休むほどではなかったのです。
    でもこの痛みが改善されずにいまのリハビリの保存治療を選択するか、手術して痛みから解放されるのでしたら手術したいので先生のご所見を御伺いしたいのです。
    先生の言われるこの病気の真実は何処に行けば知ることが出来るのか素人の私には分かりませんので何か情報を願えませんでしょうか?
    またこれからお薦めのブロックをしてみたいと思いますが何か注意点かアドバイスを頂けますればありがたいのです。どうかよろしくお願い致します。

    • この病気の真実は椎間孔狭窄であることが多いです。どこに行けばわかるか? は、私にもわかりません。診断力のある医師はなかなかいませんので。手術は「もっともせっかちな人が行うもの」であり、まずはブロックから行うべきであることを何度も申し上げております。注意点は「腕のよい医者」にかかることです。ペイン科の医者は平均してそこそこ腕がよい。という情報しか与えようがありません。

  31. ありがとうございます。私の知人や趣味仲間ネット検索してクチコミのペインクリニックを探して何件か試行錯誤してブロック注射してみます。
    15,6年前右肩痛疼痛で先生のおっしゃる保険外ペイン注射を初めてしましたその時一度に4ヶ所注射して3回してなおりました体験があります。そのクリニックは現在なくなっており代わりに大学病院でこの度一度麻酔しましたが30分も経たず痛みが出てその話をdoctorにすると???でポツリと痛みは違うとこかなー?の言葉が聞こえました。このような経過がありその後はクリニックに行かなくて現在の脊椎専門医で診てもらっております。

  32. 去年の12月に脊柱管椎弓切除術という手術を父が受けました。
    術後2週間で退院しましたが、そこから病状が一気に悪化し、排尿障害と冷え性がで始めました。
    現在、陰部が常にビリビリするとのことで、四六時中もがき苦しんでいます。
    泌尿科でも検査しましたが、原因はよく分かりません。
    ルネスタやデパス、リリカ、漢方を飲んでも目が覚め、何度もトイレに行きますが、尿が出ずイライラしています。
    父は「手術の失敗だ、あの医師を呪ってやる、◯してやる」と毎日のように恨みつらみを叫び、うつ病のような状態で、家族も精神的に参っています。
    手術を担当した医師から再度MRIをとり、説明を受けましたが、担当医師は神経圧迫しているイボを取り除いただけで、硬膜に覆われている脊髄神経には一切さわっていないので、手術失敗はありえない。
    MRIにも異常はないといいます。
    医師は梨状筋症候群だと言い始めました。
    父は毎日のように、「あいつは嘘をついている」などと、言います。
    私は心因性の排尿障害ではないかと思っています。
    今は父に散歩やリハをすすめています。
    担当医師もさじを投げたのか、リハや運動をして経過をみましょうとしか言わず、こちらも先が見えず、どうしてよいのか分かりません。
    父は去年、満期して人生これからという時に、手術後、まるで別人のようになってしまいました。
    手術の失敗などありえるのでしょうか。
    今後どうすればよろしいでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

    •  原因は今の医学では解明できないレベルのものがきっかけとなっているでしょう。ですから医師に理由を聞いても何も答えは出ません。「嘘をついている」のではなく「何を言っても嘘になってしまう」というのが真実です。ですが、それを心因性を言ってしまうことは「あなたの父はキチガイ」と捨て去ることを意味していますので、それは気の毒だと思います。

       医師に怒りを向ける患者には「治療が裏目に出ると殺される」という恐怖心から、医師は一切積極的な治療をしなくなります。ですから、医師に怒りを向けるときは「治療を確実に放棄される」を知りつつ向けて下さい。つまり、その医師と縁を切るときにだけ怒りを向けることです。それ以外では怒りを向けて患者が幸福になることはありません。

       さて、仮に私があなたの父を治療するとして、あなたの父は不信感と怒りで私を見るかもしれません。その場合、私もあなたの父をその場で怒り、「積極的な治療をしません」と断言します。他の医師が治せない症状をこれから治療して差し上げようという医師に、不信の目を向ける事は、裏切り行為だからです。私は「最後の砦」を自負しながら、他人の人生を背負い込む医師です。ですが、患者が私を信じないのなら、そんな患者を背負い込むことはあり得ません。

       何が言いたいかというと、これから私以外の医師や治療師、霊能力者、に治療をしてもらうにしても、「医師の誰もが手をつけない症状に手を差し伸べてくれている」という感謝の気持ちがないのなら治療する者が存在しなくなります。という当たり前のことを述べています。今、あなたの父は狂犬です。治療しようと手をだせば、誰かれかまわずその手をかむでしょう。

       私もその被害者になる可能性があります。が、おあなたの父を説得できるなら、私のところに一度来院することです。

  33. 74歳の海外移住女性です2015年9月に脊椎狭窄症の手術を受け3箇所チタンを埋め込んでいます。一時期は痛みも和らぎマウントクックのハイキングもできました。昨年10月頃から再び右足の指先から臀部にかけて電気が走るような痛みが出てきました。以前に手術を受けた医者に診てもらいMRIを撮りました手術を受けたすぐ上が真っ黒になり脊髄が流れていないと言われました
    再び手術ををしなければなりませんがこんなに早く狭窄症が出るのは稀だそうですが、原因は何なのか知りたいです。40年近く高血圧と甲状腺低下のホルモン剤を使用していますこのような薬の影響は如何なものでしょうかお手数ですが教えて頂けますか?

    • 固定自体が原因になりますが、1年半で症状が出る理由は、背骨のアライメントの悪さだと思います。アライメントとは反りや傾き、捻りやずれのことです。高血圧や甲状腺など内科的なものは無関係と思われます。ただ、癌の転移などがあれば、急速に悪化することもあるとは思われますが・・・基本的には、固定した後は、脊椎に負担をかけないようにおとなしく生きていかなければならないのですが、それを指導する医師はいません。なぜなら、それは自分たちの手術技術の短所をさらけ出す事となるからです。再度固定術を行っても、脊椎を大事にしてご自愛ください。

  34. はじめまして、40になる男です。
    今月の2日にヘルニアと狭窄症のと手術を固定術で受けました。
    術前はじめまし右の臀部から足の外側の側面を通り、足の甲、つま先まで痺れがありました。
    手術を受け、現在術前の痺れは取れたのですが、両足の膝からくるぶしまでの間に痺れがでています。特に内側は感覚がかなり鈍いです。
    後、立ち上がれない状態で、立ったとしても痺れのせいで膝が折れてしまいます。
    自分としては、膝下の痺れが取れたら立てると思ってしまいます。
    この痺れはとtrないものでしょうか。。

    • 術前に症状があったのはL5のエリアであり、L5の神経根症だったと思われます。それが手術によって軽減し、しかしながら、その手術のせいで両足のL4の神経根症状が新たに発症したと思われます。固定をするとその固定箇所の上部に強いストレスがかかるようになるからだと推測されます。これを治癒させるためには、さらに固定箇所を上方に延長する手術を別途受けなければなりません。恐らく、今の症状が軽快しても、将来的にそうなる確率が高いと思われます。つまり、いずれは再手術に至る可能性があります。それを防ぐには、姿勢を注意し、これまでのようには腰を使うことをやめ、できる限り腰をかばった生活をしていく必要があります。生活レベルは低下しますが、再手術を避けるためにはそれがもっともよい方法です。こういう話は、主治医は患者に絶対に話しませんので、自分で気をつけていくしかないでしょう。

       しびれを改善させるにはおそらく猫背の姿勢をとることでしょうか? あくまで推測です。神経根ブロックなども効果があるものですが、術後の神経根ブロックを的確に行える技術を持った医師は、なかなかいないと思います。まあ、最後に困ったら相談して下さい。

  35. 地方在住の66歳の男性です。
     数年前にゴルフ中に急に歩けないほど腰が痛くなり、整形外科を受診したところMRI検査で腰部脊柱管狭窄症すべり症と診断されました。
     そこで地元のペインクリニックで硬膜外ブロックとレントゲンでの神経根注射を受けましたが、効果はありませんでした。
     整形外科医からは固定術を薦めるられていますが、手術は最終手段として
    これまで保存療法(カイロ、鍼灸、運動療法等々)をあれこれ試してきましたが、これも効果もなく今日に至っております。
     現在は間欠性跛行で約10分歩くのがやっとの状態です。
    どうかよろしくお願いします。

    • おそらく椎間孔狭窄タイプの脊柱管狭窄症と思われます。残念ながら、このタイプの狭窄症は手術以外では治り難いのです。しかし、手術をまともにできる医師はほとんどいません。手術自体が難しいからです。しかしながら(信じないとは思いますが)、どんな症状も、人間の神経は、「慣らせば慣れる」のです。時間をかけてゆっくりと現在の環境に神経根を適応させていけば改善します(信じないと思いますが)。慣らすためには「歩かない」ことが重要であり、このことを何度言っても患者は私を信じませんので、アドバイスを守る人はまずいません。だから何度も何度も「信じないとは思いますが」というセリフを繰り返しています。

       言っても無駄な人にアドバイスすることは「極めて無駄」なことですから、もうこの辺でやめておきます。「歩かなければ体力が落ちる」と反論すると思いますが、その手の反論は想定内であり、それでもやはり「歩かない」ことをお勧めしております。解説するのも面倒です。最後には好きにしてください。としかいいようがありません。なんとかごまかしながらうまくつきあうことです。そのうち神経根が慣れてきます。

      •  早速の回答ありがとうございました。
         意見として、まず除圧手術のみを施して、将来さらに症状が悪化したら固定術を選択してはという整形外科の先生もおられて迷っておりました。
         実生活ではアドバイスいただいたように神経に負担をかけないように心掛けたいと思います。
         現在、毎朝腹筋運動、背筋運動と腹凹み運動(インナーマッスル)をやっておりますが、これもマイナス効果でしょうか?
         最後に私のようなケースでは「ブロック注射」は施しても軽快する可能性は低いでしょうか? 

        • 基本的に痛みが来ない運動は全てOK,痛みが来る運動はすべてNGです(信じないとは思いますが・・・)。テレビや雑誌では「何でもかんでも歩いて動けば治る」と、言い張っている偉い先生方がクローズアップされていますので、私の意見は信じてもらえないことを知っていますので。

           また、除圧術で治る確率は低いので、その低確率に挑戦するのは自由です。低確率とは、改善することもありえるという意味ですから挑戦してはいけないことではありません。どのくらいの低確率か?は判明しません。除圧がダメなら・・・と担当医が言っている時点で、除圧がダメな確率が低くないということの動かぬ証拠となっています。

  36. ご丁寧に回答をいただき、ありがとうございました。
    先生のアドバイスに従った生活習慣を心がけて、また「保存療法」の長い旅を続けようと思います。ありがとうございました。

    • 保存療法の長い旅は自分で治療法を編み出す旅です。つまりあなたが自分の体の主治医になるということを意味します。人の意見を参考するのではなく、自分で寝具を考え直し、姿勢を考え直し、ストレッチや運動方法を編み出す旅です。それは非常に面倒な旅であり精神力を必要とします。その精神力を最後まで失わないことが成功の秘訣です。

  37.  ご多忙のところ恐れ入ります。53歳、女性。腰椎すべり症による脊柱管狭窄症の診断で、7年前にⅬ3/4/5の腰椎椎体間固定術を受けました。先天的に脊柱管が狭く、頸椎にも狭窄があります。
     術前は腰痛、間歇跛行が著しく「もう、これ以上神経根ブロックはできない。」と担当脊椎専門医に言われ、固定術を決断しました。術後の経過は良好で両側の足底しびれ感が残ったのみで、腰痛、両下肢痛もなくなりました。
     術後3年目位から、冬になると起床時の両そけい部のこわばり感や左大腿前面のしびれ感、ビリっとくる痛みがありましたが、暖かくなると消えていたので冷やさないように過ごしていました。
     昨年11月~左股関節と大腿部神経痛があり、近医整形外科を受診して内服治療を継続していますが、症状が悪化して間歇跛行(左大腿絞扼痛)が5分~15分で出ます。
     2月に手術をした病院で、MRIを撮ったところ「L2/3部の脊柱管が狭窄しており、少しすべりもある。」と言われました。Ⅼ2/3隣接椎体障害の診断でした。
     現在、リリカ100mg/日、サインバルタ30mg、ロキソニン60mg×3/日で経過を見て、症状が改善しなければ手術も視野にと言われています。
     仕事で歩くので、杖を使っていますが痛くて辛いです。立位10分で、左大腿のしびれ感が出ます。右臀部痛もでてきました。
    歩き過ぎた事や体重管理ができなくて、自業自得とは思いますが
    再手術は避けたいと思っています。
     先生の治療を受けさせて頂くことは可能でしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。
     

    • 腰部硬膜外ブロックは、一般的には「腰椎固定術」後に行う医師はいません。それを行うのは私か、一部のペインクリニックの医師のみです。それは術後のブロックでは予期せぬ事故が出現する可能性が普通の人より高いためです。そのリスクを「安いブロックの値段」で引き受けようとする医師がいないからです。リスクを嫌うのは患者よりも医師のほうなのです。

       さて、私のプランではまずL1/2からの硬膜外ブロック。それで効果が低い時は神経根ブロック(L3か4)というところです。

  38. この2年ほど、右の尻と下肢の脊柱管狭窄症の痛みで悩んでいます(MRIではL4,L5あたり)。60歳男です。間欠性跛行が出たりして、徐々に悪化しているような気がしています。3ヶ月ほど前からペインに通い始めました。このブログのことを最近知り、大変参考にさせていただいております。他に持病もあり、先生の仰有るように「根性を持って」保存療法に取り組みたいと思っています。
    そこで教えていただきたいのですが
    ・先生は一般的にリリカとブロックではどちらを先に選択されますか
    ・就寝中や坐っていても痛いことがあり、もしかすると椎間孔狭窄があるのかもしれませんが、その場合にはどちらがより効果がありますか
    ・また、コルセットをした方がよいのでしょうか

    • 私は経口薬を一切使用しません。ですからリリカは用いず、ブロック一本です。椎間孔狭窄はおそらくあると思いますが、かなりひどい狭窄でも神経根ブロックで対応できることがほとんどです。ただし、それは受ける方よりも、実施する方(医師)に根性がいります。コルセットは最後の最後の手段にとっておいた方がよいと思います。道具に頼るようになったらおしまいです。

      • お忙しいところをお返事を頂きどうもありがとうございます。
        仰有る「医師に根性」が必要というのは、そこそこの技術があっても(該当する神経根に)当たるまで繰り返し何度もトライアルが必要ということでしょうか。
        再度の質問で申し訳ありません。この1点だけご説明いただけいますと幸甚です。

        • 医師は各自に公式を持っています。この症状にはこの治療という公式があり、その公式どおりに治療して、患者が治らなかった場合に絶望の淵に立たされます。絶望の淵から動き出すためには、根性がいります。それはエビデンスのない、訴訟リスクのある、そして難易度が高く、精神疲労が高まるエリアへと踏み出す根性です。「当たるまで何度もトライアルが必要」というほど私たちの治療技術は低くありません。当たっても治らなかったときに次に何をするのか?を考え出すことに根性が必要なのです。ところが、考え出したとしても、その治療は必ず高価なものとなります。その理由は保険で治らないことがすでに確定しているからです。考え出すもの全てが保険外診療となります。しかし、そのことを患者に説明すると「儲け主義のぼったくり医者」と誤解を受けます。誤解を受けても、自分が悪者になっても、その治療を施すのにはプライドが極めて傷つきます。がんばっている 医師が、儲け主義のぼったくり医者という汚名をきせられながら治療をする根性が、多くの医師にあると思いますか?

           しかも、一度でなおるのであれば、汚名を着せられる覚悟がありますが、長期かかることが初めからわかっている場合、汚名はきついです。患者は長期になればなるほどイライラし、がんばっている医師に不信感を向けます。根性とは、長期間医師のプライドが傷つけられ続ける(不信感を持たれる)ことも想定し、そこに踏み込む根性のことです。誰にもできません。だから私しかそういうことをやっていないのです。プライドが傷つくことはおそらく何よりも耐え難いことだと思います。

  39. 始めまして。田舎の義理の父親84歳ですが、腰部脊柱狭窄症で麻痺が出ています。歩行していると突然力が無くなり座り込んでしまいます。痛みは無いそうです。先日、総合病院にてMRI検査をしましたが、年齢もあり手術はしない方がよい(麻酔によるボケ発症など)との事で帰されてしまいました。手術しないでこれからの治療対策など何も告げられないまま帰宅したようで、これからどうするかネットなどで調べているところ、こちらを見つけ相談させて頂いております。何かよい対策などあれば教えて頂きたく思います。

    • そういう症状を間欠性跛行というのですが、現在の医学ではどうにもできないというのが正直なところです。どうにもできないという無理を通して道理をひっこめる方法がないわけでもありませんが、それは普通の医師には無理な話です。

       方法の一つは徹底的に根気よく頻回に硬膜外ブロック、神経根ブロックなどを行うというものですが、高齢者へのブロックは変形が激しいために極めて難しいのです。その難しさを越えて毎回きちっと適所にブロックをできる腕を持つ医師はなかなかいません。ですから、適所にいれることができなくてもよいからブロックを行ってもらうというような気長なおおらかな、ゆるい気持ちで医師に治療してもらうしかありません。が、そうした厄介事に首を突っ込む医師を探すことは、砂浜に落ちているコンタクトレンズを探すようなものなのです。

       探せばみつかる可能性はゼロではありませんのでがんばってみることをお勧めします。

      • 早速のご回答有難うございました。。
        先生の言われたようにちょっと探してみます。。
        有難うございました。

  40. 何度も恐縮です。以前、ご教示いただいたRiceCakeと申します。実は昨日、先生もよくご存知のK病院(東京千代田区)で診察をうけたところ、腰椎分離すべり症(による神経の圧迫)が2年前からの右下肢の痛み(痺れ)の原因であり、保存療法がうまくいかないのなら痛み(痺れ)根治のためには、固定術(手術)を受けざるを得ないという診断をいただきました。最近では低侵襲の術式(MIS-TLIFなど)もあるようですが、術後の短期の行動の制約、長期の成績など固定術には不安もあります。かといって、現時点では投薬、ブロックとも保存療法は良い効果が得られていません。
     65歳の定年まであと6年、何とか手術を受けずに済ませるという小生の理想は無理な高望みなのでしょうか。お時間のあるときにアドバイスをいただけますとありがたく存じます。どうかよろしくお願い申し上げます。

    • 私は最近、腰椎の手術回避のための治療を積極的に行っています。その一つが、神経根ブロック・腰部硬膜外ブロック・仙骨硬膜外ブロックを3つ同時に行うというものです。ただし、自費中心となります。保険側は3か所同時治療などというお金のかかることを認めていないからです。ご興味あれば来院ください。

      • 先生。ご多用の所を、ご配慮をいただきどうもありがとうございます。これまでは神経根、仙骨硬膜外とも3,4日で効果が薄れてしまう状況でしたので、できうるかぎり、有効期間が長くなればと思っております。現在、地方に単身赴任中ですので、時間がとれたところで、ご連絡をさしあげます。どうかよろしくお願いします。

  41. 私は、76歳、男です。2年前に脊柱官狭窄症の手術をうけました。胸椎3と腰椎4、計7脊椎の椎弓両側を切除除圧です。その後、約2年間両下肢、特に脛骨筋、緋骨筋、足先の痛みとしびれが続き、歩行不能の状況で、医師からは、レントゲン映像に以上は無く、MRIでも神経が少し形状的に戻っているので、これ以上できることはありません、と言われました。薬は、SSRI,SNRI,リリカ、プロレナール、など、整形外科で出せるものは全てテストしましたが、どれも副作用ばかりが強く出て、いまは、漢方薬を試みています。毎日、いろいろな話をインターネットで読み、異常なのかどうか、皆様のやり取りの中から、自分なりの改善策を試みようとしています。今回、初めてこのサイトでコメントというか、相談と言うか、書いてみました。以上

    • おそらく脊柱管狭窄が主病変ではなく、椎間孔狭窄が主病変と推測します。よって症状が改善しないのではないでしょうか。神経根ブロックや硬膜外ブロックを行うことで改善の可能性がありますので、一度私のところへ来院することをお勧めします。

  42. 初めまして。私の父(82歳)は、脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの併発により腰の痛みに耐えれず、7月15日に脊柱管狭窄症の手術を行いました。ところが、術後耐えれないような痛みが続き下半身の感覚がない状況が続きました。患部に血が溜まっているとのことで再手術で血液を取り除いたそうです。その後、現在に至り、尿意がなく3~4時間置きにくだを尿道に突っ込んで尿を採っています。それが痛みがあり苦痛らしいです。私は、実家から出ていて直接主治医とも話をしていません。術後、神経に問題が生じているのではないのでしょうか。見舞いの度に本人が痛みを訴えかわいそうでなりません。この場合、尿は死ぬまで自分で3~4時間置きに自分で取らなければなりませんか。治る方法はありませんか。どうぞよろしくお願い致します。

    • 治る方法はありますが、治る保証はありません。仙骨硬膜外ブロック注射を丁寧に行い、馬尾神経への血流を増加させてあげる方法が唯一の可能性です。それ以外の方法はほぼないと思います。
       
       ただし、術後の馬尾症候群を「治してやる」などと考える常軌を逸脱した考えを持つ医師は、おそらくあなたの周囲にはいないでしょうから、私以外の医者に頼ることは難しいと思います。しかし入院中ですから私にはどうすることもできません。残された方法は退院してから相談することです。

  43. 60代男性、40代のころ「間歇性はこう」のような症状があったため椎間板ヘルニアの手術を受けるつもり検査入院しました。

    MRI、CT撮影、血管検査受けるも椎間板ヘルニアは、あるものの「はこう」の原因とは断定できず、様子見となりました。

    その後、職場が変わり、症状がほとんど出なくなったことから、前職のストレスが原因かと思われ、多少の腰痛、不快感はあるものの放置しておりました。両足に軽い麻痺、しびれはありました。

    昨年、夏ごろから、「はこう」の症状(下半身の麻痺、しびれで歩けなくなる)が時々出始め、今年の3月、ぎっくり腰でM医療センターに診察に行ったところ、L4部位ですべり症、腰部脊柱管狭窄症と診断され、手術を勧められました。

    若い先生で、場合によっては、すべりの部分には固定術も必要と言われ、あまりに簡単に手術を勧めること、功を急いでいる様子が伺えたこと、で、セカンドオピニオンを受けることにしました。

    横浜の病院では、やはり手術を勧められました。
    一度は、手術を考え、それでは自宅に近いほうが良いかと、M医療センターに決め、検査入院いたしました。

    検査入院中に、食堂などで術後の患者に聞きまわりました。

    同年代の患者があまりに多いことと、術後の入院期間の延長(当初二週間の入院で退院可能と言われて手術したが、すでに2か月滞在しているとか)があまりに多いことに驚きました。

    そうこうしているとき、関西の66歳の芸人さんが、脊柱管狭窄症の手術を成功させ、2か月の入院後、元気に退院した様子をテレビで拝見しましたが、数日後、再入院し、合併症を引き起こし、再手術をしたというニュースを耳にしました。その後、一切その芸人さんの病状の報道はありません。

    このような状況で、私も手術を受けないことを決心しました。

    現在、コルセットで締め上げ、なんとか通勤しています。
    坐骨神経痛の痛みは、何とか我慢できるのですが、例の「はこう」 …立っているとき、歩行中も、10分から20分で出現し、肛門部の灼熱感の後、足の感覚が全くなくなるので、人目もはばからず、しゃがみ込むようにしています。
    最初はそれができずに、トイレに駆け込んだり、人目の避けられるところを必死に探しておりました。

    手術をしない生活を決めましたが、長く仕事を続けていくためにも …年金生活者になるには、まだ13年も先になりそうですので …少しでも楽になる方法がございましたら、ご指導賜りたいです。
    よろしくお願いいたします。

    • 手術をしない道を選ぶことは「手術をする道」よりも治療に根気が必要なことが多く、せっかちな人にはまず不可能です。長く仕事を続けていたいということを目標に掲げるのであれば、せっかちさに輪をかけて無理難題になりますので、治療法を説明したところでご理解いただけないと思います。
       それでもどうしても、教えを乞いたいということであれば、まずこちらをお読みになることをお勧めします。

       体を壊すのは己であり、その責任を手術で逃れようとするとリスクに飛び込むというペナルティが用意されているというのが世の常です。生きていくうえでの健康の常識がありまして、その常識が理解できる方にはさらなる治療法をご案内さしあげております。理解できない方にご案内することは、あなたのプライドを傷つけることになるため、道義的にそういうことは避けたいと考えております。

  44. お世話になります。
    先だって50歳の義弟が脊柱管狭窄症で首の手術をしたところ、右腕が動かなくなった為、再手術を1週間前に行いましたが、現在首から下が全く動かなくなり、毎日恐怖と後悔とで泣き続け精神的にも限界です。
    医師は徐々に良くなる様な話しですが、心配ですし可哀そうで見ていられません。
    身体を触られる間隔はあるとの事で、今後、主治医の言う様に感覚が戻り以前の様に生活出来る様になるのでしょうか?なるのであればどの位の歳月が掛るのでしょうか?
    または考えたくありませんが、医療ミスと言う事は有り得ないでしょうか?
    家族一同、どの様にして行けば良いか分かりません。
    何か良いアドバイスがを頂きたく、宜しくお願い致します。

    • お話を伺う限り、極めて重大な医療事故であると思います。言葉も見当たらないほどお気の毒なことです。脊髄損傷か、前脊髄動脈の血栓による脊髄梗塞かもしれません。医師の過失を問うことは難しいとは思いますが、事故ですのでしっかり訴えて、病院側が加入している保険会社から補償していただくことは最低限なされたほうが、患者様のためであると思います。回復の見込みはないとは言えませんが、確率は極めて低いと思います。西洋医学だけにたよらず、鍼灸や気功など、オカルト的なものも含めていろいろとしてさしあげることが患者様の精神的な不安を軽くさせてあげると思います。

      • 回復の見込みが極めて低い・・。地獄に落ちる様な言葉です。
        何か手は無いのでしょうか?
        殺してくれと泣きながら頼まれたら、そうしてあげた方が良いのか・・。
        毎日病院のベットで天井を見ながら音の入りの悪いラジオが流れているだけで、想像を絶する恐怖だと思います。
        オカルト的なこととは新興宗教的な事でしょうか?
        家族や周囲、お店、何もかも壊滅です。
        すいません。愚痴や弱音を吐く場所ではないですね。
        このコメントを読んで、今後1人でも同じ目に合わない様に注意して頂きたいと心から思います。
        有難うございました。
        因みに病院は横浜市の○○○病院です。皆様気を付けて。

        • もうすでに私がカウンセリングできる範囲を超えています。ただ、希望を持つとすれば、「沈んでいく船にその希望を託してはならない」ということだけ述べておきます。沈んでいく船とは現在の病院で行っている治療です。船はとても立派であり、船長も権威があって名が通っていたとしても、それでも沈みゆく船なのです。そこにかたくなに希望を託すと、すべてが海の藻屑となります。私にはこれしか言えません。オカルト世界の巧みな治療は実在しますが、私にそれを述べる権利はありません。ここから先はこころの在り方の世界となるからです。信じない者は救えない世界です。そして科学者である私にその世界の話をする権利はありません。自分で気づいていく以外に方法はありません。周囲も含めて試練であり、それを乗り越えることが周囲の人間やあなた自身の心の成長を促すでしょう。心が成長すれば、災い転じて福となるものです。陰ながら応援しています。

  45. 初めまして40歳女性です
    3年前に腰椎椎間板ヘルニアと言われ、薬や湿布、コルセットをしながら仕事をしていました。
    その後すべり症になり、ほかの病院でもう一度見てもらい
    その症状から脊椎管狭窄症と言われ、椎間々節膿疱もあるとも言われました。
    腰の痛みと臀部から太ももの裏の痛み、足のしびれがあり、持続歩行が少しつらく一度ブロック注射をし
    腰の痛みは、安静時軽くなりました。
    でも、痺れや臀部から太ももの裏の痛みは少ししか変わらず、内視鏡下椎弓切除手術を受けることにしたのですが、とても不安でこれで良かったのか今でも悩んでいます。
    何かアドバイス宜しくお願い致します。

    • 担当医に質問してみてください「私の症状はS1の神経根症状だと思いますが、脊柱管の狭窄が原因でS1の症状が出るのなら、どうしてL5の症状は出ないのですか? S234の症状である膀胱直腸障害が出ていないのですか? 脊柱管狭窄でS1だけが圧迫されるということが物理的に可能ですか?」と。これが説明できないのであれば、椎弓を切除しても現在のS1の症状が治る保証はないということになります。まずは正直に質問してみてはいかがでしょうか? その説明の如何で手術をお決めになった方がよろしいかと思います。L5の症状は大腿外側の痛み(しびれ)になります。

  46. 7月に腰部脊柱管狭窄症状、すべり症により手術をしました。
    その際に硬膜裂傷があったとのことでした。
    術後24日で退院。退院後2週間位は痛みもあまりなく過ごせてたのですがその後から太股、ふくらはぎと痛みだし診察に行き、レントゲン、問診、触診と色々診て貰いましたが、徐々に回復するだろうから安静にしつつ今現在に至りますが最近では両腰骨辺りも痛みだし、次回MRIを撮ることに。
    もしそれでも異常がない場合考えられる痛みの原因は何なのかと不安な日々を送ってます、

    • 腰骨あたりの痛みはおそらく第4神経根エリアの痛みであり、L4の神経根が圧迫を受けている可能性があると思われます。明らかな原因は不明ですが、手術により椎間の安定性が低下し、その影響でL4の椎間孔の大きさが不安定になり神経根を圧迫するようになったのかもしれません。おそらく次の一手は「固定しましょう」と言われると思います。固定した器具は10年も経てば、周りの骨・靭帯・軟部組織を破壊する悪者となりますので、そうした将来のことをよく考えることをおすすめします。

  47. 腰椎狭窄症で、右下肢、左下腿に痺れがあり、徐々に歩ける距離が減り、今月椎弓形成術(2箇所)を行いました。術後下肢の症状が消失していましたが、1日目に左大腿の突っ張り、立位で姿勢を正すと痛みがあり、前傾姿勢だと症状が緩和しますが、術前より歩行が困難になってしまいました。手術は腰椎の両側より除圧し、固定はしていないとのことですが、新たな症状が出現してしまった事の考えられる要因はどの様な物でしょうか?今後の治療に活かせればと思い投稿させて頂きました。宜しくお願い致します。

    • 椎弓を切除しますと椎間の動きが大きくなります。椎間の動きが大きくなると椎間孔は狭くも広くもなります。しかし、広い状態で固定することはできませんので、狭くなった時に神経根を傷めてしまい、炎症を起こし、神経根が腫れ、腫れのせいで神経根が椎間孔内で血流不足に陥り、下肢に力が入りにくくなると思われます。よって、次に担当医に言われるセリフは決まっています。「固定手術をします。」と必ず言われます。

       しかし、私が言うようなことを手術前に想定しないような外科医に手術を任せることが無謀かそうでないか?を考えなければなりません。たとえその医師が、何千例と手術を行っていたとしても、信用してよいものかどうかをよく考えなければなりません。

      • 大変参考になるご返答有難う御座いました。
        大学病院で多忙な為か、術前、術後と詳しい説明を受けれずにいました。今後、状況を詳しく聞き他院の受診も考慮に入れ前向きに治療していきたいと思います。

        •  前を向くのであれば、手術しない方法も考えたほうがよいと思います。大学病院が手術で治せない疾患を、どこのどんな医者が手術以外で治せるんだ?と考えることは非常に後ろ向きな考えになります。また、手術を考えるのであれば、大学病院は選択肢から外した方がよいでしょう。大学病院は、そこそこ腕のよい医師がいますが、極めて腕の立つ医師はほぼいません。そういう医師は教授にやっかまれますので、必ず野に下ります。また、椎間孔を広げる手術は、整形外科医はまだまだ苦手とし、脳外科医の方が優秀であることがあります。そういった情報をしっかり調べることが前向きだと思います。大学を信じてしまったツケが回っているのですから。

  48. 仰る通りだと思います。以前も他院で断られ、同病院で頚椎の手術をしており、今回も整形外科ではなく、脳外科医による手術を受けています。MRIで再検し、まずは今後の方針を前述で教わったことを念頭に置き聞いてきたいと思っています。杖か歩行器か、先は見えておりませんが、現状維持も考えなければなりませんね。
    はっきりと伝えて頂き、感謝しております。
    有難う御座いました!

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